『CASSHERN』 キリヤーンがやらねば誰がやる!w

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※絶対観るつもりのなかった、紀里谷和明監督の『CASSHERN』を、
今回観てみようという気になったのは、「しくじり先生」に出た時
の自信満々の受け答えを見たからだー。さんざんな不評とともに、
黒歴史になってるものとばかり思っていた作品が、作り手的には
まったく逆で、ハリウッド人脈にも認められた、それまでの常識を
打ち破る会心の出来栄えという認識を持っていたという驚愕の事実!
急に観てみたくなったのだからしょうがあるまいーーー

eiga.com 作品情報 『CASSHERN』
■解説:竜の子プロダクションのアニメ「新造人間キャシャーン」を、宇多田ヒカルのミュージック・ビデオで知られ、その夫でもある紀里谷和明が実写映画化。CGスーパーバイザーに庄野晴彦、VFXスーパーバイザーに「ドラゴンヘッド」の木村俊幸、バトル・シーン絵コンテに「ガメラ」の樋口真嗣、プロダクション・デザインに「あずみ」の林田裕至が参加。遺伝子工学の権威、東博士は、戦死した一人息子、鉄也を新造人間として甦らせるが……。
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■スタッフ:/監督 紀里谷和明 /プロデューサー 宮島秀司 小澤俊晴 若林利明 /原作 竜の子プロダクション /脚本 紀里谷和明 菅正太郎 佐藤大 /美術 林田裕至 /撮影 紀里谷和明 森下彰三 /照明 渡部嘉 /録音 矢野正人 /美術 林田裕至 /衣装 北村道子 /編集 紀里谷和明 /アクション監督 諸鍛冶裕太 /バトルシーンコンテ 樋口真嗣 /VFXスーパーバイザー 木村俊幸 /CGディレクター 野崎宏二 /CGスーパーバイザー 庄野晴彦
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■キャスト:伊勢谷友介 麻生久美子 寺尾聰 樋口可南子 小日向文世 宮迫博之 佐田真由美 要潤 西島秀俊 及川光博 寺島進 大滝秀治 三橋達也 唐沢寿明
■作品データ:/製作年 2004年 /製作国 日本 /配給 松竹 /上映時間 141分

eiga.com 映画評論 CASSHERN
→『宇多田ヒカルの夫にしてカリスマ写真家、紀里谷和明の初監督作品である。各方面から寄せられていた期待に映画は見事に応え、観客を驚きの渦に巻きこむ。/まず驚かされるのが視覚効果である。ほとんど全カットに過剰なまでのCG修正が施され、画面はつねにキラキラと光り輝いている。すべて見た目重視で選ばれた俳優陣もCGで修正を受け、ほとんど俳優というよりも素材の趣がある(黒髪に青い目の麻生久美子まで見られる!)。俳優と背景は融けあって見事な一枚絵となる。演技などないし、そもそも俳優は動きもしない。ひたすらキラキラ輝く画面の中で朗々とセリフを読みあげるだけなのである。何よりも驚くべきは、この絢爛豪華なCG装飾が何ひとつ説話上の機能を果たしていないということだ。つまり画面は豪奢に輝いているが、その目の御馳走(あるいは映像の暴力)にはなんの意味もないのである。
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このアクションなきSFアクションで語られるのは壮大なエディプス神話である。登場人物はみな父を倒して母と結婚したがっている。東博士が生み出した新造人間ブライ(唐沢寿明)は博士の妻である博愛の人ミドリを誘拐して世界の果てに逃げ、東鉄也ことキャシャーンは母を取り戻すためにブライと戦う。世界のためでもキャシャーンがやらなければならないからでもなく。それを見守るのはいつものように聖母キャラを演じる麻生久美子。少々幼稚とも思える女性観こそ、この映画の最大の驚きかもしれない』
※バトルシーンのコンテに樋口真嗣さんの名前がありますナァーーーーw

