【武士の家計簿】さや侍ならぬ、利鞘ざむらい！

eiga.com 作品情報 『武士の家計簿』

■ストーリー：古文書から幕末の武士の暮らしを読み解いた磯田道史による教養書「武士の家計簿　『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督＆堺雅人主演で映画化。御算用者（経理係）として加賀藩に代々仕えてきた猪山家の八代目・直之。しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計もいつしか窮地に追い込まれてしまう。そこで彼らは、直之の提案で武家とは思えないほどの倹約生活を実行することになる。
■キャスト・スタッフ：（キャスト）堺雅人、仲間由紀恵、中村雅俊、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子監督：森田芳光原作：磯田道史脚本：柏田道夫

■作品データ　製作国：2010年日本映画　配給：アスミック・エース、松竹　上映時間：129分　映倫区分：G
オフィシャルサイト

●トレーラー

※いやー、倹約ってカッコイイね。今、こんな時代だからこそ、こういう清貧の思想を広めるべく
啓蒙の意味もこめて、多くの人に見てもらいたい作品でしょう！うむ。

※堺雅人が武士を演じる、と来りゃあどうしたって大河ドラマ『新選組！』での、山南敬助役を連想
せざるを得ないのはワチシだけではなかろう。剣の腕はショボく、そろばんだけがとりえの山南副長
？と思って観てみると、妙に可笑しい・・・。

※能登への転任！を命じられて驚くところは、『南極料理人』で南極への赴任を言い渡されたときの
表情とダブったかも。これまでのいろんな役柄の堺さん＆ちょっと変人めいた部分もある素の堺さん
の表情が、グルングルンと万華鏡のように発見できるので、堺さんファンにはオススメの一品と言え
よう～。

※終盤、堺さん演じる主人公と、奥さんの仲間さんが、全然年を食ったように見えないところが、一番
のツッコミどころであろう。もう、コントのレベルの老人メイクｗ　仲間さんが、いつ『ＴＲＩＣＫ』
の山田奈緒子役よろしく、「エヘヘヘヘッ❤」てお茶目に笑い出さないかと心配になったﾜｰ。

で、結論。

いくらテーマが“武家の倹約”だからって、制作費まで倹約しないで下さいよー、森田監督ぅ～(。・ε・`。)

ジョニデ語録（ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で）

ジョニデ語録解説

何日か店を休んで、リヴァーのファンに手紙や花を自由に供えてもらった。でもマスコミには腹が立って、取材陣に言ってやった。「なんて奴らだ。在りし日のリヴァーを敬おうという気持ちはないのか。俺は金輪際、こんなバカげた騒ぎに付き合わない」とね。リヴァーはたまたま俺の店で亡くなった。実に悲劇的で心痛むことだが、マスコミはくだらない雑誌を売るため、ウソばかり書き立てる

（「ザ・ジョニー・デップ」第四章より。リヴァー・フェニックスが中毒死した後のマスコミの反応について。その１）