【さおだけ屋はなぜ潰れないのか】山田真哉著


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→引用 『出版社 / 著者からの内容紹介:数字大嫌い、暗記も苦手。でも会計は知っておきたい。大ざっぱに会計の本質をつかむ。◆挫折せずに最後まで読める会計の本/この本は、「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方のためにあります。「会計」はけっしてやさしいものではありませんが、《会計の本質的な考え方》はそれほどむずかしくはありません。本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。/本書は、いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。きっと会計に対する見方が変わるはずです。◆身近な出来事から「会計」がわかる!/スーパーの完売御礼でわかる「機会損失」と「決算書」/飲み会のワリカンでわかる「キャッシュ・フロー」/住宅街の高級フランス料理店でわかる「連結経営」/2着で満足する麻雀打ちでわかる「回転率」/商品だらけのお店でわかる「在庫」と「資金繰り」 』

『内容(「BOOK」データベースより):本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください』


※↑「月刊ニュータイプ」にも連載を持つほどの、アニメ好きでもあったとは・・・。知らなんだ。
→8/10のブログの記述を引用させてもらおー。 『「月刊ニュータイプ」で連載していた「山田真哉の萌え株、買っちゃうぞ!」が本日発売の今月号で終了いたしました。「ただひたすらアニメを観て、その関連株を買うだけ」という無謀な企画で、資金不足(?)につき、今月号で終了いたしました。3年5ヶ月も続いたことにビックリです。ちなみに、これまで連載上で投資した金額が12,678,960円。5,220,336円の損失でフィニッシュしました  Σ(゜▼゜lll;Σ)なに、これ。サイバラさん的な、自腹で自滅な連載は。なお、今月号では「ガンダム30周年」の特集ページがあるのですが、コメントを書いています。同じページには、本広克行監督や樋口真嗣監督、GACKTさんなどもコメントを寄せています。』
ガンダム、西原さん、そして、サイキックリスナー、と、なかなかに趣味の合うお方だ・・・。ブックマークにさっそく加えておこうっと♪( ̄+∇ ̄)フッ

※サブタイトル通り、身近な疑問に次々答えてゆくという形をとる構成は見事だった。個人的に一番唸らされたのは、ベッドタウンの高級フランス料理店の謎。ウミガメのスープ問題としても成立するような題材だったなーヾ( ̄◇ ̄ゞ))メカラウロコー♪

しかし、タイトルになっている、「さおだけ屋」の件では、いろいろと問題も起こっている模様。。。
J-CASTニュース ミリオンセラーが予言していた!「さおだけ屋」潰れない理由
国民生活センターが注意を呼びかけた悪質業者は、山田さんが書いているように「ごくごく一部」なのだろうか。J-CASTニュースの取材に対し、筆者の山田さんは「執筆のときは、あくまで会計に関する本だったので、控えめな表現にしました」と答えた。山田さんによると、調査の過程で悪質業者がかなり多い実態や組織的に取り組んでいる団体もあるという情報を得た。山田さんがマスコミ関係者に情報を伝え、取材に取りかかったマスコミもあったが実態を告発するには至っていなかったという。』

いわゆる、悪徳商売のさおだけ屋の存在だ。実はこの本の中でも少し触れているのだが、軽いタッチの序文的な扱いになっていたことは否めない。それで悪徳さおだけ屋をのさばらせる元凶となったのではないか?と攻撃する輩が現れたというワケだ。参考サイトもひとつ↓
★★★物干し竿販売のトラブル★★★

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※さおだけ屋が潰れない理由は二つ。①金物屋が副業でやっている場合が多いので、仕入れの費用がほとんどゼロである。②単価を上げることによって売り上げを増やしていた。この2つ目の項目が、いわゆる悪徳商法に近いものだというわけ。
要は、くれぐれも、興味本位で、さおだけ屋を呼び止めるようなことはしちゃいけないよっちゅうこった。

筆者は、『北野誠サイキック青年団』や『アシッド映画館』のヘビー・リスナーだったようで、解説の際の具体例として、映画の裏ネタ話などもちょくちょく挿入している。。。特に悪乗り過ぎなのがココ↓第4章の「とにかく数字を使って話をすれば主張を受け入れてもらいやすくなる」という主張を述べているページだ。一部引用しよう~ヽ(^o^)ノ
『会計に限らず、数字には説得力がある。「高いおやつは買ってはいけません」といわれるよりも、「おやつは300円まです」といわれたほうが強制力は増す。「あともうちょっと頑張ってよ」といわれるよりも、「あと5日間だけ頑張ってよ」といわれたほうが頑張れる。「交通事故で亡くなる方がたくさんいます」といわれるよりも、「交通事故で毎年一万人の方が亡くなっています」といわれたほうが、自分の身近なことに感じられて、安全に気をつけようと思うようになる。「“エイリアン2”はとてもいい映画です」といわれるよりも、「“エイリアン2”は74回観ました」といわれたほうが、その映画は本当にいい作品なんだという想いがよく伝わってくる。(実際に映画評論家の平野秀朗氏がそういっていた)』

●食い逃げされてもバイトは雇うな! 山田真哉インタビュー


非常~に読み易い文体、興味を引く題材の選び方、そして専門用語は別枠できっちりと解説・・・と、これはまさに、サイキック本の体裁とまったく同じではないか・・・。多分に、参考にしているのではないか?と推測される・・・。
氏には、ぜひとも『サイキックはなぜ潰されたのか』という書籍を、ご執筆戴きたいものであーる(⌒ω⌒)ヒッヒヒ

ガンダム語録
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全軍を指揮する者が 弾のうしろで叫んでいては、勝つ戦いも勝てんよ (by レビル)

第26話「復活のシャア」より。二機のゴッグによる攻撃が、補給基地のあるベルファストを襲う。レビル将軍の部屋もまた、安全とは言えない状況となり、部下の一人が「退避壕に避難してください」と進言をする。だが、レビルは落ち着き払った態度で、指揮官の心得を説いて聞かせるのだった