【モディリアーニ~真実の愛~】アンディ・ガルシアの濃い口モディw

H嬢からお借りしているDVD-ROMの『モディリアーニ~真実の愛~』を観賞する( ^ω^)♬
いやぁ~~~~。予想以上に良かったワァ~~~。3箇所ぐらい、胸に詰まるシーンもあったし~♪

イメージ 1


eiga.com 映画データベース 「モディリアーニ~真実の愛~」
原題:MODIGLIANI  製作総指揮:アンディ・ガルシア  製作:ステファニー・マルチネス・カンポー/フィリップ・マルチネスアンドレ・ジャウィ/アラン・レイサム  監督・脚本:ミック・デイヴィス  撮影:エマニュエル・カドッシュ  美術:ジャンティート・ブルキエラーロ  音楽:ガイ・ファーレイ  製作国:2004年フランス・イギリス・イタリア合作映画  上映時間:2時間6分
イメージ 2
☆STORY:ピカソらと同時代に活躍した天才画家、アメデオ・モディリアーニの芸術に魅入られた怒濤の生涯を映画化。ライバルであるピカソとの激しい対立、若く美しい妻ジャンヌとの情熱的な夫婦愛など、どこを切ってもドラマチックな人生模様を'19年のパリを再現した美しいヴィジュアルと共に綴る。パリに渡った若き芸術家モディリアーニは、ライバルのピカソに挑発され、妻ジャンヌをモデルに美術コンテストに挑むことを決意する。
☆CAST:アンディ・ガルシア、エルザ・ジルベルスタイン、オミッド・ジャリリ、エヴァ・ハーツィゴヴァ、イポリット・ジラルド、ウド・キア
『モディリアーニ~真実の愛~』公式サイト

※前半はどちらかと言うと、タルかった。。。主役のアンディ・ガルシアが、ちょっとモディのイメージ
に合わず、ピカソとの確執も、何となくひがみ屋のモディが意地悪く喧嘩を吹っかけてるだけのように
思えてしまって、あれじゃあ単なる酒飲みのメタボオヤジだよぉ~~~ぅって感じw もっとこう、世間
に妥協せず、こびなど売らず、画家としてのプライドを保って生きる、孤高の清貧画家、というイメージ
にしてもらいたかったというのが本音。今回、「映画」「モディリアーニ」で検索していて、もう一つの
モディ映画の存在を知った。『モンパルナスの灯』だ。この作品中では、若きモディをジェラール・フィリップが
演じていたらしい。うわー!これぞピッタリ!!!まさしくモディじゃん。(下記右写真参照)
イメージ 3 イメージ 4
ただ、モディの最愛の女性・ジャンヌの役は、『~真実の愛~』のエルザ・ジルベルスタインがハマリ役
だったように思う♪実際のジャンヌの肖像画よりも、絵の中のジャンヌにソックリだったのも良かった♪
3回、心鷲掴み状態にされたのだが、そのうちの一つは、ジャンヌの絵がコンテストで公開されるシーン。
絵の中のジャンヌの瞳→それを見つめて涙ぐむジャンヌの瞳、の波状攻撃に涙腺をやられてシマッタよぉ~。

君の魂が見えたら、その瞳を描こう・・・
っくぅ~~!!!この台詞があとで効いて来るとは・・・。ヤラレタっす!

あと、もう一つ、胸の鼓動がドックドック鳴ったシーンはコチラ!↓動画があったのでじか貼りしよう。
音楽「アヴェ・マリア」も、最高ジャ♪

Modigliani - Ave Maria (4分53秒)



この、画家たちが心血を注いで絵を描く迫力のシーン、絵のモデルは写るが絵そのものは一切写らない。
この辺りの演出は心憎い!その後、コンペティション会場(サロン)で、一枚ずつ公開されてゆくシーン
の見事さに繋がっていくのだ。もう、ここら辺になってくると、アンディ・ガルシアにも感情移入しまくっていて、
カットバックの手法も涙を誘う。中でも一番、感動したのはピカソの作品だったなぁ~。さていったいピカソはどんなテーマの絵を描いたのでしょう???ぜひ映画本編でお確かめ下さいまし。
( キдキ)ノ絵に込められた人々の想いというものが、実に上手く表現できた作品だったヨ~。これ観る
と、巨匠たちの実物の作品が観たくてたまらなくなること必至。