『幼な子われらに生まれ』♪~悲しみの果てに何があるかなんて~♪

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eiga.com 作品情報 『幼な子われらに生まれ』
■解説:直木賞作家・重松清の同名小説を浅野忠信田中麗奈主演で映画化したヒューマンドラマ。中年サラリーマンの信と妻の奈苗はバツイチ同士で再婚し、奈苗の連れ子である2人の娘とともに幸せに暮らしていた。奈苗の妊娠が発覚し、長女が「本当のパパ」に会いたいと言いはじめる。前の父親である沢田とはDVが原因で離婚していたため、信と奈苗は長女が沢田と会うことに反対するが、長女は父親としての信の存在自体を辛辣な言葉で否定する。そんな長女を前妻との間に生まれた実の娘とつい比べてしまい、現在の家庭を維持することに疲弊した信は、新たに生まれる命の存在すらも否定したくなる心境になっていく。信役、奈苗役を浅野と田中が、奈苗の前夫役を宮藤官九郎、信の前妻役を寺島しのぶがそれぞれ演じる。監督は「幸せのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子。1996年の小説発表時から重松と映画化の約束を交わしていたという、荒井晴彦が脚本を担当した。
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■スタッフ:/監督 三島有紀子 /原作 重松清 /脚本 荒井晴彦 /プロデューサー 森重晃 江守徹 /製作 梅川治男 巖本博 小西啓介 小林栄太朗 三宅容介 山本正典 安達政孝 /撮影 大塚亮 /照明 宗賢次郎 /美術 井上心平 /衣装 馬場恭子 /ヘアメイク 倉田明美 /録音 浦田和治 /編集 加藤ひとみ /音楽 田中拓人 /助監督 工藤将亮 /記録 吉田久美子 /ラインプロデューサー 大日方教史 /音楽プロデューサー 佐々木次彦
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■キャスト:浅野忠信(田中信) 田中麗奈(奈苗) 南沙良(薫) 鎌田らい樹(沙織) 新井美羽(恵理子) 水澤紳吾 池田成志 宮藤官九郎(沢田) 寺島しのぶ(友佳)
■作品データ:/製作年 2017年 /製作国 日本 /配給 ファントム・フィルム /上映時間 127分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト

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●30秒予告


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※21年前の設定を、現代にうまく変更している。原作では、後輩に勧められる
気晴らし場所として「イメクラ」が登場したのに対して、映画では「一人カラオケ」。
実にナイスな置換である。両者とも経験のある自分には、共感ポイントだったw
そして、エレカシの「悲しみの果て」は、劇中2度登場して、ストーリー中のいい
アクセントとして使われている!!要注目。

公式HP ニュース 上海国際映画祭に出品!
『この度6月17日~26日で開催となった上海国際映画祭・日本映画週間に「幼な子われらに生まれ」が出品され、女優の田中麗奈さん、三島有紀子監督がゲストで招かれました。6月17日(土)に実施された開幕式のレッドカーペットを経て、上海映画祭・日本映画週間が6月18日(日)に幕を開けた。会場である上海新衡山映画館ではオープニング・セレモニーが盛大・活況に催され、場内が満席で埋め尽くされた上海のみならず中国全土から集まった多くの映画ファンに熱いメッセージを届けましてた。とりわけ壇上の田中麗奈のスピーチでは全編大変流暢な中国語を披露し、満席の上海の観客から大きな賞賛の拍手喝采を受けました。
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■三島監督舞台挨拶コメント/私は2年前に「繕い裁つ人」でこの上海国際映画祭に呼んで頂きました。そして今日またこうしてオープニングセレモニーという非常に華やかな場所に呼んで頂けて大変光栄です!本日これから観て頂く映画『幼な子われらに生まれ』は5年前に脚本家の荒井晴彦さんと一緒に考えて大切に大切につくった作品です。今日これから日本でもまだ公開していない作品を映画を愛する上海の皆さんに観てもらえる事をホントにドキドキしながら嬉しく思っています!謝謝!!
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田中麗奈さん舞台挨拶コメント ※すべて中国語でスピーチしましたが、以下は訳文です。/本作『幼な子われらに生まれ』の脚本を最初に読んだ時、私はなんてリアリティのある現実を描いているのだろうと思いました。離婚した者同士のふたりがひとつ屋根の下で一緒に生活を営むうちに様々な困難に直面していきます。離婚後の子供連れの日常のドラマをすごく繊細に描いています。私はこの作品に出演して、いろんな感情と経験を体感する事が出来ました。皆さんにも是非スクリーンで感じ取ってもらえたら嬉しいです!謝謝!!』
田中麗奈、なかなかやるなぁー。さすが女優さん!中国人にもなりきれた?

