【Aシネマグランプリ2001の話】個人的ベストテンも♪
いた『アシッドシネマグランプリ』(センセ(館主・平野秀朗)版ベストテン&リスナーズ・ベス
トテン)が、放送終了後も、にゃむばななさん主導の下、細々とネット上で続けられてきた~。
2011年度の結果が出たのでご紹介~~~~~♪
・感動で泣きまくった挙げ句、ラストに驚愕&号泣。韓国映画の凄まじさよ!(うらさん)
・見事なエンターテイメント映画で子供の頃に夢見ていたような作品。約40年も続くTVシリーズはもう子供向けとは言えません。(zamaさん)
・男にとってはあんなこんなシーンが満載。長澤まさみたんがめっちゃ可愛かった。鑑賞後、まさみたんと久美子たんに同時に好かれたらどうするかを真剣に考えました(アンパンマンさん)
※長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子の間で揺れる森山未來。男としては「ちょっとでいいから代われ!」と思いつつも、本音はリリー・フランキー師匠に弟子入りしたいではなかったでしょうか。
・ウォンビンが最高です。とにかく、彼の魅力がこの映画を輝かせています。(pada-padaさん)
※韓流四天王の頃のウォンビンを求めて劇場に来たおばちゃんたちがショックを受けて帰るほどのこの壮絶なハードボイルド。とにかくウォンビンの美しい殺戮に酔いしれてください!
・総合的に楽しめた。一歩踏み込みがなかったので2位!(kotoronさん)
・久々に脚本と演技で心に染みる古き良き映画。こういう作品があるから映画が好きなのだとしみじみ感じられた。(GAKUさん)
※イギリス映画らしい脚本の上品さと音楽起用法の巧さ。そして役者陣の素晴らしい演技の競演。地味ながらも本年度アカデミー賞で主要4部門を制覇しただけの「映画に必要な巧さ」が詰まっていた作品ではなかったでしょうか。
・赤裸裸。「あなたは最低の人間じゃないけど、そう見える生き方をしてる」ってセリフにどきり。(汗さん)
※アラブの春を語る上では絶対に外せないFacebook。世界中を繋げたFacebookの創設者は唯一の友人との繋がりも保てない世界で最も孤独な裏切り者という皮肉。マーク・ザッカーバーグを賞賛するでも否定するでもなく、一つの青春映画として作り上げた巧さには素晴らしいの一言。ただアカデミー主要部門で『英国王のスピーチ』に全敗したのはあまりにも残念でしたね。
・まさに芸術品!と呼ぶにふさわしい構成の妙に唸らされた。(ジョニーAさん)
・ナタリー・ポートマンも凄いが、ダーレン・アロノフスキー監督の演出が凄い!(にゃむばななさん)
※カエルを飲み込もうと睨むヘビのような目で黒鳥を舞うナタリー・ポートマンの脱マチルダどころではない演技。枯れ過ぎて分からなかった人も続出したウィノナ・ライダー。そして白と黒を徹底的に意識させたダーレン・アロノフスキー監督の演出。その全てが芸術の域に達したと言っても過言ではない映画でした。
・画面の強烈さと話の面白さ。これ以上に興奮させる作品はありませんでした。でも、見返したくないです。(ラジオ映画館さん)
・黒沢あすかの「オラ、もっと大きい声出して!」が凄かった。(かまちゃんさん)
※もうでんでんさんが村田にしか見えません!バスロマンのCMを見るたびに生田斗真クンの命が危ない!とハラハラしてしまいます!などの声しか聞こえないほどこの映画の全てを持っていったでんでんさんと黒沢あすかさんの「ボデーを透明にする」夫婦。いやはや、こんなに見終わった後に疲れる映画はそうはないでしょう。
・ダントツです。音楽、アクションが衝撃で、クロエ・グレース・モレッツに惚れました。(あきさん)
・アメコミ原作だが日本的な部分に共鳴する描写もそこかしこに。何よりヒット・ガールの魅力にやられた!(3104さん)
※I Love ヒット・ガール!I Love クロエちゃん!グリーン・コンドーム兄ちゃんよりも、ヲタクパパのニコラス・ケイジよりも11歳にして悪い大人を次々と殺しまくるヒット・ガール最高!
こんな映画が興行で1位を取るアメリカが病んでいるんじゃない!この映画を堂々の1位に選ぶ元アシッドリスナーも病んでいるんじゃない!こんなヒーローがいないこの世界が病んでいるのだ!
さぁ、今「よっしゃ!」と拳を上げている諸君。シアトルの盟友に続き、あなたもキック・アスに続くのだ!
次は、個人的ベストテンの発表ーーーーーーッス♪
⑨電人ザボーガー(日本の低予算映画でもココまでやれるよ!ってことで)
⑧奇跡(是枝さんの、繊細な心情を描いた作品に目がないので。まえだまえだの頑張りにも拍手)
⑦はやぶさ(竹内結子さんのヲタ演技、実在の人物へのリスペクト精神を強く感じた♪)
⑤阪急電車 片道15分の奇跡(地元民として素直に嬉しいシチュエーション。構成の妙に唸った)
④塔の上のラプンツェル(映像の美しさは筆舌に尽くしがたし。しょこたんの声優としての実力にも驚嘆!)
※これぞ、エンターテイメントの極致!と言いたくなってしまう見事な展開の連続に脱帽だ。
ナタリー・ポートマンの魂の演技もさることながら、個人的には落ちぶれてゆくウィノナ・ライダーの
迫真の演技に心奪われたのだった~
②127時間
※観終わって衝撃で立てない映画というのが数年に1本はあるのだが、本作はまさにソレ!
ストーリーの大枠が解っていつつも、これだけ心揺さぶられるとは。。。
※127時間ほどの衝撃度ではなかったものの、コチラもまた余韻に浸れる面白ポイント満載の
作品だった。『アジョシ』のスタイリッシュさと『電人ザボーガー』のマニアックっぷり、『ブラック
スワン』の起承転結の巧さに『ラプンツェル』の愛おしさ、全て兼ね備えているので1位は当然ダ♪
「アシッド」のAでもあり、ジョニーAのAでもあり、さらにさらに、「ええ映画」(関西弁)という
意味をもかけた、トリプルミーニングな言葉になっているってことを、最後に解説させていただく。
ご清聴アリガトンでしたーー(o^-')bΣd(ゝ∀・)エエガナエイガハ♡
ジョニデ語録(ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で)
ヴァネッサと子供達には、人生で大切なことを教えてもらった。いい親になることだよ。何もかもがバラ色というわけではないけど、これほど輝いている生活を送ったことは今までになかったね |
(「ザ・ジョニー・デップ」第九章より。ヴァネッサと子供たちとの関係について)
演技をする時は、その役に惚れこまなくてはならない。俺の場合、そんなことができるのは、自分とは全く違うキャラクターの時だけ。だって、俺は自分のことが好きじゃないからね。二か月も自分以外の人間でいられるのはいい気分だよ。逃げ場を与えられているような感じだな |
(「ザ・ジョニー・デップ」第九章より。俳優という職業について)
*1:◎д◎