『ブレードランナー』新旧比較鑑賞・・・

eiga.com 作品情報 『ブレードランナー』
■解説:2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。熱心なファンによって支持され、カルト化したSFハードボイルド・アクション。監督リドリー・スコットの映像センスは絶賛され、その人気を不動のものとした。92年に再編集された「ディレクターズカット/ブレードランナー 最終版」が公開された。
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■スタッフ:/監督 リドリー・スコット /製作 マイケル・ディーリー /製作総指揮 ハンプトン・ファンチャー ブライアン・ケリー /原作 フィリップ・K・ディック /脚本 ハンプトン・ファンチャー デビッド・ウェッブ・ピープルズ /編集 テリー・ローリングス /音楽 バンゲリスデザインシド・ミード
■キャスト:ハリソン・フォード(リック・デッカード) ルトガー・ハウアー(ロイ・バティー) ショーン・ヤング(レーチェル) エドワード・ジェームズ・オルモス(ガフ) ダリル・ハンナ(プリス) ブライオン・ジェームズ(リオン・コワルスキー) ジョアンナ・キャシディ(ゾーラ) M・エメット・ウォルシュ(ブライアント) ウィリアム・サンダーソン(J・F・セバスチャン) ジョー・ターケルエルドン・タイレル ジェームズ・ホンハンニバル・チュウ 眼球製作者) モーガン・ポール(ホールデン
■作品データ:/原題 Blade Runner /製作年 1982年 /製作国 アメリカ・香港合作 /配給 ワーナー・ブラザース映画 /上映時間 116分
※もはや古典?と化している名作だが、不思議とここまでしっかり鑑賞して
来なかった。いや、TV放送などで観ているはずなのだが、スルーし続けて
いたのだろう。改めてDVDで、ディレクターズカット版を体験せり。。。

●月曜ロードショー 荻 昌弘 解説 ブレードランナー

荻昌弘さん、よっぽど好物なんでしょう。舌なめずりしながらの解説デスw

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※旧ブレードランナーの舞台である2019年も間近・・・。な~んか親近感
を覚える不思議な町並み。この未来世界がいろんな文化に影響与えたんだ
よナァーーーーー。感無量!

IGN JAPAN 「ブレードランナー」35周年独占インタビュー! リドリー・スコットが語る本作の伝説、デッカードの正体からシリーズの未来まで
『――監督の思う、前作の映画「ブレードランナー」がもたらす永続的な影響とは?/スコット:社会的な出来事、だと思う。当時、二度と自分の記事を読むべきじゃないと心に刻んだんだけど――「ブレードランナー」以来、本当に一度も読んでないよ。それは誤解を招くような内容だからというわけではなく、素晴らしい記事を見たら自分が宇宙の支配者になったんじゃないかって勘違いしてしまうから。それに、自分のしたことを自らジャッジしないといけないからね。本の作者と同じかな。画家の方がもっといい例か。ジャック、お前はたった一人なんだから、自分自身の考えを持たなきゃならないんだよ。人の意見を聞いてる場合じゃない。トチ狂った人間なんだったら別だけどな、その場合は二度と映画を作れないだろうけど。極度の責任感と思慮深さが必要なんだよ、俺みたいに(笑)自分の投資家やビジネスパートナーにはとても責任を持っているよ。映画を作る時には、常に予算通りに、間違いなく進めるんだ。――色々な映画を観て、「『ブレードランナー』や『エイリアン』をパクってる」って思ったことは?/スコット:うん、ある。――神経を逆なでされるように感じますか?それとも、ある意味で名誉に感じる?/スコット:いや……どっちも少しずつあるかな。最初はちょっとイラつくけど、その後はなんとなく誇らしく感じて、なんだこりゃって。――続編製作にあたって、恐れはありました?例えば、前作にマイナスの影響を与えてしまうんじゃないか、というような。/スコット:いや、前作はもの凄く良いものだったし、しかもかなり昔のことだから、あまり気にならない。ただ、今言えることは、オリジナルは本当に良い、長く記憶に残る作品だということ。自分自身、新しい脚本にきちんと関わっているから、映画のオープニングでさえも、オリジナルで使おうとしてたやりかたなんだ。ハンプトンと一緒にいる時、聞いたんだ。「あの時アレをああしたって覚えてる?」って。そしたらハンプトンは、「ああ。」って答えた。そうやって、今作の話が始まったんだ。――気になりますね。何の話なのかわかった気もする。トレーラーで少しだけ、垣間見れますよね?スコット:そう。そうそうそう。
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――「ブレードランナー」の世界にライアンを招き入れた理由というのは?/スコット:うーん、それはどちらかと言うと偶然だよ。時々、たまに、みんなが憧れる俳優・女優と会うんだ。ほら、普通はコーヒー片手に座ってただ撮ったら、後はしゃべるだけだろ。で、そこから何かを探すことにするんだ。それで、2年前にライアンと会った。2年半前か。一番好きな映画の一つだって言うから、少し話をしたんだよ。「続編はあり得る?」って聞かれて、「不思議なことに、可能性はある」と答えた。それが、ほぼ2年半前だろ?そんなわけで、ライアンはもう視野に入っていて、アルコンにも伝えたんだ、「ライアンとは話した。だからこの男をクソ真剣に捉えてくれ」ってな。――では、スコットさんに最後の質問です。「ブレードランナー」と「エイリアン」どちらかを選ぶとしたら、どちらが一番気に入っていますか?/スコット:選べないよ、皆俺にとっては一番の子供だから。これまで作ったどんな映画にだって、後悔はないんだ。世に出る前に直すことができれば、後悔しない。規模に関わらず、映画を作るのが大好きなんだよ。』

