【転校生】小林聡美サンと中川勝彦サン
『時をかける少女』はかなり当時、入れ込んで観た。劇場で数回観たと思う。♪~モモォ~クリさ~んねんカキは~~~~ちぃねん~♪ユズは2年で成り下がる~ナシの~バカめが~じゅうは~~~ちねん♪のメロディがなぜか耳から離れない。『さびしんぼう』は、実はまだしっかりとは見てないw
・・・で、この『転校生』である。イメージとしては、小林聡美さんが、ムチャムチャおてんばで、女の子とは思えぬ自由奔放さで、平気で裸になってたりして、「チョットあまりに開けっ広げすぎるってのもどうだかナァ~(苦笑)」みたいな感想を当時から抱いてた。ぶっちゃけ、聡美さんをカワイイとは思えなかったのだ。だから多分、一回くらいビデオで観て、それっきり。何の感動も感慨もなかったものと思われる。しかし、今回は違う。お目当てが聡美さんなのだ!あの、少年ぽい雰囲気を持ちながら、実は女らしい内面を隠し持っている、と知った今となっては、このストーリー展開は興味津々ではないか。
・・・で、この『転校生』である。イメージとしては、小林聡美さんが、ムチャムチャおてんばで、女の子とは思えぬ自由奔放さで、平気で裸になってたりして、「チョットあまりに開けっ広げすぎるってのもどうだかナァ~(苦笑)」みたいな感想を当時から抱いてた。ぶっちゃけ、聡美さんをカワイイとは思えなかったのだ。だから多分、一回くらいビデオで観て、それっきり。何の感動も感慨もなかったものと思われる。しかし、今回は違う。お目当てが聡美さんなのだ!あの、少年ぽい雰囲気を持ちながら、実は女らしい内面を隠し持っている、と知った今となっては、このストーリー展開は興味津々ではないか。
【解説】
“男の子と女の子の体が入れ替わってしまった"思春期の中学生の男女を描いた青春映画。原作は山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』(旺文社刊)、脚本は「ゴキブリ刑事」の剣持亘、監督は「ねらわれた学園(1981)」の大林宣彦、撮影は「霧のマンハッタン」の阪本善尚がそれぞれ担当。
“男の子と女の子の体が入れ替わってしまった"思春期の中学生の男女を描いた青春映画。原作は山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』(旺文社刊)、脚本は「ゴキブリ刑事」の剣持亘、監督は「ねらわれた学園(1981)」の大林宣彦、撮影は「霧のマンハッタン」の阪本善尚がそれぞれ担当。
【あらすじ 一部】広島県・尾道市。斉藤一夫は8ミリ好きの中学三年生で、悪友たちと女子更衣室をのぞいたり悪ガキぶりを発揮するごく普通の少年である。そんな彼のクラスにある日、斉藤一美という、ちょっとキュートな少女が転校して来た。一美が大野先生に紹介された途端、一夫を見て叫んだ「もしかしてあなた一緒に幼稚園に行っていたデベソの一夫ちゃんじゃない?」二人は幼馴染みだったのだ。久しぶりに一夫と再会した一美は大喜びだが、子供の頃の自分の恥部を知られている一夫にとっては大迷惑。その日の帰り道、神社の階段の上で、一夫はつきまとう一美めがけてコーラの空缶を蹴飛ばした。驚いた一美は階段から落ちそうになり、一夫は押さえようと抱きつくが、二人はそのままころげ落ちた……。しばらくたって二人は意識をとり戻し、それぞれの家に帰るのだが、二人の体が入れ替っていることに気がつき、愕然とする。
【主なキャスト・スタッフ】
尾美としのり (斉藤一夫) 小林聡美 (斉藤一美) 佐藤允 (一夫の父・明夫)
樹木希林 (一夫の母・直子) 宍戸錠 (一美の父・孝造) 入江若葉 (一美の母・千恵)
