『ロマンス』 大倉孝二、ウラママシイゾー、アクマノクセニ・・・

イメージ 1


eiga.com 作品情報 『ロマンス』
■解説:「紙の月」で高い評価を受けた大島優子の6年ぶりの主演映画。「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」などで知られるタナダユキ監督のオリジナル脚本作品で、小田急電鉄の特急ロマンスカーで働くアテンダントの女性を主人公に描いた。新宿・箱根間を結ぶロマンスカーで、車内販売を担当しているアテンダントの北條鉢子。仕事の成績も常にトップで、今日もつつがなく業務をこなすつもりだったある日、鉢子は怪しい映画プロデューサーの桜庭と出会う。ふとしたきっかけで桜庭に母親からの手紙を読まれてしまった鉢子は、桜庭に背中を押され、何年も会っていない母親を探すため箱根の景勝地を巡る小さな旅に出ることになる。
イメージ 2

■スタッフ:/監督 タナダユキ /脚本 タナダユキ /製作 間宮登良松 /企画 加藤和夫 /プロデューサー 佐藤現 中澤研太 坂井正徳 /撮影 大塚亮 /美術 仲前智治 /衣装 宮本茉莉 /録音 小川武 /編集 宮島竜治 /音楽 周防義和 Jirafa /エンディングテーマ 三浦透子 /音楽プロデューサー 津島玄一 /スクリプター 増子さおり /助監督 松倉大夏 /キャスティングディレクター 杉野剛 /製作担当 鎌田賢一
イメージ 3
■キャスト:大島優子(北條鉢子) 大倉孝二(桜庭洋一) 野嵜好美(久保美千代) 窪田正孝(直樹) 西牟田恵(北條頼子)
■作品データ:/製作年 2015年 /製作国 日本 /配給 東京テアトル /上映時間 97分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト
大島優子大倉孝二のコンビネーションが秀逸!(名前もなにげにシンクロしと
る!)ただ、あの出会い方はどうかなぁ~~~~?女子って出会いの第一印象を引
き摺りそうだけどーーー

●予告編


eiga.com 映画評論 人生のままならなさすら愛おしく思わせてくれる監督の視線
タナダユキ監督作には、登場人物はもちろん、その人物を演じた俳優のことまで好きにならずにいられない不思議な魅力がある。7年ぶりのオリジナル作品である本作もまた然り。ロマンスカーの成績優秀なアテンダント・鉢子が、胡散臭い乗客の男・桜庭のペースに巻き込まれるままに仕事を放り出して母親を探して箱根をめぐることになるという、いささか無理があるように思える設定であってもだ。/なぜなら、思うようにならない人生を送る人々へのタナダの優しい視線は、そんな人生のままならなさすら愛おしく思わせてくれるから。噛み合わないやりとりを繰り広げながら箱根めぐりを続けるうちに解き明かされていく鉢子が抱え続けてきた思いが彼女を動かしていくことも、納得させてくれるのだ。そもそも大島優子にアテ書きされただけあって、鉢子の真面目さは大島自身に重なるもの。だが、そうした大島の持ち味を超えて、タナダは、大島優子というアップに耐える女優の表情の魅力を存分に引き出してみせる。
イメージ 5

クライマックスで鉢子が見せるこらえきれない涙はもちろん、制服姿の営業用スマイルの奥にさえも、嫌い続けた母親の女心もわかる年齢になるまでいろいろあっただろう鉢子の人生を滲ませて、大島の表情は言葉以上に多くを語るのである。ラブホテルのベッドでの無表情は、自分を客観的に見つめる鉢子のせつなさと強さを映し出して出色。そして、国民的アイドルグループのセンターをつとめたこともあるほどのスターだからこそキマる映画的なラストショットの魅力的なこと。/エンドマークのその先をポジティブなものだと信じさせてくれる世界が、タナダユキ自身(ペンネーム・大熊猫子)によるエンディングソングとあいまってさらに軽やかになる』