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※映像美だけで、何十回、何百回と観続けられる自信はあるねー♪
ちょうど、DVDプレイヤーとかが普及し始めて、ファンは狂喜乱舞
して再生しまくってたんだっけーーー。個人的には、『E.T』にハマ
って何度も劇場へ足を運んだ年だったヨナーーー。そのせいでかな?
コッチの近未来モノには関心が向かなかったってことだろうネ。イマオモエバー

☆ここまで一つの作品について掘り下げたブログを見た事がない・・。リスペクツ!
に~ざきさんのブレランブログ 第24回関西ブレラニアン会・東京出張開催のお知らせ 2017-06-18
『このブログは、1982年のSF映画「ブレードランナー」の魅力(魔力)にとりつかれて33年の、年季の入った重症ファン 「に~ぜき (NYzeki) 」 が書いてます。
今日は来月のワンフェスへの出店に向けて、ようやく重い腰を上げて、第1回ミーティングに行ってまいりました。早いもので、あと一か月ちょっとしかないんですよねー。一緒に参加する関西ブレラニアン会のツンコロさん、ビグルスさんと3人で何を売るか、など戦略を話し合いしました。無駄話の方が多かったけど。ちなみにブロークンヒーローズさんの卓にまぜていただくのですが、一応私達の屋号みたいなものを考えてみました。ツンコロさんはブレラニアンをもじって「ブレラニ屋」、私の案は「ブレラニ庵」うーむ、と考えこんでたら、ツンコロさんが、流行りに乗って、「WITH B」はどう?って。ブロークンヒーローズ WITH B、ね。まぜてもらうから。Bはもちろんブレードランナー。ブレラニアンでもいけますね。WITH Bだけでもブレードランナーと共に、って意味になるからなかなかシャレてるかも。どうですかね?35億のブレードランナーファンの皆さん?』
※ブログ主の新関氏は今年10月10日の朝に突然倒れ、そのまま永眠されたということです。
ご冥福をお祈りいたします・・・。



