【未公開映画TV】『ロック・スクール 元祖白熱ロック教室』

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あの、名作(?)『スクール・オブ・ロック』の元ネタになった人物、ポール・グリーンのクレイジー
ロック指導風景を収めたドキュメンタリー映画・・。ジャック・ブラックがまともに見えるようになるゾッ!

未公開映画を観るTV 「ロック・スクール 元祖白熱ロック教室」
 →渡辺祐 ライナーノーツ 引用 『親子で何かをメザしている人が嫌いである。いや、嫌いという言い方は大人気ないか。肌が合わないとでも言い換えてみようか。とにかく、子供の頃から親の指導の元、親子で努力して、親子で練習して、親子で感動したりなんかしている親子の物語が肌に合わない。その延長線上で「師弟の感動物語」もしっくりこないことが多い。なので、映画「キック・アス」の感想もやや微妙。大笑いはしましたが。
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/「ロック・スクール ~元祖白熱ロック教室」は、子供に楽器の演奏を教え、ロックを伝導するという私塾を追ったドキュメンタリー。ポール先生は、完全なるロックバカ。自身もバンドマンを目指していたけれど、途中から指導力の可能性に目覚めてこの学校を主宰。100%シロートの子供から、すでに演奏力のある天才児まで、様々な子供に「練習あるのみ!」と熱く語りかけ、励まし、罵倒し、遊び、からかい、そして「とにかくロックしろ!」とケツを叩く。魂&テクニックの両面指導。/そこまでは、まあ、わかる。専門学校の子供版のようなものだと思えば。ところがですよ、この映画で描かれている限りでは、課題曲がブラック・サバスフランク・ザッパなの。21世紀なのにもかかわらず。相手が10代のガキなのにもかかわらず。
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/バカでしょ、いい意味で。ロックって習うものか? というハテナマークが浮かぶ方もいらっしゃるかとは思うのだが、ポール先生の偏執的こだわり、そしてバカでドライというキャラがそのハテナを駆逐。なにしろ子供を子供扱いしない。ライヴ演奏する子供たちを楽屋で鼓舞するシーンは、サッカーの監督がハーフタイムに選手のモチベーションをアゲている姿にそっくり。ある意味脳天気かつタフに突き抜けた指導には、子供の親たちも共感。さすがアチラは「個」への信頼関係がちゃんとしている。/かつて「昭和の子供」が広場や空き地に集まって野球をやっていると、どこからともなく現れて指導を始める近所のおっさんやお兄さんがいたものだ。便宜的に「学校」と書いてはみたものの、ここは学校ではなくて、そんな「広場や空き地」なのかしらんと思ったりする。/冒頭の話に戻るとですね、ニッポンの親子や師弟の努力物語にありがちな、湿った生真面目さを重視するシソーがないのです。「だって、楽しいからやってるんだし、楽しいからこそ負けたくないじゃん」という「草野球の真剣さ」があるとでも申しましょうか。それでいいのではないですかね。ロック。』

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※この兄弟、カワエエ~~、そして、しっかりロッカーしてる♪ラストの決め台詞に痺れたワーー!

ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 これが本当のスクール・オブ・ロック、こどもバンド!
『ロックミュージシャンの夢が挫折したポール・グリーンは、他に何の取柄もないので、子どものためのロック塾をはじめる。しかし、ポールは子どもよりも幼稚で、子ども相手にFUCKを連発。小学生にブラックサバスを歌わせて、「これを歌うには悪魔を崇拝しろ!」と脅す。ビリー・アイドルの「反逆のアイドル」を一生懸命譜面どおりにきっちり弾く子どもたちに「そんなのパンクじゃねえ! ぜんぜん反逆してねえ!」とキレまくる。ギターを弾く時に左手の運指を見ると「ロックが指なんか見るな! 女じゃねえだろ! きさまはバングルスになりたいのか!」と小学生にはわからないツッコミ』

●予告編

※まさかの、ロック教室大盛況w 松嶋さんは「絶対失敗するわ」と思いながら観ていたらしく、
最後はキョトンとしてたw 町山さんは、ロック・ファンだが音痴、という境遇のため、娘さん
を、この手のロック・スクールに通わせたかったのだ、とカミングアウト。しかし、遺伝の悲劇
が容赦なく町山を襲って。。。

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※「子供たちにキレるのは演技だ」と言っているポール。しかし、映像を見る限りにおいては、
 どう見ても、明らかに本気ギレしているとしか・・・。いや、この人はきっとすごい優秀な
 役者なのだな。そうだそうだ。そういうことにしておこうw

●Paul Green School of Rock ROCKUMENTARY 2008 Trailer!

※日本のブラック・サバス、こと人間椅子の楽曲をテキストにして、日本でも「人間椅子教室」を開く人は
おらんかしらん?いや、人間椅子の3人がじきじきに、子供たちに文芸ロックを伝授してみても面白かろう~。
まず、1時間目は、ギタリスト・和嶋慎治先生による「哲学」のじか~~ん!はい、生徒集まる要素ゼロ~~♪

今日のおもな出来事

今日は何の日?

●日刊新聞創刊の日・・・1872(明治5)年、東京初の日刊新聞「東京日日新聞」(毎日新聞)が
   浅草で創刊されたのが旧暦のこの日です。
 
●国際母語の日・・・国際教育科学文化機関(ユネスコ)が1999年11月17日に制定。国際デーの一つ。
   1952年、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュで、ベンガル語公用語として認める
   ように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、4人の死者が出ました。
 
食糧管理法公布記念日・・・1942(昭和17)年、「食糧管理法」(食管法)が公布されました

・1946年・・・警視庁が婦人警察官の募集を開始
・1986年・・・人事院が国家公務員の女子保護規則を改正。深夜勤務の制限緩和や生理休暇廃止など

◎新聞に関する名言 by ソロー(19世紀米国の作家・詩人・思想家)
新聞を読まない人は幸福である。なぜならば、彼らは自然に目を向け、それを通じて神を見るからである

★今日生まれの有名人

1964年 モモコ (漫才師) 
1978年 酒井美紀 (俳優)
1986年 川嶋あい(ai) (歌手(I WiSH)) 

川嶋あいさんの言葉
有名にならなくてもいい かっこいい凡人になりたい