【インサイド・ヘッド】全町山が泣いた!!

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eiga.com 作品情報 『インサイド・ヘッド』
■解説:人間が抱く「感情」を主人公に描いたピクサー・アニメーションの長編作品。監督は「カールじいさんの空飛ぶ家」「モンスターズ・インク」のピート・ドクター。ミネソタの田舎町で明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で都会のサンフランシスコに引っ越してくる。新しい生活に慣れようとするライリーを幸せにしようと、彼女の頭の中の司令部では「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情が奮闘していた。しかし、ある時、カナシミがライリーの大切な思い出を悲しい思い出に変えてしまう。慌てて思い出を元通りにしようとしたヨロコビだったが、誤ってカナシミと一緒に司令部の外に放りだされてしまう。ヨロコビは急いで司令部に戻ろうと、ライリーの頭の中を駆けめぐるのだが……。
■スタッフ:/監督 ピート・ドクター /共同監督 ロニー・デル・カルメン /製作 ジョナス・リベラ製作総指揮ジョン・ラセター脚本ピート・ドクター
メグ・レフォーブ ジョシュ・クーリー /音楽 マイケル・ジアッキノ /日本版主題歌 DREAMS COME TRUE
■キャスト(声の出演):エイミー・ポーラー(ヨロコビ) フィリス・スミス(カナシミ) ルイス・ブラック(イカリ) ミンディ・カリング(ムカムカ) ビル・ヘイダー(ビビリ) リチャード・キング(ビンボン) ケイトリン・ディアス(ライリー) カイル・マクラクラン(パパ) ダイアン・レイン(ママ) //《日本語吹き替え版》:竹内結子(ヨロコビ) 大竹しのぶ(カナシミ) 佐藤二朗(ビンボン) 浦山迅イカリ) 小松由佳(ムカムカ) 落合弘治(ビビリ) 伊集院茉衣(ライリー) 花輪英司(パパ) 田中敦子(ママ)
■作品データ:/原題 Inside Out /製作年 2015年 /製作国 アメリカ /配給 ディズニー/上映時間 94分 映倫区分 G
町山智浩さんが絶賛していた(「全町山が泣いた!」と言ってたw)ので
観に行ってみたよー。本当に、映画解説というのは必須だよなーーー。もし、
町山解説を聴いてなかったら、劇場へ足を運ぶことは無かったろうから。

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※脳の働きを、かなり学術的にも正確に分析して、練りに練った脚本
だなぁ~、とまず感心した!!その上で、感動までさせるんだから、
これはもう脱帽であるー

●予告編

※ムカムカとイカリが被ってる。ムカムカは「ウンザリ」か「ヒネクレ」
あたりに変えると解り易かったと思うナァ

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日刊スポーツ 宮崎駿監督、米アニメ映画インサイド・ヘッドを称賛
『女優竹内結子(35)と大竹しのぶ(57)が25日、都内で行われた米アニメ映画「インサイド・ヘッド」(ピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン監督、7月18日公開)来日会見に参加した。
/日本語版でヨロコビの声を演じた竹内とカナシミの声を演じた大竹は、作品のキーアイテム「思い出ボール」の巨大バージョンの中から登場。手品のような演出に会場は沸いた。/竹内は作品を見た印象を聞かれ「大竹さんのゆったりした演技と(キャラの)しぐさが、いとおしかった」と振り返った。大竹は「結子ちゃんはセリフの量が多く、大変だったと思うけれど、ヨロコビ(の演技)に感動しました」と絶賛した。
/両監督は前日24日に、尊敬するスタジオジブリ宮崎駿監督(74)と対面したと明かした。ドクター監督は「宮崎さんに“胸を打たれた映画だ”と言葉を言っていただきました」と喜んだ。カルメン監督は「映画作りのアプローチなど、宮崎監督からもいろいろ聞かれました。すごく気に入ってくださり“(主人公)ライリーと両親の関係性に感銘を受けた”と言ってくださいました。こちらも、フレームの余計なカットや、タイミングはどうかなど、根掘り葉掘り聞いちゃったよ」と笑った』

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※映画自体は面白くて「ヨロコビ」満載だったのだが、、冒頭に流れたドリカム
の無理矢理な日本語主題歌PVには、「ムカムカ」してしまった。なぜこの手の
無意味なコラボをしたがるのか、と「イカリ」も少々芽生えてきたが、あまり言
い過ぎると、怖い人たちの妨害を受けるやも知れず、「ビビリ」ながら、この辺
で感想を締めくくりたい。エレカシの「カナシミ」の果て、でも聴こう(ムリヤリカイ!)

