【花とアリス殺人事件】11年前の二人・・・

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eiga.com 作品情報 『花とアリス殺人事件』
■解説:岩井俊二監督が初の長編アニメーション監督に挑んだ作品で、2004年に公開された実写映画「花とアリス」の前日譚となる物語。前作で主人公の2人を演じた鈴木杏蒼井優がそのまま今作でも声優を務め、2人の少女の出会いを描いた。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(アリス)は、1年前の3年1組で起こった「ユダが、4人のユダに殺された」という奇妙な事件の噂話を耳にする。アリスの隣の家は「花屋敷」と呼ばれ、近隣の中学生に怖れられていたが、そこに住むハナという人物がユダについて詳しいはずだと教えられたアリスは、花屋敷に忍び込み、そこで不登校のクラスメイト・荒井花(ハナ)と出会う。
■スタッフ:/監督 岩井俊二 /原作 岩井俊二 /脚本 岩井俊二 /製作 中山良夫 岩井俊二 古田彰一 遠藤茂行 水口昌彦 都築伸一郎 /ゼネラルプロデューサー 奥田誠治 /エグゼクティブプロデューサー 門屋大輔 高橋望 /企画 岩井俊二 石井朋彦 /プロデュース 岩井俊二 石井朋彦 /プロデューサー 岩佐直樹 水野昌 /アニメーションプロデューサー 川瀬毅 /CGディレクター 櫻木優平 /ロトスコープアニメーションディレクター 久野遥子 /色彩設計 片山由美子 /美術監督 滝口比呂志 /実写撮影監督 神戸千木 /音楽 岩井俊二 ヘクとパスカル
■キャスト(声の出演):蒼井優(アリス) 鈴木杏(花) 勝地涼(湯田光太郎) 黒木華(萩野里美先生) 木村多江(堤ユキ) 平泉成(黒柳健次) 相田翔子(有栖川加代) 鈴木蘭々陸奥睦美) 郭智博(朝永先生) キムラ緑子(荒井友美)
■作品データ:/製作年 2015年 /製作国 日本 /配給 ティ・ジョイ /上映時間 100分
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※微妙~~に、11年前のショートフイルムのシチュエーションとは違っている。
アナザー・ワールド・花アリ、という感じ。ただひたすら懐かしい思いに浸れた。

蒼井優、目を潤ませ監督への思い明かす 劇場版アニメ「花とアリス殺人事件」完成披露上映会

※二人のコメントを聞いて感じたのは、「ああ、あれから女優としてのキャリアは、
やはり蒼井優の方が格段に積んでいったのんだろうなー」というものであった!

シネマトゥディ 岩井作品を彩ってきた希代の美少女たちを大特集!
『「花とアリス」の前日譚(たん)ともいうべきストーリーを、今度はアニメで描いた岩井監督。もちろん、ハナとアリスの声は鈴木杏蒼井優。アリスの母親を演じた相田翔子、離れて暮らす父親を演じた平泉成、バレエ教室の先生役の木村多江ら前作のキャストが声優として続投するほか、黒木華勝地涼ら新キャストも参加している。両親の離婚がきっかけで石ノ森学園中学校に転入してきたアリスが見舞われる試練、アリスのクラスで語り継がれる怪事件、引きこもりで登校拒否していたハナとアリスの出会い、怪事件の真相を追求する二人の「探偵ごっこ」……。前作よりもコメディー色を強調しながら、多感な少女ならではの鬱屈(うっくつ)した感情や孤独、不安など繊細な心の機微はそのままに、似て非なる「花とアリス」の世界が展開する。/アリスのエキセントリックなクラスメートが、黒魔術めいた呪文を唱えるシーン、アリスをからかう男子生徒にパンチをくらわせるシーンなどは、アニメだからこそコミカルに成立するといっていい。前作とは対照的で、新しい環境で四苦八苦するアリスは躍動的、ハナは引きこもりという設定もあって内向的な印象。声の演技ながら、ガラリと異なるイメージを見せる鈴木&蒼井の妙演が、11年を経ての成長を物語っている。アニメになっても、まったく岩井監督らしさは失われず、天才は何をやっても天才だと改めてその才能を目の当たりにする快作だ』
※アニメになっても、岩井ワールドは健在だった!!独特の空気感、らしい
劇中BGM。以前と代わらぬ、心地よ~い癒しの異空間にいざなってくれる
ところが、岩井映画の醍醐味だ。うん、変わってない!!

