【娚(おとこ)の一生】今年の鑑賞納めはこの作品に!

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eiga.com 作品情報 『娚(おとこ)の一生』
■解説:榮倉奈々豊川悦司が初共演を果たした大人のラブストーリー。「きいろいゾウ」「100回泣くこと」の廣木隆一監督が、西炯子の同名コミックを原作に、つらい恋愛をしてきた女性と謎多き年上男性の奇妙な共同生活を描く。東京で仕事に追われる毎日を送っていたOLのつぐみは、祖母が他界して空き家になった田舎の一軒家に引っ越すことに。そこへ、つぐみの祖母を慕っていたという50代の大学教授・海江田が現われる。つぐみに一方的に好意を抱いた海江田は、その家になかば強引に住みついてしまう。そんな海江田に戸惑いを隠しきれないつぐみだったが、一緒に暮らすうちに少しずつ心を開いていく。
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■スタッフ:/監督 廣木隆一 /原作 西炯子 /脚本 斉藤ひろし /エグゼクティブプロデューサー 小西真人 平野隆 /企画プロデュース 武田吉孝 /プロデューサー 辻本珠子 宇田川寧 /ラインプロデューサー 田口雄介 /アソシエイトプロデューサー 岡本順哉 /撮影 鍋島淳裕 /照明 豊見山明長 /録音 深田晃 /美術 丸尾知行 /衣装 田中亜由美 /編集 菊池純一 /音楽 遠藤浩二 /主題歌 JUJU /ヘアメイク 永江三千子 /スクリプター 中西桃子 /視覚効果 松本肇 /キャスティング 安生泰子 /助監督 中里洋一 /制作担当 島根淳
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■キャスト:榮倉奈々(堂薗つぐみ) 豊川悦司(海江田醇) 安藤サクラ(秋本岬) 向井理(中川俊夫)  前野朋哉(園田哲志) 落合モトキ(友生貴広) 根岸季衣(今日子) 濱田マリ(小夜子) 徳井優(民夫) 木野花(坂田佳代) 美波(女性秘書) 岩佐真悠子(富岡春美) 紺野千春(下屋敷十和) 朝倉えりか(鯰田みゆき) 若林瑠海(富岡まこと) 坂口健太郎(信夫)
■作品データ:/製作年 2015年 /製作国 日本 /配給 ショウゲート /上映時間 119分 /映倫区分 G
公式HP
※トヨエツも、ピンからキリまで、結構触れ幅の大きな役者さんだと思うが、
得てして、関西弁をあやつる役は、“当たり”のことが多いように思われー

●予告編

ナチュラル関西弁が心地よい。ミポリン主演の『ラブレター』をもう一度
鑑賞し直したくなったヤーー♪

コミックナタリー 特集ページ
『コミックナタリーでは映画公開を前に、西へのインタビューを敢行。映画への関わりや思い入れについて語ってもらうと同時に、西の結婚についての考え方や、作品を生み出す原動力についても聞いた。/Q:キャストについては、西さんのご希望もあったのでしょうか。/西:私のほうからは、とにかく主人公の男性は関西弁の話せる方にお願いしたいということだけでした。/Q:それはどういう理由からでしょうか。/西:この劇中で海江田が関西人である、関西弁を操れる人であるということがとても大事なファクターになっていたので、ネイティブでないと困るんです。ネイティブじゃない方が方言を話していると、どうしてもそこに気がいってしまうじゃないですか。それを避けたかったんですよ。テクニカルなことでもあるんですけど。それで年齢が51、2歳となると、もう自然に人選が絞られてくる。ほぼ豊川悦司さんで決まりということになっていたので、「これはもう受けていただかないと……ちょっと困るな」くらいに思っていたので、お受けいただいて本当、それだけでよかったなと。/Q:思い描いていた通りのキャスティングだったわけですね。ではつぐみ役の榮倉奈々さんについてはどんな印象を持たれていましたか?/西:正直、35歳を演じていただくには少し若すぎるとは思いました。ただリアルに35歳くらいの方をキャスティングすると、必要以上に寂しさがクローズアップされてしまう可能性があるから、それは共感を得にくいかもしれない。なので年齢については少しぼやかして、なんとなく中年に差し掛かっている、くらいの描き方をしていただいてます。榮倉さんは、お若いのにそのあたりを上手に演じてくださったと思います。(中略)
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/Q:映画化にあたって、監督や脚本家さんに意見や要望は出されたりしたんでしょうか。/西:脚本を見せていただいた段階で、こうじゃないか、ああじゃないかというような意見は何カ所かさせていただきました。実は最初、もう少しラブシーンが多かったんです。でもちょこちょことラブシーンが入っていると、ここぞというときに効かなくなってくるので、あまり前半では入れてほしくないということは意見しました。/Q:確かに、ラブシーンは話題の足キスシーンだけでしたね。/西:実はその前に軽くキスしたりするシーンがあったんですけど、脚本の段階でそれは、2人が既に合意しているように見えたんです。でも早い段階でつぐみが受け入れてしまっていたら、それは困る。最初は受け入れがたいという気持ちでないと、ラストに効いてこないかなと思ったので。/Q:原作者の目線というよりは、脚本家の目線でも意見されていたんですね。/西:そのほうが近いかもしれませんね。あとは、脚本で原作にあったセリフで削られている部分がいくつかあったんです。その中で自分がこのセリフ大事だなと思っているところや、これは言葉としてとてもいいなと思っているセリフがいくつかあったので、ちょっと強引に押し込んで入れてもらいました。
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/Q:それはどんなセリフだったんでしょうか。/西:「君は頭はいいけど想像力が足りない」というセリフがあって、実は私、これが好きなんです。なんてことないセリフなんですけれども。私、何か印象に残る言葉を残しておかなきゃ、という意識がいつもあるんですよ。映画館を出てしばらく経ったあと、「そういや映画にあのセリフあったなあ」っていうのが何カ所か残っていることが大事だろうなと思ったんです。「綺麗な映画だったなあ」だけじゃなくて、「この言葉ちょっときたわ」とか「ちょっと刺さったわ」って後から思い出すシーンやセリフってあるじゃないですか。なので、このセリフを捨てるのはちょっと、というものは入れてくださいとお願いしましたね』
※足舐めシーンはあるけど、普通のキスシーンがないところに違和感を覚える人が多いみたいだが、原作者の意向が反映されているのネン~。

