【ももいろそらを】『ぼんとリンちゃん』の原型がここに・・・

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eiga.com 作品情報 『ももいろそらを』
■解説:本作が長編デビューの新鋭・小林啓一監督が、大金を拾った女子高生と友人が巻き起こすアクシデントを通して、現代に生きる若者の瑞々しい表情を全編モノクロームの映像で描いた青春ドラマ。新聞の採点を日課にしている高校生の川島いずみは、ある日、大金の入った財布を拾う。財布の持ち主を無事に探し当てたいずみだったが、そこから事態は思わぬ方向へ動き始め……。2011年・第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞した。
■スタッフ:/監督 小林啓一 /プロデューサー 原田博志 /脚本 小林啓一 /撮影 小林啓一 /録音 日高成幸
■キャスト:池田愛(川島いづみ) 小篠恵奈(小野蓮実) 藤原令子(黛薫) 高山翼(佐藤光輝) 桃月庵白酒)印刷屋)
■作品データ:/製作年 2011年 /製作国 日本 /配給 太秦 /上映時間 113分
※うわーーー、失敗した!この監督の二作目『ぼんとリンちゃん』を先に観てしまった
ことを後悔せざるを得ない!!なにせ本作は、傑作『ぼんとリンちゃん』を生む土壌と
なっているのだ!本作で若干、お芝居お芝居して感じられるマイナス点が、すべて改善
されているのが『ぼんとリンちゃん』。観る順番を逆にしていたら、相当な感動に打ち
震えていたに違いないのである。あー惜しいことした!ちゅうか、もっかい体験したら
いいだけのことかぁーー、オタク世界満開の、この監督の第二作目のあの奇跡を・・・

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※白黒映像ならではの美しさ・・・。このシーンなんて見惚れてしまう~

●予告編

・機微な女子高生の日常をモノクロの美しい映像で映し出し、世界14か国の映画祭で注目を集めた青春ドラマ。新聞記事を採点することを日課にしている女子高生が大金入りの財布を拾ったことから、彼女の日常にもたらされるさまざまな出来事を描いていく。監督はテレビ番組「ASAYAN」のディレクターやミニモニ。などのミュージックビデオの演出を経て、本作で長編映画デビューを飾った小林啓一。ヒロインを演じる映画初出演の池田愛のフレッシュな演技や、女子高生らしいリアルな会話に引き込まれるー

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OUTSIDE IN TOKYO 小林啓一インタビュー
『OUTSIDE IN TOKYO(以降OIT):「ももいろそらを」、拝見しました。コメディのセンスがあって、ジェンダーのテーマが上手く組み込まれていて面白かったです。女子高生をテーマに描いたのは何故か、その辺りから聞かせて頂けますか?/小林啓一:映画をやるんだったら青春映画をやりたいって大前提があって、その理由は明快には説明出来ないんですけど、多分、若い頃に影響を受けたからだと思うんです。/OIT:若い頃に青春映画を観て影響を受けた。/小林啓一:多分ですけどね。やるんだったら青春映画をやりたいという気持ちはありました。題材としては、いわゆるステレオタイプとして描かれてる人達をちゃんと描かなきゃいけないんじゃないかなっていうのがあったんです。普段から映画を観てて、こんな人いないよなって思ったりしていたので、自分でちゃんとやってみたいなと思っていました。それで、女子高生を選んだっていうのがあります。/OIT:影響を受けたのは、どういう青春映画ですか?/小林啓一:「アウトサイダー」(83)とか、日本映画で「遠雷」(81)ってありましたよね?その辺です。/OIT:「遠雷」は素晴らしい映画ですね、コッポラはリアルタイムですか?/小林啓一:リアルタイムじゃないですね。昔からそんなに映画に詳しいわけではなかったので、そこに辿り着くまでに時間がかかりました。
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OIT:池田愛さんが演じた主人公いづみの人物造形が良かったですね。このべらんめえ調の口調はどのようにして生まれたんでしょう?/小林啓一:当時、脚本を書くちょっと前に、寅さんが大好きで結構見てたんです。それで主人公は寅さんが好きっていう設定にしたいと思って、べらんめえ調なんですけど上手く言えてないっていう設定にしたんです。それを映画の中で説明するとややこしくなるので、そういう前提を全部取っ払って、上手く言えてないけど寅さんに成り切ってる感じが出てれば、観てる人が色々連想してくれるんじゃないかなっていうのがあって、あの形でやったんです。
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/OIT:印刷屋(桃月庵白酒)とのやり取りでは、兄貴分になってる。/小林啓一:印刷屋を演じた桃月庵白酒さん(落語家)も、最初はまあ乗ってあげてるみたいな感じなんですけど、それが段々板についてくる感じになるっていうところは演出です、二人にそうやってってほしいって話しました。
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OIT:2011年の東京国際映画祭で上映されて、その後公開まで一年位かかってますね?/小林啓一:そうですね、一年ちょい。/OIT:その間は紆余曲折があったんですか?/小林啓一:東京国際で上映した後、次どうしようかっていう時に、サンダンスとか、色々な海外の映画祭に持って行けば、配給の人もやりたい所が出てくるんじゃないかということで動いていたんですけど、そうこうしてる内に夏ぐらいに、小畑さんっていう新宿武蔵野館の人が、東京国際で観て、やりたいと言ってきてくれたんです。/OIT:劇場の人が最初に声を掛けてくれたんですね。ところで、映画祭では海外に行かれたんですか?/小林啓一:行きました、全部っていう訳じゃないですけど、サンダンス映画祭は凄かったですね。インディーズの最高峰って言われるだけあって、お客さんの眼も本当に肥えてる。/OIT:日本語のべらんめえ調とかは伝わらないですよね?/小林啓一:多分、伝わってないと思うんですけど、雰囲気とかでくすくすずっと笑ってて、最後の方になってくると大きな笑いになった。病院の新聞が印刷屋さんの仕事になってたところなんかは、あーみたいな感じで(笑)。ロバート・パティンソンのところは、凄い拍手が湧きました(笑) 』 '''
※やはり寅さんかぁーーー。途中でずっとそういう変換して観てたなーーー