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※実写版と同じ俳優・女優陣を、声優に起用してくれてるあたりが心憎い。
あー、そうそう、アリスのお母さんはちょっと変な相田翔子だったよなぁ
~~~などと、記憶を辿りながら楽しむことができた♪

シネマトゥディ ジブリ・鈴木P、岩井俊二監督初の長編アニメーションを「宮崎駿派というよりは高畑勲派」
『((2015年2月)8日、新宿バルト9にて「岩井俊二映画祭」が開催され、岩井俊二監督とスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーが出席。2月20日に公開される岩井監督初の長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』について鈴木プロデューサーは「宮さん(宮崎駿監督)よりは高畑勲監督派かな。どちらにしても傑作ですよ」と太鼓判を押した。/鈴木プロデューサーは、完成手前のラッシュ版を鑑賞したというが「久々に『映画だな』というものを観た感じ。以前から岩井さんの作品は大好きで観ていたのですが、アニメーションを作れる人だと思っていたんです」と絶賛。さらに「宮さんは書いたキャラが芝居をするし、アニメの約束事からはみ出ない。でも高畑さんは違う。この映画を観て『かぐや姫の物語』や『おもひでぽろぽろ』を思い出した。高畑派かな」と分析した。
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岩井監督は「10年前ぐらいに鈴木さんにアニメの相談をした際、実写を撮影したあと、アニメーションでなぞる形はやめた方がいいって言われましたよね」と当時を振り返ると、鈴木プロデューサーは「その技法は世界中で行われていたけど、ほとんど失敗していたからね」と理由を説明。しかし「映画のテーマと表現が一致しているのが良かったよ」と改めて作品の出来を評価した。/「岩井さんの映画を観たら、つくづく映画は作るものじゃなくて観るものだなと思ったよ」と発言し周囲を笑わせた鈴木プロデューサー。「いまジブリは開店休業状態で、何を作ったらいいか悩んでいますが、テーマは身近なところにあるのかなって思ったし、キャラクターをちゃんと作ることの大切さも実感しました」と岩井監督の作品に刺激を受けた様子だった』
※開店休業中のジブリをどうにかせにゃあ!と必死で岩井俊二を取り込もうと
してる鈴木さん。解るんだけど・・・。高畑さんっちゅうより、やっぱり細田
守でしょ。どう見ても。その辺は本音を吐きたくはないんだろうな、立場上。

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※実写版より、キャラのひとりひとりが少しずつエキセントリックに
その特徴を表現しているのかなー?といった感想。アリスのイタズラ
っぽい部分、花の黒い部分、フーコのおっとりした部分、ぜんぶ誇張
されてアニメに昇華されていたー

eiga.com 映画ニュース 蒼井優&鈴木杏、約10年ぶりに演じた「花とアリス」続編に意欲
『 岩井俊二監督の初長編アニメ映画「花とアリス殺人事件」2月20日、全国40スクリーンで封切られ、岩井監督をはじめ女優の蒼井優鈴木杏が東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶に立った。本作で約10年ぶりに“花とアリス”になった蒼井と鈴木は、「花とアリスの掛け合いやセリフの面白さが本当にたまらない。難しいかもしれないけれど、アニメーションでも何でも、またアリスをやりたい」(蒼井)、「やりたいね」(鈴木)と続編に意欲をのぞかせた。(中略)本作や実写映画時の思い出話に花を咲かせたふたり。友情について問われると、蒼井は「気付いたら隣に走っている人が友人かな。あとは痛みを分け合える人」と持論を展開し、「花とアリスの出会いを目撃すると、自分の親友の存在というもののありがたみを感じる。隣にいて当たり前になっている親友も、この人と出会えたことはこんなに素晴らしいことなんだとわかる」と笑顔をのぞかせた。鈴木は「10代のエネルギーはもうなくて、いつの間にか通り過ぎてしまった。今振り返るととても貴重な時期だったということは、多くの方が共感してくださるのでは」と語りかけた。/岩井監督は、製作時の苦労を「どうやったらアニメが作れるんだろうというところからだったので、お面を作ってスタッフに被せてみたり、バカげたこをやってだんだん追い上げていった感じで、楽しかった」と振り返り、「実写の現場にはない絆で結ばれた気がしています」。そして、「無謀にもアニメというジャンルに挑んでしまった。ついこの間までパニック映画のような現場が続いていたけれど、なんとか上映までこぎ着けられてかなり脱力状態。非常に長い関わり合いでここまできたけれど、今日は娘を見届ける父親のような複雑な心境で立っています」と公開の喜びをかみしめた』

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※実写を撮っても、アニメを撮っても、活き活きとしたキャラが描けるところは
岩井さんの凄いところだな~。作品世界の中で、じつにその存在感を際立たせて
いる!観ている間中、自分も花とアリスのいる街に迷い込んで、二人の姿を実際
に眺めているかのような臨場感が味わえるんだもの。素敵としか言いようがない!

アニメ!アニメ! なぜロトスコープでアニメを制作したのか?「花とアリス殺人事件」岩井俊二監督インタビュー
