【セクシーボイス アンド ロボ】最終回「ロボ」

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☆あらすじ:真境名(浅丘ルリ子)に「ホテルに出る“幽霊”を退治してほしい」という指令を受けたロボ(松山ケンイチ)。幽霊なんてイヤだと一旦拒否するも、しぶしぶ引き受けることになったロボは、ニコ(大後寿々花)と共にウワサのホテルに乗り込むこ とにした。ところが、そこにいた“幽霊”とは、なんと、3ヶ月前に死んだはずの三日坊主(中村獅童)だった。自分が死んだということを理解していない三日坊主に、“事実”を知らせることになったロボとニコは――
プロデューサー日記 番組が終わって… (2007/06/26)
→『最終回の放送が終わって一週間が過ぎてしまいました。もっと早く、この日記を更新しなければいけないのに、どうしても書くことが出来なくて、今日になってしまいました。僕は、「セクシーボイスアンドロボ」が大好きです。正直言って、満足がいかない事や納得いかない点、後悔も多いのですが(自分の才能、努力の足りなさもあり)、僕はこの作品が大好きです。いとおしいです。大事な、大切なドラマです。全てのキャスト・スタッフ、支えてくれた皆さん、ありがとうございました。/そしてなにより、テレビの前で「セクシーボイスアンドロボ」を応援して下さった皆さん、本当に、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです』
※最終話「ロボ」を鑑賞。全部観終わってしまったーーーーー!あーー、
またひとつ楽しみが減ってしまった、とも言えるんダナァーー、これが・・・

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※「ンマインマイ」と言いながらカレーを食べる所作に違和感ナッシング!
かんっぜんにヲタクと化している。ま、『デスノート』でLを演じきった
彼にとっちゃあ、何てことないシーンなのかも知れないけどーーー

☆設定はちょっと付いていけない回もあったのだけれど、台詞はホント、毎回イイ!
↓全回の冒頭の一言を改めて読んで、ジワーッと感動の渦が押し寄せてくる感じ!
発熱するマイナ魂 日々を生きていくことに悩んだら『セクシーボイスアンドロボ』
『リアルタイムで見ていたドラマなのですが、毎回違うテーマの味わい深い余韻を残していく内容にすごく感動したことを記憶しています。そんな余韻をまた感じたくなって見返しました。そして、分かっていたことですが、最終回の余韻はやっぱりすごかったっす。』

voice 1 『三日坊主』
“私にとって世界は、親と、学校と、コンビニでできている。その中で私はうまくやり過ごす。”

voice 2 『ごぼ蔵』
“私たちは行き先も分からず、転がるように走った。”

voice 3 『お歯黒女』
“泣きたいほどの孤独と、何も無い平凡な自分になってしまうのと、どっちが怖いんだろう。”

voice 4 『かんにん袋』
“生きていくということは、自分の力ではどうしようもない、納得のいかないことの連続らしい。”

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voice 5 『うしみつ様』
“呪いなんか信じてないけれど、それ以上に厄介なものに私は巻き込まれることになる。”

voice 6 『ZI』
“今のままがそんなにいいとは思っていないのに、この生活を壊したくないと思うのはどうしてなんだろう。 ”

voice 7 『さわって青空』
“伝えたい事が伝えられない、不器用で悲しい人だった。”

voice 8 『プッチーニ 前編』
“こんなに緑が綺麗なのに、私の心は止まっている。”

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voice 9 『プッチーニ 後編』
“何でもしますからまた、みんなの笑顔、見せてください。”

voice 10 『幸子』
“ある晴れた昼下がり、私は2億円で売られようとしている。”

last voice 『ロボ』
“みんなと違うことを言い通すのは、なかなか根性がいる。たとえそれが、正しいことでもだ。”

※ふと、言葉の魔術師、というフレーズが浮かんだー。いわゆる魔術師夫婦やわね。
木皿さん夫婦自身がドラマに出演するなら、どんな役が似合うかしらん?意外と、年季
の入った詐欺師夫婦、とかハマりそうナナーw