eiga.com 映画ニュース 浅野忠信“ダメ夫”に共感し“妻”田中麗奈に平謝り「すみません奥さん」
直木賞作家・重松清氏の小説を映画化した「幼な子われらに生まれ」が8月26日、全国29館で公開された。主演の浅野忠信をはじめ、共演の田中麗奈宮藤官九郎南沙良、鎌田らい樹、新井美羽ちゃん、メガホンをとった三島有紀子監督が東京・テアトル新宿での舞台挨拶に立った。/重松氏が1996年に発表した同名小説を映像化したヒューマンドラマ。中年サラリーマンの信(浅野)と妻の奈苗(田中)はバツイチ同士で再婚し、奈苗の連れ子である2人の娘と共に暮らしていたが、長女の「本当のパパ」に会いたいという発言を機に家族に不協和音が生じ始める。/奈苗は、元夫・沢田(宮藤)のDVが原因で離婚に至ったという設定。そのため宮藤は、開口一番「娘には見せられない映画」と苦笑い。さらに「役に共感はできない。でも『やっぱり人間そういうところもあるよな』という部分も描かれていた。(沢田のしたことは)そう思ってはいけないくらいのレベルのことですが」と明かす。奈苗の現夫・信を演じた浅野も、「僕も信の目線だと、そういうことを思うことがあるかもしれません」と同調したが、すぐに田中に視線を移し「すみません、奥さん」と平謝りしていた。
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さらに「撮影時、刺激的だったこと」を問われた田中は「いろんなことが刺激的で。でもやっぱりバイオレンスな宮藤さん」と言い、「殴ったり蹴ったりDVを受けるシーンの撮影の日が、誕生日だったんです。とっても刺激的な誕生日プレゼントをいただきました(笑)」と暴露。宮藤は、「すみませんでした」と頭を下げながらも、「スタッフの皆さんがケーキを用意してくれて。“おめでとうございます”という雰囲気のなか、首絞めるぞこのやろう!って。……気持ちよかったです」と笑いを誘った。/主演の浅野は、脚本に惚れ込み出演を決めた。「惹かれた理由」を聞かれると「僕は癖のある役が多いんです。何も事件も起こさずに、最後まで乗りきる役は少ない。だいたい何かしらの事件を起こす役なので、事件を起こさない役がやりたかったんです。いろいろなことを経験させてもらったので、いろんなものをぶつけられる役に出会いたいと思っていた。それを注ぎこめる役が信だった」と話した。』
※確かに、浅野忠信さんといえば、「善良そうな第一印象で登場しても、その後何かとんでもないことを仕出かす男」みたいな役柄が多い。こういうただの不器用な弱者、という役柄は珍しいのかも。その不器用で哀愁あふれる横顔が、時折「健さん」(高倉健)にダブった。

伊藤さとり 公式ブログ ヤバい映画、「幼な子〜」さん
『プレミア試写会。/浅野忠信さんの力説が、もうこの映画、すごいよ!みたいな感じで、聞いてるこっちもマイクに「へぇー」と声が入りそうな相槌を打ってしまい。宮藤官九郎さんのトンデモないDV男の役での「言っちゃいけない言葉を沢山言えて逆に楽しかったですよ(笑)」に、ああ私のいとこの元旦那も、あんな感じだったのかな?とおののいていた次第です。個人的には田中麗奈ちゃんの「旦那さんの前でパックとかしちゃうの?って撮影当時は、まだ結婚二ヶ月でそう思いながら演じてましたけど、今や、パックして、台本読んでます(笑)」に激しく共感。
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そうなのだよ。女という生き物は同棲二ヶ月くらいから、そろそろ解禁してもいいかな?パックとか。色々さ。みたいな感じで、相方の顔色を見ながら、パックとか解禁する。内心、そんなんで引く男は、器が小さい。とか思いながらね(笑)なにせ映画がリアル過ぎて、私やら未来にもしかして結婚とかしたら、女の子の連れ子いる女なもので相手が、ああやって悩みあぐねいちゃうのかとかまあ色々考える。しかも田中麗奈ちゃん演じる奥さんみたいに、けっこうハッピーピープルで甘えてしまうキャラなので。男性側はあんなに、口に出さずとも悩んだり不満があったりするのかと、リアルすぎて自分の身を改めようと思ったくらい。ただひとつ思うのは、浅野忠信さん演じる信が、男は黙って行動する、を胸に生きていそうな優しい日本人男性だなと感じてえらく好きだった。弱いとこも、頑張るとこも、ふくれるとこも(笑)ずっと笑って皆で楽しく生きていきたいよ。そう願いながら、人生そんな簡単じゃないよ、とも気付いてるから、この映画が大好きなのだ!』

