【スジナシのDVDを観る】イキイキ鶴瓶

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かつて、笑福亭鶴瓶の大ファンだった。今も好きだが、中学・高校~大学生辺りの時期までは、狂信的な程にラジオやテレビにハマっていた。そもそもは朝日放送ラジオの深夜番組『ぬかるみの世界』のヘビーリスナーから始まっている。リスナーのお便りをネタにしつつ、新野新という構成作家と二人で繰り広げるフリートークの番組だった。ファンはぬかる民と呼ばれ、イベントでも行おうもんなら、大阪の通天閣に5000人ものリスナーが詰めかけてしまい、警察が出動する大騒ぎになったりしたものだ。もうひたすら毎週、大阪のTVやラジオ、名古屋のラジオに投稿をしては、ペンネームを覚えてもらおうと必死だった。当時のペンネームは因みに友人と名前を混合させた“今山まさじ”というのを使っていた。


当時から、鶴瓶師匠は即興モノが好きだったように思う。三題噺と言って、その場でお題を3つ貰い、
それを組み込んで、落語を創作するのだ。あとは「アイウエオ作文」やら「なぞかけ」やら・・・コー
ナーにもなっていたので、自分もよく考案したっけ。それは後に朝日放送で制作された『らくごのご』
に繋がって行くのである。さらに、上岡竜太郎師匠とのフリー・トークで一躍名を馳せた、『パペポTV』や
大阪よみうりTVのローカルだが、松竹の若手とフリーコントに挑戦する『バンブー・パイン』という
番組もやはり即興の面白さを狙ったものだったろう。

そして今も、オセロの白との絶妙の即興トークで魅了する『きらきらアフロ』や、CBC名古屋制作
による『スジナシ』(今回はこれがメインテーマ!)など、その場のある意味、反射神経勝負?の番
組でトップタレントとして活躍中なのだ。。。しかし、その路線で、一度東京進出失敗した事を知っ
ている、昔ながらのファンにとってみれば、よりいっそう今の成功が嬉しく思えることだろう・・。

最初に東京に出て、メイン司会でやっていた番組に、スジナシの団体バージョンみたいなノリのもの
があった。番組タイトルを忘れてしまって、調べても未だ不明なままなので、もし覚えている方がい
らっしゃったら、是非教えて戴きたい。数人で舞台劇をするのだが、途中でストーリーの方向を、サ
イコロかあみだくじみたいなので、あっちゃこっちゃと変更させられ、それに合わせてアドリブで進
めていくというような趣向だった。きっと、べえ師匠の頭には、『スジナシ』のようなイメージがあ
ったのだろうが、如何せん、大勢の人が絡むせいか統制が取れず、グダグダだった記憶がある。何とな
渡辺えり子さんとかがキレている映像が頭に残っているのだが、これは記憶違いだろうかな???

さてその『スジナシ』である。(やっと本題に入れるw)内容は以下の通り↓
スジナシ 公式サイト
スジナシとは?

一癖もふた癖もある、つわものの俳優・女優陣に対して、真っ向から即興二人芝居で立ち向かうべえ
さん。これまでに培ったものの集大成なのかもなぁ~。で、ムチャムチャおもろい♪DVDで『スジナ
シの箱』というのが発売されているので、皆さんも是非観てみてチョーダイ。
amazon.co.jp

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今回、観たのは、奥田瑛二大杉漣古田新太イッセー尾形、の4名!!いやあ、それぞれ個性が出てて楽しかった♪ふと思ったのは、こういう即興芝居に、向いてそうな人が意外と向いていないのかなぁ~?ということ。イッセー尾形さんや古田新太さんのうろたえようは意外だった。その分、面白かったけどネ。中で感心しまくったのは大杉漣さんの対応能力の凄さ!!!味のある脇役としては既に定評のある漣さんだが、あそこまで演技に没頭できるとわ!!絶対イチオシのゲストですわ。漣さん!(個人的にエレファントカシマシというバンドのファンということで親近感を持っていたのだったが、今回でググン!とさらに好感度が上がってしまったヨ♪)

『スジナシ』に対しての感想ブログ、および、糸井重里さんとべえさんのインタビューがあったので、
貼ってみよう。↓
映像職人`舞'録
奥田瑛二さんの回の説明が詳しい。トラバさせてもらおうっと。

ほぼ日刊イトイ新聞 スジナシDVDについて
これ読んで、俄然、雛形あきこさんの回が観たくなったヨ~。ほかにも、谷原章介の出た分やら、生瀬
勝久さんが出たのとか、いつか出してくれるかなぁー。待ち遠しいや。

これまでの出演者一覧などが詳しいサイト↓
スジナシ/CBC
惜しむらくは、この番組、関西ではTVの本放送が観られないという点。かつて少しだけ、深夜に流し
ていたんだけどな~~。打ち切られちゃったや。関西では率が取れなかったんだろうか???残念ナリ。
↓新春一発目のゲストはMEGUMIだって。ああー、観たいなあ~~。きっと生き残りをかけた、彼
女のマジで必死な演技が観れそうだもんな~~~。ンンー!ギザクヤシスゥ~!!!
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