【映画】DVD『魔女の宅急便』英語版

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宮崎駿アニメ『魔女の宅急便』のDVDを借りてくる。英語版での鑑賞のためだ。
噂には聞いていたが、声優が変わると作品の雰囲気はこうも変わるものか、と驚嘆
させられる。日本語版のキキ、ジジ、オソノ夫婦、老婦人が皆、おとなしめで上品、
悪く言うと暗い感じなのに対して、英語バージョンのキャラの明るい事明るい事!!
「イエイ!」とか「フゥーッ!」というリアクションをするキキは、もう全くの別人
に見えてくる・・・。演じるは『スパイダーマン』女優、キルスティン・ダンスト
偶然かそれとも何の因果か、神の悪戯か、キルスティンの子供の頃からの愛称もキキ
というのだからビックリではないか。15歳のキキ演じるキキは(ややこしい!)上
手すぎるくらい上手い。普段のキキが脳天気なほど、落ち込んだキキとのギャップが
はっきりしてて感情移入しやすいんである。他の出演者も何気に台詞やBGMが変わ
ることで、キャラクターの色が変わり、まさしく別物の映画を観た、という印象だっ
た。ジジの声優さんが低いトーンの声で喋りまくる(オリジナルでは無音で、余韻を
楽しむようなシーン中も、ずっとコイツが喋りつづけているwアメリカではこの黒猫
キャラが一番人気が高いというのだから面白い)ところが日本語版との一番の違いだ
ろう。オープニングとエンディングの荒井由美も、洋楽に差し変わっていてグッドw
最後は、あの有名なキキの手紙の文句で締めくくろう。
There are still sometimes when I feel little homesick...but all in all I sure
love this city!!!(落ち込む事もあるけれど、私、この街が、好きです♪)