【東京タワー】オダジョーとキリンと時々ヨシヨシ

映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を観て来た。
原作も未読、TVドラマも一切観ていないので、まっさらな状態での鑑賞。
母親の、息子を想う一途な愛情に、ホッコリできるイイ作品だった。
観ている間は、グッとは来たが、涙こぼれるまでは行かず・・・しかし、帰ってから、公式サイトの
本予告動画を観たら、涙がとめどなく溢れ出てしまった・・・。不思議だなヤ~~~。
東京タワー 公式サイト 「オカン、ありがとうね。」

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 本予告



↓関連サイト。2006年本屋大賞。受賞コメントなど。
東京タワー通信

リリーさんの「ロックンロール・ニュース」。おでん君情報などが満載!
ROCK'N'ROLL NEWS

eiga.comから作品詳細の引用
東京タワー ABOUT THE MOVIE
イメージ 1
リリー・フランキー原作の国民的ベストセラー小説を「きらきらひかる」「バタアシ金魚」の松岡錠司監督が映画化。美大入学を機に九州から上京し、様々な職を経てフリーライターイラストレーターとなった主人公と、彼を見守り続けてきた母親の30数年間の心の交流を情感豊かに描く。脚本は原作者と同郷の松尾スズキ。出演はオダギリジョー樹木希林小林薫
監督:松岡錠司
原作:リリー・フランキー
脚本:松尾スズキ
撮影:笠松則通
音楽:上田禎
出演:オダギリジョー樹木希林内田也哉子松たか子小林薫
2007年日本映画/2時間22分
配給:松竹

オダジョー扮する、マァくん(リリー・フランキーさん自身がモデル)が役にハマッていた。オカンの
樹木希林さんが良かったのは言うまでもない。娘さんの内田ヤヤコちゃん(公開前に希林さんに「がんばれ!ロックンロール!」とメッセを送って来たシェケナベイベー裕也の娘さん♪)もなかなか味があったな。
やっぱり声が似ているのがポイント高し、だったような。
脇役で、若干違和感のあった人も何人かいたんだけど(勝地涼のオカマちゃんキャラとか、高校時代のマァ君
を演じた子役の声が異様に高すぎたり、とか・・・w)、それら脇役のゴチャゴチャしたところをビシッ
と引き締めてくれていたのが、我らがヨシヨシ、荒川良々さんだった。
まさに、オダジョーとキリンさんと、時々ヨシヨシ、なのだった。

オダギリさんについては、松竹芸人・松本美香さんの映画評が、相変わらず抜群にオモロイので、サイト
から抜粋したい。(オダジョーに触れているところだけね♪でも他の部分もぜひ読んで欲しい!)
NO LIFE NO BOYS! 男大好き!松本美香

ところで皆様。最近はどんなリズムですか?おー、いえす!みーとぅ!当然オダギリズムっすよね!もしくはジャリズムでも可!分かっちゃいたけど再確認。アッシ、オダギリ好っきゃわ~~~~~~~~~~~~~!!!!!(絶叫)←聞いてねえ

もうな、ありゃ極上の物件ですな。オトコ界の森ビルです。この例えが正確かどうかはさておき、あんな落ち武者ヘアーでも萌えさせてくれるとは、さすがオダギリ、百戦錬磨のオトコは品格が違う。そりゃぁ「グフフ度(なにそれ)」でいったら断然『ゆれる』ですけど、これはこれでまた別のグフフ。

しかしオダギリの激チャームポインツと言えば皆まで言うなで「顎のホクロ」なんですが、このホクロのせいで実はちょっと映画が密かに面白いことになっています。なぜなら!この話ってさ、必ず幼少期や青春期が描かれるでしょ。それをずっとオダギリがやるわけにはいかないから子役がやるのな。したらさ!当然のことながら子役のアゴに付けホクロが(笑)。前にも何かのドラマか映画で見たけど(『顔』かな?)、オダギリの子供時代ってなると仕方ないんだけど絶対にアゴにホクロが付けられる。そしてこの映画の子役のアゴに付いたホクロ、これがやたらとデカい!ホクロっつーかダンゴ虫に血を吸われているかのようなデカさ。気になって気になって。なぜ今のオダジョと変わらないサイズの巨大ホクロが付けられているんだろうか(笑)。医学的にどうなんだ。ホクロって成長しないんでしょうか。子役なら小さいホクロってわけにはいかなかったんでしょうか。謎だ。まさにホクロコード。そして見慣れた頃には中学生に。すると役者が変わるのな。したらまたその子のアゴにもホクロが。演じてるのは冨浦智嗣。そう、『花男』の弟。その子のアゴにももちろんホクロ。ぷぷ。そして後々オダギリに。おい。声が2オクターブは違うやろ(笑)。高校を卒業するタイミングで特殊なガスを吸ったとしか思えないような天変地異の声変わりっぷりにも要注目。

