【ﾊﾟｲﾚｰﾂ･ｵﾌﾞ･ｶﾘﾋﾞｱﾝ ～ﾃﾞｯﾄﾞﾏﾝｽﾞ･ﾁｪｽﾄ～】

先行上映の初日に観て参った！！！いやぁ、面白かったッスわ～。まあまあ。アメリカで、歴代の興収記録を更新しまくっているというので、かな～り期待して臨んだ。これだけ期待が大きいと、コケることも多かろうが・・・まぁ、物量作戦で有無を言わさず納得させられたっちゅう感じか・・・（苦笑）。

デッドマンズ・チェスト公式
パイレーツ・オブ・カリビアン　ＦＡＮサイト
ネタバレ満載!!「パイレーツ・オブ・カリビアンの達人」

少なくとも映画の面白さではない。テーマパークのアトラクション的な面白さだ。ストーリーにはアラが目立つ。（１作目を知らないと解らない部分も多すぎで不親切！）ハイ、まず人喰い土人に追いかけられて～次は風車の上でチャンバラして～はい、クラーケンが船襲いますぅ～・・・と、アトラクションの出し物まずありきで作られてる感じ大。ストーリーは場つなぎでしかない。これでは一見さんには辛かろう。詳細は書かぬ。あとはキャラクターそれぞれについて。。。

eiga.com デッドマンズ・チェスト ABOUT THE MOVIE

03年に大ヒットを記録したジョニー・デップ主演の海洋アドベンチャー第2弾。前作で恋人同士になったウィル（ブルーム）とエリザベス（ナイトレイ）は婚約して結婚式の準備を進めていたが、スパロウ船長（デップ）は海賊デイビー・ジョーンズから借金の取り立てに遭っていた。監督は前作同様、ゴア・バービンスキー。敵役デイビー・ジョーンズには「ナイロビの蜂」のビル・ナイ。

原題：Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest 監督：ゴア・バービンスキー
脚本：テッド・エリオット、テリー・ロッシオ 製作：ジェリー・ブラッカイマー
撮影：ダリウス・ウォルスキー 音楽：ハンス・ジマー
出演：ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ビル・ナイ
2006年アメリカ映画／2時間30分 配給：ブエナビスタ

オーランド・ブルームの活躍場面がﾁｮﾄ増えていたか。。。前作で情けない準主役を演じてしまったので、ここらで大幅に軌道修正、挽回しなければ!!という焦りすら感じられる。ややｲﾀｲﾀｼｽ｡｡｡
来日した時のオーリーは、なかなか好青年っぽくてﾖｶﾀのだが・・・、スクリーンではどうしてもまだまだ主役を張る程の器は感じ取れないw　次回作でのさらなる成長に期待しよう、、、ってとこかな。
ALL ABOUT 来日会見の様子

一方、ヒロインのキーラ・ナイトレイが、今回イマイチ美しく撮られてなかった気が凄くする。全体的に女っ気が少なかったなぁ（制作のﾌﾞﾗｯｶｲﾏｰの趣味かもw）。最初らへんはキーラ演じるエリザベスも男装で登場するし・・・。

キーラと言えば貧乳！男装して船に潜り込んでもバレなかったのは、この貧乳のおかげだな、きっと。貧乳ネタもう一個貼っとこ♪
おっぱいの谷間を描いてくれない！とご立腹
「パイレーツの続編の撮影を楽しみにしていた理由は、胸の谷間を描いてくれるからなのに！がっかりよ」と相当、怒っているよう。 という記述がﾎﾎｴﾏｼｽ♪

今回は、オーリー演じるウィル・ターナー＆ジョニー演じるジャク・スパロウ船長＆エリザベスの間に、微妙な三角関係が生まれた風だったのが、次回作で生かされるのか楽しみなところ♪ｲﾔ意外と、別に何の伏線でもなかったりしてナ・・・ｼｭﾝ。

さあ、我らがジョニー・デップの演技はどうだったか。コレははっきり言って、１と比べると前の方が断然良かった。オフザケ具合と、真剣さがバランス良くミックスされたキャラだったのだ。が、しかぁ～し、、、今回はかなりギャグへ走ってしまってる。吉本新喜劇で言うところの、島木譲二さんばりにボケてボケてボケ倒すのである!!（パチパチパンチはしませんが･･･）もう全編ボケまくり。でもそのテンションが、後半から終盤にかけて、どうしてもパワーダウンの色を隠せない。見慣れてくるとわざとらしくなってしまうという観客の事情もあるだろうし・・・。今回ははっきり言って、次回作の大きな前振りっつうか、１５０分かけての壮大なる予告編とも言うべき位置づけなので、ジョニーの本領発揮は３で、という見方も出来そうだ。俄然、期待高まれり～。

美男美女の主役とヒロインの話を中核に、そこへチャチャを入れる（邪魔する？）ひょうきんな第三者・・・この構図、どこかで見覚え、聞き覚えあるなぁ～～～～、と薄々感じてた。おお、そうか、

ｱｼｯﾄﾞ映画館（ABCﾗｼﾞｵの深夜番組）のｾﾝｾ&ﾑｯﾁｬﾝ＆ﾎﾞﾝﾁｬﾝの関係やん！！

やっとすっきりした。ボンちゃんは朝日放送のディレクターさん（今はＴＶの編成さん）で、ルックスがジョニデ似だったりするのも共通点だな。司会の平野先生とオーリーは、一見キリッとしたハンサム系だが意外と軟弱な点が、そしてむっちゃんとキーラは賓乳な点が・・・うあ、ソックリじゃあーん！さっそく番組ＨＰにメール送ったろ♪ｵﾓﾛｽなネタやけど、採用はされへんやろうなぁ～。とりあえず伊藤Ｄに笑ろてもらおーっとwww

きっとパート１で盛り上がったパイレーツ人気は、いったん沈静化するんじゃないだろっか。『マトリックス』シリーズのあの急激なトーンダウンが思い出されて不吉な気もしてきた。。パート３では、あのチョウ・ユンファ（→）が海賊役で。。。さらにさらに、キース・リチャードも同じく伝説の海賊役で登場とか。その辺りの新風に期待したい。そして相変わらずのジョニーのブチギレ演技がまた観られますようにっ！！