★エンディングの台詞も、心に染みる名言揃いでしたー。まとめているお方が・・・
ブタネコのトラウマ セクシ-ボイスアンドロボ 最終話
『このドラマの「柱」って何だろう?それは見る人によって感じ方が違うので 一概に「コレだ」と特定するのは難しいが、私は 大人びた子供のニコが いろんな事を経験する事によって本当の大人になる… そこを描く事で 大人ぶっていてもガキでしか無い子供と、大人になり切れていない大人へのテーゼなのかな?と私は 最終話を見終えて感じている。/聞くところによると このドラマはあまり人気が無い…というか「面白い」と評価する人が少ないのだそうだが、それは おそらく、上辺だけを眺めて何も考えない人には 特徴の薄い、小難しいストーリーに映るからなんじゃないか?と思う。しかし、このドラマは腰を据えて見続けると 実に深い良作だと私は思っている。特に、毎回 ラストに流れるニコ(大後寿々花)のモノローグが実に秀逸なのは 大後寿々花の巧さによるものだけでは無く、そこで語られる言葉の深さが秀逸で 故に、ドラマの余韻と相俟って「良いモノを見た」という実感で包まれた。』

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voice 1 『私は一人で生きてるんじゃない。だから、この世には損だと判ってても、踏み込んでしまう一歩がある。それはいいことなのか、悪いことなのか、誰にもわからなくて…。だから多分、それは自分で決めなくてはいけない一歩で…。私は生まれて初めて、生きるのって怖いと思って… 泣いた』

voice 2 『私も、取り替えられない人に出会えるのだろうか?もし、そんな人に会えたなら、どんなに心強く生きていけるだろう…会えるかどうかわからないけど…。会えなくても、どこかにそんな人がいると思っただけで、どんなに明日は楽しいだろう…。そっか、それが… 恋愛か。』

voice 3 『結局、お金は使いきれなかった。このあと、一度だけ月子さんを見かけた。月子さんは泣いてなかった。泣かずに、汗をかいていた。そのことをロボに言うと、ロボは大泣きした。10年後の私は元気だろうか?元気の出る魔法の電池は、多分、ありがとうという言葉だ。月子さん、新しい人生ゲームは、楽しいですか?』

voice 4 『これから、私がどうなるかなんて、誰にもわからないんだ。いきなり、自分に、お先真っ暗になるような出来事が起きたら、どうすればいいのか…。どんな事だって、いつか役に立つ日が来ると、無理やり自分に言い聞かせるのも、一つの方法なのか。そうすれば、生きていくのも、少しは楽になるかもしれない。何事も無駄なんてない。そう思った。』

voice 5 『あれから、あっという間にうしみつ様は廃れ、代わりのものが生まれた。あの5人はバツとして1年間、花の手入れをやることになった。でも、またもや何かを計画中…。仕事をサボって嘘をついたロボは、当然、信じてもらえず…。本当のことを言った私も、なぜか信じてもらえなかった。私が信じているものって一体… 何なんだろう?』

voice 6 『怒りのステーキは、時間が経って剥がれ落ちた。時間が経てばほどけてしまうのなら…ほどけるまでの間、私はちゃんと家族を続けようと思う。本当はこう言いたかった。何もいらない。何も入らないからまだ私の事、見ててほしい。』

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voice 7 『私はヒーローにはなれないかもしれない。でも目の前の大事な人に、思いを告げることはいつだって・・・できるんだ。』

voice 8 『こんな世の中、何も変わらないと思っていた私に、誰かがスイッチを入れた。大凶のおみくじが、世の中なんか簡単に変わるんだと、笑ってる。本当にそうなのか? ロボが誰といようと私には関係ないと、私は思いこもうとする。今日、ロボが知らない人に見えたからって、それがどうしたというのか。何で今頃ロボに話したいことがいっぱいあったって思うんだろう…。ロボに私の声が届かないことが、何でこんなに苦しいんだろう…。スイッチを切る方法を思い出せない。私だってリアルに苦しいよ。 ロボ!!!』

voice 9 『ロボが帰ってきた。痛みと懐かしさと、許してもらった安堵感と一緒に。あなたがいなくなると、世界が変わる。あなたがいなくなると、私の知っている世界じゃなくなる。それはとても寂しい事だから。だから… 死なないで。』

voice 10 『お金が欲しいとかいとか、美人になりたいとか、誰にでもわかる幸せは、本当はどうでもいい幸せなのかもしれない。誰にも絶対譲れない、本当の幸せっていうのがあって、それはそれぞれ形が違っていて、違うから、歩く道もそれぞれに別れていて…。私の幸せとロボの幸せが、一緒だったらいいのにと思う。でも多分… 違うだろうな。』

last voice 『 ”地蔵堂”が無くなって私とロボは出動する事が無くなった。私とロボが最後に話したのは いつもの道で…二人とも それが最後になるとは思ってもみなかった。喧嘩したわけでも無いし、引っ越したわけでも無いのに なんとなく会わなくなった。たぶん、私達は いつでも会えると思っていたのだ。社長とよっちゃんは流れ星の様に 私の前から消えた。その後、一度だけロボを見かけた事がある。一心に空を見上げていたので声をかけそびれた。ロボはダイヤモンドで出来た星みたいだと思った。どんなモノでも きっと、ロボを傷つける事は出来無いだろう…。夜空の星のように 何十年後、私とロボは急接近するのだろうか?ロボの言う通り 私はずっと自分の味方でいようと思う。何故なら、私を救えるのは 宇宙で 私だけだから』

