『お盆の弟』オモロうてやがて悲しきダメ男かな

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eiga.com 作品情報 『お盆の弟』
■解説:渋川清彦の主演で崖っぷちの売れない映画監督が再起をはかる姿を、全編モノクロームの映像で描いたドラマ。数々の作品で助監督を務め、2005年の初監督作「キャッチボール屋」が第16回日本映画批評家大賞新人監督賞を受賞した、大崎章監督の10年ぶりとなる監督第2作。不惑を目前に妻子と別居中で、兄マサルの暮らす実家に戻ってシナリオ作りに励む売れない映画監督のタカシ。悪友の藤村を通して知り合った女性・涼子を気に入ったタカシは、涼子のような女性が兄と付き合ってくれれば安心だと考え、頻繁に会う機会を作っていたが、涼子はタカシに対して本気になってしまう。一方、妻からはついに離婚を切り出され、なんとか妻の気持ちをつなぎとめようと躍起になるタカシだったが、映画の企画はうまくいかず……。兄マサル役で光石研が共演。脚本は「キャッチボール屋」でも大崎監督とタッグを組んだ、「百円の恋」の足立紳
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■スタッフ:/監督 大崎章 /脚本 足立紳 /エグゼクティブプロデューサー 狩野善則 八木原末吉 貫井孝道 石川眞男 /ゼネラルプロデューサー 小池浩 小板橋貴行 町田昌美 /プロデューサー 金森保 /撮影監督 猪本雅三 /録音 北村峰晴 /整音 北村峰晴 /録音効果 北村峰晴 /美術装飾 安宅紀史 野田真理子 /ヘアメイク 高橋亮 /スタイリスト 森山久美 /編集 村石誠 /音楽 宇波拓 /助監督 小野寺昭洋 /制作 太田勝一郎
■キャスト:渋川清彦(タカシ) 光石研マサル) 岡田浩暉(藤村) 河井青葉(涼子) 渡辺真起子(タカシの妻) 田中要次 柳田衣里佳 後藤ユウミ 梶原阿貴 川島夕空 三浦景虎 稲川実代子 伊藤毅
■作品データ:/製作年 2015年 /製作国 日本 /配給 アルゴ・ピクチャーズ /上映時間 107分
オフィシャルサイト
※全然実家に帰ってこない不義理な弟が、久しぶりにお盆の墓参りに帰って
来て・・・みたいな話だと勝手に想像してたので、いきなり兄弟二人が一緒
に生活してるのに面食らった。しかし、最後にはこの邦画タイトルが、心に
ジンワリ染み渡る、素晴らしい読後感につながるのだったーーー。イイナーー、コンナ
キョウダイカンケイ・・・。

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※渋川清彦演じるタカシのキャラクターが秀逸。また、彼を取り巻く個性的な
面々もセツナオモロイ~♪

●予告編

※テーマのひとつが「才能のある奴ない奴」。「重版出来」でも採り上げら
れていたが、自分の才能を信じてブレずにいられることって、凄い事なん
だよなーーーーー。早くに見切りをつけた人間には突き刺さるテーマだ。

★著名人コメント
コメントページ
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はてなダイアリー chabo72の日記 お盆の弟
『渋川清彦、光石研の兄弟、とても味のある脚本家を演じた岡田浩暉の演技も素晴らしかった。そして渡辺真起子と河合青葉、後藤ユウミ。この三人の女優陣の演技はちょっと神がかってさえ見えた。全ての役者の身体が映画のなかでのキャラクターと奇跡的に一致している。それは冒頭の盟友の指摘だが、僕も本当にその通りだと思う。/そして。この映画を見ると、やっぱり自分のまわりにも結構たくさんいる、作りたい人たち、そう言ってるわりには何もしてない人たちのことを思わずにはいられない。彼らーあるいは僕らーに美しい瞬間は訪れるだろうか。現実はたぶん厳しい。少なくとも美しい瞬間を待ち望んでるようではダメなのだろう。
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それでもきっと彼ら(僕ら)は作り続けるだろう。「やっぱお前才能あるし」。僕は最後の最後に脚本家がいうこのセリフがとても好きだ。「まだやんの?」。なかばあきれたように、でも心からの尊敬を込めてそういうセリフがとても好きだ。そう。続けられること、無駄に力むことなく、まるで息をするように続けられることこそが最大の才能なのだから。/前作から10年。とてつもなく長い時間を経て、飄々と、しかし真摯に、自分自身に、作品に向き合うことができた大崎監督に、とてつもなく美しい瞬間が訪れたことを心から祝福したい。この映画を紹介してくれた友人に感謝を込めて。』

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※生活に疲れた主婦役をやらせたら右に出る者がいない渡辺真起子さん!!

