『ハード・コア』山下敦弘監督作品
■スタッフ:/監督 山下敦弘 /原作 狩撫麻礼 いましろたかし /脚本 向井康介 /プロデューサー 二木大介 根岸洋之 山田孝之 /ラインプロデューサー 原田耕治 /撮影 高木風太 /美術 安宅紀史 /照明 秋山恵二郎 /録音 竹内久史 /編集 佐藤崇 /特殊造形 百武朋 /スタイリスト 伊賀大介 /音楽プロデューサー 齋見泰正 /音楽 Ovall /エンディングテーマ Ovall feat. Gotch
■キャスト:山田孝之(権藤右近) 佐藤健(権藤左近) 荒川良々(牛山) 石橋けい(水沼多恵子) 首くくり栲象(金城銀次郎) 康すおん(水沼) 藤原季節 松たか子(バーの女)
■作品データ:/製作年 2018年 /製作国 日本 /配給 KADOKAWA /上映時間 124分 /映倫区分 R15+
→『(前略)ずば抜けた実力と独特の存在感で人気を博す山田は、原作を愛読していたという。主演を務めるほか2度目となる映画プロデュースを手がけ、今作に魂を注ぎ込む。「全くどうしようもなく不器用な男の生き様を見ていると、イライラしてくる。でも嫌いになれない。この男の不器用さは自分に足りない部分なのでは? とすら思えてくる。そして男たちの結末に、僕は泣いた。それはきっと、曲がった世界を真っ直ぐ生きる男の姿、そこに間違いなく憧れがあるからだろう」と実感のこもったコメントを寄せた。
さらに共演の佐藤は「山田孝之ファンとしては、山田孝之との兄弟役と聞き2秒で出演を決めました」と振り返り、「素敵な共演者の方々、原作、そして山下監督とご一緒できるとのことで、棚からぼた餅的な気持ちです」と歓喜。荒川も原作を「生きてくうえでのバイブル」と表現し、「山下監督と、10年ほど前に下北沢の居酒屋で初めてお会いした時に「ハード・コア」の話になり、映画化になるなら牛山の役は自分しかいないという話をしたとかしないとか……。まさか実現するとは、初めての山下組! 死ぬ気でやります!」と並々ならぬ気合いを明かした。
山下監督は、「山田孝之の口から、山下さん『ハード・コア』って読みました? っていう言葉が飛び出して早5年」と思いを馳せる。「もうこれはやらねばというか、やる運命というかハッキリ言って使命にも似た境地です」と腹をくくり、「原作を初めて読んだのは確か23歳くらいのころ。とにかく興奮しっぱなしで、自分の描きたいこと、描くべきことが全て詰まっていると感じました。が、しかし41歳になった今、あのころの興奮はありません。この19年で何かを得ては確実に何かを失なったんだと思います。気付いたら主人公の右近より年とってました。そんな普通のおっさんが、漫画界でも純度の高い『ハード・コア』を監督します」と万感の思いを口にした。』
※ドキュメント風・抒情詩映画がお得意の山下監督が、漫画原作で
どう弾けるのか、楽しみだった。山下監督ー向井脚本のコンビは、
乃木坂の『超能力研究部』以来ですなぁーーーー。
※ロボオの説得力だけが皆無で、漫画原作だなあ~~、って時々醒めて
しまったりもしたが、役者の魅力で押し切った!!ってところかなぁ?
→ 『兄弟を演じた2人について、山下監督は「眼力がある」と共通点を指摘し、「左近役に健くんって浮かんだときには、なるほどなって思いました。よく見ると、全然似ていないんだけれど」と打ち明ける。佐藤が「でも、劇中で見るとなんだか似ている」と言う通り、スクリーンのなかではしっかり兄弟に見える説得力があり、山田は「右近と左近の関係は、俺と健の普段の関係に近いところがある。現場でも普段でも、テンションが一緒なんです」と明かす。「バクマン。」「何者」でも共演経験があり、山下監督は「2人の息があっているからですかね。2人のシーンを撮っているとき、『あぁ、映画撮っているな』って感じがしたんですよ。会話だけのシーンでもすごい映画を撮っている気になる。脚本の向井康介も『2人が芝居をすると重厚感が出る』って言っていて、僕はそれがすごく良かったと思っています。映画にメリハリが出て、2人だからこその独特な重さは映画館で見るとすごくいい」と分析する。
終始穏やかな山下監督だが、過去には「山田孝之のカンヌ映画際」で山田と意見がぶつかったような場面も放送されたことが話題になった。撮影を振り返った佐藤が、山下監督について「僕らが迷っていたら、一緒に考えて探ってくれる方。決めつけた答えを投げかけてくるのではなくて、寄り添ってくれたのがうれしかった」と感謝を伝えると、よく知った仲の山田も「一緒に模索しながら作っていけるような、信用できる監督ですね」と同意してから、「やっと」と一言付け加えて笑い合った。』
※自ら「牛山役」を直訴した良々、偉い!よくやったっ!