Casshern - Trailer

※なーんとなく、ファイナル・ファンタジー・シリーズの映像を連想した。
これ、プロの編集者にもっと短くしてもらったら、極上の宇多田ヒカル
PVに仕上がるのに、惜しいな~~~、という印象。てか、実際にこの
CASSHERNテイストの宇多田ヒカルPVってのもあったよねぇー?確か・・・。

出演者インタビュー
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『伊勢谷:紀里谷監督は、モノを作る側の人間として尊敬できる方だと思いました。この映画の価値はどこにあるんだろうと考えたときに、すごく冷静な見方かもしれないんですけど、限られた予算でやり遂げたことに意義があると思うんですよ。この予算(編注:約6億円)では、ハリウッド作品のようなクオリティのアニメの実写化は到底無理だと言われていました。だから違うアプローチで「CASSHERN」を観て「これが出来るなら、俺のこの企画もできるじゃん」て思う人はたくさんいると思います。間違いなく僕もその一人ですし。「CASSHERN」という映画は、今の日本映画界の中ではすごくイレギュラーで異端な存在ですけど、その後に続く人がいればスタンダードになっていく。「CASSHERN」が可能性を見せることによって、次の人がこういうこともできるって実現できるようになるんです。「イレギュラーなものこそスタンダードにしていかなければいけない」と紀里谷さんがおっしゃってたんですが、それをやったこの作品はスゴイんじゃないかなって思います/(続いて麻生さんパート)Q:アニメの実写化ということで、男の子向きの映画に見られがちなんですが、女の子にお勧めするとしたら、見所はどこでしょうか?
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/麻生:男の子が好きなものって、きっと、ヒーローものやアクションものですよね。「CASSHERN」にももちろんその要素はあるんですけど、それだけじゃないというか、とても珍しいバランスの上に成り立っている気がするんです。アクションもありますし、もちろんヒーローものでもあるんだけど、それ以上にすごく深いテーマと、愛の物語もある。女の子にも、ぜひ観ていただきたいですね。/Q:麻生さんご自身が映画を観た感想を教えてください。/麻生:映画が始まってすぐの、フルCGの街並みにやられました(笑)。ああ、こういう世界に私はいたのかあと思って、感慨深かったです。一番心に残っているのは、鉄也と抱き合って話をする森のシーンかな。あそこが一番印象的でした。あのシーンはトータルで3回撮ったんですね。別の日に撮ったのもあるんですけど、それを全部使って編集しているので、今までに観たことないような編集のされ方というか、とにかくスゴイことになってるんですよ。それは観ていただければ分かるんですけど(笑)。すごいです。早く皆さんに観てほしいです』
※お二人とも、なんだかんだで映画そのものの出来栄えについては言及を避けているような・・・カンガエスギ!?

☆2ちゃんから。
『「まさか、こんなに人が入るとはねえ」・・・これが先週、封切られた映画「CASSHERNキャシャーン)」に対する劇場関係者の正直な反応だ。 当初は「200館近い上映館で興収3、4億円」という予想だったのが10億円は行きそうというのだから、うれしい悲鳴である。 この映画は宇多田ヒカル(21)の夫の紀里谷和明監督(36)が初めてメガホンをとった作品。 70年代のテレビアニメ「新造人間キャシャーン」の実写版で、公開前は酷評のオンパレード。 失敗間違いなしといわれた。 それがまったく逆の結果になった最大の要因は宇多田の内助の功だ。とくに影響が大きかったのは先週行われた完成披露試写会だろう。この映画の主題歌は宇多田が担当していて、この時に夫妻が結婚してから初めて公の前でツーショットを披露したのだ。 このインパクトはメガトン級だったようだ』
※話題性もあって、興業的には成功したんだなー。内容の是非如何に関わりなく・・・

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※最初は4時間分撮影したそうで、そこから削っての2時間20分だったとか。
もうちょっと頑張って、1時間以内に収めたらまあまあの作品になってたカモナー

映画「キャシャーン」 よくある質問と答え
※はっきり言って、ストーリーはようわからんかった。かといって、こういう↑
Q&Aサイトを調べようという気にもなれず。。。アカンヤン!