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eiga.com 作品情報 『ブレードランナー 2049』
■解説:リドリー・スコット監督がフィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開の傑作SF「ブレードランナー」から、35年の時を経て生み出された続編。スコット監督は製作総指揮を務め、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ビルヌーブ監督が新たにメガホンをとる。脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、「LOGAN ローガン」「エイリアン コヴェナント」のマイケル・グリーン。前作から30年後の2049年の世界を舞台に、ブレードランナーの主人公“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを捜す物語が描かれる。前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが同役で出演し、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングデッカードを捜す“K”を演じる。
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■スタッフ:/監督 ドゥニ・ビルヌーブ /製作 アンドリュー・A・コソーブ ブロデリック・ジョンソン バッド・ヨーキン シンシア・サイクス・ヨーキン /製作総指揮 リドリー・スコット ビル・カラッロ ティム・ギャンブル フランク・ギストラ イェール・バディック バル・ヒル /原作 フィリップ・K・ディック /原案 ハンプトン・ファンチャー /脚本 ハンプトン・ファンチャー マイケル・グリーン /撮影 ロジャー・ディーキンス /美術 デニス・ガスナー /衣装 レネー・エイプリル /音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ ハンス・ジマー /音楽監修 デバ・アンダーソン /視覚効果監修 ジョン・ネルソン
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■キャスト:ライアン・ゴズリング(K) ハリソン・フォード(リック・デッカード) アナ・デ・アルマス(ジョイ) シルビア・ホークス(ラヴ) ロビン・ライト(ジョシ) マッケンジーデイビス(マリエッティ) カーラ・ジュリアナ・ステライン レニー・ジェームズ(ミスター・コットン) デイブ・バウティスタ(サッパー・モートン) ジャレッド・レトニ(アンダー・ウォレス) バーカッド・アブディ
■作品データ:/原題 Blade Runner 2049 /製作年 2017年 /製作国 アメリカ /配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント /上映時間 163分 /映倫区分 PG12 /上映方式 2D/3D
オフィシャルサイト
※監督の名前が言いにくいヤァー!早口言葉かーーーい!
 これ、前作のブレランへの愛着が強い方とそうでない方、とで大きく
 その評価が分かれてしまってる気がする。後者にあたる自分としては、
 正直、微妙な読後感が残ることになったーーー。

シネマズ 「ブレードランナー 2049」の謎を解くためのタイムライン!西暦2022年「大停電」によって、何が起こったのか?
『●2018年。異星の植民地におけるネクサス6型の戦闘団による反抗後、レプリカントは地球において死刑に値する違法の存在であると宣告された。●2019年。試作品のレプリカントであるレイチェルと“ブレードランナー”捜査官リック・デッカードは共にロサンゼルスから逃亡。●2020年。創設者であるエルドン・タイレル氏の死去後、タイレル社はネクサス8型のレプリカントを流通させるべく開発を急ぐ。4年の寿命しか持たないこれまでのネクサス・モデルとは違い、ネクサス8型は制約のない寿命を持ち、簡単に識別できるように眼球移植をされている。
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●2022年。〈大停電〉西海岸で原因不明の大爆発が起こる。街は数週間に渡り、閉鎖された。アメリカ国内の電子的なデータはほとんど破損し、破壊された。財政や市場は世界的に停止し、食物の供給は切迫。停電の原因についての見解が広がるが、どれも証明されてはいない。世の大半はレプリカントが原因と非難した。●2023年。〈レプリカント禁止法〉統治権力者はレプリカント製造を無期限的に“禁止”する法律を制定。4年の寿命しか持たないネクサス6型モデルは全て退役となる。生き残ったネクサス8型は解任されることとなる。すなわち、彼らは逃亡の可能性がある。●2025年。理想主義的な科学者ニアンダー・ウォレスは、遺伝子組み換え食物を開発し、その技術を無償で提供、世界的な食糧危機を終焉させた。彼の会社・ウォレス社は世界に進出-そして異星の植民地へもその力を広げる。●2026年。ニアンダー・ウォレスは倒産したタイレル社の負債を買い取る。●2030年代。ニアンダー・ウォレスはタイレル社の遺伝子工学と記憶移植の方法を強化し、レプリカントを従属的かつ制御可能にするため開発を進める。
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2036年レプリカント禁止法が廃止となる。ウォレスは新型の“完成された”レプリカント-ネクサス9を発表する。●2040年代初頭。LAPDは既存のブレードランナー組織を強化。違法のレブリカントを探し出し、解任する役目を負う。●2049年。前作から30年後のロサンゼルス。気候変動により海抜が劇的に上がる。巨大な海壁がSepulveda Pass沿いに建設され、ロサンゼルスの流域を保護している。ロサンゼルスは以前にも増して居住不可能となり、貧困と病気が蔓延している。異星の植民地への移住ができない不健康な人間たちが取り残されている。新鮮な食物はなく、居住者たちは道端の自動販売機で販売されている、ウォレス社の遺伝子組み換え食物によって生きながらえている・・・。』
※「大停電」・・・。ちょっと安易な設定なような気もするが、、、ま、いーんじゃ
ないでしょうか。それを作品化したスピンオフもあるみたいだしー。