宮藤官九郎「娘に見せられない」初日あいさつで告白

※誰かに似ている似ていると思いながら観ていたが、いま解った。浅野忠信
表情と、この喋り方・・・故・柳ジョージさんとクリソツじゃあないかっ!
エレカシ柳ジョージ、個人的趣味が集結したような作品になったヨーー。

●映画化 ロケ地の兵庫・西宮 三島有紀子監督

※名塩ニュータウンだったかっ!!気づかなかったワッ!
もう一回観たくなった♪

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※こりゃ魅力的なロケーションやわ。そら拘りたくもなるやろうなーーー。

★原作本紹介~!
Amazon.co.jp 幼な子われらに生まれ (幻冬舎文庫) 文庫 重松清 (著)
『■内容紹介:三十七歳、サラリーマン。実の娘と年に四回しか会えない彼に子供が生まれる……。血のつながった他人、血のつながらない家族--幾つもの絆、幾つもの哀しみの中に浮び上がる「家族」の姿を描く長編。
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/■登録情報:/文庫 326ページ /出版社 幻冬舎 /言語 日本語 /ISBN-10: 487728768X ISBN-13: 978-4877287689 /発売日 1999/7/1 /梱包サイズ 15.2 x 10.4 x 1.8 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.4 /■カスタマーレビュー:5つ星のうち4.0 「家族とは何?」 /投稿者 てんぴん 2007年4月22日 形式: 文庫 ・・・主人公の私は再婚同士の妻とその二人の連れ子と幸せに暮らしていたが、妻の妊娠をきっかけに少しずつ家族の絆が、崩れてしまう。 前妻との結婚生活の失敗から、仕事より家族を優先するようになった私。 でも、その家族がだんだん重荷になってしまい、ついには妻に子供の堕胎をせまってしまう。/でもここからが、重松氏の腕のみせどころです。 最後は新しい家族が増え、家族の絆を取り戻してくれます。 なかなか好きになれなかった、長女の薫ちゃんが つばさくんのおっきいおねえちゃんとして、どのように成長していくか楽しみです。』
※実は原作を読みかけた状態で映画を鑑賞し、まだ小説は読み切れていない状況。
「読んでから観るか」でもなく「観てから読むか」でもない、角川映画のキャッチ
コピー泣かせの「読みかけて、観てから、読み切るか」という中途半端な楽しみ方
になってしまったワケだが、、、怪我の功名。これ、結構いいやり方ダゾッ!

最後は、ちょっとだけネタバレ含む記事。未見の方は避けてたもれ。


日経スタイル 映画セレクション『幼な子われらに生まれ』 男の頑固さ 女の辛辣さ
『父になるのは難しい。ましてや血のつながらない子の父になるのは。この映画の主人公も、よき父になろうとしながら、娘に突き放され、妻に突き上げられる。家族の現実は甘くない。
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会社員の信(まこと)(浅野忠信)と専業主婦の奈苗(田中麗奈)は再婚同士。前夫に暴力をふるわれた奈苗の連れ子の薫、恵理子と4人で暮らす。信にはキャリア女性の前妻・友佳(寺島しのぶ)との間にできた実の娘・沙織もいる。そんな信と奈苗が新しい命を授かる。思春期を迎えた薫は母の妊娠を知り、信への嫌悪感をあらわにする。よき父になるために、酒席や休日出勤を断り、家庭を優先してきた信は戸惑う。妊娠中の奈苗の態度にいらつき、生まれてくる子供を喜べない。そして「本当のパパに会わせてよ」という薫の要求に応えようとする……。信にしてみれば不条理だろう。出世コースを外れ、出向先の巨大な倉庫で働きながら、一人耐えている。普通なら哀れな父に同情したくなるような筋立てだ。
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  ところが違う。どこか頑固な信を、女たちは厳しく責める。「理由は訊(き)くくせに、気持ちは訊かないのね」と友佳。「あなたが沙織さんと会わないようにしてくれた方が、よっぽど嬉(うれ)しい」と奈苗。理屈はともかく生々しい女たちの言葉が男を突き刺す。女の辛辣な目が、男への甘い感情移入を阻む。邪気のない娘たちの言動も信の心を揺すぶる。その時の浅野忠信の一瞬の反応がすごい。困惑、こわばり、いらだち、放心……。爆発寸前だが、爆発せず、追い詰められていく。/原作は21年前に書かれた重松清の小説。社会の空気も夫婦の力関係も微妙に変わったが、脚本の荒井晴彦、監督の三島有紀子はそんな変化を取り込み、現代の物語に仕上げた。女の寸鉄は三島の手柄。そこから波立つ男の感情を繊細に表現する浅野の演技力に驚いた。2時間7分。★★★★(編集委員 古賀重樹)[日本経済新聞夕刊2017年8月25日付]』



