【禁断の実の美女】江戸川乱歩の「人間椅子」(22)
※小説「人間椅子」のヒロインの女性作家のイメージに、萬田久子さんはピッタシだったワ~。
しかし、いつも「どうしてドラマ版になると人間椅子のオチは原作と変わってしまうんだろう?」
と不満に思っていたのだが、さすが脚本:ジェームス三木!!ちゃーんと、ストーリーの別の箇所で
原作テイストな結末を用意してくれていた♪椅子に潜むという変態チックな趣味の男に、まるで共感
してでもいるかのような最後の明智探偵の演説は凄かった。変態作家の面目躍如であろう♬
※思うにこの明智探偵、事件のたびに美女と出会い、最後は別れる運命にある、というシチュエーション
は、はっきり言って「男はつらいよ」と全く同じ!!これは、「寅さん」書庫に分類して正解だったな、
と今更ながらほくそ笑んでいる。
は、はっきり言って「男はつらいよ」と全く同じ!!これは、「寅さん」書庫に分類して正解だったな、
と今更ながらほくそ笑んでいる。