スポニチアネックス 渋川清彦 「お盆の弟」でヨコハマ映画祭主演男優賞「やりましたあ」
『映画ファンによって選ばれる「第37回ヨコハマ映画祭」が7日、横浜・関内ホールで行われ、「お盆の弟」の渋川清彦(41)が主演男優賞、光石研(54)が助演男優賞、河井青葉(34)が助演女優賞をそれぞれ受賞した。同作は日本映画ベストテンでは9位だったが、演技部門では大健闘で脚本賞も含め4冠を獲得。渋川は、大喜びで舞台に飛び入りした大崎章監督(54)に「撮影が終わった後に、監督がこの映画で賞を獲ってほしいと言っていた。現実になりました。やりましたあ」とトロフィーを手渡し、喜びを分かち合った。河井も、「表彰式のような舞台は卒業式以来。映画ファンで作られた映画祭での受賞は、1ファンとして光栄です」と感激の面持ち。「うまくいかない時期も、もうからないなと思うこともあったけれど、映画との出合い、経験に魅力を感じてきました。これを励みに努力を続けていきます」と意欲を見せていた』

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Japan Timesの2015年映画トップ10の第7位に輝く!
→英語表記だと「Obon Brothers」なんだなぁー。なーんか間抜けで可笑しいーw

スペシャルコンテンツ 大崎章(監督)×足立紳(脚本)×渋川清彦(主演) 特別鼎談
『Q:キャスティングで渋川さんに決められたのは、どういった形だったんですか?/大崎:やっぱり群馬県ご出身っていう事は、第一にプロデューサーの意向があって。/足立:でも、群馬とか考えてない企画の段階から実は監督と二人で話している時に、藤村役だけ渋川さんっていうのはお互いに言ってたんですよ。で、主人公は誰がやるのか分からないっていう。藤村役を渋川さんがやってくれたら面白くなるなって話してたんです。/大崎:でも、タカシをやって頂いてとっても良かったですよ。すごい僕の分身みたいで、段々と芝居を見ている内に顔は違うんだけど似てるような気がしてくるんですよ。/足立:藤村役の岡田浩暉さんもなぜか大崎さん寄りになっていきましたよね(笑)/大崎:そうなんだよ、知らず知らずの内に(笑)。急に怒ったり、突拍子もない声を出したりする感じが似てるんだよ。岡田さんは俺を真似したとは思えないんだけどね。/Q:足立さんは書かれていて、脚本家の藤村にご自分の要素を盛り込んだりされなかったんですか?/足立:盛り込みましたよ。タカシにもかなり入れています。大崎:タカシの離婚の危機っていうのは、盛り込まれてたりするよね?/足立:ウチは何度も離婚の危機を逃れてるんですけど、やっぱり、劇中で渡辺真起子さんが最後にがーって言うシーンなんかは、ちょっとフラッシュバックとか起きちゃって。あの時の、聞いている渋川さんの顔が大好きで。/大崎:あの顔はすごいですよね。男どもはあの顔見てみんなグサってくるだろうな。Q:あのシーンは素晴らしいですよね』
※ストーリーの核の部分が、実際にあった話をモチーフにしているんで、リアリティが
出てるんだろうなぁーーーーー。

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※串ダンゴ、ウマそうだったーーーw

R25 個性派俳優・渋川清彦に聞く 愛すべきダメ男映画3選
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『忙しいビジネスパーソンのために、新作映画にまつわる著名人からオススメ映画を紹介してもらおうというこのコーナー、今回の新作映画は「下衆の愛」。インディーズ映画の底辺の世界に生きる、ゲスな人々の映画愛を退廃的に描いた崖っぷちムービーだ。/主役である、映画監督への夢を捨てきれないパラサイトニートのテツオを演じたのは、三池 崇や石井岳龍(「狂い咲きサンダーロード」など)ほか鬼才監督から愛される個性派俳優、渋川清彦さん。女にダラしないダメ男を好演した渋川さんに、「愛すべきダメ男映画」を3作品紹介してもらった』

●『続・男はつらいよ』(1969年)
監督:山田洋二 
出演:渥美 清、倍賞千恵子ほか
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・フーテンの寅さんこと車寅次郎が繰り広げる人情喜劇シリーズ。
渋川「やっぱりダメ男映画といえば“寅さん”。特に寅さんが実の母親を訪ねていく2作目がいいですね。あと『汗水垂らして、油まみれで働いて』とさくらに言われて、寅さんが本当にその言葉どおりの仕事しか探さないくだりが笑える5作目(『男はつらいよ 望郷篇』)も好きだし、八千草薫さんがマドンナだった10作目(『男はつらいよ 寅次郎夢枕』)にも惹かれますね」