イメージ 4

※杉作J太郎氏はカメオ出演かな?タナダユキ監督つながりなのネン~~♪


シネマカフェネット 大島優子、“高身長” 大倉孝二と35センチ差共演!
『大島さんと大倉さんは初共演。公式プロフィールによると、身長はそれぞれ152センチ、187センチでその差はなんと35センチ! 互いの第一印象を聞かれると「デカ!」(大島さん)、「ちっちゃ!」(大倉さん)と即答するほど。大島さんが「最初は探り探りでした。目も合わせてくれないし…」とふり返ると、大倉さんは「いい歳してナイーブぶるクセがあるんで」と苦笑いしていた。/タナダ監督は「主導権を握っていたのは大島さん」と明かし、「先日、私と大島さんが大阪でキャンペーンをしていたんですけど、そこに大倉さんが自腹で来てくれて。そうしたら、大島さんは『えらーい!』ってちょっと“上から”言っていて」と暴露すると、大島さんは「いや、感動の『えらーい!』ですよ」と釈明していた。
イメージ 9

以前からタナダ監督の作品に出演したいと思っていた大島さん。一方、タナダ監督も「もともと、大島さんは“推しメン”でしたから」と言い、本作で相思相愛のタッグが実現した。「ずっとアイドルをしていた人なのに、可愛く映ろうという下心がなくて、女優としてどこからどう撮られても構わないという姿勢で臨んでくれた。すべてをさらけ出してくれて、やりやすかった」(タナダ監督)、「それは監督が、私のお芝居を信頼してくれたから。自分と同じ26歳という役柄で、未来への不安や複雑な気持ちにも共感できた」(大島さん)と信頼関係をアピールしていた』
※ひょろ長い大倉と可愛いらしい大島、実写版「チッチとサリー」のようでもあるなー

映画ナタリー 大島優子が久々の大倉孝二いじりに生き生き、「ロマンス」ソフト化記念イベント
『本日2月4日、「ロマンス」Blu-ray / DVD発売記念イベントが東京・HMV&BOOKS TOKYOにて開催され、大島優子大倉孝二、監督のタナダユキが登壇した/「ロマンス」は、大島扮するロマンスカーの真面目なアテンダント・鉢子が、ひょんなことから大倉扮する車内で知り合った怪しい男・桜庭と箱根で繰り広げる珍道中を描いた物語。バレンタインデーが近いということで、イベント冒頭では大島とタナダからロマンスカー型チョコレートケーキが大倉に贈られた。鮮やかなブルーのケーキを受け取り、「食べ物の色じゃないでしょ、まずそう!」と言い放つ大倉に対し、大島は「今年一番最初に(チョコを)あげたのに!」とすねてみせる。
イメージ 6

/ディスク収録特典のメイキング映像をダイジェストで観るコーナーに移ると、3人は生コメンタリーを開始。鉢子と桜庭が全速力で駆けるシーンでは、大島の走りに大倉が「速すぎるっつーの!」とツッコミを入れ、また大島が「大倉さんの走り方、面白くないですか?」と真似してみせるなど、3人は撮影の記録を懐かしそうに見つめる。大倉がアドリブを繰り広げる場面になると、画面には必死に笑いをこらえる大島の姿も。場内で爆笑が起こる中、大島は「目の前でこんな顔されたら、笑いこらえられないですよ!」と訴える。大倉が「いやいや、真面目にやってるんですよ?」と語り始めると、タナダの「そこまでやらなくていいです……」という声が映像から聞こえ、場内にはさらに大きな笑い声が響いた。
イメージ 10

/女性陣2人から終始いじられっぱなしの大倉だったが、そんな彼に対してタナダと大島は「隙を見せてくれる」「うれしいですね」と言い合う。投げやりな発言を連発する大倉に、鋭くツッコミを放ち続けた大島が「久々に会ってうれしくて、だからついついいじめちゃう」と伝えると、予想外の発言に「ラブコメみたいだな」と反応する大倉。しかし「実は今日、鼻炎が発症しちゃって。このイベントも来たくなかったんですよね」と懲りずにぼやく大倉に、「どうしてそんなことばっかり言うんですかー!」と結局怒る羽目になった大島だった』
大島優子は、走る姿が美しかった。陸上部にでもいたのかしらんー?