●音楽家 泉谷しげるが『ブレードランナー 2049』を語り尽くす!

※泉谷さん、ちょっと雰囲気変わった?激情の人から理屈の人へ、みたいな。

シネマトゥディ ブレラン2049幻シーン復活
『この映画には、オリジナル版撮影時に一度は絵コンテや脚本に書かれたが撮影されなかった場面や、ボツになった設定が使われたシーンがあり、オリジナル作のファンの心をそれだけで熱くする。そうした要素は、監督が意図的に使ったものだった。/「あれは意識的にやっている。オリジナル作へのオマージュとしてね。とくに、映画の冒頭近くをそういう場面で始めるというアイデアはすごく気に入っている。そうすることで、オリジナル作製作時にあった夢、“最初にあった夢”から映画をスタートさせたいと思ったんだ」。「それに(オリジナル作及び本作の共同脚本家ハンプトン・)ファンチャーも、(オリジナル版の監督で本作製作者の)リドリー(・スコット)も、あのシーンがとても気に入っていたことを知っていたからね。2人が実現できなかったシーンに、僕が生命を吹き込もうと考えたんだ。それ以外にも、オリジナル版に直接触発されたシーンはたくさんある。この映画のすべてが、オリジナル版とリンクしていると言ってもいいと思う」。となると、監督自身がかなり脚本に関わったのだろうか。本作のストーリーが、オリジナル作よりもフィリップ・K・ディックの原作小説のテーマ“人間とは何か”に直結しているのも、監督の意図なのかとも思えるのだがーー。「テーマについては、脚本家が素晴らしい仕事をしたんだと言わなくちゃいけないな(笑)。僕が監督を引き受けたのは、脚本にとても強い芯があったからなんだ。僕も脚本には関わったけど、ストーリーの性質やキャラクターの本質は変えていない。そうでなければ、脚本のクレジットに僕の名前を入れてもらってるよ(笑)。僕が脚本に関わったのは、各場面のイメージに関連する部分だ。脚本を映像に翻訳するという意識でビジュアルを考えた」。
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  「ビジュアル面で印象に残る“雪のロサンゼルス”の光景は、監督が育った雪のモントリオールを原風景に創造したものだという。そしてその光景と対になる“赤い砂漠と化したラスベガス”にも原点となるイメージがあった」「ラスベガスのイメージは、リドリーとファンチャーが、ラスベガスを爆弾が落ちた場所だと考えたのが原点だ。そこから、僕と(撮影のロジャー・)ディーキンスは、まず爆弾投下後の砂塵が空中を舞っているイメージを発想した。塵のために空が黄色くなり、世界の終わりのような黄昏の色になっていく。そこでは人々が狂気のような欲望によって動き、あらゆるものが現実から遊離して夢のようなものになっていく。そういう色彩と雰囲気を創り出したいと思った」。「他にもこの映画には、ロサンゼルス以外の場所が幾つも出てくる。それらを、閉所恐怖症になりそうなロサンゼルスとは別の雰囲気で描くことを意識した。この世界を、最初の映画のテンションを保ちながら、別の角度から描きたいと思ったんだ」。
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  オリジナル作の監督リドリー・スコットは、監督に「すべてを自由に撮ればいい」と言ったという。スコットは本作に、どんな感想を抱いたのだろうか。「完成前から、彼と一緒に映像の一部を見る機会が何度もあって、そのたびに彼は“僕はこれが大好きだ”と言ってくれた。それを聞いてホッとしたよ。自分以外の誰かの夢を創るというのは僕にとって初めての体験で、大きな責任を感じていたからね」。そして、監督は本作ですべての謎の答を描いたわけではない。「謎によっては、答を描くよりも、疑問符で終わった方が興味深いと思うから。僕自身がオリジナル作を見たときに、答が明らかではないところがいい思った謎については、答を出そうとは思わなかった」』

