【「時効警察」第6話DVD鑑賞】

いやあ、最近はTVドラマがDVDになるまでのスパンが短くなったね~~~。おかげで、うっかり見損なって悔しく思っていた『時効警察』第6話~恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第~を、早くも観ることが出来たんだヨ~。

ウィキペディア 時効警察
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ウィキペディア抜粋↓
時効警察(じこうけいさつ)は、2006年1月13日〜2006年3月10日に金曜ナイトドラマ枠(23:15~24:10)(JST)(一部地域は探偵!ナイトスクープ放送のため時差放送。詳しくは週末ナイトドラマを参照。)で放送されたドラマである。

概要:時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山修一朗の活躍を描くコメディーミステリー。

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主な登場人物:☆霧山修一朗(オダギリジョー):時効管理課で捜査資料の管理を担当する警察官。30歳。階級は巡査部長。穏やかな性格だが、何も趣味がなかった事をからかわれ、時効事件の捜査を趣味とする事にする。住所は総武市土竜坂3-24-6 102号。
★三日月しずか(麻生久美子):交通課の警察官。28歳。階級は巡査部長。成り行きで霧山の時効事件捜査のパートナーとなり、捜査に協力する事になる。霧山に好意を持っており、捜査も積極的に手伝っている。だが、霧山が気付くことはない。
☆十文字疾風(豊原功補):刑事。33歳。霧山と同期である(年齢は十文字の方が3歳上だが、それは十文字が大学受験で三浪したため)。ナルシストで、自分を格好つける。霧山の事をよく小馬鹿にする。事件捜査で、霧山が出したちょっとしたヒントでいつも事件を解決するが、霧山がヒントを出した事を忘れているのか、自分一人で解決したように振舞う。そのため、周囲から「気の毒がトレンチコートを着て歩いている」と揶揄される。携帯電話の着メロは「西部警察 PART-IIのテーマ曲『ワンダフルガイズ』」。兵庫県姫路市出身。


第6話の、何を見逃してそんなに悔しかったかと言うと、豊原功補さん扮する十文字刑事が兵庫県姫路市出身であることが明らかになる回だったからなのだ!!時効を目前に控えた殺人犯のレイコ(森口瑶子さん)と出会い恋に落ちる設定だが、惹かれた要因のひとつが同じ兵庫県出身、ということだったのだ。
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二人の故郷が一緒だった、ということが解る、レイコの台詞。。。

「おまはん、あんまりごじゃせんと大人しゅうしときぃやあ~!」

「ごじゃ」=「無茶」かな?乱暴な行動をいさめる時や、無理難題を吹っかけられた時などにも使うな。ex.「ごじゃばっかしてんともうちょっと落ち着いたらどうや?」「ごじゃ言われても困りまんがな~」
レイコさんの“ごじゃ”のイントネーションはだいぶんおかしかったが、、まぁ許せる範囲かなァ(方言指導はちゃんとついてたんかいな、全く!!)さらに、

「そんなもん、あたりきしゃりきやんけぇー!」

「ぎょうさん来てもうて、嬉しいわぁ~~。」

などが、方言を意識した台詞だったろうか。。ンー、微妙に、播州弁とは違うような。。どっちかっちゅうと、大阪の下町とか、京都弁っぽくないかなぁ?思うに、ドラマの中では、鑑識課の諸沢(光石研)が、レイコさんの方言を聞きつけ、「おい十文字、お前、姫路だったよなぁ?」と振られて、「一緒ですかぁ~!」と意気投合して手を取り合って喜ぶ、という流れになるのだが、ここでレイコは一言も「私も姫路ですぅ~!」とは言っていない。同じ兵庫県人、というぐらいの意味で嬉しがっていたのかもしれない。“姫路”と限定できる言葉が、“ごじゃ”だけというのでは、それこそ、「ごじゃ強引や」と言えるだろう。

その後、公園で意味もなく、姫路出身のオッサンが登場して、十文字に話しかける台詞がコチラ↓

「コッチの奴らぁ、みーんなガサツいで、むっちゃゴウ沸くわァ~!」

“ゴウ沸く”=“腹が立つ” これはもう間違いようのない、姫路弁である。あんな公園でたまたま姫路出身のオッサンに会うなんて・・・ひょっとしたら、十文字さん!あのオッサンとの出会いの方が、ずっとずーっと、劇的だったんではないの!???運命の出会いだったかも知れんのにwww
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そしてラスト。時効成立まであと数時間という状況での、十文字さん&レイコさんの会話中。。。
十文字さんの口からようやく、姫路弁らしき台詞が発せられたッ!!!

「運命って展開やねぇ~・・・」

ココ、活字で見る限りでは標準語と変わらないように思うが、イントネーション、ニュアンスは明らかに関西系、兵庫系、特に播州弁系・・に聞こえたで、十分。なかなかやるな。十文字!
まぁ、本音を言えば、同郷の者に逢って、意気投合したのなら、そのあと、ず~~~っと、地元の言葉で盛り上がるのが筋だろうに!??と思ったんだけどネ。まぁ、あんまり喋り過ぎるとバレバレになっちゃうし、まぁ、こんくらいが程よい方言使用なんかな?
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ま、方言うんぬんの不満はチョットあれど、それ以外のこの第6話のクオリティは、非常~~に高かったように思う。オダジョーの名台詞、 「バレるから罪なんじゃない!バレない罪こそ背負う罪なんだよ!」 はなかなか効果的だったし。時効捜査に疑問を持ち、もう止めようか、と思っていた霧山(オダジョ)が、最後の最後に、「誰にも言いませんカード」を犯人の娘のために使うことによって、また時効捜査への情熱を取り戻す、というまとめ方もとてもとても自然で、爽快感の残る回だったよー♪

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君がお母さんを愛するパワーで、この青空みたいに幸せになれえぇ~~~~~っ!ウォーンウォーンウォーォ~~ン!