オリコンスタイル ディズニー/ピクサー『インサイド・ヘッド』動員300万人突破
『7月18日から公開中のディズニー/ピクサー映画「インサイド・ヘッド」が、観客動員300万人を突破した(8月25日までの累計で観客動員約305万人、興行収入約36億4270万円)。7月~8月にかけてシリーズものの話題作が毎週のように公開され、厳しい競争にさらされた今年の夏休み映画。本作は、「トイ・ストーリー」シリーズなどで知られるピクサーのブランド力もさることながら、“作品力”の高さで完全オリジナル作品にして300万人を動員するヒットにつなげた。/「カールじいさんの空飛ぶ家」を手がけたピート・ドクター監督が、自身の娘の成長からヒントを得て作り上げた同作は、誰の頭の中にもいるけれど見たことがない、“感情たち”が主人公。子どもから大人への成長という普遍的なテーマを描きだす、オリジナリティーあふれる作品となっている。/公開6週目の今月22日・23日の週末には、動員約6万2000人、興収約7200万円を上げ、前週は9位だった全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が7位にランクアップ。根強い支持を伺わせた。/米国ではアカデミー賞作品賞へのノミネートを推す声も。24日付け「USA TODAY」には、「インサイド・ヘッドはアニメーション部門を制覇することが約束されている作品」と太鼓判を押す記事が掲載され、「アニメーション枠に留まることなく、今年発表されたどの映画よりもメッセージ性が高い作品」と紹介された。ディズニー/ピクサー作品では、2010年の「カールじいさんの空飛ぶ家」、2011年の「トイ・ストーリー3」に続く、作品賞へのノミネートが期待されている』

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シネマトゥディ ピクサー、日本のためだけに本編映像を一部変更!
『全世界で公開されているオリジナル版では、ライリーの嫌いな食べ物はブロッコリーとされているが、日本語吹き替え版のみライリーの嫌いな食べ物はピーマンに変更されている。この作業は、アメリカでは子供が嫌いな食べ物に挙がりやすいブロッコリーが、日本では嫌いな食べ物というイメージがないと知った制作陣によって行われた。タイトな制作スケジュールの中、日本の子供の嫌いな食べ物をリサーチして、急きょアニメーション映像のブロッコリーを全てピーマンに変更したそう。嫌いな食べ物については劇中で何度か触れられていることもあり、非常に大掛かりな作業になったという。/ディズニーの担当者によると、この大幅な変更の原動力になったのは「日本の観客に本作を自分の物語として楽しんでもらいたいというフィルムメーカーの熱い思い」だという。そのほかにも看板や新聞の文字など日本語吹き替え版のために変更されている部分も存在している。オリジナル映像を使用している字幕版と日本語吹き替え版の映像を比較して観てみるとさらなる発見があることだろう』
※確かにブロッコリーって、イメージ沸かないものなぁー。ピクサー細けえ~~!

●オトコが話を聞かない理由、オンナが急にイライラしだす理由

※お父さんの脳内にはでっかい「フットボールの島」が、お母さんの
脳内には、根強く「イケメンパイロットの島」があるのだったーー
アアーワッカリヤスーーーーイ


TOKYO FM LOVE CONNECTION インサイド・ヘッド 3つめのポイントは……?
『映画解説者の中井圭です。「インサイド・ヘッド」3つめのポイントは、自由度の高さです。既存の世界が舞台であれば物事が具現化されているため、イメージの広がりはそこまで大きくはないのですが、この映画は脳内が舞台であるため、他の作品に比べても表現の自由度が高いのが特長です。/特に印象的なのは、抽象概念ゾーンに突入するヨロコビやカナシミの描写です。ピクサーのアニメーターたちが持ち前のアート描写を爆発させています。本作の物語にこのシーンが本当に必要だったのかどうかはわかりませんが、だからこそ敢えてこのシーンが差し込まれていることに、彼らの遊び心を強く感じるのです。作り手が楽しんで作っていることが、僕は素晴らしい映画の要件なのではないかと思います』
※抽象的キャラ(ピカソゲルニカ風)に変形するところは、確かに斬新ザンシタ!!