☆「たかみな語録」&「松下幸之助 一日一話」をお届け。。。

(詳細は、8月1日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日8月28日(月)の、「たかみな日めくり」はァ~?

『知らないって、不幸せなこと』

【最近、いろいろなお仕事をいただくようになって、よくニュースを見るようになりましたが、これが楽しいんです。知らなかったことを知るたびに、自分が広がっていって、知らないって不幸せなことだと気がつきました。あなたにも、知る楽しさを知ってほしいと思います。勉強しろということではありません。自分が必要とする知識を、自分なりの方法で得られればいいんです。】

☆関連書籍、ニュース、名言など!

人生の名言・格言集
『「無知は不幸の元」 勉強だけでなく、挑戦すること。 何かから逃げだしそうになったとき 思い出す恩師の言葉です/。』

●星野 源 - 知らない MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編


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『■商品の説明:4人を射殺した少年は獄中で、本を貪り読み、字を学びながら、生れて初めてノートを綴った。―自らを徹底的に問いつめつつ、世界と自己へ目を開いていく、かつてない魂の軌跡として。従来の版に未収録分をすべて収録。
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■著者について:1949年生まれ。連続射殺事件をおこし69年逮捕。獄中手記「無知の涙」や新日本文学賞受賞作「木橋」等によって注目されつづけた存在。著書『捨て子ごっこ』『異水』他。死刑執行される。/■登録情報:文庫: 540ページ /言語 日本語 /ISBN-10: 4309402755 ISBN-13: 978-4309402758 /発売日:1990/7/10 /梱包サイズ 14.8 x 10.6 x 2.4 cm おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 /■カスタマーレビュー:5つ星のうち5.0 「無差別殺人犯の手記」 投稿者 あああ 2009年4月1日 /一人の少年が無差別に四人を殺害した。 そして、刑務所で一人、自分と向き合い、無知であることを悟った。 人は自身が無知であるとわかったときに心から知識を欲すのであろう。 人間は、知があるからこそ恨み、知があるからこそ希望があり、恐れがあり、絶望するのであろうか… 本書の特異性から、自身で本書に辿り着き、手に取った人のみが読む価値があるように思う。』

☆本日の、『松下幸之助 一日一話』
松下語録

“力を合わせて”

「不況の風が吹き、不景気の波が押し寄せるという情況に世間があるときには、それぞれの会社も何らかの形で、その影響を受けないわけにはいきません。ただそんなときに一番大切なことは、全員の冷静な判断と力強い協力だと思います。船長が沈着に針路を誤たず、船員が冷静に協力を惜しまなければ、その船はどんな嵐にあっても着々と進んでいくでしょう。それを、それぞれが慌てて勝手な判断をし、勝手な振舞をしたならば、それがたとえ善意から出たものであっても、船の前進は望めません。不況、困難なときこそ、“和親一致の精神”が一番に求められるのです。」

細かすぎて伝わらない関連動画など


NTT東日本 CM 企業「いっしょに、一生懸命に。」チームイチロー篇(30秒)


ブレーメンの音楽隊【読み聞かせ】(8分16秒)

・弱い動物たちでも、みんなで知恵を絞って力を合わせることの大切さ
を学ぶことができます。

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※ロバとイヌとネコとオンドリが、お互いの背中に乗っかって
窓のところに縦並びするシーンが印象深い。子供心に一番グッ
ときた部分だ。絵本の1ページをよく覚えているーーー

ジョニーAのつぶやき:最終回で、過去キャラが大勢集まって主人公を助ける、というパターンが子供のころは大好きだった・・・。「みなしごハッチ」とかのパターンね♪