●特別映像


イメージ 8

※終始、こんな反抗的な態度なんだが、後半一転、アクマ、こと大倉孝二
に好きにさせるようなシーンも出てくる。クッソー、ウラママシイゾ~、アクマ~!

テレビライフ 「大島優子さんの中にドラマを感じていた」『ロマンス』タナダユキ監督インタビュー
『Q:本作のキャスティングについてお伺いします。まず主人公・鉢子を演じた大島優子さん。本作がAKB48卒業後、初主演作となりました。/タナダ:うれしかったですね。AKB48のころから“優子推し”だったので。テレビなどで拝見していて、大島さんは私より一回り以上年下なんですけど、やっぱりトップアイドルグループのセンターを務めたような人の苦悩って絶対あるだろうなと思っていて。画面を通して見る大島さんの中に、勝手にドラマを感じていたんです。苦労がにじみ出ているとかではなく、苦労を全く見せないところに、陰の努力がこの人には絶対あるはずっていう、こちらの意欲をかき立てるドラマが大島優子という人の中にあった。ですから、一緒にお仕事ができると決まったときはうれしかったです。ただ、最初に大島さんで何か企画をというお話が来たときは、本当に実現するの?って(笑)。AKB48を卒業してすぐの作品だったので、ほかにもたくさんオファーがあったと思いますので、うちのチームがやれる保証なんてどこにもないですし。話をくれたプロデューサーの佐藤さんに、しばらく疑いのまなざしを向けていました(笑)/Q:どんなことがあっても、お客さんに笑顔で接するという部分で、アイドルと本作で大島さんが演じたアテンダントという職業が重なって見える部分があったのですが、脚本段階で意識はされましたか?/タナダ:大島優子がこの年齢であるっていうのは意識しました。それは母親との関係に象徴されていたり、彼氏との関係だったり。もうちょっと若ければあんな彼氏すぐ切れるんでしょうけど(笑)、何か惰性で付き合っちゃってるみたいなことも、25歳を過ぎるとあり得るよなとか。お母さんとの関係も、憎み切れない何かがある。若いころだと突っぱねることもできるのに、自分が年を重ねるに従って、経験はなくても子供を育てるっていう苦労が何となく実感できてしまう年齢ですよね。憎み切れないつらさというか、かといってじゃあ許せるほど心が広くなれるわけでもないみたいなものは、この年齢の大島さんでやれたからこそ生まれたものかなと思っています。大倉さんはもう“おっさん”をやれる年齢だと思ってお願いしました(笑)
イメージ 11

/Q:鉢子を振り回す怪しい映画プロデューサー・桜庭を大倉孝二さんが演じました。もう10何年も前から舞台でよく拝見していて、機会があれば一度お仕事したいなってずっと思っていたんです。役柄の年齢設定はちょっと上になりますけど、私とほぼ同世代なのでもう“おっさん”をやれる年齢だと思ってお願いしました(笑)。/Q:当て書きかというくらい桜庭役がぴったりでしたね。鉢子と桜庭のかけ合いは見どころの一つですが、あの絶妙な間は細かく演出されたんですか?/タナダ:いえ、まず2人で自由にやってもらいました。2人の自然な間のとり方とかだけで、もう鉢子と桜庭がそこにいるという感じでしたね。最初の本読みの段階からそうだったので、本読みが5分か10分くらいで終わっちゃったんです。これ以上やると私の現場での楽しみがなくなると思って「もう大丈夫です」って(笑)。基本的には自由にやっていただきましたね。/Q:2人のシーンを見て、タナダ監督の「百万円と苦虫女」で蒼井優さん演じる鈴子の家族が見せる、名人の餅つきのようなテンポのよいかけ合いを思い出しました。/タナダ:「百万円と苦虫女」ではああいうシーンにしたかったので、人物それぞれのカットを撮って、もっとテンポが出るように編集で工夫をしたんです。今回の鉢子と桜庭については、2人を撮るというシーンも多かったので、間のとり方っていうのは役者さんにゆだねているところがあって。ですから、もうちょっと間をどうしてほしいとかお願いした記憶はないですね。言ったかもしれませんが記憶にない(笑)
イメージ 12