→ 『◉山下敦弘監督によるカルト漫画の映画化は、漫画未読ながら、山田孝之・佐藤健・荒川良々にロボットの立ち姿のポースターに惹かれ鑑賞し、今に疑問を感じながら、自分の価値観と向き合い、懸命に生きる不器用な男達と、ロボットの思いに感銘。くだらなくも、素敵な作品です。◉映画『ハードコア』鑑賞。映画祭で観た友人の感想や、私へのオススメ具合から察してはいたけど、やはり私には合わない作品だった。ところどころ笑い声は聞こえたけど、一緒に笑うことはなかったなぁ…。山田孝之の安定の面白さと佐藤健のイメージと違う感じはあったけど、それくらい。◉異色取り合わせキャスト勢とエロい演技、そこに緩めな演出が纏わりついて独特の味わい。水沼を演じた康すおんの演技も見応えあった。ただ要とも言えるAIロボットが被りモノ感を拭えず、和むというよりダサく映る…惜しい。
◉『ハード・コア』コミック未読。間違いだらけの社会に馴染めない不器用な純情男のロマン。山田孝之、荒川良々、ロボオの負を共有する連帯感と、対極なのに混ざりたさそうな佐藤健。人生を楽しめない孤独と悲しみに塗れる彼らが滑稽だけど愛おしい。◉ずっと気になっていた映画「ハードコア」をようやく観ることが出来た。全編一人称視点だからこそ感じる、途切れることのないスリルとアクションの躍動感。ゴア描写がかなり強めで、きつくなる場面が何度もあったけど、それでも最後まで目が離せなかった。良い映画を見たぞ!◉『ハードコア』観賞終了しました。なんとも不思議な映画だった、出演者の荒川良々さんの持つ雰囲気とも相まって独特の世界観がありました。そしてエンディングが斬新、一瞬『えっ!?』となってスクリーンを凝視してしまった。
◉『ハード・コア』。伝説的コミックを山下敦弘監督が映画化。社会的テーマと男のロマンが融合し、独特の世界観を作り上げている。兄弟役の山田孝之と佐藤健が真逆のキャラで面白い。真っ直ぐすぎて不器用な兄の言動や、ロボオの挙動が笑いを誘う。原作にはないというラストも上手い。◉山下敦弘監督『ハード・コア』鑑賞。凄く映画。凄く沁みた。間違いを重ねながら生きる登場人物たちが他人には思えなかった。唯一絶対の正解などない世の中を生きるうえで人間にできることは、間違えることだけ。人が空を飛べるようになってもそれは同じで、同じ限り映画も誰かが撮り続けているだろう。
◉ハード・コア鑑賞。何故?と思う事だらけなのに役者さんの佇まいと化学変化でめちゃくちゃ面白い映画になってるのが凄い。佐藤健と山田孝之が兄弟ってそりゃ最高でしょ。』
※いつもの山下敦弘監督作品とは系統がまるで違うのに、観終わった後の読後感は
いつもと同じく、心にジワ~~~~ってくるのが何とも不思議だった。。。
→ 『細かいんですけど、俳優のメタネタが入ってて面白かったです。例えば、ロボが飛行した後に山田孝之が「俺たちは空を自由に飛ぶこともできるんだ」ってセリフを言いますが、これは同じく山田孝之さんが出演している「PSのCM」のセリフを引用してると思われます。/あと、佐藤健さんの「俺たちはもうそういうところまで来たんだよ!」ってセリフは、佐藤健さんが出演した映画「何者」で有村架純ちゃんが言っていたセリフだったと思われます。そういえば、今作でも山田孝之さんと佐藤健さんが共演してますね。/山田孝之さんと山下敦弘さんとの本格的な共作は、2015年1月に開始されたテレビ東京の「山田孝之の東京都北区赤羽」というフィクション・ドキュメンタリーだったと思います。突然俳優を辞める宣言をした山田くんが突然、「赤羽で生活したい」と言い出して、地味な一人生活をするという話でございますwww /そして、次に二人で出したのは「山田孝之のカンヌ映画祭」。山田孝之が出演ではなく監督・プロデューサーとして「カンヌ映画祭でパルムドールを目指す」という番組をやってました。こちらもテレビ東京。今考えても、すげぇ変な話だったw そこで俳優を探していくくだりがあるのですが、そこで首くくり栲象さんという人物を見つけるんですよ。知る人ぞ知る人物なのですが、毎日首を吊る練習をしてる俳優さんなんですよ。その首くくり栲象さんを今作では右翼団体の会頭として出演しておりまして、あの金城会頭ですよ!「山田孝之のカンヌ映画祭」と「ハード・コア」がまさかつながるとは思いませんでした。』