Casshern fight scene

※ここらへん辺りのコンテを樋口真嗣さんが手掛けたんだろうかーー?

gaden presents VFXスーパーバイザー・木村俊幸さんへのインタビュー
『Q:木村さんは1969年生まれ、1973年に放映されたアニメ 「新造人間キャシャーン」を見て育った世代ですよね。実はオサルス(質問者)は竜の子プロの絵が嫌いだったから見た事がないんです。この映画はまずキャシャーンがイメージとしてあったわけですか。
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/木村:僕も、紀里谷さんもそうだと思うけれど、アニメの 「新造人間キャシャーン」 の映像のなかに、こんな小さな隙間から見た、ナチスドイツのような動き方をしたロボットの行進の、圧倒的なアングルのもの凄く怖い場面があったんですよ。それをずっと覚えていたんです/Q:強烈な印象だったんですね。でもこの映画を見て私の感想を一言でいえば、ロシア・アバンギャルドだと思ったんですが。/木村:それはありますね。僕が尊敬しているマリオ・シローニという画家がイタリアにいるんですけど、彼はファシズムに利用されてしまいましたが、寓意に富む優れた壁画や油絵を残しました。ロシア革命以後、構成主義が利用されて政治化し戦争に流れていくじゃないですか、芸術運動が大砲とか戦車に流れていってしまった・・・芸術運動が政治運動になってしまったのが凄いショックだったんです。当時の政治宣伝のプロパガンダポスターを見たりすると、凄い芸術的な要素と政治運動とが組み合わされているじゃないですか、それはやはりショックでしたね/Q:でも 「あしたのジョー」もでてきますよね(笑)。クロスカウンターをしていたような/木村:僕らの世代のものを全部つぎ込んでますから(笑)。美輪明宏 も入ってますよ。出てくる時に、長せりふで舞台劇のオペラのように出てきたり。凄い真剣な顔で演技していてもバックにロボットがいると面白いじゃないですか。それに紀里谷さんは三島由紀夫とか好きなんですよ/Q:そういえば出てきましたね。でも1909年のイタリア未来派宣言から第一次大戦渦中のダダ、1917年のロシア革命前後のロシア・アバンギャルドの流れ、ずっと戦争が続いていた時代の美術運動がビジュアル化されて全編を貫いているせいなのか、最後に希望といわれても、見ていてあの暗さは「なに」みたいなペシミスティックにしかなれない気分を味わったというか』

新造人間キャシャーン OP ED

※懐かしアニメのオープニングとエンディング。たぎります!!

