【引き出しの中のラブレター】好みの分野のはずが・・・
eiga.com 作品情報 『引き出しの中のラブレター』
監督: 三城真一 プロデューサー: 伏木賢一、小林敬宜 エグゼクティブプロデューサー: 関根真吾 製作総指揮: 野田助嗣 脚本: 藤井清美、鈴木友海 撮影: 中山光一 美術: 古谷美樹 編集: 白水孝幸 音楽: 吉俣良 製作国: 2009年日本映画 上映時間: 119分 配給: 松竹
☆ストーリー:ラジオのパーソナリティを務める真生は、4年前に喧嘩して絶縁した父親と仲直りできないまま、父親に他界されてしまう。間もなく真生のもとに生前の父親が書いた手紙が届くが、真生は手紙を開封することができず引き出しの中にしまってしまう。そんなある日、真生は心の奥底に隠されている想いを伝える企画「引き出しの中のラブレター」を思いつく。主演は常盤貴子、共演に林遣都、八千草薫、仲代達矢ほか。)
☆キャスト:常盤貴子、林遣都、中島知子、岩尾望、竹財輝之助、萩原聖人、本上まなみ、吹越満、水沢奈子、伊東四朗、片岡鶴太郎、六平直政、西郷輝彦、豊原功補、八千草薫、仲代達矢
オフィシャルサイト
eiga.com 常盤貴子が共演陣からのラブレターに感涙 「引き出しの中のラブレター」初日
→『常盤は、「この映画は地球防衛軍も出てこないし(笑)、すごく地味。でも、同じ松竹配給の「おくりびと」が原作ものでもなく地味な作品だったにもかかわらず、世界で認められたことで、私たちも勇気を持てた。この映画もコツコツと多くの人たちの心に残る映画になっていければ」と思い入れたっぷりに語った。』
※常盤さん、なにげに「○○世紀少年」批判ですかぁ~~??w
監督: 三城真一 プロデューサー: 伏木賢一、小林敬宜 エグゼクティブプロデューサー: 関根真吾 製作総指揮: 野田助嗣 脚本: 藤井清美、鈴木友海 撮影: 中山光一 美術: 古谷美樹 編集: 白水孝幸 音楽: 吉俣良 製作国: 2009年日本映画 上映時間: 119分 配給: 松竹
☆ストーリー:ラジオのパーソナリティを務める真生は、4年前に喧嘩して絶縁した父親と仲直りできないまま、父親に他界されてしまう。間もなく真生のもとに生前の父親が書いた手紙が届くが、真生は手紙を開封することができず引き出しの中にしまってしまう。そんなある日、真生は心の奥底に隠されている想いを伝える企画「引き出しの中のラブレター」を思いつく。主演は常盤貴子、共演に林遣都、八千草薫、仲代達矢ほか。)
☆キャスト:常盤貴子、林遣都、中島知子、岩尾望、竹財輝之助、萩原聖人、本上まなみ、吹越満、水沢奈子、伊東四朗、片岡鶴太郎、六平直政、西郷輝彦、豊原功補、八千草薫、仲代達矢
オフィシャルサイト
eiga.com 常盤貴子が共演陣からのラブレターに感涙 「引き出しの中のラブレター」初日
→『常盤は、「この映画は地球防衛軍も出てこないし(笑)、すごく地味。でも、同じ松竹配給の「おくりびと」が原作ものでもなく地味な作品だったにもかかわらず、世界で認められたことで、私たちも勇気を持てた。この映画もコツコツと多くの人たちの心に残る映画になっていければ」と思い入れたっぷりに語った。』
※常盤さん、なにげに「○○世紀少年」批判ですかぁ~~??w
●予告編
※先日観た『パイレーツ・ロック』とラジオ繋がり。人の想いが電波に乗って伝わってゆく、というテーマ、
および、いろいろな人間模様が交錯する群像劇、キャストもお気に入りの方がいーっぱい出演してる・・・
と、要素だけを並べ挙げれば、絶対好きな映画の部類に入ってもおかしくない内容のはずだった。(過去形)
んーー、何だろう。「想いはしまっておかないで、ちゃんと伝えなきゃダメだ」とか「ラジオにはTVにない
温かみがある」とか、それ台詞にして言うたらアカンでしょ!というのが、まず最初の違和感だった。
および、いろいろな人間模様が交錯する群像劇、キャストもお気に入りの方がいーっぱい出演してる・・・
と、要素だけを並べ挙げれば、絶対好きな映画の部類に入ってもおかしくない内容のはずだった。(過去形)
んーー、何だろう。「想いはしまっておかないで、ちゃんと伝えなきゃダメだ」とか「ラジオにはTVにない
温かみがある」とか、それ台詞にして言うたらアカンでしょ!というのが、まず最初の違和感だった。
※ラジオ番組がそこまで個人の生活に踏み込んじゃダメだろ!というのが次のひっかかり。あくまでも、
さり気に生活の中のワンシーンとして彩りを添えるものであって欲しかった。。。リスナーのその後が
気になって会いに行っちゃっちゃあ、とたんにリアルじゃなくなるって。(そういう展開に持っていか
ずに心を交流させるからいいのであって・・・。以下略)東海ラジオの、悩み相談の女王、兵藤ゆき姐
でも、そこまではせんわ!とツッコめてしまう。
※まぁ、フィクションの世界だ、と言われてしまえばそうなんだろうが、中学→高校→大学→そして社会
人になってからもズルズルとラジオに引きずられた身としては、そこにリアルな空気が感じ取れなければ
もう、共感することはできないのだった。「人それぞれに心に残る映画とは、身につまされる映画である」
とは映画解説者・平野秀朗氏の名言だが、少なくともワッチにとってこの映画は、テーマは十分身につま
されるものの、現実味に欠けるせいで作品世界にズッポリはまり切ることが出来ない、惜しい映画だった。
※フットボールアワー岩尾&オセロ中島の二人が、とってもいい芝居を見せてくれてたと思う♪
でも、二人をとりまく家族の気持ちを繋ぐラジオ番組の企画が、何とも都合よく行きすぎ~の感は
否めない。劇中、番組スタッフの一人が会議で出す「でもその放送を、相手が聴いててくれないと意味
を成さないですよねー?」という初歩的な疑問に対して、誰も解答を示さず、うやむやに会議は進むw
伊東四郎氏扮する局のエライさんの鶴の一声で、「引き出しの中のラブレター」は、その番組タイトル
とともに、あっさりとオンエアされることが決まる。実際の編成会議が、そんな生ぬるいものじゃない
ことを、おぼろげにでも知っている者には、何ともしらこい(伊東四郎さんだけにw)シーンに映って
しまうのは致し方ないだろう。。。