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シネマカフェネット 『娚の一生』ドイツの日本映画祭で受賞の快挙! 榮倉奈々&廣木隆一監督コメント到着
『7月15日(水)にBD&DVDで発売予定の『娚の一生』がドイツの権威ある映画祭、第15回日本映画祭「ニッポン・コネクション」にて観客が選出する「ニッポン・シネマ賞 2015」の第2位を獲得。受賞を受け主演の榮倉奈々廣木隆一監督の感激のコメントが到着した。/受賞を受け榮倉さんは、「お客様のリアルな心の評価で賞をいただけて、とても嬉しく、誇らしく、満足感でいっぱいです。時代や世代を超えて、末長く、たくさんの方に届く映画であってほしいと願います。そしてまた、こんな風に感じられる映画に出演していきたいという意欲を掻き立ててもらいました。感謝しています」と感謝の想いをコメントした。/一方、廣木監督は、「日本の美しい風景の中でゆるやかに育まれる男と女の機微がドイツの観客に感じてもらえた事は特に嬉しいことです。海江田とつぐみのやりとりに笑いがあり、三重県伊賀上野の田園や京都の竹林など日本特有の美しさを感じてもらえたと思っています」と同映画祭に実際に参加した感想をコメント。また、「上映の後に映画の勉強をしてる学生が『ゆっくり流れる時間が良かったし、僕らのベストワンだ』と声を掛けてくれたのが嬉しかったです。また、実際にその場に立ち会えた事、映画を選んでくれたマリオンに感謝です。ありがとう! ニッポン・コネクション」と現地でゲストと交流の時間を持てたこと、同映画祭創設メンバーの一人であるマリオン・クロムファスへの感謝を語った』

※二人の仲が急接近するエピソードとして、子供が介入してくるんだが、
そのパートがいちいち「っはぁ~~~~ん?」と言いたくなる白々しい
演出のてんこ盛りで萎えた。結局、いつのまにか二人の心は通じ合って
いました、と言われて納得できるストーリー展開にはなっていなかった。
ジャンネン!

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※ま、普通に考えたらこのシチュエーションは気持ち悪いだけなんだがなw
漫画だったり、美男美女の映画だったりするから許されてるだけでーーー。
もっと言えば、トヨエツを森本レオなんかに代えたりしたら、やっぱり犯罪の
匂いしかしなくなるわけで・・・。バランス感覚、難しいわなー、やっぱし。
因みに、恋愛映画は好みでないワチクシは、妄想話として面白く拝見させて
もらえまいたっ!!アリっす、ぜーんぜん。