●映画監督 樋口真嗣が『ブレードランナー 2049』を語り尽くす!

※樋口さん、単なるヲタクの兄ちゃんです、はいwww

縛りやトーマスの斜陽産業 大コケ?健闘?
『35年の時を経た続編『ブレードランナー2049』がついに全米デビュー。作品的な評価は別にして興行成績の方は…。
>1億5500万ドル(約175億円)という巨額な製作予算を投じて作られた「ブレードランナー2049」が、初週末(土曜日まで)に稼げたのは3150万ドル(約35億円)だった。しかも、この金額は5日深夜の先行上映の400万ドルを含めての数字だ。
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>ハリソン・フォードライアン・ゴズリングらが主演を務めた「ブレードランナー2049」の成績は、「キングコング:髑髏島の巨神」(3月公開、初週末の興収6100万ドル)の人気に遠く及ばない。この成績は同じく不発だった「エイリアン: コヴェナント」(5月公開)の初週の3600万ドルを下回ることになる。と、やや期待外れのスタートに。先月の興行をぶっちぎった『IT“それ”が見えたら終わり。』が1億2300万ドルのスタートだったことを考えても低めではないでしょうか。年毎に比較すると2016年は『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』が2880万ドル、2015年は『オデッセイ』が5500万ドル、2014年は『ゴーン・ガール』が3800万ドルといったところ。
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一概に「大コケ」とまでは言えないと思うのですが、事前予想が高めだったこともあって数字に絡めた批判的な意見が出てくるのは仕方ないか。しかし初代の『ブレードランナー』だって興行的には完全に不発で、後にビデオで再評価されカルト映画化していったのは周知の事実で続編の監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴはそんなところにまでオマージュをささげたのかと。最高じゃないか!興行的にはイマイチでも、評価の方は前作を超えたとすら言われているので、大コケがどうだのと、くだらない意見はそのうち時と共に消えるのだ。雨の中の涙のように…』

●【ネタバレ注意】映画『ブレードランナー 2049ハリソン・フォードがあの謎を語る!?特別映像


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※アクションシーンは、超スローモーで、心配になるほどだったハリソンくんw