●『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013年)
監督:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン
出演:オスカー・アイザックキャリー・マリガンほか
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・何をやっても裏目に出てしまう貧乏歌手ルーウィンは、友人の家に居候している。ある日、友人の女性歌手を妊娠させたことが発覚し…。ボブ・ディランが憧れた伝説のフォーク歌手の回顧録をベースに、売れない歌手の冴えない1週間を追ったドラマ。
渋川「ルーウィンは仕事や女性関係も上手くいかなくて、全般的にダメダメなんですね。そんな彼には歌しかないんだけど、その生き様が良かったし、八方ふさがりで道にたたずんでいる風情が印象的で、雰囲気のある映画です」

●『小原庄助さん』(1949年)
監督:清水 宏
出演:大河内傳次郎、風見章子ほか
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・先祖代々続く旧家の当主で朝寝・朝酒・朝湯が大好きな杉本左平太は、唄の中の人物になぞらえ、人々から“小原庄助さん”と呼ばれている。そんな佐平太が、請われるまま他人に金品を与え没落していく姿を描いたヒューマンコメディ。
渋川「名門の家柄の主人公はお酒が大好きで、頼まれれば人のために借金までするような人物。それで家を潰して奥さんにも一度は逃げられちゃうんだけど、村人から『家柄がいいから村長選挙に出てくれ』と言われて、『家柄でなくて人柄がいい人に』と断るんです。そのくだりが大好き。観ていて気持ちのいい作品です」

『古い映画作品が好きで、かなり観ているという渋川さんに、人生で影響を受けた映画について尋ねるとすぐに答えが返ってきた。「フランシス・フォード・コッポラ監督の“アウトサイダー”ですね。マット・ディロンや若いころのトム・クルーズなど、イイ男が数人出てくるんですけど、ベタベタしていない男の友情が描かれていて理屈抜きにカッコイイんです。マット・ディロンが大好きで、すごく影響されました。彼が出演する“ランブルフィッシュ”や“ドラッグストア・カウボーイ”も好きですね」/取材もほぼ終わった頃に、渋川さんが何気ない口調でつぶやいた。「さっきのダメ男映画の件ですけど、自分の出演作でなんですけど『お盆の弟』がすごくいいですよ。映画監督を演じたんですけど、話がとてもいいんです」/昨年公開された「お盆の弟」でも、四十路前に映画監督として再起を図るダメ男を演じた。こちらはユーモラスな雰囲気が漂うダメ男だ。今年ヨコハマ映画祭で4冠を獲得した秀作ながら、出演作ということであえて3選からはずしたであろう渋川さんの姿勢は、さりげなくてカッコイイ…』

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※『お盆の弟』の前日譚らしいので興味津々だ!購入しようかしらーん?

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※モノクロ作品って、自由に想像できる余地が入って、また格別な味わいダワイナーー

NTT東日本「いっしょに、一生懸命に。」都市篇 スペシャルCM(60秒)

※渋川清彦さん演じる映画監督タカシの後輩、竹村役を演じた伊藤毅さんがイチローさんと共演!




タワレコ手帳&今月の日めくりの人(7月は松岡修造さんの「日めくり、ほめくり、修造!」)

(詳細は、7月1日の日記を参照のこと!)

☆本日7月19日(火)の、音楽関連の情報

【出来事】
エルヴィス・プレスリー、サン・レコードからのデビューシングル「That's All Right」をリリース(1954)/スペンサー・デイヴィス・グループが解散(1969)/ディープ・パープルが解散(1976)/SOUL'd OUTが新木場STUDIO COASTで解散ライヴを実施(2014)

【誕生日】
フィル・アップチャーチ(1941)/ブライアン・メイ(クイーン:1947)/近藤真彦(1964)/宮藤官九郎(1970)/菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet:1983)/井手綾香(1993)

宮崎あおいのキツイ一言に宮藤官九郎タジタジ 『キリン杏露酒ひんやりあんず』新CM

※実年齢45歳のクドカンが、30歳設定でCM?

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※負けたら脱ぐババ抜きw

☆本日の、「ほめくり修造」((;・∀・)┘スゴイゾ!)は・・・

人の振り見て、我が振り伸ばせ!

★修造解説(クドいので縮小版!)・・・人の良くない振りを反面教師にするだけでなく、良いところも真似して積極的に取り入れよう!


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※これだけの熱さで唱え続けてゆけば、いくつかのことわざは修造の手によって
改変されてしまうかも!!日本語のことわざはそういう運命にあるのだから!

細かすぎて伝わらない関連動画・関連サイト、そして身も蓋もない感想ナド


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※人のくじ見て、我がくじ作れ!商魂逞しい修造ビジネスは留まる所を知りません!

ジョニーAの独り言:同じフレーズを、日めくりにしたり、かるたにしたり、勉強ドリルにしたり、おみくじにしたり・・。もはや永遠に続く修造ビジネス。儲かれば儲かるほど、修造語録がリアルに打算的なものになっていきそうダァー