【グラン・トリノ】余韻の残るラスト

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eiga.com 作品情報 「グラン・トリノ」
原題:Gran Torino 監督・製作:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・ローレンツ、ビル・ガーバー 製作総指揮:ジェネット・カーン、テアダム・リッチマン、ティム・ムーア、ブルース・バーマン 脚本:ニック・シェンク 原案:デビッド・ジョハンソン、ニック・シェンク 撮影:トム・スターン 美術:ジェームズ・J・ムラカミ 音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーブンス 主題歌:ジェイミー・カラム 製作国:2008年アメリカ映画 上映時間:1時間57分 配給:ワーナー・ブラザース映画
☆解説:アカデミー作品賞受賞作「ミリオンダラー・ベイビー」以来4年ぶりとなるクリント・イーストウッド監督・主演作。朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始め……。
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☆キャスト:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ、ジョン・キャロル・リンチ
オフィシャルサイト

クリント・イーストウッドは、ここのところ制作に携わる作品がことごとく絶賛の嵐!!『チェンジリング』もすこぶる評判がいいようで・・。残念ながら観れずじまいだったので、早くDVDにならんかなぁ~~、とワクテカで待っている日々♪
さて、この『グラン・トリノ』も、実にいい~~作品だった♪ストーリーはめっちゃ地味。イーストウッドがバンバン銃をぶっ放す爽快感もなければ、愛車のグラン・トリノが『トランスフォーマー』ばりに変形して戦うわけでもない(アタリマエヤロ~www)。しかし、彼の俳優人生の集大成とも言うべき、宗教観・人生観が詰まったお話に、感動の涙を禁じえなかった。。。

●予告編


バラエティ・ジャパン クリント・イーストウッド監督が「ひと言も変えない」と守った脚本
→引用 『Q イーストウッド監督とは脚本に関してたくさん話し合いましたか?/A いや、クリントは脚本にほとんど手を入れなかった。それどころか「このままひと言も変えないでやろう」と言ってくれて、スタジオに対してもこれを強く主張してくれたんだ。だから彼と脚本について話す必要はほとんどなかった。結局、ミネソタから(自動車産業の街でフォード本社にも近い)デトロイトへと設定を変えたのと、コワルスキーが出兵していた戦争を変更しただけ。初めは第2次大戦からの帰還兵の役だったんだけど、クリントの年齢には合わない。大戦に参加した方の多くはもう亡くなっているからね。しかも、クリント自身が朝鮮戦争の真っ最中に陸軍に召集されているし、実は僕の父も朝鮮で戦ったんだ。どの戦争も同じメンタリティを背負っているから、クリントは主人公のキャラクターに何か強い思いを感じたんだろう。今でも監督が脚本に手を入れたがらなかったのは本当にラッキーだったと思っているよ。ハリウッドではなかなかあることじゃないからね(笑)。いや、もう無いんじゃないかな。実は今も、ある脚本の11回目の改訂を担当しているところなんだ(笑)」』

※最初、予告編などを観て抱いていたのは、頑固爺さんが純粋な少年(少女)と出会うことによって浄化されてゆくという、ワッチの大好きな『小公子』パターンだといいなぁ~、という期待。そして予想とは若干違う展開ではあったものの、だがしかし、琴線の深い部分をデッシデシと抉られるような感銘を受けた。ラストが特に秀逸!!


※なーんとなくだが、観終わって余韻に浸っている時、エレカシの『歴史』の歌詞が脳裏に浮かんできたよー。
まずは、イーストウッドが歌う、エンディングテロップの時の曲・・・
グラン・トリノ エンディング曲

細かすぎて伝わらない関連動画 エレカシ 『歴史』


※歌詞を、森鴎外ヴァージョンから、クリント・イーストウッドヴァージョンに替えて歌って欲しいものナリ~。

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