中川勝彦 (一美の兄・良行) 井上浩一 (一美の兄・次郎) 志穂美悦子 (大野光子・担任)
尾美としのり (斉藤一夫) 小林聡美 (斉藤一美) 佐藤允 (一夫の父・明夫)
樹木希林 (一夫の母・直子) 宍戸錠 (一美の父・孝造) 入江若葉 (一美の母・千恵)
中川勝彦 (一美の兄・良行) 井上浩一 (一美の兄・次郎) 志穂美悦子 (大野光子・担任)
ストーリー上では、小林聡美サン扮するは、外見は一美だけれども中身は一夫という役なので、通常は乱暴な言葉遣いをしているものの、人前では急に白々しく女の子っぽい口調に変えたりする、そのギャップの面白さを狙っている訳だが、こちとらぁそういう見方はできない。
小林聡美さんが、苦労して苦労して無理やり男の子を演じてて、でも時折本来の女の子の部分が垣間見えちゃう、という反転した見方。その切り替わる境目の所作が、
ムチャカワユスナァ~(#^v^#)カワユスヨ~、という鑑賞の仕方になってしまう♪
ン?こ、これって・・・
いま、流行(ハヤリ)の“ツンデレ”じゃん!! |
そしてそして、上記のキャストで気付かれただろうか。本作には、聡美さん扮する一美のお兄さん役として、しょこたんのお父さん、中川勝彦氏が出演しておるのだぁあぁあぁ!ソレも実は、今回観てみようと思った切っ掛けの一つだったワケ。で、お兄ちゃん、二人登場すんのネ。初め、どっちがかっちゃんか、よう解らんのよwww もうネ、若い若い。普通ゥ~~~~の若者やねんもん。カリスマミュージシャンの片鱗なぞ、まだ微塵も感じられぬ!!で、長男の役だったんだけど、どっちかと言うと華奢な方(w)が、どうやらかっちゃんと判明。さてさて、どんくらい露出するのかな?と期待して観ていたら。主な出演場面としては2回かな。そのうちの一回にセリフアタ。内容は、「SFは女には理解できないよ。思考の飛躍が出来ないからな。」というもの。ウ~ム。話の本筋には何ら関係ない脇役だったか。。。そもそもお兄ちゃんが二人いる必然性もなかったような???
さて、美しい風景とBGM(クラシック音楽が実に心地よい♪)に彩られた、やや甘酸っぱくなってくるような青春群像。イイんである。終盤が特に クル! お互いに掛け合う言葉の何て優しいことか。最後のカットの、なんて爽快なこと!!ラストシーンの聡美さんは、明らかに最初の登場シーンよりも、女っぽく変貌を遂げている。体が入れ替わるというSFチックな事件が、彼女をグンと成長させたのだ。その物語の根幹のテーマが、強力な説得力を持って語られる!!ラストカットの聡美さんには、現在の聡美さん、かもめ食堂をきりもりするサチエさん的な面影が、すでに形成されつつあった。
この1月からTV放映されていた『神はサイコロを振らない』で、尾美としのりさんと小林聡美さんが共演してた、というのをさっきネットで見て初めて知った。全然知らなかったよー。へぇ~、二人の絡みは多かったのかにゃ~?
この1月からTV放映されていた『神はサイコロを振らない』で、尾美としのりさんと小林聡美さんが共演してた、というのをさっきネットで見て初めて知った。全然知らなかったよー。へぇ~、二人の絡みは多かったのかにゃ~?
ホゥホゥ、何々?このTVドラマ、事故に遭ったと思われてた旅客機が、10年後に再び出現する!なんてゆー、トンデモ設定やったのぉ~???相変わらず、不条理なSFに縁がある、ってわけかね~~wええ~?山本“デロリンQ”太郎が聡美さんの恋人役ゥ~~~???面白そうやん。DVDになったら即レンタルする候補番組やわ。
で、今更なんだが、ひょっとして 「転校生」 って、 「転向・性」 っていうのと掛けてたんかなぁー?ま、別にどうでもエエ話やけど・・・w