☆↓かなり本音ぶっちゃけてます。さすが吉田氏、というべきでしょうかーーー
Daily News Online 吉田豪インタビュー企画:紀里谷和明「『CASSHERN』ファンもいるのに隠れキリシタンみたいに…」
『Q:いまとなってはデビュー作で「新造人間キャシャーン」を実写化するのも信用できるチョイスに思えてくるわけですよ。ハリウッドが「バットマン」だったら日本ではこれだ!ってセンスが。/紀里谷:そう(笑)。ただね、どっかでねじ曲がってひねくれてるときがあって。あの当時、宇多田ヒカルさんのPVをずっとやってる時期に映画を撮るとなったら、もうっちょっとオシャレなほうにいけたわけですよね。「バッファロー66」とか、わかりますよね?/Q:もちろん。そういえば紀里谷さんの一番好きな映画がデヴィッド・リンチの『イレイザーヘッド』って言ってるのを見たときも信用できると思ったんですよ、「そっちなんだ!」っていう。/紀里谷 ハハハハハ! ただ俺、そのとき思ってたのが、それをやってしまうと抜け出せないと思ったの、その袋小路から。どんどんそうなっちゃうじゃないですか。オーディエンスの顔が見える、球を投げる先が見えちゃうもの作りはちょっといかんだろっていうのが俺のなかにあったんですね。/Q:ただ、音楽に関してはオーディエンスの顔が全部見えるような活動をやってたわけじゃないですか。/紀里谷 そうそう、音楽に関してはそうなんですよ。どっか潜在意識のなかでそれに対する抵抗感みたいなものがあるのかもしれないですね。それっぽい人たちに対する。/Q:その結果、そこじゃないところに届けたくなった、と。/紀里谷 そうそう、そうじゃないところに行きたい、それをやらなければいけないっていうのがあったんですよ、僕のなかで。
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/Q:宇多田さんのPVとかで、広い層に届いたことで変化があったんですかね。/紀里谷:ああ、そうかもしれませんね。それまではファッションフォトとかやって、届いたっていったって数万人だったんですよ。それが「traveling」とか「SAKURAドロップス」でああいうことやって、一気にもうヘタしたら日本じゅうの人間が観てるみたいなことになったわけですよね。そこから、初めて自分の枠の外の人たちとつながった感覚がしたんですよ。それを映画に求めてるんだと思うんですよね。いまどんなに音楽が売れたっていっても100万枚は売れないわけで。そもそも自分がやろうとしてる音楽なんて狭いところに届くようなものじゃないですか。それはそれでいいんだけど、たとえばこないだ赤穂市の田舎に行って居酒屋で飯食ってたら、オジサンが「おぉっ、GOEMON観たよ!」みたなことを言うわけですよね。そういう経験しちゃうと、すげえなと思って、そこに魅力を感じちゃうんですよ。
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/Q:その結果、選ぶのが「CASSHERN」なのはさすがですよ。/紀里谷:ハハハハハ! そんなに大げさに考えてなかったんです、そのとき。自主制作で白黒の16ミリで撮ろうぐらいの気持ちだったの。それこそ塚本晋也さんの『鉄男』とか、ああいう感じでいけるんじゃねえかぐらいに思ってたんですよ。/Q:自主制作で評判よかったら、あとでちゃんとリメイクすればいいや、みたいな。/紀里谷:そうそうそう。そう思ってたのが、なんか知らないけどデカいことになってて、気がついたら6億とか予算ついちゃって、気がついたら寺尾聰さんとか樋口可南子さんとか、最終的に唐沢寿明さんまで出てきちゃって、おいおいおいってなっちゃった。そういう流れになってたんでしょうね。でも、それがなかったら「ラスト・ナイツ」もないですから。「CASSHERN」については、いろんな人が評論家的な発想で、その当時「ダメだ」とか「映画じゃない」とか言われてたことが、ひとり歩きしちゃってる感じがすごいするわけですよ。/Q:観ないで駄目だと思っている人は多いでしょうね。/紀里谷:でしょ? 観てないのに言っちゃってる人たち、俺に会ったことないのに「紀里谷は嫌いだ」って言ってるのと同じように、それが定着しちゃってる感じがすごいするわけですよね。いまだに地方に行くと、「CASSHERN」のパンフレットとかDVD持ってきて「サインしてください!」みたいな人たちもホントいっぱいいるんですよ。外国に行ってもいっぱいいて。これ全然みんな好きじゃん!ネットでもいっぱい好きだって言われて。/Q:興行収入もよかったし。/紀里谷:そう、収入もよくて、これ何がいけないの?って感じなんですよね。ただおもしろいのが、ネット上で好きだって言ってる人たちも、「みんなは悪く言ってるけど私は好きだ」とか、なんか認めちゃけないみたいな、隠れキリシタンみたいなことになっちゃってね(笑)/Q:わかります。紀里谷作品を誉めるのは勇気がいるんですよ。/紀里谷:でしょ?それってどうなの?っていうのがあるんですよね』