ぴあ映画生活 榮倉奈々と豊川悦司が魅せる大人の恋愛映画を廣木隆一監督が語る
『「僕はジャンルにこだわらないんです。こだわっているのは、映画だということ。アクションだろうがホラーだろうが、映画を作りたい。その中で、人と人との関係性を見つめて、それぞれの映画にあったテーマを感じてもらいたいんです」と話す廣木監督が、今回選んだのが“大人の恋愛”だった。/「日頃から、小説もコミックも人間観察も、常に映画のネタにならないかとアンテナを張っています。西さんの原作も企画の前から読んでいて、大人の恋愛映画が撮りたい!と感じました。原作もの、特にコミックだとキャスティングが問題になったりするけど、榮倉さんと豊川さんに任せて本当によかった。榮倉さんは途中からつぐみが動いているようにしか見えなかったし、豊川さんは海江田のファンタジーでもリアルでもない微妙なバランスを本当に上手く出してくれた」。
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ファンの間でも特に人気の高い海江田は少々浮世離れしたキャラクターだが、後半、つぐみの元カレが登場してから見せる表情が、それまでとガラリと違ってまた魅力的だ。「女の人たちは、ああいうときに男の人がどんな顔をするのか、どんな気持ちになるのか知らないんじゃないかな。僕と豊川さんは知ってます(笑)。あのときの豊川さんの表情はサイコーですね(笑)」。/つぐみと海江田、彼らを取り巻く人々との関係を温かく包み込むような映像も印象的な本作。監督からは次の告白が聞かれた。「僕は成瀬巳喜男監督のような、昔の恋愛映画を撮っていた監督さんたちの作品に強い憧れがあるんです。ああした作品をカラーで観たい。本作には、そういう思いも込められています」』

●<海江田醇講座>前編「練習や思うて」


●<海江田醇講座>後編「恋なので」


※「使えるかーーーーーい!」とツッコみまくるべし!w
この二世議員役の人は、若かりしころの蛭子さん、という雰囲気が漂って
いるなーー。好き嫌い分かれそうなタイプじゃないかしらんー?

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☆原作の西炯子さんが、「ナイトスクープ」に依頼を出していた!!
●名作 チチヤスヨーグルト!1993年5月21日 放送

※この依頼者としての出演時点で、すでに漫画家さんとして活躍中だった!
そしてこの12年後、「娚の一生」が執筆されるのだった。。。

◎1エピソード、向田邦子の「字のないはがき」と、まんま一緒のが
あったのが気になったな。原作漫画にもあるんだろっかー?また確認
しておこうと思うなり~。字のないはがきはコチラ↓で。へぇー、教
科書に載っているんだなーーー。割と有名なエピソードってことになるのか~
字のないはがき向田邦子

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伊賀タウン情報ユー ロケ地マップが完成 映画「娚の一生」 伊賀市を中心に撮影
『マップは裏表4枚を折り加工したカラー刷りで、大きさはA4サイズ。伊賀地域での撮影を誘致・支援するフィルムコミッション「ロケーションナビゲーター伊賀」(宮崎慶一会長)が業務委託を受けて制作した。費用70万円のうち、同市が約30万、県が約20万円、南伊勢町が出資する伊勢志摩観光コンベンション機構が約20万円をそれぞれ負担した。/市内で撮影があったのは昨年5月。ロケ地は市役所本庁(上野丸之内)や伊賀支所(下柘植)、上野総合市民病院(四十九町)、JR島ヶ原駅(島ヶ原)、木津川堤防(上郡)など13か所で、エキストラとして市職員約40人も出演した。マップには南伊勢町京都府南山城村のロケ地も載っている。/1月に都内であった試写会に出席した岡本栄市長は「地元市民にとって、暮らしている景色や建物が映画の中に出てくるのは感動で、ロケ地巡りのファンと共有できたらとてもうれしい」と話した』

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ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■12月30日の言葉:人の一生は、なにを言ったかでもなく、なにを思ったかでもなく、なにをしたのか、ただそれだけなんじゃないかなぁ(糸井重里が『今日のダーリン』の中で)


※おっと、また本文の内容とリンクしたなぁー。けっこうこういう偶然、
多かったように思うゾ~。

「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《室町・南北朝時代》応安元年(1368年)12月30日:足利義満が将軍になる

・・・足利義満室町幕府3代将軍になりました。南北朝の合体、日明貿易の推進といった諸政策を行い、室町幕府の絶頂期を実現した将軍です。京都・室町に邸宅(花の御所)を築いたのも義満でしたー

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
嫌われ松子の一生 TVスポット


◎関連雑学
『同日の主な歴史出来事:ソ連邦の成立が宣言される(1922年)』

◎感想
※糸井さん、「嫌われ松子」パクってませーーーーん?