【匂いの出るスパイキッズ4ってどーなん?】シッパイハユルサレナ~イ♪

美味しい料理がしこたま登場して、匂いや味が強烈に伝わってくる腹ペコ映画というのがある。
そういった作品で、この匂いカードを使用すれば、確かに二倍楽しめるのかも知れないが・・・

eiga.com 「スパイキッズ」R・ロドリゲス監督、次回作は“5D”を示唆
『人気アクションシリーズの第4弾「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」が、「4Dミッションカード」を使用し、映画史上初の“4D”で上映されることがわかった。“4D”とは、立体映像(3D)に匂い(1D)を加えたもの。同カードは100万枚限定で劇場配布され、スクリーンに表示された番号をこすることで、さまざまな匂いが体験できる。レベッカがママのマリッサにイタズラを仕掛けるシーンや、子育てとスパイ稼業を掛け持ちするマリッサがピンチに陥るシーンなど、合計8回にわたり番号が現れる。
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↑こんな感じで数字が出るらしい~!
メガホンをとったロバート・ロドリゲス監督は、「(同じ匂いをかぐことで)自分もキャラクターたちと一緒に、映画の中に入っているように感じる」と説明。そして「『スパイキッズ』が特に成功しているのは、子どもたちに自信を与えるからなんだ」と語る。/またロドリゲス監督は4Dを試みるにあたり、撮影中から徹底的に秘密を貫いた。新スパイキッズとして参加したローワン・ブランチャード、メイソン・クックにも、事前に明かさなかったという。次回作については「5Dでやらないとね。後ろに下がることはあり得ないよ」と意欲を語った。』

※これまでにも、匂いを放つ企画と言うのはいくつかあったらしい。例えばコレ↓

ジョン・ウォーターズの『ポリエステル』も同じ方式で匂いを提供していたらしいぞー。
ウィキペディアより抜粋)
『映画監督ジョン・ウォーターズが、退廃した毒々しさを全面に押し出した作品。ジョンの故郷メリーランド州ボルチモアの存在感を認めながら破壊する手法は、映画史上初のオドラマ・システムで匂いの出るカードをこすりながら鑑賞する。実際に映画館では観客に匂いカードが配られた。スクリーン上に表示されたカード番号の箇所をこするとそのシーンの匂いが体感できるというものであった。(アップル・パイの匂い・屁・ガス・ガソリン・履いている靴・スカンク・薔薇の匂い・脱ぎ捨てた靴下の匂いなどのありとあらゆる良い匂い・悪臭が取り混ぜられていた。)』

※しかしこれは予想通り、不評のうちに上映を終了した模様~。
そう言えば、『チャーリーとチョコレート工場』の試写会で、アロマトリックスなる装置を駆使して
会場中にチョコレートの甘~い香りを立ち込めさせたって趣向もあったっけー。

スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション 予告編 #2


※いずれにせよ、匂いは出すよりも消すのが厄介。残り香が充満している中で次の匂いが投入されて、
どんどん変てこなミックス臭が発生したりしたら何もかも台無しだしぃ~。ここは慎重に導入の是非を
考えねばならんだろう。アロマトリックス的な設備を投入するのはやはりあまりにも危険すぎるダロウネ。
♪失敗は許されな~い、スパーイキ~ッズスパイキ~ッズ♪(日本語版テーマソングを歌ってみましたw)

ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)
ジョニデ語録解説
僕は君と一緒にロックランドにいる。夢の中、海を渡ってきた君は、全身から水をしたたらせながら、アメリカを横断するハイウェイを歩き、夜、西部に建つ僕の小さな家の、ドアの前で泣いている
(「ザ・ジョニー・デップ」第五章より。アレン・ギンズバーグ 『吠える』(1956)の一節)