【ジャーヘッド】ジェイク・ギレンホール主演

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昨日、神戸新聞松方ホール(at神戸)で行われた試写を観に行く。(チケット提供:H嬢 thanks♪)
ジャーヘッド』という、湾岸戦争を題材にしたベストセラー・ドキュメント書籍の映画化である。

タイトルの由来に関しては、コチラのHPに詳しい(図解入りで親切解説w)↓
姫のお楽しみ袋 湾岸戦争の手記を映画化
映画内容の方はまず、いつも通りシネこみ情報から抜粋しよう・・↓
シネこみ ジャーヘッド

《引用》
湾岸戦争での実体験を赤裸々に描いたA・スオフォードのベストセラー小説を映画化。祖父も父も
ジャーヘッド”(ポットのように刈り上げた頭=頭が空っぽの海兵隊員)という青年スオフォード。
18歳を迎え、迷わず海兵隊に入隊した彼は、新兵訓練という名の虐待に耐えきり、偵察狙撃隊STAの候
補に抜擢される。過酷な訓練の末、60名の候補者から絞り込まれた8名に残ったスオフォードは、1発の
銃弾に命を賭けるエキスパートへと成長していく。そんな折、CBSニュースがイラククウェート侵攻
を告げ、ついにスオフォードの戦争が始まった…。敵の姿などどこにも見当たらない砂漠に従軍し、
ひたすら「その時」を待ち続ける若き海兵隊員の退屈と衝動、苦悩と狂気を、兵士たちの等身大の視線
を通して描き出した本作。メディアが主導するハイテク戦争とも言われた湾岸戦争だったが、どこにも
報道されなかったもう一つの「退屈な戦争」を体験していた海兵隊員たちがいた。彼らの日々は、生き
るか死ぬかの選択を単刀直入に突き付けられない分だけ、社会や人間性についての生々しい現実を浮か
び上がらせるようだ。 』
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ではそのシネこみの「ダイアリー」に書いた、我輩の感想文の、一部改定バージョンをば貼る♪

《マイ・シネマ・ダイアリー》
『最初、「ジャー・ヘッド」というタイトルを聞いた時に連想したのは、タイの新星アクション俳優、
トニー・ジャーの頭。要するに、脳も筋肉で出来てるんちゃうか?と思わせるような単細胞な野郎・・・
というイメージだった。で、実際は、海兵隊員の隠語であり、水も何も入っていないジャー(ポット)の
頭、すなわち、「馬鹿」とか「ウスノロ」という意味も含んでいると知り、自分の直感も、まんざら外
れてたわけじゃないな♪と若干嬉しかったりした。おっとこれは余談。。。

主演のジェイク・ギレンホールクリス・クーパーの絡みをとても楽しみにしていた。「遠い空の向こ
うに」での父子役は最高だったので。が、しかし、3番目に大きくクレジットされてる割に、クリスの出
番はほんのわずか。シーンにしてたった2つ!しかも大した役じゃなかったような・・・。クリスにして
も、ジェイミー・フォックスにしても、な~んか、 アカデミー賞俳優の無駄遣い? みたいなキャッチ
コピーがフッと頭をよぎってしまったw ザンネーン!ヒュン(  ̄◇ ̄)/(゚<|>゚)スパッ!

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ジェイクの演技は良かった♪さすが、オーデションの結果がなかなか来ないので、監督に手紙までしたためて、「この役は俺にしか出来ないんです!!」などと熱く自分を売り込み、役をゲットしただけのことはある!それって多分、当時付き合ってたキルスティン・ダンストの入れ知恵なんじゃないかな~?ってふと思った。キルスティンはかなり貪欲に、監督やプロデューサーにアタックを仕掛けると言うからなぁ~。「ジェイク!あなた、何ぼ~っとしてるのよ!手紙でも何でも書いて、自分をアピールしなきゃ駄目じゃないのよっ!」みたいな言い方で、彼を叱りまくったであろう事は容易に想像できる・・。さらに、ジェイクの演技で秀逸だったのは、戦場で彼女からの手紙を貰い、別の男が出来たんじゃないか?と疑い、イライラするシーン。これがめっちゃリアルだった。きっと、私生活でもおんなじ様な思いを何べんも味わってるんだろうなぁ~。そういう意味ではキルスティンに感謝すべきかもw

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因みに、ジェイクの相棒役をしてたピーター・サースガードは、ジェイクの姉、マギー・ギレンホールの恋人だそうだ。(写真参照→) ジェイクからしたら、義理のお兄さんと共演したようなもんだね。
キルスティンはキルスティンで『モナリザ・スマイル』の時はマギー・ギレンホールと共演しており、義理のお姉さん的な人と仕事してるもんねえ。ていうかその作品で一緒になった時、弟を紹介されたんだったっけかな。身内に近い人との共演は、俳優の演技の力を120%引き出す効果があったりして・・・
とまれ、映画の感想としては、期待してたほどの劇的な展開にはならず、やや肩透かし気味だった。』

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「ジェイクはきっとこれから伸びていく俳優です!」と試写会で、司会の津田なおみさんが力説しておられた。ン~、どうやろー。古くは、椎名誠さんの逆鱗に触れて打ち切りになった、毎日放送TVの伝説の映画情報番組「シネマチップス」にも出ておられ、今もサンTVの『金曜いただきっ!』(立原啓裕、鳥居睦子ら司会による情報番組)の映画コーナーや、ラジオ関西の『早起きサラダ情報局』のMCで活躍されている才女だが、俳優を見る目は果たしてあるのかな・・・???ま、GG賞の助演男優賞にノミネートとかもされてるし、勢いのある若手俳優である事は一目瞭然という気もするが。。。

では最後にジェイクの魅力を垣間見れるかもしれない、応援サイトを紹介して締めくくりとしたい。
遅まきながら、公式サイト↓
「ジャーヘッド」日本公式
Jarhead movie 米公式?(要・最新のフラッシュプレイヤー)
↑この下の方のサイトがギザカッチョヨス.。゚+.(゚▽゚).+゚。.
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ジェイクの語りも、映像の見せ方も、もうむっちゃむちゃクールでイイ感じッス。え~?この映画、こんなにカッコ良かったっけ?これって映画本編より勝ってるやん!とかチョット思ってしまった・・w

上でも紹介した「姫のお楽しみ袋」の“映画偉人伝”という考察がこれまた、愛情たっぷりに書かれていて必見!ダ。
映画偉人伝 ジェイク・ジレンハール
名前の呼び方を“ジレンハール”としているところに“こだわり”を感じるネ。写真で気になるのが、ギャランドゥの濃さ。胸毛からおへそにかけてのゴワゴワ毛が、じ~~っと見てるとワンちゃんに見えて来そう。男の乳房&おへそは、第二の顔である!(松本美香さんの説)という観点からすると、ジェイクは顔もワンちゃんっぽければ、第二の顔も情けな~い顔をしたワンコっぽい。これって犬好きの人にはたまらん魅力になるのではないだろうか???え?関係ないって?あ、そ。そいつぁ失敬。