Forbes 映画「ブレードランナー」続編が大コケ 中年にしか受けない説
『恐れられていた事態が現実になろうとしている──。映画ファンから熱狂的支持を集めると期待された伝説的SF映画ブレードランナー」の続編の上映が米国で10月6日金曜日からスタートしたが、客の入りはパッとしない。1億5500万ドル(約175億円)という巨額な製作予算を投じて作られた「ブレードランナー2049」が、初週末(土曜日まで)に稼げたのは3150万ドル(約35億円)だった。しかも、この金額は5日深夜の先行上映の400万ドルを含めての数字だ。/ハリソン・フォードライアン・ゴズリングらが主演を務めた「ブレードランナー2049」の成績は、「キングコング:髑髏島の巨神」(3月公開、初週末の興収6100万ドル)の人気に遠く及ばない。この成績は同じく不発だった「エイリアン: コヴェナント」(5月公開)の初週の3600万ドルを下回ることになる。制作会社のアルコン・エンターテインメントと配給元のソニーは、非常にクールなトレーラーを作り、人々を劇場に向かわせようとしたが、その努力は報われなかったようだ。
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史上最も有名なカルトムービーと語りつがれる「ブレードランナー」のオリジナルが公開されたのは1982年のことだ。前作から35年という時を経た、伝説的映画の続編に期待は高まったが、“有名作の続編はヒットしない”という近年の映画界の定説にこの作品もハマってしまったのかもしれない。コメディ映画の「オースティン・パワーズ」は続編でも好調なヒットを記録したが、SFカルトムービーとコメディでは客層が全く違う。/今回の「ブレードランナー2049」には前作の要素が多数詰め込まれており、劇場に向かう人は少なくとも1回以上、オリジナルを見ていないと楽しめない可能性が高い。一説によると「この映画がアピール可能なのは40歳以上の男性のみ」との話も出ている。しかも、父親が子供を連れて観に行くにはヘビーすぎる内容であり、若者たちへのアピールを欠いている点も不発の原因かもしれない。夫婦で観に行く映画でもないまた、2時間40分を超える長さの、R指定のSFドラマは夫婦で出かけるのにもふさわしい内容ではないかもしれない。さらに、ハリソン・フォード主演の映画は「インディージョーンズ」や「スターウォーズ」以外では初日から大ヒットとなるケースは少ないこともあげられる。/総じて言えば、ネットで支持を集めるカルトムービーの続編が、一般大衆の支持を得ることはなかなか難しい。特に「ブレードランナー」の場合、そもそも女性へのアピールが乏しい作品であることもあげられる。制作会社や配給元は10月末から始まるこの映画の海外での上映成績に望みを託すしかなさそうだ。しかし、北米での成績を見るとかなり厳しい状況であることは確かだ。編集=上田裕資』

●メイキング映像 (11分13秒)

※これ観た後、もっかい本編映像を大スクリーンで再確認したくなった♪

ビデオSALON.web コンセプト・デザイナー田島光二によるメイキング・インタビュー
『Q:街並みのデザインは『ブレードランナー』でシド・ミードが描いたものを参考にしましたか? それとも全く新しく考えましたか?/田島:全く新しい感じです。最初の『ブレードランナー』のスタイルは壊さずに、ちょっと新しく。中国、香港の建物がわーっと連なっている感じ、九龍みたいな感じは参考にしました。建物は高いものだと40〜50階建くらいですね。建物も低いものから高いものまでいろんな種類があります。基準となるスタイルは最初の『ブレードランナー』から引き継いだ感じですね。シド・ミードの画集が会社(ダブルネガティブ)に置いてあって、それを見てスピナーを考えたりしました。ディテールの感じとかを参考にしたり。/Q:監督からは「こういうイメージ」という指示はありましたか?/田島:壁に囲まれていて、どよーんとした感じですね。東京のイメージに近いです。今年の夏に帰国したとき雨が降っていたんですけど、看板の光が雨に反射した感じが、監督のイメージに近かった。空気の層が厚い感じの、アジアのイメージですね。看板に関してはすごい自由で、特に指定はありませんでした。作品自体、いろんな国の看板がわーっと街中に溢れている感じだったので、日本語以外にもロシア語やアフリカのほうの言葉もあったり、いろんな言葉を混ぜているから、全部の文化のミックスみたいなイメージでしたね。
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/Q:看板は何枚くらい描かれましたか?/田島:看板だけでいうと、100枚以上描きましたね。文字は世界観に合わせて結構レトロ寄りでした。ネオンっぽい感じ。最初はラーメン屋とかから始めて。60パターンくらい描いたあとにもう何も思いつかないから、「自分の名前でも入れてこう」と思って「田島歯科医院」と描いたらすごい気に入ってもらって(笑)。色合いが気に入ったのかわからないんですけど、トレーラーにも出ています。3D看板は、わりとテクノロジーから考えました。どういうふうにプロジェクトされているのか、レーザーみたいなのか浮かび上がるのかとか。/Q:リテイクをもらったところはありますか?/田島:監督がこだわっていた、3Dホログラムのあるキャラクターに関しては「魔法やアニメっぽくなって欲しくない」とは言われました。映画の中でもキーになる存在なんですけど、それが偽物のように見えてしまうのは嫌だという。そこは僕が関わっていない時期も含めて、ずっとOKが出ていなくて1年以上かかりました。リアルに、本物に見えるように見せたい、と。ただリアルにしすぎるとただの人間になってしまうので……。あのときはみんな参ってましたね(笑)。1年以上はキツいですよ。/Q:監督からの言葉で印象に残っているものはありますか?/田島:日本語の看板を見たときに、日本のオーディエンスにとって違和感のないものにしてほしいと言われました。他の外国語に関しても、絶対にネイティブな人に違和感がないか確認してほしいと。』
※なるほど、日本語登場シーンの違和感がなかったのは、田島さんの功績かァーーー。