※最後の「私だけだから」の前の長い“間”がまた心憎いンッスよねぇ~~~~♪
鳥肌モノの締めくくり!ザンシタ~。絶品の木皿定食、ごっそーさまでしたぁーっ!!
・ちなみに「セクシーボイス アンド ロボ」全話は、ようつべですぐ観られたり
しますよーーーーー、コソーリ情報ですた!

ドラマでポン 「セクシーボイスアンドロボ」最終回☆or☆☆☆☆
『ほんと不思議なドラマでした。好きじゃない回もあるんだけれど、そこに生きるキャラにはぞっこんラブ。そして松山ケンイチくんの魅力に徹底的に目覚めさせられてしまいましたよっ。素敵だ!成長期の大後ちゃんをぎゅっと画面にとどめておけた価値もあるんじゃないかな。どんどん子供っぽい服が不自然になっていく?。真境名と並ぶと、社長が黒着てるせいだけじゃなくニコが大きすぎ(><)後日談ならともかく、『子供』として物語に登場出来たのはぎりぎりな時期でした。/で、ニコとロボと三日坊主が出会ってから、まだ3ヶ月しかたっていなかったんですよね。その間にあれして旅してこれして恋して別れて停電して。かけずり回って他人のこと助けていたニコロボだったけど、やっとニコの目が自分に向いた最終回。
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  ロボはもう、オレはこれで生きる!と決め、家族にも認められていたけれど、ニコは違って、どんな非日常を体験しても、学校ではおくびにも出さずに『普通』で……他人を基準に生活していたわけだから。その集団の中でも、朱に交わらずニコでいていいんだ、と自信を持てたところで、めでたしめでたし?!(中略)「よく遊んだ、楽しかった」と言えるためには、金とか周囲への気兼ねみたいなことは死んだらお終いでどうでもよくて。自分だけは最後まで自分の味方でいればいいんだって。これから進路を定めていくニコには、とっても大切な教えだったと思いますよー』

※なんか、全体を振り返ってみて、結局は木皿さん風の「ヲタク賛歌」だったように思えてきました。そ言えば、「Q10」なんかでも、ヲタクの生徒を登場させたりしてましたっけー。生き方として、それもまたアリ!と肯定されたような気がして(勝手な解釈かも?デスケドー)嬉しい限りデスジャーーー
次はDVD「すいか」を観直すか、エッセイ集「二度寝で番茶」でも読むかな・・・

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※最終回で、ロボのデートを邪魔し、マックスロボを粉砕するチンピラ二人組を
演じるのは・・・(ジャニーズじゃない方の)阿部亮平と、、、何と何と、新日
本プロレスのAKIRAじゃないかっ!相変わらずのシチュエーション限定役者
やっとるんやなぁ~~~~w ちょっとホッコリ。どうせならロボにプロレス技
かけてもらいたかったな。。。



ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■1月18日の言葉:へいじょうしんは、よろこびをつれてくる。きょうも、しあわせな、おかおで。 (『はなちゃんの秋休み。』より)


◎関連リンク
ほぼ日 はなちゃんの秋休み
石田ゆり子さんちのラブラドール・レトリバー、 はなちゃんから、 「はなちゃんの秋休みをやりたいです」 という、れんらくがありました。
秋というにはずいぶん寒くなってきましたが‥‥ でも、うれしいなぁ、うれしい!
写真つきの「絵手紙」が1日1枚、届きます。 みなさーん、はなちゃんたちに会えますよー!
※はなちゃん、と言えば、「いなかっぺ大将」の風大左衛門が結婚する幼馴染の名を思い起こさせるー。たしか下宿先のキクちゃんとの重婚だったっけー(ウラママスィー)

「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《近代史》1915年1月18日:二十一か条の要求出される

・・・日本政府が中国政府に対して、二十一か条の要求を提出しました。中国側には受け入れがたい要求だったものの、日本側がその軍事力などを背景に最後通牒を発し、結果として受諾されることとなりますー。

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
・平常心を保つ方法を江原啓之が語る

※この人は、なんとなく永六輔の後釜というポジションに入りそうな気がする。。。

◎関連雑学
『同日の主な歴史出来事:明暦の大火(振袖家事。明暦3年ー1657ー)』