/Q:そのお話を聞くと、まさにキャスティングの妙ということですね。桜庭役=大倉さんという配役に引けをとらない、鉢子の同僚・久保ちゃん役=野嵜好美さんというのはすぐに決まりましたか? 本作のもうひとつの奇跡だと思っているんですが…。/タナダ:演技で久保ちゃんの感じをやるとすごくわざとらしかったり、作った感じが出てくるなあと思っていて、誰がいるだろうって思った時に野嵜さんを思い出したんです。以前「週刊 真木よう子」というドラマでお仕事をしたことがあって、野嵜さんがいる!と思って。久保ちゃんは野嵜さんじゃないとできない役だったなと思います。(編集部註:タナダ監督が手掛けた『週刊 真木よう子』第9話「蝶々のままで」で、野嵜は全身整形をして真木よう子になる整形前を演じている)(中略)
イメージ 7

/Q:本作は全体を通して劇的な出来事があるわけではないけれど、なぜか涙腺をつつかれている感じがします。タナダ監督がどんな魔法をかけているのか、映画的なテクニックのようなものがあれば教えていただきたいのですが…。/タナダ:テクニックはないです。ただ、どの映画を作ってもそうですけど、あざとい映画にはしたくないなとは思っています。今作は特に、映画館でポップコーンを食べながら見られるような映画を撮りたかったんです。前作や前々作(『四十九日のレシピ』『ふがいない僕は空を見た』)が女性の不妊というのも扱っていたりと、ちょっと重いテーマも入っていたので、今回はもう少しだけ肩の力を抜いて気楽に楽しめる、でもちょっとした何かが心に残るみたいなものができないだろうかと思ったんです。重くなり過ぎないさじ加減みたいなものは、スタッフ・キャストと共に作っていったものなのかなと思います。/Q:それでは、最後に本作の見どころをお願いします。/タナダ:まず、大島さんの制服姿が魅力的です。それと、やっぱり2人の掛け合いですね。これまで私は、問題がきれいに解決する映画は撮ってきていません。今回もそうです。そんなに簡単に都合よく問題なんて解決しないですから。でも、物の見方が少し変化するだけでちょっとだけ楽になれることってあるんじゃないかと思うんです。そういうことが伝わればいいなと思ってはいますけど、でも、とにかく本当に気楽に楽しんでもらえるとうれしいです』

●「ミノン」TV CM「彼とケンカ」篇(メイキング)

※このCMもタナダさんが監督してるみたいーグッジョブやんね♪
 また、この二人のタッグによる映像作品を観てみたいものだーー。



タワレコ手帳&今月の日めくりの人(2月は蛭子能収さん)


☆本日2月19日(金)の、音楽関連の情報
【出来事】
・μ's(ミューズ)による初のライヴ・イベント「ラブライブ!μ's First LoveLive!」が横浜BLITZで開催(2012)

【誕生日】
スモーキー・ロビンソン(1940)/財津和夫(1948)/トニー・アイオミ(ブラック・サバス:1948)/ホレス・アンディ(1951)/マイケル・ジラ(スワンズ:1954)/シール(1963)/フルカワミキ(1979)/佐藤真彦(The Mirraz:1982)/中島美嘉(1983)/首藤義勝KEYTALK:1989)/森戸知沙希(カントリー・ガールズ:2000)

【命日】
リー・モーガン(1972)

☆本日の、蛭子能収さんのひとこと!

自信なんて、たいして役に立たないですよ

《内容要約:よく「自信がない」って言うけどさ、自信満々でやったことでも相手が見たら全然ダメってことはたくさんありますよね。逆に「自信がないけどこれどうかな?」と思ったものが、すごく評価されることもある。うまくいくかどうかなんて、ギャンブルみたいなもの。自信なんて気にせず実行してみればいいじゃない》

細かすぎて伝わらない関連動画・関連サイト、そして身も蓋もない感想ナド


●「優劣なんか周りにまかせろ。」~『その他大勢から抜け出す77の言葉』より(現代書林)


ジョニーAの独り言:、「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか決めたらええんや!」 by 前田日明 /ある時は、「常勝チャンピオンなんて、くそくらえだ!」とも言ってましたっけー