☆感想ブログなど その1

OPUS MAGNUM 映画「CASSHERN」に思うこと
『あまりにもCGを使いすぎてノッペリとした映像になってしまっているシーンもありちょっと残念。上月博士の自宅でのシーンなどはまるで壁に描かれた家具の前に座っているだけのようにも見えてしまう。あと、鉄也が戦死するシーンも暗く平坦すぎて何が起こっているのか一瞬理解できない。もう少し使い方を考えたいというシーンがいくつかあったことが残念だった。ロボットとの戦闘シーンも然りだ。ロボットのみの画像を挿入することによって、戦闘をイメージで表す手法を行っているが、シリアスな映画には向かないのでは?漫画でケンカの場面に煙がモコモコと描かれているようなイメージとなんら変わらない気がして残念』
※ゲーム画面としてなら、大大大成功だと思うが、映画としては説得力に欠ける気がしたナァ。ネットの評判が割れているのも、「いいか悪いか」ではなく「映画として認めるか認めないか」の二拓で分かれているような気がする。つまり、映画と認識できた人にはおおむね高評価ということ♪

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☆感想ブログなど その2

そうだ、まずはパンツをはこう。CASSHERN
『(前略)実のところ、個人的にはかなり楽しめた。ストーリーが不出来な分(結局「不出来」と断言…)、一体どういうオチがつくのかさっぱり解らなかったので、なんだかんだ最後までドキドキしっぱなしであった。格好良くて有り難いアクションが次にいつ来るのか、これもまた楽しみにしながら見られた。これは、クソエロゲをプレイしているときに味わう感覚に似ている。シナリオが変に病んでて、プログラムもいい加減で、何がフラグになっているのかさっぱり解らない。プレイヤーである私とのキャッチボールが成立せず、無闇に世界観が押しつけられる。とにかく絵は美麗だからエロシーンをなんとかゲットしようと、その世界を五里霧中で駆け回る。先の読みようがない選択肢、理不尽で残虐なバッドエンド、それらを何度も何度も繰り返し、泥まみれ血まみれカウパーまみれになりながら、なんとかかんとかお目当てのエロシーンに辿り着いて、男独り、むせび泣く…。「CASSHERN」にはそういった魅力がある。/いや、しかし、としあき率いる戦闘ロボ軍団とキャシャーンが戦うシーンだけは本当にムッチャクチャ格好いい。それを見るだけでもDVDレンタルする価値はある。ヒーローアクションが好きな方には是非にでもオススメしたい』

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☆感想ブログなど その3
こねたみっくす 『CASSHERN』
CASSHERNに深い深いこだわりと愛情を持つ紀里谷和明監督が作り上げたこの映画は、もうとにかく眠い眠い~。紀里谷監督の独りよがりな映画のためCASSHERNに思い入れのない人間には本当に退屈でしたよ。しかも主題歌が当時は奥様だった宇多田ヒカルの『ダンナの願いが叶うころ』、もとい『誰かの願いが叶うころ』。ダンナさえ楽しめればそれでええんかい!?ってツッコミを入れて見終わった映画という印象しか残りませんでしたね』
※も、もしかすると紀里谷監督、映画を撮りたかったから宇多田と結婚したのかも…ブルブル

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※飛行物などのイメージは、ちょっとラピュタっぽい?

