【その街のこども 劇場版】宇多丸推奨~♬

ライムスター宇多丸氏が「2011年度シネマランキング」で、第二位に入れた邦画~!という
ことで、興味を持ち、さっそく借りてきてしまったという次第。さて出来はどうなのかなー?

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eiga.com 作品情報『その街のこども 劇場版』
■ストーリー:阪神・淡路大震災から15年目にあたる2010年1月17日にNHKで放送されたドラマを、新たな映像を加えて再編集した劇場版。主演は実際に震災を体験している森山未來佐藤江梨子。子どものころに震災を体験し、現在は東京で暮らす勇治と美夏。2人は“追悼のつどい”が行われる前日に神戸で偶然知り合い、15年目の朝を迎えるまで時間をともにすることに。復興を遂げた真夜中の神戸で、これまで語ることのできなかった2人の思いがあふれ出す。
■キャスト・スタッフ:(キャスト)森山未來佐藤江梨子津田寛治 ■監督:井上剛 脚本:渡辺あや 音楽:大友良英
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■作品データ 製作国:2010年日本映画 配給:トランスフォーマー
公式サイト
EO映画 渡辺あやインタビュー
→『本作の脚本を作りだすとき、ドキュメンタリーでは拾いきれない、些細な出来事をすくいとっていくというのが、ドラマでする意義だと思っていたので、まず、主人公たちのひととの関わりかたを物語の主軸に考えました。彼女は、実は逆ナン好きとか、コンパニオンをしているとか、彼女と歩く男性も、また違うベクトルで震災に対して思いを持っているという少し意外な人物背景にしたかったんです。そんな、当時小学生だった子が、大きくなって出会うことが起こりうることが、奇跡的なことで、厳しいだけでなく、そこに希望をたくしました。寄りそって解決することではなく、自分の問題として捉えないといけないということを、主演のふたりがきちんと理解してくれていて、話かけるのも怖いくらいの緊張感のある現場でした(中略)それこそ難しい話ではなく、あくまで個人的で、日常のなかにある深いところで繋がりたいという印象を受け取っていただきたく、「その街のこども」というタイトルに決めました。言いたいことをきちんと明確に作れたと自信を持って言える作品になったので、出来るだけ多くのひとに伝わることを願っています』
※実際に子供のころに震災を経験した二人が、虚実ないまぜにした出会いの物語を紡いでゆく。。。
めーっちゃええ雰囲気♪三宮近辺に詳しい人は、知っているロケーションがバンバン出てくるので
二倍楽しめるかも~♪そして、震災の地を二人と一緒に歩いている感覚になって、時の経過を肌で
感じるような疑似体験もできるっ!これ、宇多丸さんにお勧めされなかったら、「またどうせ軽い
ノリのボーイ・ミーツ・ガールもの」なんでしょ?ってずーっと勘違いしたままやったワー。ほんと、
映画評論って、大事やなーー!

◎二人の歩んだマップ(拡大できるヨッ)
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サトエリ、行動パターンはオモローだったんだけどー、喋ってる言葉が、いわゆる「関東人の使う
デタラメ関西弁」っぽくて、ややテンション下がること数回ー。しかし、そのマイナスをも跳ね除け
て、淡々としたストーリーのその先にある「人間力?」みたいなモノを強く感じ、しんみりと出来る
要素もデカかったので、プラマイちょっとだけプラス、ってところかなー?結局。

●予告編


スポーツ報知 サトエリ、森山未來の奇行を暴露…
→『森山と初共演した佐藤は「未來くんは冬の撮影にビーチサンダルで来たり、いきなりタップダンスを踊り出したり、かなり変な子だった」と撮影時の奇行を暴露していた。』

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↑エロ上司役の津田寛治w


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●『その街のこども』を観つつダベる、「その街のオトナたち」
TWITCASTING 『オールナイト水道筋vol.5』

神戸弁が違和感あるのはわざとそう­しているらしい、という情報も入ってきた。
久しぶりに帰って来て、無理に使っている雰囲気を出したかったって。だとすると、その苦労は
逆効果だったとしか思えない。忘れようとしていた­街の言葉だったから?いやいや、説得力ないって。
人間、子供のころに使っていた地元の言葉って、帰省した時のふとした拍子に蘇ったりするもの。
その時点で、イントネーションやらの基本的な言葉は変貌しないという気がする。細かい単語のニュ
アンスぐらいだったらマシだったんだけどー。。。饒舌になっていった終盤は、ちょっと耳についた。

●「15才の君へ」篇【60秒】(関西電力株式会社)CM


ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)
ジョニデ語録解説
結婚したくないとは言ってないわ。結婚制度に反対してるわけでもないし、それが素晴らしいとも思ってないの。もしかしたらある日、子供のために籍を入れるかも知れない。でも私たちは結婚した夫婦以上の関係だし、子供も二人いる。結婚は私たちが必要としているものじゃないのよ
(「ザ・ジョニー・デップ」第九章より。サンデー・タイムズ紙のリサ・グラインジャーのインタビューで、ジョニーとの関係を聞かれて答えるヴァネッサ・パラディ