【今度は愛妻家】薬師丸ひろ子&豊川悦司再び・・・

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eiga.com 作品情報 『今度は愛妻家』
■解説:俊介はかつての人気カメラマンだが、今はろくに仕事もせずだらけた日々を過ごすダメ亭主。結婚10年目を迎えたある日、何かと世話を焼く妻のさくらが旅行に出かけ、しばしの独身気分を味わう俊介だったが、さくらが何日待っても戻らないことに次第に不安を募らせていき……。2002年に初演された大ヒット舞台を、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲が映画化。豊川悦司薬師丸ひろ子が結婚10年目の夫婦を演じるラブファンタジー
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■スタッフ:/監督 行定勲 /製作 黒澤満 木下直哉 /企画 遠藤茂行 /プロデューサー 天野和人 國松達也 /原作 中谷まゆみ /脚本 伊藤ちひろ /撮影 福本淳 /美術 山口修 /編集 今井剛 /音楽 めいなCo. /主題歌 井上陽水
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■キャスト:豊川悦司 薬師丸ひろ子 水川あさみ 濱田岳 津田寛治 奥貫薫 井川遥 石橋蓮司
■作品データ:/製作年 2009年 /製作国 日本 /配給 東映 /上映時間 131分
特集ページ 薬師丸さんインタビュー動画あり
→『照れくさくて、口から飛び出すのは裏腹の言葉/文:垣井道弘/売れっ子カメラマンの北見俊介は、一年近く、写真を一枚も撮っていない。彼は健康オタクで口うるさい妻に「食いたいものだけ食って死ぬなら本望だよ」と強がりをいう。禁煙を実行できない僕も、やはり同じようなことを口走ると思った。本心では妻に感謝していても、口から飛び出すのは裏腹の言葉や皮肉ばかりで、愛しているよなんてとても照れくさくて言えない。貯金が底をつきかけてもパチンコをしたり、毎日、虚しくブラブラしている俊介の気持がよくわかる。身近な存在だった妻との距離のとりかたが分からなくて、心の整理がつかないのだろう。そんな屈折した心情や後悔を、豊川悦司が軽妙で感情豊かに生き生きと演じている。事件から一年後のクリスマスに本音を吐露するクライマックスでは胸が熱くなった。石橋蓮司を筆頭に達者な俳優陣のテンポのいい会話とアンサンブル演技が素晴らしい』
※上記の薬師丸さんのインタビューでの、アドリブが盛り上がった話が印象的。
きらきらひかる』では仮面夫婦を演じたお二人さん、相性はその頃から、バ
ッチリだったのかもネー

●予告編

※伏線が結構利いているストーリーで、観終わったらもう一回確認しよう、
と思わせてくれる前半部分だったのだが、、、んー、後半の、部屋の中で
主要登場人物が一堂に会して、ワチャワチャ言い合うシーンから、ちょっ
と興醒め気味に。。。どうも行定さんの作品は、個人的にこういうことが
多いんダワナーーー。途中から付いていけなくなっちゃって集中力も途切れ
ちゃう。キャスティングははっきり言ってバッチリ過ぎるくらいなので、
余計に残念な読後感に陥りやすいんダワヨーーー。もう二回観ようとは思わなく
なってしまった~

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濱田岳クンは、まだそれほど世間に認知されてなかった頃かな。調べて
みたら、『鴨川ホルモー』と『ゴールデンスランバー』の間の作品ダッタ。
『アヒ鴨』『フィッシュストーリー』で個人的に好きになって、その後
の「ちょっと失速気味」に思えていた時期(あくまでも自分比w)の、見落
としてた一品っちゅうわけやねー

★感想ブログ 紹介~
お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
薬師丸ひろ子がとてもキュートで素敵。いい歳なのに、いつまでもチャーミングで、どこかにあどけなさを残す雰囲気が作品にマッチしている。出色なのは、おかまの文ちゃんを演じる石橋蓮司の演技である。ヘタすると作品のイメージを壊してしまいかねないキャラクターだが、見事に作品の中に溶け込んで、主演者たちをサポートしている。心のどこかに悲しみを秘めながらも、精一杯明るく生きている文ちゃんの存在が、作品を引き締めている。本年度の助演男(?)優賞の一番手だろう。
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蘭子と誠の恋愛話が、やや煩わしいが、これを取っ払ってしまうと物語が寂しくなる。これはこれでアリだろう。若くて、これからの人生を歩み始める二人の恋物語が、くたびれかけた俊介・さくら夫婦に対する、表裏の関係を示している。10年連れ添って子供がない夫婦に、まだ結婚していないのに子供が出来た若いカップル、と何から何まで対照的だ。俊介たちのように、夫婦間に少し倦怠感が漂い始めた方たちには特にお奨め。観終われば、きっと少しは相手を思いやる心が芽生える事だろう』