『Q:前作から年月が経っていて鈴木杏さんと蒼井優さんは“花”と“アリス”に久々の再会ですよね。/岩井:彼女たちの中で“花”と“アリス”の像がすでに完成されているのでそこはスムーズにいけたと思います。本作は前作の「花とアリス」のトーン&マナーが完全に踏襲されていてエピソードゼロに当たる作品です。「こんな出来事があってあれに続くんだ」と答え合わせしている気持ちを感じてもらえたはず。そういう意味では本作の後に前作を改めて見てみると、また違って見える気がします。/Q:2人の関係でいうと、一見するとアリスが周囲を引っ掻き回しているようで、本当は花のほうが突拍子もないキャラクターだと思います。/岩井:前作からそうですが、花っていうのはとんでもないヤツですよ(笑)。『花とアリス』はショートフィルムからスタートして、それを見た人は「花っていい子じゃん」と思うかもしれませんがあれは大きな嘘で、映画を観るとそれが覆されるように作っています(笑)。花はストーカー的であったり、思い込みが激しかったり、実は壮大なるトラブルメーカーなんです。一方でアリスは小さなトラブルメーカーのようで親や友人、色々な人間に翻弄されて流されて生きている。翻弄されまくっていて、本人のためになることって何もないんですよね。でも気がつくと花という友達を手に入れている、というのが今回の結論です。アリスはオスカー・ワイルドの「幸福な王子」に出てくるつばめのような存在なんです』

facebook
→情報の宝庫はやはりフェイスブック。思えば、実写『花アリ』を観てた
頃は、まだネットデビューしたてで、「へえー、こんな素敵な無料コンテ
ンツもあるんやー」と、やたら感心していたものだったな。ブログなども
やる以前の、自分的ネット黎明期・・・あの頃の初心を忘れず、今後もい
ろいろと頑張って行こう~~、っと、何気に勇気付けられた気分デスワ♪

☆オマケ・コンテンツ
4コマ漫画 花とアリス受験事件
→なんじゃこりゃ?な、また別次元の「花アリ」が楽しめるジョー

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※そしてそして、きましたよーー、あの印象的なシーンがっ!!
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※実写のこの冒頭シーンを否が応でも鮮烈に思い出すっ!!
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※見事に、アニメと実写の時間軸が繋がった~・・・。
こんな映像見せられた日にゃあ、11年前の実写版を再度観たくな
って当然だろうよー!↓お!ギャオで無料放送やってくれてる~♪

ギャオ無料動画 花とアリス
※やっっるぅう~~~~う♪さすがギャオ。ついて行きまっせーー。

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※なんとなんと、ふせえりさんが出てた!!やはり例の変な演技だった!

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キットカットのCM出演者を決めるコンペティションのシーンに
これって伊藤歩さんかぁ~~~~?スワロウテイルつながり?どうだろぅ?
そういや、アニメ版でのアリスの口癖「ん~~~、ど~だろ~かぁ~~~」が
耳について離れない。ヤバ!目下のところ、超私的2015年度の流行語大賞候補♪



ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■2月25日の言葉:じぶんに、いま力がないと思ったときにも、だれかのために出す力は、ちょっと残っていたりする。そして、力って、使うほどついていくものだ。「だれかの力になりたい」というのは、本能に近いようなことなんじゃないかと思う(糸井重里が『今日のダーリン』の中で)


◎関連リンク
大竹しのぶさん感想
→(小田和正の「たしかなこと」を聞いて)「若いときって『人の力になりたい』とかあんまり思わなかったんですけれども、五十過ぎてから『自分の存在することが、もしかしたらだれかのためになるかもしれない』とか、『自分の芝居を見て元気になるっていうことを信じたいな』ってやっと思うようになりましたね。『だれかのために何かをしたい!』って五十過ぎて思うように初めてなって」
エレカシ宮本も「俺たちの明日」の中でそんな風に歌っていたっけナァー

「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

平安時代》長保2年(1000年)2月25日:定子が皇后、彰子が中宮となる

・・・藤原道隆の娘の定子が皇后に、藤原道長の娘の彰子が中宮となりました。朝廷での勢力争いの末、二人の女性が天皇の后になったということであり、初の「一帝二后」とされますー

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
・ロビン/誰かの為に強くなりたいなんて考えたこともなかった。


◎関連雑学
夢占い
→人の世話をする夢は、誰かの力になりたい気持ちが強い時に見る夢だというー。
心の中でとても純粋な気持ちが強いときにもこのような夢をみる。
優しい気持ちが心の中に芽生えている証拠、とか。

◎感想
※人にしてもらった量よりも、してあげた量の方が人生の価値を決める、
というのはよく聞く文句ですがねぇ~~~。