【理由】宮部みゆきさん原作の映像化作品が、みな×××な理由?

宮部みゆきさんの直木賞受賞作が原作。大林宣彦監督が手がけて、総勢107名もの俳優・女優が参加し
た、と聞けば、そりゃあ期待も高まるワァ!ってなもん。でも、これ、公開されたときにあんんまり話題に
上がってなかった気もするな~~~。映画版『模倣犯』の例もあるし~~~、ちょっと不安も抱きつつの
鑑賞と相成った。

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eiga.com 映画データベース 「理由」
製作国:2004年日本映画 上映時間:2時間40分 配給:WOWOW、PSC
●STORY・・・宮部みゆき直木賞受賞作品を、大林宣彦監督が映画化。超高級マンションで起きた一家4人の不可解な殺人事件が、100人以上の登場人物の証言で明らかにされていく。ルポルタージュ形式で進行する斬新な展開が、事件の背景に潜む人間模様を効果的に浮かび上がらせる異色ドラマだ。東京都荒川区で起きた一家4人殺害事件。容疑者の男が簡易宿泊所にいると通報を受けた江東区の交番巡査は、現場へ急行するが……。
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●CAST・・・村田雄浩(交番の石川巡査長)寺島咲(片倉信子)岸部一徳(ヴァンダール千住北ニューシティー・管理人)大和田伸也(1225号室住人 佐藤義男)久本雅美(2024号室住人 葛西美枝子)宝生舞(資産家の妻 とし子)松田美由紀(佐藤の妻 佐藤秋江)赤座美代子(はましま学習教室経営者 小糸貴子)風吹ジュン(小糸信治の妻 小糸静子)山田辰夫(小糸信治)渡辺裕之警察庁捜査一課警部)柄本明(片倉ハウス主人 片倉義文)渡辺えり子(義文の妻 片倉幸恵)菅井きん(義文の母 片倉たえ子)小林聡美(2026号室住人 北畠敦子)古手川祐子(砂川里子と呼ばれた女 秋吉勝子)加瀬亮(八代祐司)厚木拓郎(小糸孝弘)左時枝(宝井綾子の母 宝井敏子)細山田隆人(綾子の弟 宝井康隆)ベンガル(綾子の父 宝井睦夫)伊藤歩(宝井綾子)立川談志(綾子の祖父 宝井辰雄)南田洋子(石田直澄の母 石田キヌ江)石橋蓮司(「一起不動産」社長 早川一起)麿赤兒(「あきら玩具」元店主 Aさん)小林稔侍(石田直澄の弁護士 戸村六郎)宮崎将(石田直澄の長男 石田直己)宮崎あおい(石田直澄の長女 石田由香里)永六輔(「フラワーロード」の店主 有吉房雄)勝野洋(石田直澄)片岡鶴太郎(石田直澄の父 石田直隆)根岸季衣(砂川里子)峰岸徹(秋吉勝子の兄 秋吉克之)裕木奈江イーストタワーの住人 B子)中江有里(作家)他

はっきり言って、2時間40分は、長すぎ~~~!!!途中30分くらい寝たと思われ。。。
せっかくこれだけ時間をかけて、ドキュメンタリー風に調書を積み重ねていった(原作通りらしい)
割に、結末が全然ミステリーぽくないのにがっかり、と言うか。せっかくの大勢の出演者の人たちも
なーーんとなく無駄遣いだったように思えてしまうのは・・・やっぱり途中で寝たせいカナァ??w

女優さんが、ほぼ全員、ノーメイク出演されているのは、見所かもしれない。んで、いっちゃんスッピン
がお綺麗だったと思ったのが、小林聡美サンだったげなー♪↓

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☆DVDでは、特典映像“『理由』が映画になった「理由」”の方が良かったかも。大林監督独特の
視点で、映画撮影現場を紹介してくれる・・・。特に、若い女性スタッフを見つめる眼差しの、何て
優しいことか。。。舞台は東京の下町なんだけど、どことなく尾道っぽく見える瞬間も多い。本作は、
ミステリーと思って臨むと肩透かしかも知れないが、人情ドラマと割り切って観賞し、その後、この特典
映像を観ることで、スッキリ、爽快な気分になれること必至だ。そういう観賞手順を推薦したい♪

それにしても、宮部みゆきの映像化作品は、中居正広主演の『模倣犯』しかり、アニメになった『ブ
レイブ・ストーリー』しかり・・、どうも評判がよろしくないモノが多い気がするのは気のせいだろうか?
原作はそこそこ人気が高いのに(良さが解るのはたいていの場合、女性限定だという噂もあるけど・・)
映画化でロクなもんにならんというのは、かの名作家・スティーブン・キングにも通じるとこがあるか
も、だ。宮部みゆきさんのことは、今度から「日本のスティーブン・キング」と呼ぼうジャナイカッ♬

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