ラジオ関西 おたかのシネマでトーク!『ブレードランナー2049』
『続編が作られる映画というのは、たいてい1作目がヒットして2匹目のドジョウを狙うというケースが多い。あるいは、元々、壮大なスケールのストーリーがあって、何本かに分けないとその全貌を語りつくせないと、最初から何本かの作品が決まっているケース。普通、公開時にあまりヒットせず、理解もされなかったSF映画の続編に1億5000万ドル(約170億円)という製作費が投じられることは、めったにない。今回は正に期待の続編だけにハードルは高く、実際全米で 封切り最初の週の興収が予想を下回ったことで、コケた!と報道されてしまったことは、ちょっと残念。まだまだこれから、口コミなどによる観客の伸びが期待できるだろうし、ストーリーもさることながら、映像や音響の素晴らしさは、1作目の公開時にはなかったIMAXや3D、MX4Dなどの上映スタイルでより魅力的なものとなっている。
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今回、リドリー・スコットにかわって、監督したのは、オリジナル作品の大ファンだというカナダ生まれのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。エイミー・アダムス主演のSF「メッセージ」で、アカデミー賞8部門にノミネートされたりで、今注目の監督。難解ながら、独特の世界を描き出して、熱狂的なファンを持つ、リドリー・スコット監督ハリソン・フォード主演の「ブレード・ランナー」が描いたのは2019年のロサンゼルス。雨に濡れたアジアチックな町が印象的だったが、今回はその20年後の世界が描かれていて、そこには雨ではなく雪が降る。旧型のレプリカントを解任、つまり破壊していく任務を遂行するKという孤独なブレード・ランナーにライアン・ゴスリング。ある秘密を知り、Kがその謎を解こうとした時にたどり着く男、30年間行方不明だったかつてのブレード・ランナーデッカード役に前作に引き続きハリソン・フォード。もはやSFのジャンルを超え“人間とレプリカントを分ける価値観とは”や“人間と魂のあり方”などの哲学的で深遠なテーマが追及される2時間43分。正直ちょっとヘビーな部分もある。でも、ブタペストの街やスタジオで撮影され、CGを使いすぎることなくオリジナルの世界を再現するために数百万ドルが費やされたというヴィジュアル。撮影監督のロジャー・ディーキンスの仕事は、本当に見事!』

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※ブレラニアンがよく言う褒め言葉。「動く絵画を観ていると思えばいい」
なんでやねーーーーーーん!w

オマケ動画

ブレードランナー 2049』の前日譚が3本創られている!そのうちの1本は
 なんと、渡辺信一郎監督による前奏アニメであった!これは面白そう~♪
ブレードランナー ブラックアウト 2022




☆「ドロシー・ロー・ノルトの、子供が育つ魔法の言葉」&「松下幸之助 一日一話」をお届け

(詳細は、11月1日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日11月14日(火)の、「子供が育つ魔法の言葉」はァ~?

『広い心で接すれば キレる子にはならない』
補足:ちょっとした不便や不都合に、イライラしてはいませんか。我慢すること、待つことの大切さを、子どもは親の姿から学んでいるのです。深呼吸してください。ひと息入れて、気を落ちつけましょう。

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※キッレッキレやでえ~~~!

