【ｼｮｰﾄｼｮｰﾄいろいろ】星新一など

子供の頃、ショートショートをよく読んだ。ありがちだが、中学の時ハマッたのが星新一。
友人と“読書クラブ”に入って、ひたすら読んでいた。多分、オチの意味もよく解らないままにw

その後、毎日新聞の日曜版だったろうか、週替わりでショートショート作家が入れ替わり立ち替わり
作品を載せていたのを楽しみに読んでいた（日曜日とくれば、ｼｮｰﾄｼｮｰﾄ読んでから、ｸﾛｽﾜｰﾄﾞﾊﾟｽﾞﾙ♪
というのがお決まりパターンだった）。そこで、赤川次郎、阿刀田高という両巨頭にも出会ったのだ。
面白がってノートに書き写していたことも、今思い出したよ。将来、こういう面白い短編小説を書いて
みたい、とでも思ってたんだろうか？？？

さて、星新一さんのｼｮｰﾄｼｮｰﾄは、ロボットや宇宙人、未来人などが登場して、戦争したり和平を結ん
だり・・・といったﾊﾟﾀｰﾝものが多かった。基本的に、ブラックな味わいがあるものをよく覚えている。
さて、クリスマスも終わってしまったが、この時期にピッタリの作品があるので紹介したい。
『未来いそっぷ』という文庫本の中の、 「ある夜の物語」 というタイトルのお話だ。今回は
ＡＡで表現している人がいたので、そのリンクをば、貼る！↓
モララーのビデオ棚　ある夜の物語ＡＡ

実にホッコリする話ではないか。人の性善説を信じたくなる物語。本来、人なんて自分勝手で、性悪説が当たり前！と思われてしまうご時世ではあるが、クリスマスの時期限定でそういうアッタカイこともひょっとしたら起こり得るかもね、と思わせてくれる。星新一さんにしては珍しい作風だと思った。

続いて、『ショートショート大賞』なるものが催されている、という情報↓
ショートショート大賞

得票数の高い作品上位２作が、勝ち残ってゆくというサバイバル形式のようだ。しょっちゅう内容
は変わりそうなので、感想は控える。歴代殿堂入り作品というのを紹介しておこうか・・・
手術中継（終）
ノーベル賞の憂鬱
妻へのプレゼント

発想の仕方が、やっぱり凡人とは違うなぁ～。単なるパロディじゃなくて、なかなかに奥深いもの
を感じるや。

最後に、ショートショートムービー(?)を紹介。有名映画を、３０秒のあらすじ紹介・ウサ耳ＡＡ作品にまとめた、数々の傑作群をとくとご覧あれ。マイ・フェイバリットは「パルプフィクション」と「スクリーム」「ジョーズ」などｗ　あと、「宇宙戦争」（古いバージョンの方）「スターウォーズ」などは、今が旬なので、面白いかも♪スタートボタンを押したら名台詞が聞こえるのも嬉しい♪
アングリー・エイリアン・プロダクションズ

もうね、ジェイソンからジョーズまで全員にウサ耳ついてるところに、作者の熱いこだわりを感じるよ。