【県庁の星】織田裕二ガンガル

肩肘はらずに、楽ゥ~~~~♪な気持ちで観られる邦画を堪能してきた。織田裕二柴咲コウ主演の人情コメディ(?) 『県庁の星』!! である。劇場で予告編を見て、興味を引いていたこともある。半月ほど前に金券ショップで、意図したのとは違う劇場のを買ってしまい、たまたま券が余っていたという事情もある。さらに、他に観たいと思える作品がな~~~~~んにもなかった、というせいも、、、とまぁ、様々な要因が合重なって、今回、このTVドラマのようなテーマの劇場映画を観に行くことになってしまったというわけだ(イヤやったんかえ!この回りくどい書き方はっ!w)。
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なかなか面白かった。映画にする必然があったのか?という疑問は若干残しつつも・・・。いや、隙のない見事な脚本、キャストの絶妙さ、けっこうシニカルな問題提起などなど、楽しめる要素満載だったな。ウン。観に行って良かったよ(なんか無理矢理納得しようとしてないか?オイ俺よ・・・)

シネこみ 県庁の星
《作品情報 抜粋》
『2003年に公開され、それまでの邦画の記録を塗り替えた『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』でノンキャリアの刑事を演じた織田裕二が、本作では一転して県庁に勤めるキャリア官僚・野村を演じる。野村聡はK県庁のキャリア公務員。成績もプライドも高く、業務にもそつがない強い上昇志向を持つ男という役どころ。地元大手建設会社の令嬢とも婚約済み。今後は「特別養護老人施設建設」のビッグプロジェクトを足がかりに、更なるステップアップを狙っている。そのプロジェクトを前に、県政の目玉である民間企業との人事交流研修のメンバーに選出され得意満面の彼。ところが、研修先は店員達のやる気がなく、客もまばらなしなびたスーパー「満天堂」。しかも、野村の教育係・二宮あき(柴崎コウ)は自分より年下のパート店員だった。それでも出世のためと意気込む野村だったが…。 』

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織田裕二は、好き嫌いが分かれ易そうな俳優だと思う。嫌いな人はとことん嫌い!みたいな。熱狂的にオダ嫌いする人種が確実にいるだろう。ドラマに限らず、TVの司会分野とか、音楽分野で活躍する彼を見て・・・。私的には、織田裕二ははっきり言って好きでも嫌いでもない。TV版の『踊る大捜査線』は傑作だった。あの織田は大好き(ただしエンディングの歌は除くw)。『東京ラブストーリー』のカーンチ♪もまぁまぁ良かったんでないかな?さほど記憶に残ってるわけではないけれど・・、少なくとも悪い印象はなかった。映画『ホワイトアウト』も良かったゾ。うん、熱血の主人公をやらせたら、さほど鼻につくこともなく、無難にこなすイイ役者さんじゃないかなぁ~、という程度の好印象。

織田裕二 公式ファンサイト
↑ウワ、この公式サイトのトップ、キザっぽいのー。ワラケタ。きっと、トップしか見ないだろうwwwきっと、織田嫌いな人はこういう「俺って格好いいだろぅ?」的な態度がうとましいんだろうな。私的には、さほど鬱陶しくはないなー。(歌わなければ、の話だけど・・・。)

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この映画、織田もいいが、柴咲コウが、よりイイねぇー。『GO!』の時にも感じた、キラリと光る魅力的な人物を好演してたよ。ニノミヤっていう役がしっくりハマッてたというか・・・等身大の役柄を自分のものにしてた。「私、いっつも、気付くの遅いの。」という台詞が何度か出てくるのだが、その度に、「キルビルのオファーも、断ってあとで後悔したんやろぅ?なぁ??」と聞いている自分がいた。そう。彼女は絶対「キルビル」で栗山千晶と姉妹役で出るべきだったのだ。そうすれば、ずーーーーっと、彼女の評価は、『バトルロワイヤル』から一貫して高かったはず。当時の恋人の○ムタクに「出るな」と止められたらしい、という噂も聞いたが、だとすると、この○MAPの勘違い野郎の罪は、相~当に、重かったと言わざるを得ない!
県庁の星 公式サイト
県庁の星 ブログ
FLIX 織田裕二インタビュー

この映画のテーマは“気付き”だそうだ。織田裕二さん、あなたは自分の曲が、×××××だという事に、果たして気付いているのか否か・・・それは映画のテーマよりも、切実で深刻な問題だよ。ンー。