☆シネモンドベストシネマ2013のベスト3にランクイン!
お知らせ シネモンド
『・3位「ももいろそらを」14票「白黒映像が印象的だった。主人公の高校生がミリョク的」』
※これって、同時1位が2作と同時2位が2作となっているが、厳密には
その次だから、第5位だろぅねーーー。

eiga.com 映画ニュース 「ももいろそらを」初日挨拶、休業中の主演女優・池田愛が飛び入り参加
『第24回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」部門の作品賞に輝いた「ももいろそらを」が1月12日、公開初日を迎え、出演した落語家の桃月庵白酒、高山翼、小林啓一監督、原田博志プロデューサーが、東京・新宿シネマカリテで舞台挨拶を行った。また、主人公の女子高性・いづみを演じたが、現在は女優業を休業している池田愛も飛び入りで参加し挨拶した。(中略)
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落語のDVDを制作したときに「面白いと思った」という白酒を、小林監督は印刷屋のオヤジ役で起用した。その白酒は、「最初にメールで話が来たときはイタズラだと思ったけど、返信したらちゃんとした返信が来た(笑)」。映画初出演ということで「とにかく迷惑をかけないようにと思っていました。監督は『いいですね』と言いながら『もう1回やりましょう』と言ってくるんです」と現場の様子を明かした。/主演の池田は本作で映画初出演を果たしたが、現在は学業に専念するため女優業を休止している。この日は来場しており、小林監督に呼ばれてマイクを握ると「経験がない中で不安もありましたが、スタッフさんは優しくも厳しくて(笑)、おかげで成長できました」とニッコリ。そして、「いつか復帰できたらと思っています。来年あたり」と大学入学後に女優復帰する意思を明かした。白酒は、現場での池田について「追い詰められた感じだった」と明かしたが、小林監督が「大変でしたか?」と聞くと、池田は「楽しかったです」と笑顔をのぞかせた。/小林監督はすでに次回作に向け始動しており、白酒が出演するほか、高山もカメオ出演の予定。「オタクのカップルの話で、東京に友人を連れ戻しにやってくる」と構想を語った』
※画像の池田さん、なんか女優オーラ消えちゃってる~~~~~w

ツイッター ドルフィーニ・エレクトリコ @ElectolPhin_4D
『「ももいろそらを」@元町映画館:久々に劇場が幸福な笑いに湧いてたな〜。話だけ聞くと殺伐とした“金と権力”な格差社会な話(笑)なのに、こんなにもワクワクと、その動向・言動が目を離せない!だなんて。今な体温感じさせる会話と、ふと気付くとわぉ!な程美しい撮影の相乗が思いの外!お勧め!』
※おお-、元町映画館でやってたかぁーー。たえず目を光らせて情報収集に
努めなきゃ、いい映画見逃しちゃうなぁー。

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※モノクロ作品だが、最後はパートカラーで桃色、入れてみても良かったんじゃ
あないでしょっかーーーーー?

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2ちゃんからの拾いモノ・・・。海外版ポスターだねこりゃ♪



ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■10月12日の言葉:ぼくなんて、自分の野球人生をふり返ったとき、胸を張れるのは元気だけですよ。打てなくても、ミスしても、「がんばれよ」って言ってもらえたのはなぜか。それはやっぱり「つぎ、がんばりますから」っていう姿勢があったからだと思うんです。ミスして落ち込んでる選手に声援なんて、絶対、こないんですよ。「すいません! つぎ、がんばります!」って、前を向いてるから、応援してもらえる(中畑清さんが『中畑清は、監督になった。』の中で)


◎関連リンク
中畑清は監督になった

※「監督になる」と言えば、いよいよ来季は「阪神・金本新監督」の船出
ですなぁー。いい状態で、ウチのオリックス新体制と対決できることを祈
っておりんすー。天文学的数字分の1かも知れませんが、阪神VSオリッ
クスの日本シリーズを夢見て。。。

「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《近代史》1881年10月12日:国会開設の詔が出される

・・・1890年をめどに国会を開き、憲法を制定するとした勅旨が出されました。前日の御前会議に続く動きでした。2日にわたる政界の激震を経て、ともかくこれで明治政府の進む方向が明確になったものでしたー

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
DeNA 中畑清監督 最終戦セレモニーにて最後の挨拶 10月3日


◎関連雑学
『同日の主な歴史出来事:コロンブスがサン・サルバドル島上陸(1492年)/大政翼賛会の発会式(1940年)』

◎感想
※中畑監督は、来季のコーチ人事にデーブ大久保を推したが受け入れられなかっ
たことも要因となって、今年限りでユニフォームを脱ぐ決意をしたようだ。。。
大久保監督は楽天の最終戦セレモニーで、「飲み屋のオヤジになる」発言をして
いたし、なんだかなぁ~~、という感じではあったが、ちょっと歯車が噛み合っ
ていれば、来季も続投→中畑・デーブ体制発足→DeNAの快進撃・・・ということ
もあり得たかもしれないんだわナァーーーー。ああ、時勢の流れって恐ろしいー