☆今度は、舞台版!公式HP
公式HP

テレビブロスのインタビュー記事によれば、『今度は愛妻家』を観た玉置浩二が、
俊介をみて「これ俺だよ!」と思い、薬師丸に手紙を書いたのだが、返信はなかっ
たらしいww/たぶん、玉置さんは、俊介に、あともう少しのDV要素を加えれば
ピッタリまんまな人物設定だったんじゃあなかろうかと思われ・・・

eiga.com 映画ニュース 第19回日本映画批評家大賞(2010)の授賞式
『第19回日本映画批評家大賞の授賞式が5月7日、東京・青山スパイラルホールで行われ、「さまよう刃」で主演男優賞を受賞した寺尾聰、「今度は愛妻家」で主演女優賞を受賞した薬師丸ひろ子ら総勢約20人の受賞者が出席。同賞は故・水野晴郎さんを発起人として1991年に設立された。(中略)寺尾、薬師丸をはじめ、助演男優賞石橋蓮司(「今度は愛妻家」)、助演女優賞八千草薫(「ディア・ドクター」)、新人賞はAKIRA(「ちゃんと伝える」)、満島ひかり(「愛のむきだし」)、岡田将生(「ホノカアボーイ」)が受賞。作品賞には大森寿美男監督の「風が強く吹いている」が輝いた。』
※ぶんちゃん役の石橋蓮司さんは正確には「最優秀女演男優賞」だわなw

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●夢の中へ 薬師丸ひろ子豊川悦司

※今度から「夢の中へ」を歌うときは、この「♪探し物は何ですかタンタンタン♪」
っていう歌詞で歌いたくなるワーー

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津田寛治奥貫薫の洗剤のCM内夫婦。理想の夫婦を暗示してでもいたのかー?
意味不明だが、なーんか好きなワンシーンである。
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☆今度は、コミック版!!
Amazon.co.jp 今度は愛妻家 単行本(ソフトカバー 中谷まゆみ (著)
『内容紹介:2002年に上演され、大好評を博した舞台「今度は愛妻家」の戯曲が待望の書籍化!/かつては、売れっ子カメラマンだった北見だが、今や1年間も仕事をせず、フラフラしている。子どもの欲しい、妻のさくらとは喧嘩ばかり、そんな二人を心配する、助手の誠とゲイバーのママ文太。そこに女優志望の蘭子が現れて・・・ダメな五人が織り成す、カラッと笑えてホロッと泣ける、ちょっとシリアスな物語』

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トークセッション

※薬師丸さんのトマト・トーク、最高♪

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※ラストテロップの出演者名の中に、鶴瓶の息子、駿河太郎ハケーン!またまたこの
人はエキストラのごとく、大勢の中に混ざっていたんだねぇーーー。太郎探しの
ために、やっぱりもう一回観てみっカァーーーー!!

6月7日の雑学問題は・・・?(簡略解答は一番最後に!)

Q:妻のへそくりは本当に妻のものか?

(解説)専業主婦の場合、妻のへそくりは、もともと夫の収入の中から少しずつ貯めたもの。だから、夫のものなのか?それとも、家計をうまくやりくりして貯めたので、妻のものなのか?/へそくりは、夫婦いずれのものかはっきりしないお金と見なされており、民法ではそうした夫婦いずれに属するか明らかでない財産は、夫婦の共有とすることにしている。だから妻のへそくりを見つけたら、夫はその半分だけは返せ、と請求できることになるー

オコタエ~(o ̄∇ ̄)σ 半分は夫のもの、半分は妻のもの



関連雑学

・『へそくり』の言葉の由来はおへその事ではなく『綜麻(へそ)』である。綜麻は紡いだ麻糸を環状に幾重にも巻きつけた糸巻きのことで「苧環(おだまき)」とも呼ばれる。昔はた織りをしていた女性たちが、余った糸で自分の服を織っていた。こっそり『綜麻』を巻き取る『繰(く)る』から『へそくり』ということなのだ。

関連動画

●♪~ 知らないことが多すぎる 進化の過程 ママのへそくり 鼻歌の理由~♪
・知らないことが多すぎる  森山直太朗 (2010.6.5~NACK5「J-POP MAGAZINE」公開収録)


●♪~山田くんいきなり笑い声 吉田くんとにかくお見合い
          池田くん洗ったネクタイ 福田くん畳にへそくり ~♪
・おじゃまんが山田くん  ホワイトぐみ