★ネタバレ注意の批判コメント、投入~~~~!
CinemaScape-映画批評空間-
『この映像が「ブレードランナー」の影響を受けた云々と伝えられていますが、モロパクリの映像は「MEMORIES」の「大砲の街」です。最後にはちゃんと”大砲”も出てくるので、たぶんリスペクトやらオマージュやらを捧げているのでしょう。アクションシーンもPV出身の監督だから少しはスタイリッシュに撮るかと思えば、樋口絵コンテシーン以外は全然ダメ。そもそも、アクションのリズムや流れが、撮る前から監督の頭にイメージがないのだろう、ただ細かいショットをつないでいけばアクションシーンになると思っているならアクション映画をナメすぎだ。アクションとは溜めと解放、そしてリズム。もっと修行せい!特に佐田真由美との対決シーンはヒドイ…。画面でいったい何がおこっているのかさっぱりわからない。 アクションシーンでかかるBGMの選曲も最低だ。アクションシーンにハードロック系を流すなんてダサダサ…。もっと頭使えよ…/(中略)「イデオン発動編」を思わせるぶっ飛んだラスト!! いやー、あのシーンでこの映画がタダのウンコ映画じゃなくなりましたね。このシーンがあるために、この映画は「シベリア超特急」や「幻の湖」なみに後生に語り継がれる最低映画になりました。そしてヨメのスローバラードが暗転後に流れる…。す、素晴らしいコントラストだ!思わず爆笑しそうになりましたよ。とまあ、酷い映画ではあるんですが、玉石混合のところもあって良い点もいくつかあります。/宮迫の白痴演技。あいかわらず幸薄そうな美人をやらせたら右に出る者はいない麻生久美子。そして職人樋口監督が仕込んだアクションシーン。ここのアクションシーンだけは背筋がゾクゾクするほどに素晴らしい。月光に立ちすくむオープニングからの鬼神のような攻撃ぷりは、スパイダーマンの摩天楼シーンに引けをとらない爽快感!なんで樋口監督に全部やらせなかったのかなぁ…』

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★これもついでに。。。
超映画批評 『CASSHERN/キャシャーン』15点
『普段、あまり映画など見ない人々が、たまに入った映画館でこう言うものを見せられたら、「もう二度と日本映画を見るのはやめよう」となっても不思議ではない。これではアンチ邦画の人々を生産するようなもの。監督や、奥さんの宇多田ヒカルが歌う主題歌など話題性があるためそこそこお客さんは入るだろうが、長期的に見ればマイナスの方が大きいのではないか。/なにしろ作り手の主張が全編クドクドと際限なく垂れ流され、見ていると脳がとけそうだ。背景の音楽はうるさいし、体感上の上映時間は果てしなく長い。いつもニコニコ、笑顔を絶やさぬ温厚なこの私でさえ、本気で途中で出ようかと思ったほどだ。『BR2』に匹敵するトンデモ映画だが、あちらは(別の意味で)笑えるだけまだマシか。/それでも、「CASSHERNキャシャーン」には誉めるべき部分もある。それは、宇多田ヒカルのプロモーションビデオの好評価を支えた紀里谷監督の感性による美術部分。背景はほとんどCGで、そのデザイン等に彼が深く関与していることは間違いないが、やはり色彩のセンスには、日本人離れした非凡なものが感じられる。この個性あふれる映像美は、高く評価されてよい。とはいえ、これが監督の言うように「お客さんを楽しませる娯楽映画」であるならば、やはり全体の評価としては低くせざるを得ない。紀里谷氏は、他の優秀な監督の元、美術面で協力するような形で映画製作にかかわったほうが、良いものが出来るのではないだろうかと私は思う』

※映画評論家と呼ばれる人(映画を観慣れている人)からは総スカンという
状況だったように記憶しているーーー

Casshern Sins Trailer


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※この新しい方のアニメも気になるところ。。。

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※結論:あれだけボロカスに叩かれても叩かれまくってもなお、自分の作品
に自信を持ち続けていられる、その強心臓に感心させられる。それぐらい心
臓の強い紀里谷氏にしか本作は創り得なかったであろうことは間違いない。
結局、「心臓人間キリヤーンがやらねば誰がやる!」ってこってす、ハイw




タワレコ手帳&今月の日めくり(9月は「しくじり先生 俺みたいになるな!!日めくり」)

(詳細は、9月1日の日記を参照のこと!)