そしてオトナになった「ボク」の衣装が素晴らしい。やたらとピンク。この映画でオダギリはとんでもなくピンクです。桃レンジャーです。わしゃ今まであないピンクにピンクを合わせる男なんて見たことございません。でもオダギリだし余裕の着こなしで。そしてやたらと首に派手なガラの巻物を巻いています。どんな緊急事態でも巻物を巻いて出動します。そんなことが気になる私はアホウです。

最後になりましたが、それだけではなくこの映画のオダジョはとても良いです。この人の役者としての“幅”に更に惚れ直しました。もうね、大好き。以上、アホウによる感想文でした。結論?お勧めですよ。たぶん金払って見ても元は取れるんじゃないかな。はい。

イメージ 2


オダギリジョー、恐るべし。方や『蟲師』という、マニアックな作品でドギモを抜くかと思いきや、
こういう万人に受ける演技も出来る、幅の広さを感じるナァ~。劇中、そのボサボサ頭と無精髭、そし
て無表情の能面とが、浅野忠信に見えること数回。。。そこでまた妄想の翼を広げてしまった。
この映画を観て、浅野忠信は、こう呟いているんじゃあないかって。
「くっそぉ~、オダジョーさえいなかったら、あの主人公の役は俺がやれてたんだろうに!!ちょっとオダジョー、お前、俺のテリトリー、荒らし過ぎっ!せめて、『蟲師』のギンコは俺に回せよ~~!」

手馴れたキャストと、絶妙の音楽と、よく練られた脚本(松本スズキ氏入魂の一本!?)、さらにさらに
セットの魅力も、作品の雰囲気作りに多大な影響を与えていたよ~~。とか想ってたら、どうやらあの
セットは保存されて、テーマパーク化するみたいなり。ニュース・ソースこちら↓抜粋す。。。
スポーツ報知 映画版「東京タワー」のセット保存公開へ
『映画「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(松岡錠司監督、4月14日公開)の撮影に使われた宮城県栗原市の木造住宅が“テーマパーク”として保存・公開されることが決まった。撮影に使った小道具やパネル写真なども展示し、3月中旬から一般公開される。
ロケが行われたのは、20年前に閉山となった細倉鉱山の旧社宅。築70年近い木造家屋が17軒並ぶ一帯は、昭和の時代で時間が止まったようなレトロなムード。数年前から無人で、取り壊す予定だったが、映画のロケ地を探していた関係者の目に留まり、昨年8月に撮影が行われた。
主人公のボク(オダギリジョー)とオカン(樹木希林)が暮らした福岡・筑豊の家や近所の商店街など、既存の家屋に一部手を加えて作られたオープンセット。撮影終了後も見学希望者が絶えず、樹木ら出演者・スタッフからも「貴重だから残すべき」との声が相次ぎ、地元の観光物産協会などが運営母体となって保存・公開されることになった。
町はかつて国内有数の鉛産出地だったが、閉山後は人口も減り、近くを走る「くりはら田園鉄道」も3月末で廃線。土地と施設を無償提供する「細倉金属鉱業」の高柳悟社長(59)は、「町が元気になればうれしい」と地域の活性化に期待を寄せている。』

※舞台背景に(「フラガール」+「三丁目の夕陽」+「少年時代」~藤子不二雄原作~)÷3、のイメージ
があったのが好みだったなぁ。いやぁ、心あったたまる、「親孝行せねば」の想いをかき立ててくれる
名作だったですよ。オカン健在の人は、コレ観たら、感謝の気持ちを形にしたくなること請け合いッスよ♪

●では、オカンとマー君関連で、恒例になってきた「共通点が細かすぎて伝わらない動画~~~!!」

ごっつええ感じ オカンとマー君


ちなみに、映画には板尾さんも出てます~♪
あれ?田口トモロヲって、どこ出てたっけ???