●抽象化シーン

※遊び心が作品世界を突き抜けているーーー!

ウォーカープラス 『インサイド・ヘッド』の監督が打ち明ける製作秘話
『意外にも、物語を描くうえで、いちばん苦労したのが、ヨロコビというキャラクターだったとピート・ドクター監督は言う。「デザイン的観点からの話ではなく、キャラクターとして、脚本的に難しかったよ。誰もが幸せでありたいから、ヨロコビという気持ちをもっていたいと思ったので主役にしたのだけど、ずーっとハッピーな人って、ちょっと辛いというか、引いてしまわない?だから、ヨロコビで満ちている以外のバランスが必要で、それを極めるまでが大変だった」。確かに、ヨロコビは、カナシミとセットになって動くから、バランスが取れているのかもしれない。2人で冒険を繰り広げていくことで、本作の深いテーマが見えてくる。
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もう1つ、ライリーの想像上のキャラクター、ビンボンがとても味わい深い。ビンボンはヨロコビのピンチを救ってくれるのだが、その展開に心を打たれる。ピート・ドクター監督は「ビンボンは、ヨロコビを鏡で映したようなキャラクターにしたいという意図があった。小さな子どもの親は、子どもの成長を願いつつも、いつまでも子どものままでいてほしいという思いも抱いている。ヨロコビにもライリーに対して同じような気持ちがある。それをすごく誇張したものがビンボンだ。ビンボンは子ども時代の象徴でもある一方で、犠牲を払うことでライリーが大人になれるという意味もある。とても切ないんだけど、それは、同時に大人になることの切なさも表現しているんだ」。/ピート・ドクター監督は「デザインはどうだったっけ?」とカルメン共同監督に振ると「最初から空想を働きかけるものにしようと言っていたよね」とうなずく。ビンボンのゾウのような造形は、ピート・ドクター監督の子供時代の空想の動物から来ているそうだ。「子どもとゾウは愛称が良いんだ。娘もゾウが好きだよ」と笑顔で語ってくれた。また、ピンク色は監督の好きなワタアメの色だそうだ』
※ビンボンのラストシーンは確かに泣ける。『ベイマックス』にも『シュガーラッシュ』
にも共通する、いわゆる“自己犠牲”のテーマはベタっちゃあベタなんだけどー。涙腺を
刺激する何かしらのスイッチが入っちゃうんだよ~。こればっかりは仕方ない!!

●オマケ クリップ Shoes of Doom


《日本語訳》
ホラー映画を見るライリー

「その靴をどこで手に入れた?」
「破滅の靴だ」

ヨロコビ「面白そうな映画」
カナシミ「このシーン好き」
ムカムカ「履かない方がいい」
ビビリ「お、何見てんの」
ヨロコビ「ビビリには無理だと思う、これホラー映画だよ」
ビビリ「ご心配どうも、でも何でもかんでも怖いってわけじゃあないんだ」

履いた人が靴に憑依される

案の定パニックになるビビリ

ヨロコビ「私にいい考えがある。自然番組にしよう」

チャンネルを変えるライリー
だが、グリズリーが鹿を襲うショッキングなドキュメンタリー番組でビビリが昏倒
またホラー映画を見始める

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ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■9月8日の言葉:和菓子って、四季を練り込むものなので、私たちは、あの5センチ四方のなかに季節ごとの風とか、薫りたつような雰囲気を練り込むような気持ちで作っているんです。 それらが、そのお菓子の名前とあいまって、食べた人の頭のなかに、ぱあっと、情景として浮かんでくる。 そこが、和菓子のおもしろさだと思います(内田美奈子さんが『21世紀の「仕事!」論。和菓子作家篇』の中で)



※「和菓子作家」というフレーズを初めて聞いた。なんかええ仕事っぽいや~ん。

「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《近代史》明治元年(1868年)9月8日:明治に改元

・・・この日、慶応から明治に改元され、明治時代が始まりました。また、天皇一代ごとに一つの元号を用いるという「一世一元の制」も同時に定められましたー

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
・美しき京都の和菓子職人はドイツ人女性


◎関連雑学
『同日の主な歴史出来事:サンフランシスコ講和条約調印(1951年)』

◎感想
※ドイツ人だけに、独力で頑張ってほしいもんですな。っちゅうてー