◎関連書籍、名言、面白エピソードなどなど・・・

株式会社ファミリー・サポート 子育てエッセイ キレる子をつくらない方法
『2006年5月号:5月10日、たまたまつけたテレビで、「脳科学で防ぐ“キレる子”」(NHK 総合「クローズアップ現代」)が放映されていました。文部科学省脳科学の立場から「キレる子」の調査に取り組み始めたという番組で、思わず食い入るように見ました。/まず、感情を司る扁桃体の発達を促すためには、身近な親や友達などの笑顔、喜ぶ声、楽しい様子などのコミュニケーションが必要であるということが実証されていました。この実験から、キレない脳にするためには、まず保護者や保育者が笑顔で子どもと接すること、楽しく子どもと接することが必要だといえます。逆にテレビに任せっきりにしていたり、いつも怒った顔や悲しい顔で子どもと接したりしていると、キレる脳になりやすいと言えます。それらの感情の表出をコントロールするのが前頭前野の46野であり、その様子が光トポグラフィで記録できるということ。たとえばオセロゲームを1人でパソコンに向かってしても46野は働きませんが、友達と対戦するとたちまち赤く光って、大いに活動している様子がわかります。同じゲームでどうしてこのようにちがうかというと、人と対戦するときには「相手の表情を読む」「相手と言葉を交わす」といった脳の働きがあるからだそうです。この実験から、キレない脳にするためには、家族や友達と直接接することが必要であるということが出来、逆にパソコンなどだけを相手にしていると、キレる脳になりやすいと言えます。
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これらの両方を実践する活動として、宇都宮の幼稚園で行われている「じゃれつき遊び」が紹介されました。朝の30分、親 先生 子どもが大声を出しながらスキンシップを取って思い切りじゃれついて遊ぶのです。子どもたちの表情の生き生きとしていたこと!! 「じゃれつき遊び」をしている間は、笑顔での強い感情の表出があり扁桃体が活性化されます。大切なことは終わり方で、「おしまい」の合図でじゃれつきあそびを一斉にやめます。これが感情の激しい表出を抑える前頭前野の46野の働きを高め、「興奮」を「抑制」するブレーキの力を育むということです。ともかくこの幼稚園では、「じゃれつき遊び」を続けていることで荒れた行動がなくなったということです。/人は人の間で育って、人間になると昔から言われています。しかし、きょうだいもなく、テレビやパソコンなどと向かい合って幼児期を過ごす子供たちも増えてきているのではないでしょうか。「キレる子」を作らないために、せめて小学校低学年くらいまでは、親子での素朴なスキンシップ遊びを楽しくする時間を作って欲しいと思います。家族でおなかをかかえて笑いあうような時間を作って欲しいと思います。』

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※個人的には、くりーむしちゅー有田の「切れてないですよ」モノマネが
一番好きかなぁ~~~。

☆本日の、『松下幸之助 一日一話』
松下語録

“自分を戒めるために”

松下電器では、昭和八年に“遵奉すべき五大精神”を定め発表して以来、毎日の朝会で唱和している(十二年に二精神を加え七精神)。これはもちろん、社員としての心がまえを説いたものであるが、それと同時に私自身を鞭撻するためのものである。みんなで確認しあった使命であっても、何もなければついつい忘れていきがちになる。だから毎日の仕事のスタート時にかみしめる。言ってみれば自分への戒めである。/人間は頼りないものである。いかに強い決意をしても、時間がたてばやがてそれが弱まってくる。だからそれを防ぐためには、常に自分自身に言い聞かせる。自分に対する説得、戒めを続けなければならない。」

細かすぎて伝わらない関連動画など


●元気が出る朝礼


ジョニーAのつぶやき:かつて、柄にもなく営業職に就いてたことがあって、案の定全く成績は上がらなかったのだったが、朝礼で叫ぶ社訓みたいなのの、リズム感と勢いが良いというので、それだけ褒められた思い出が蘇ってきたワァww