【ゴースト・ハウス】パン・ブラザーズ作品

先ごろ、アカデミー賞を受賞したのはコーエン兄弟。他にも、「マトリックス・シリーズ」のウォシャウ
スキー兄弟や、フィンランドカウリスマキ兄弟、「メリーに首ったけ」のボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー兄弟、日本で言えばおすぎとピーコ、(いやソレはちと違うかw)才能のある兄弟監督
数あれど、香港出身のこのパン兄弟もまた、「the EYE」などの映像感覚がスンバラシ過ぎる天才コンビだ!
今夜は、変な家つながり(昨日の日記参照)で、『ゴースト・ハウス』という作品をDVD鑑賞したヨ♪

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eiga.com 映画データベース ゴースト・ハウス
原題:The Messengers 監督:オキサイド・パン、ダニー・パン 脚本:マーク・ウィートン 製作:サム・ライミ、ウィリアム・シェラック、ジェイソン・シューマン、ロバート・G・タパート 撮影:デビッド・ゲッデス 音楽:ジョセフ・ロドゥカ 原案:トッド・ファーマー、製作総指揮:ジョセフ・ドレイク、製作総指揮:ネイサン・カヘイン 2007年アメリカ映画/1時間30分 配給:東宝東和
☆STORY:「スパイダーマン」シリーズのヒットメイカー、サム・ライミ製作のもと、アジアン・ホラーの鬼才オキサイド&ダニー・パン兄弟がハリウッド・デビューを果たした絶叫ホラー。人里離れた古い一軒家に引越してきたソロモン一家。長女のジェスは家の中で次々と怪現象に襲われるが、両親に相談しても信じてもらえず……。主人公ジェスに扮するのは「パニック・ルーム」でジョディ・フォスターの娘を演じたクリステン・スチュワート
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☆CAST:クリステン・スチュワートディラン・マクダーモット、ジョン・コーベット、ペネロープ・アン・ミラー
オフィシャルサイト

トレーラー



いやぁ~、相変わらず見せ方・怖がらせ方がセンス抜群!物言えぬ赤ちゃんだけに見えている得体の知れ
ない物体Σ(゚Д゚ノ)ノ って設定だけで、もうムッチャムチャ怖いんスけどぉー。。。
屋敷そのものが、怨念を吹き込まれたかのように暴走する、というテイストは、『呪怨』にも共通する
ナァ~。実は、この映画は、『呪怨』同様、サム・ライミがプロデュースしている物件なのだ。彼が立ち上げた映画製作の会社名が、実は「ゴーストハウス」だったりする。世界中の、(特にアジア方面がお好き?)
呪われた家の怪談を、コレクションしていくつもりかも知れぬ。そーすっと、楳図かずお氏のまことちゃ
んハウスに触手を伸ばすのも時間の問題かな~?(; ・`ω・´)ゞナンツッテ。

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パン兄弟に関して。ABCラジオ「アシッド映画館」の番組HP内“シネマライナー”というコラム欄からチョト引用させてもーらおっと♪
acid映画館 cinemaliner
→『ショッキングな映像は何となくおなじみの感じ。さほど目新しさはないが、「来るぞ、来るぞ」という思わせるテクニックはさすがである。それこそ改めて、アジア発のホラーが醸し出す怖さとか空気がアメリカで注目されているんだ、と実感した。そしてハリウッドに渡っても監督が本来やりたいことをやりたいようにやれている、つまりは[呪怨]のときと同様、サム・ライミがパン・ブラザーズの演出スタイルを尊重していることもも実感できた。素晴らしいコラボレーションだ。/余談だが、パン・ブラザーズは双子で、二人一組で監督している。資料によると一人が撮影しているとき、もう一人は前日に撮影したシーンを編集する、という具合に交互に指揮を執るスタイルだそうだ。《あんたら、信長の鉄砲部隊か》よく、もう一人自分がいてくれたら、もっと仕事が早く片づくのにぃぃ、と思うことがあるが、それを実践しているとは驚きとしか言いようがない。』
※兄弟監督ならではの制作スタイルなんだなぁ~。他人同士じゃあきっと上手くイカンだろうて♬

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「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」で優男を演じていたジョン・コーベットが、一転、ワイルドな農夫に扮していて、怪演ダッタナ。ヒロインのクリステンも、素人っぽくてグッド♪「パニック・ルーム」の時の印象はまるでないなぁ~。怖がる演技が上手いからこその抜擢だったのかな?「ギャアッ!」って驚くありきたりの演技じゃなく、悲鳴にならない悲鳴、みたいな雰囲気が、とても良かったと思う。
でも、ベタに「ウギャァ~!!!」みたいな漫画チックなゴーストムービーもたまには観てぇ~!!!
サム・ライミさーん!日本には、楳図っちゅうホラー作家と、しょこたんっちゅう絶叫ヒロインがおりまっせーーーー!ぜひぜひ、プロデュースしたってんかあ~~~!!!!!!ぐわしっ!