※荒川良々のこの嬉しそうな顔をとくと鑑賞せよ!w
※そしてけっこうなナイスバディでもある・・・
※ロボオと戯れるシーンは、心底ほのぼのさせてもらったヨー。
→ 『11月23日(金・祝)に全国公開される劇映画『ハード・コア』が第31回東京国際映画祭 特別招待作品に選出され、10月25日(木)に行われたオープニングイベントのレッドカーペットに山下敦弘監督と、劇中に登場する謎のロボット“ロボオ”が登場した。
東京国際映画祭でのレッドカーペットについての感想を訊かれた山下監督は、「ロボットと歩くなんて想像もしてなかったので、自分がこの場にいることが不思議ですし楽しかったですね。」と興奮した様子でコメント。また、「『ハード・コア』という原作を山田くんと語り合った時からもう8年くらい経ちますけど、ようやく映画が完成して、こういうとこでお披露目出来て感慨深いです。一つ自分の中で何かが終わってしまった気がするんですけど、まだ公開は先なので、宣伝も含めて楽しみですね」と本作に対しての熱い思いを述べた。なお、31日には同映画祭にて行われる舞台挨拶付きの上映も完売するなど、本作品には高い期待が寄せられている。』
※こうして晴れの舞台で見ると、ロボオ最高ッスな~。
※ぜひコミックも読んでみたいものだが・・・どうやって入手したら良いものか・・・。
『ベイスターズで一番成績を出して居心地いいじゃないですか、ベイスターズにいたら。でも居心地悪いところでもっとやったほうが成長できるんじゃないかと。』 |
出展:TBS「バース・デイ」2016年2月27日 |
発言者:筒香嘉智 |
→ 『解説:2015年、プロ野球のオフに行われた国際大会「プレミア12」で侍ジャパンの4番を務めた。普通ならそれからオフだ。ところが、志願してドミニカ共和国のウィンターリーグに参加してしまう。その理由をテレビで語ったのがこの言葉だ。当然、住まいも食事もハングリーなリーグだ。やや苦手としている速い球や、動く球の攻略だけでなく、メンタル面の強化も行った。2016年、筒香嘉智は大ブレイクした。』
→ 『DeNAの筒香嘉智外野手が、日本ユニセフ協会が発表した「子どもの権利とスポーツの原則」についてビデオメッセージを寄せた。11月20日は国連が定めた「世界子どもの日」。この日、日本ユニセフ協会は都内の「ユニセフ・ハウス」で「子どもの権利とスポーツの原則」を発表し、日本球界を代表するスラッガーはサッカー元日本代表のMF長谷部誠(フランクフルト)と共にメッセージを寄せた。 筒香嘉智のメッセージは以下の通り。
「みなさんこんにちは。横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智です。この度はお声をおかけいただき、誠にありがとうございます。残念ながらこの素晴らしい機会に出席できませんでしたが、『子どもの権利とスポーツの原則』の発表に際し、プロ野球選手という立場から、メッセージをお送りしたいと思います。日本のアマチュアスポーツ界のありかたが、さまざまなニュースで報じられ、僕自身も心を痛めておりました。若年層における『勝利至上主義』の蔓延、そして大人、指導者をそのように導く全体的な運営を考え直すべき時にさしかかっているのではないかと考えています。大切なことは目の前の結果や大人の自己満足などではなく、子どもたちの未来が主体になるのだと感じております。自身においては、トレーニングやウィンターリーグ出場で訪れたアメリカやドミニカ共和国で、子どもたちの積極性、そして子供のチャレンジを温かく見守る大人の姿から、学ぶべきものがたくさんありました。僕も日本で、子どもたちの未来をサポートできる環境を実現できればと思い、2年前から出身チームである堺ビッグボーイズでスーパーバイザーとして活動を行っております。ここにお集まりの皆様と、思いを共有し、子どもたちの未来のために自分自身ができることを実行できればと思っております。よろしくお願いいたします」』
※オリックスT-岡田が目指すべきは、ココだろうなぁーーー。