☆本日9月13日(火)の、音楽関連の情報

【出来事】
・MO'SOME TONEBENDERの百々和宏凛として時雨の345、ラルク・アン・シェルのyukihirogeek sleep sheepを始動(2012)

【誕生日】
ピーター・セテラ(シカゴ:1944)/ドン・ウォズ(1952)/ザック・スターキー(1965)/砂原良徳(1969)/サンコンJr.(ウルフルズ:1970)/フィオナ・アップル(1977)/ダイスケはん(マキシマム・ザ・ホルモン:1977)/次松大助(1979)/ナイル・ジェームス・ホーラン(ワン・ダイレクション:1993)/レナ(バニラビーンズ)

【命日】
・2パック(1996)/DJメディ(2011)

2pac - To Live & Die In L.A (日本語訳字幕)


HIO HOP FLAVA 2Pac(トゥパック)の生涯と未発表作品のまとめ
『死後のほうが圧倒的に作品をリリースしているという2Pac(トゥパック)。死を予期して、かなりの量のラップをレコーディングしていたそうだが、これだけ未発表曲があると「2Pac生存説」も信憑性を帯びてくる。ギャングスタ・ラップの浸透に多大な貢献をした立役者は、反逆のカリスマ的存在となった。マスメディアによって加熱しすぎたシーンは危うく、「東西戦争」と銘打たれた抗争(ビーフ)は、2Pac(トゥパック)の死、そして対立相手であったビギー(the Notorious B.I.G.)もまた葬り去られ、幕を閉じた。/残念ながら、L.A.で死ぬことはできなかったようだが、彼の作品は残り続けるし、彼に影響を受けて活躍する「ポスト2パック」もたくさんいる。25歳という若すぎる生涯でここまで多くの人間に影響を与えた2Pac(トゥパック)の偉大さを改めて実感したのだった』

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※映画出演もそこそこしている。写真は『グリッドロック』のポスター。

☆本日の、「しくじり先生からのアドバイス」は・・・

人間死ぬまで成長できる

★テキスト
 なし

◎先生紹介:紫吹淳先生・・・宝塚のトップスターにもかかわらず私生活のほとんど全てを他人任せにしすぎた結果、一人じゃ何もできない紫吹淳先生。「大きな赤ちゃんだ!」とドン引きされても大丈夫!赤ちゃんだということはこれから大きくなれるということ。人間死ぬまで成長できるのです!今から成長しよう!


しくじり授業まとめ
『46歳 飛沫淳の成長:最近できるようになった事。⇒コンビニで買い物w/初めて行った時、色んなものが売っていて感動した。何もできないと諦めている人にこの言葉を贈りたい。「人間、死ぬまで成長できる!」/自立しろという気持ちはよくわかる。40歳を超えた紫吹淳はこう思っている。「今さら無理!」』
※そういえば、こないだTVで観たが、森昌子さんもここ数年でやっとコンビニに行くようになった、とか言ってたなぁーw 新鮮な驚きがいっぱい詰まってるんだろうなー。ある意味羨まスィー(^^♪

紫吹淳 宝塚時代の苦悩を明かす


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上沼恵美子さんはチョトいらつき気味に見える~w

細かすぎて伝わらない関連動画・関連サイト、そして身も蓋もない感想ナド


★「一人じゃ何もできない」で検索した画像を貼ろうーーー

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※1人じゃ何もできないふららちゃんが幼馴染の錦ちゃんや周りの人に悪びれも
せずに頼りまくるショートコメディ、だそうですw

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※これは名言ですな。プラス志向だとこうなりますかーー。

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※「一人じゃ何もできませんTシャツ」w これ着て街を歩いたら、ドラえもん
みたいな人が助けてくれるとでも言うのかしらん~?

ジョニーAの独り言:独りでもできることが増えてくること=大人になるってこと、かもネン