【ダークな鬼太郎とハートフルな鬼太郎】原作愛があって優劣付け難し!

ゲゲゲの鬼太郎」も明るいトーンのものから、暗~いトーンのものまで、いろいろと生み出されておる
ようで・・・。この日はたまたま、「N動」で「墓場鬼太郎」の第3話を、そしてDVDでウエンツ瑛士
主演の実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」を、見比べる機会があった。イヤァ~、結論を申し上げると、ドチラも
とーっても良かった♪オモシロカッタっすよぉ~~~う。全く毛色の違う作品なんだけど、どちらも原作愛に溢れ
ている気がして・・・。気分上々ヽ( ^ω^)ノ 某「○ッターマン」の、愛のないリメイクにゲンナリ
ていた昨今、この2作品との出会いは、ホント~~に嬉しい限り!イヤだった気分がチョットだけ晴れたカナ~。

墓場鬼太郎公式サイト

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墓場鬼太郎」に、寝子役で出演しているしょこたん!2ちゃんあたりの、旧作ファンからは随分攻撃もされているみたいだが、自分の観た(聞いた)感触を率直に言えば、「や、やるじゃん!なかなか・・・」という第一印象。普通の状態のときは抑えたトーンで、そして化け猫に変化(へんげ)したあとのハチャメチャなハジケっぷりが、まるでマミタスが乗り移ったみたいにナチュラルw マジでしょこたんって寝子かも!?と思わせる程ハマッてると思う。野沢雅子サンとの絡みも違和感ナイワー。やっぱしょこスゲエ。

あと、エンディング曲をしょこたんが歌っているのだが、これはどう贔屓目に見ても、作品世界とは合致してない気がする。。。曲自体はスゲエいいんだが。まぁ、タイアップは現代のアニメ番組にとっては必要悪っちゅうところもあるんだろうし・・・ギリの範囲として許容する方向で行ってもらいたいナ。逆にオープニング曲の電気グルーブはさすがかも。見事に作品の持つ怪しさを象徴する楽曲に仕上がってる・・(あくまでも主観だが)。
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snow tears」PV(墓場鬼太郎ED)


異形の物が美女に恋するっていう、「キングコング」とか「美女と野獣」にも通じる切なさが満載ダッタ
なー。次回の放送を観るのが楽しみダァ~ヨ~


そしてそして、方や、明るくて、コミカルで、ハートウォーミングな実写版・ゲゲゲ。大ヒットしてパート2制作が決定した、っていうのも「なるほど納得!」な、純粋に楽しめるスーパー娯楽作ダッタ♪

eiga.com 映画ニュース 松竹、緒形拳ら共演で「ゲゲゲの鬼太郎」第2弾を製作
『松竹は、昨年のGWに“ニッポン、ゲ・ゲ・ゲ”旋風を巻き起こし興行収入23億円のヒットを記録した実写映画「ゲゲゲの鬼太郎」の第2弾(タイトル未定)の製作を決定した。/メインキャストは前作同様、鬼太郎は人気ユニットWaT(ワット)のウエンツ瑛士猫娘は主演作「銀色のシーズン」「犬と私の10の約束」の田中麗奈ねずみ男大泉洋、子なき爺は間寛平砂かけ婆室井滋が演じる。さらに鬼太郎の行く手を阻む強敵の大妖怪・ぬらりひょん緒形拳、人間と恋に落ちる妖怪・濡れ女に寺島しのぶ、その相手・海人(うみひと)役に萩原聖人、蛇骨婆役に佐野史郎、井戸仙人役に笹野高史らが共演する。/前作は、原作のユーモラスなテイストを生かして製作されたが、今回は妖怪とヒトの“許されざる恋”を軸に、アクション、スケールもパワーアップしたより感動的な娯楽大作として製作される。監督は前作同様、本木克英が担当。撮影は昨年12月11日にクランクインし、3カ月の撮影を経て6月完成、今夏松竹・東急系公開予定。』

eiga.com 映画データベース ゲゲゲの鬼太郎
記事引用↓
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監督:本木克英 原作:水木しげる 撮影:佐々木原保志 音楽:中野雄太、TUCKER 美術:稲垣尚夫
江川悦子 2007年日本映画/1時間43分 配給:松竹
☆STORY:
1960年代の連載開始以来、5度に渡ってアニメ化され、世代を越えて愛され続ける水木しげるの名作妖怪漫画を、最先端のVFX満載で初の劇場版実写映画化。恐るべき魔力を持つ“妖怪石”を巡り、鬼太郎や仲間たちが史上最大の戦いを繰り広げる。鬼太郎を人気デュオWaTのウエンツ瑛士が演じるほか、ねずみ男大泉洋猫娘田中麗奈、子なき爺に間寛平が扮するなど、漫画やアニメでおなじみの妖怪のキャスティングにも注目したい。
☆CAST:ウエンツ瑛士井上真央田中麗奈大泉洋間寛平室井滋西田敏行小雪中村獅童谷啓
オフィシャルサイト
まず最初は、ウエンツ瑛士の演じるイケメン鬼太郎ってどうなのよ?との思いが強く、違和感を禁じえなかったが・・・。そのうち見慣れてくるから不思議ダネ~。ウエンツ以外のキャスティングが神がかり的にピタッ!とハマッていたから、ソッチのいい波に乗っていけたんだろうナ。ネコ娘田中麗奈砂かけ婆ァの室井滋、子泣きジジィの間寛平ら個性的な妖怪たちが、ちゃーんとそれぞれ、見せ場を作ってくれていて、安心して楽しめる。この辺りを比べると「妖怪大戦争」はヤッパリ勿体無い出来栄えだったンダナ~~、と改めて振り返ってしまったことよ。。。

ゲゲゲの鬼太郎 Trailer


あちこちで、絶賛され尽くしてる大泉洋ネズミ男は、アニメと相似形過ぎてワロタ。「○ッターマン」で○ヤッキーを演じる生瀬勝久さんにも是非是非、見習って欲しいモンダワ。研究と努力次第では、アニメと実写のギャップはココまで埋められますよ~!!というのが実証されている恰好の例だからして。
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CGの、凝っている所(目玉親父の動きとかは完璧ダッタよぉー!)と手を抜いてる所(ネコ娘の変身時のマンガみたいな顔とかw)の差が大きかったのは、数少ないツッコミどころだと思うが・・・。ストーリーの良さで、プラマイゼロ、ならぬ、断然プラス評定♪に繋がったと思うゾ。次回作は、前作で儲けた資金がいっぱい使えるだろうから、もっともっと緻密なCG処理も期待できる♪次はぜひとも劇場へ行きたいと思いまするよ~~~。楽しみダァナ~、緒形拳ぬらりひょんwww(ソコカエ!)