【松本ミーハー堂でシンプレ渡辺、映画を語る】

四国放送ラジオ、『松本ミーハー堂』の、先週と今週のゲストは、松竹芸能の秘密兵器(永遠の?w)シンデレラエクスプレスのツッコミ担当、渡辺裕薫さん(通称ナベちゃん♪)だった。今週は、1時間ぶっ通しで映画談義に花が咲いていた。ムッチャクオリティタカスやで~~。みんな、聴いてみそ!今夜は、その内容についての考察をば、させてもらう~~~。

以下、メイン・パーソナリティの松本美香サンは「松」、ナベちゃんは「渡」と表記する。
まず、今年すでに79本もの映画を鑑賞した!と豪語するナベちゃんが、イチオシな作品というのが・・

なんとなんと、『デスノート前編』!なのだそ~~な。これには松本サンもビックリ~

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以前、原作に思い入れの強い松本さんは、主人公の夜神月(ライト)を演じる藤原竜也の、ノートに書く字がアフォっぽくて、そこからすでに駄目出ししていたっけ。

松「字ィくらい何ぼでも吹き替えできるやろうにっ!!!」 渡「そうやなぁ~。で、綺麗な字の人に吹き替えてもろて・・・エンドクレジット見たら、“代筆・獏山”とかなってたりしてなぁ~w」


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バ、バクザン先生ってwww どんな「デスノート」やねん!!この発想の豊かさが、ツッコミ芸歴18年の年季の賜物なんだなぁ~~。
そして監督の金子修介さんの話から飛び火して、『あずみ2』の裏話へ・・・・・

実はナベちゃん、『あずみ2』の終盤にエキストラとして出演しているのだそうな!
あ、そー言えば、劇場で観た時、「アレェ~?シンプレのナベちゃんみたいな人出てるなぁ~~。」という気がしたような記憶が蘇ってきた。「でもまさかそんなはずはないし・・・」とすぐ否定してしまったので忘れていたが、、、そぅか~、本物やったか!これはイッチョDVD借りて再度鑑賞せねば♪

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その、『あずみ2』の試写会場で、あまりの退屈さにグッスリ熟睡してるところを、松本さんに見つかっていたナベちゃんw監督とプロデューサーの確執があったとは聞いていたが、実は撮影終了後に、プロデューサーがメガホン取ってこっそり撮り直しをし、編集も全部Pがやったので、厳密には金子さんの作品とは呼べないらしい。。。そらぁ、素人の創った作品が、イイもんに仕上がるはずないわなぁ~~。

とは言え、僕はブログで確認したところによると、チョット楽しんでいたみたいだがw↓
2005年3月14日の日記

さらに、金子さんが織田裕二ともめた『卒業旅行~ニホンから来ました』の話題へ。あの温厚な金子さんがあんだけ怒って「さらば織田裕二」という手記まで書くぐらいやから、相当織田のワガママぶりは筋金入りのようだ、という結論に。



渡「踊る大捜査線のスピンオフ企画もそうでっせー。結局、ユースケサンタマリアやギバちゃんがスピンオフでフューチャーされてるように見せかけて、ホンマは織田くんをスピンオフ(カット)してるわけやからネ!」松「ハウンドドッグから一人スピンオフさせられた大友康平みたいなもんッスな!♪」


一方、松本さんが最近観た邦画で、メッチャお勧めなのが『花よりもなほ』だそうな!!
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花よりもなほ オフィシャルサイト
『誰も知らない』で、美しい男の子の顔を撮らせたら絶品!と評価も高い、是枝監督の最新作だ。あ~、コレ、観ようと思いつつ、観られずじまいになっちゃった作品だよ~~~う。もうこの時期、見損なった単館系の作品は、年内にDVDが出ることは期待できない!!よって今年のマイベストテンなどを決める際に、対象作に入って来ないんである。惜しい事したかの~う。

古田新太さんのサイトで是枝監督のインタビュー記事があった。
ふるチン!

ナベちゃんの評価は、主役のV6岡田クンが埋没している、と。周りの脇役は、キャラがたっているのに、主役が弱い、と感じたらしい。あと、東北出身の侍やのに標準語なんが許されへん、とかw細かいナァ。松本さんの、夜神月の字へのこだわりはナベちゃんには皆無、などなど、個人差があるもんやなぁ~、と感心する。さらに考察を進め、タイトルの「花よりもなほ」は、主人公(花)の岡田君よりもなほ、他の出演者の方が輝いている、っていうダブルミーニングなのかな!?などと話していた。

その他の話題・・・

渡「USJのアトラクション、「バックドラフト」はダイブものに乗って濡れた体を乾かすのにもってこいなんですよ♪」 松「ジョーズとかジュラシックパークとかやね」 渡「あの手のアドベンチャーライドは、リピーター向けに、100回に1回でええから、何も起こらないツアーとか入れたらええのに。普通に“今日はどうもありがとう御座いました~”ってガイドが言うて終わるねんw」 松「金返せ~~~!の世界ですやん!w」


原作者が映画制作にどう関わるかは、その人の人間性やね~、っていう話もオモロかった。

渡「元キッチンドランカーのJ・K・ローリングなんかはかなり口出しする方。宮部みゆきさんは何も言わずに、出来上がった作品のラッシュを見て激怒する、というタイプ。」松「せやから中居クンの“模倣犯”みたいなことになってしまうんやねw」渡「あと、自分を映画に出してくれさえすれば、あとはオールオッケイ♪みたいな京極夏彦さんみたいな人もいるw」


アニメの声優さんの話になって、「サザエさん」でお馴染みの永井一郎さんが、『磯野波平、ただいま年収146万円』という本を出しはったけど、抹殺された、という話題。ホントかどうか調べてみたら、
日本俳優連合 レポート

週刊誌に載せた単発物って感じみたいダネ。ナベちゃんの言い方が真に迫ってて、つい気になって検索しちった。さらに、疑問が出ていたようなので、解決しておく。(番組の掲示板にも書いたヨ)

渡「イクラちゃんの声の人、撮影現場へ来ては“バ~ブゥ~”だけ言うて帰って行くんやろぅ?割のエエ仕事やナァ~?」松「タマの声の“?”っていうのも謎やね~~~。」


ハイ、お答えします。イクラちゃんの声を出しておられるのは、桂玲子さん。イクラちゃんのほかに、タラちゃんのガールフレンドのリカちゃんと、カツオが思いを寄せるクラスメートのカオリちゃんの声も担当してます!!!よって、そこそこ出番はある、と。。。タマの声はどうやら、SE(サウンドエフェクト=機械音)だそうな。

最後に、なんでまぁ、こんなクダラン映画をみんな観に行くかなァ~、という邦画話を少々。
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着信アリfinal』『鳶がクルリと』の2本。

渡「もうな、劇場の入り口のとこでな、客に言いたなるわ。“お止しなさい!”ってw」松「最後、世界中からメールを送ってフリーズさせて、パソコンが爆発すんねんでー!」渡「何でやねん!それはもうプロバイダの問題やんなぁ」松「“鳶がクルリと”は私も入れて客5人くらいやったわ!みんな(トンでもない作品やということを)知ってたんや!はよ教えてーやっ!」渡「宇津井健さん相変わらず下手やろ~?wで、観月ありさ哀川翔、品川庄治やで」松「もう何がしたいかさっぱりワカランわ」


とまぁ、順番バラバラで、不正確ではあるが、こんな感じのトーク。1時間ビッチリ喋り捲り!!こんな有意義な映画情報番組が、かつてあっただろうか???また定期的にチョコチョコやって貰いたい♪