『全員死刑!!』ただただけったくそ悪い犯罪一家

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eiga.com 作品情報 『全員死刑!!』
■解説:本物の不良少年たちを起用して描いた「孤高の遠吠」で注目された小林勇貴監督の商業映画デビュー作で、2004年に福岡県大牟田市で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った強盗殺人死体遺棄事件を映画化。死刑囚として獄中にいる次男の手記をベースにした「我が一家全員死刑」を原作に、未だその真相が解明されていない凶悪事件が描かれる。借金を抱え、困窮した生活を送っていた4人の家族。近所の資産家一家が脱税で蓄財していることを知った彼らは、資産家一家の金を強奪する計画を企てる。無謀な計画から1人が殺害されたことをきっかけに家族はさらに暴走。最終的に4人を殺害するまでエスカレートしていく。主人公の次男タカノリ役を「帝一の國」「トリガール!」の間宮祥太朗が演じるほか、長男役を毎熊克哉、両親役を六平直政入絵加奈子、タカノリの恋人役を清水葉月がそれぞれ演じる。
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■スタッフ:/監督 小林勇貴 /原作 鈴木智彦 /脚本 小林勇貴 継田淳 /製作 永山雅也 太田和宏 原啓二郎 /プロデューサー 千葉善紀 西村喜廣 /アソシエイトプロデューサー 谷戸豊 /撮影 鈴木啓造 /照明 太田博 /録音 山口満大 /美術 佐々木記貴 /衣装 中村絢 /ヘアメイク 征矢杏子 /VFXスーパーバイザー 鹿角剛 /特殊造型 下畑和秀 /編集 小林勇貴 西村喜廣 /音楽 中川孝 /主題歌 HER NAME IN BLOOD /アクション監督 坂口茉琴 /監督補 西村喜廣 /助監督 塩崎遵 /キャスティング 杉山麻衣 /製作担当 田中康治 三松貴
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■キャスト:間宮祥太朗首塚タカノリ) 毎熊克哉(首塚サトシ) 六平直政首塚テツジ) 入絵加奈子首塚ナオミ) 清水葉月(カオリ) 落合モトキ(吉田カツユキ) 藤原季節(吉田ショウジ) 鳥居みゆき(パトラ)
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■作品データ:/製作年 2017年 /製作国 日本 /配給 日活、東京テアトル /上映時間 98分 /映倫区分 R15+
オフィシャルサイト
※『冷たい熱帯魚』と同じスタッフが手掛けた、という触れ込みに関して・・・。
 同じスタッフでも、監督が違えば全く世界観は変わるんだなぁーーー、と。
 でんでんさんの狂気は、まず本気で怖かったし、それでいてコミカルな、愛すべ
 きキャラとして嫌悪感はいっさい抱かなかった。『全員死刑!!』は、そこがなぁ
 ~~~。なんか殺人の扱い方が軽すぎる気がしてしまったよーーー。

●予告編


dmenu映画 間宮祥太朗 インタビュー
『/Q:もともと映画好きだそうですが、映画の魅力は何だと感じていますか?/間宮:「驚き」です。見たことのない世界や知らないものを教えてくれる、その世界に連れて行ってくれるのは、本当に有意義な時間だと思います。その意味で、今回は純粋に映画ファンだったころの自分が褒めてくれるような、驚きに満ちた作品になったと思っています。/Q:一番の驚きのポイントは?/間宮:僕が演じたタカノリは、生まれたときから人殺しだったわけじゃなく、家族のため、親孝行のために奮闘した結果、道を違えてしまった。そういう、何が起こるかわからない人生の縮図みたいなところだと思います。すぐそこで起きるかもしれない、もしかしたら自分も罪を犯すかもしれないという「近さ」があるから、嫌悪感を覚える人がいるのかもしれません。
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Q:間宮さんの場合の親孝行とは?/間宮:この仕事は自分の元気な姿を見せ続けられるから、そこは親孝行かなと思います。でも僕の場合、親に金銭的に甘えた部分もあるから、もっと稼いで還元したいですね。ただ、何をしたら自分が売れるのかはわからないです(笑)。今できることとしては、どこかで階段を上れるタイミングが来たときに、踏ん張ってちゃんと上れるように力を蓄えておくことですかね。まだまだ足元はぬかるみみたいなものですから。小細工ではなく、存在感で圧倒できる段階にいけるよう、がんばりたいと思います。』
※「ぶっ殺(さら)う!」という決め台詞?が、個人的に全然ハマってないと
いうか、リアルな殺人者の肉声に聞こえてこなかったっつーか。。。
主役の間宮祥太朗クンは、なんとなく「男気のある野々村真」という印象だったー。

eiga.com ニュース 町山智浩&水道橋博士、小林勇貴監督を激賞「日本のスコセッシ!」
間宮祥太朗が主演を務めた、小林勇貴監督の商業デビュー作「全員死刑」のスペシャトークイベントが11月29日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、小林監督と映画評論家の町山智浩氏が出席した。さらに町山氏と親交の深い水道橋博士も飛び入り参加。町山氏と博士は、「彼の映画には1分1秒たりとも無駄なショットがない」などと本作の魅力を力説し、弱冠27歳の新鋭監督の手腕を称えた。/「孤高の遠吠」で注目を集めた小林監督が、2004年に福岡県大牟田市で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った強盗殺人死体遺棄事件を映画化。死刑囚として獄中にいる次男の手記をベースにした書籍「我が一家全員死刑」を原作に、未だその真相が解明されていない凶悪事件を描く。/町山氏は、開口一番「音楽がすごいですね!」と絶賛。さらに「画面のすみずみまで考えている。例えば『Super Tandem』で、カーアクションがはじまる瞬間に、きゃりーぱみゅぱみゅの『にんじゃりばんばん』が流れるんですけど、『これからあなたの知らないものを見せてあげる』という歌詞に入ると、バーンとアクションが始まる。歌詞が完全に画面と連動している」と話すと、小林監督は「起きた出来事とかける音楽は連動させたいと思って考えています」と説明した。
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小林監督といえば、映画のキャストとして本物の不良たちを起用するという大胆な演出で、映画界を驚かせたことで知られているが、過去作には小林監督の実の母も出演している。町山氏が「出てくる女の人がみんな強い」「どの映画もお母さんの影がありますよね」と指摘すると、小林監督は「そういう女の人しか知らないんですよ(笑)。お母さんがそういう人だということも大きくて。すぐボコボコにする人(笑)」と暴露。町山氏は過去作「NIGHT SAFARI」を例にあげ、「お母さんが不良をしめちゃう映画がありましたよね。あれを見ていて『グッドフェローズ』を思い出した」と巨匠マーティン・スコセッシ監督作を連想したことを明かした。撮影手法に関しても、町山氏は「ものすごく計算されていて、勢いで撮っているのではない。カメラの位置も全部そうでしょ? 高さに差をつけていたり」と熱弁。小林監督が、「『全員死刑』だと、上下関係の話にしたかったので、一番有利な人が大きく見えるように撮った」と話すと、「言葉じゃなくて映像で語っていた」と深く頷いていた。
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本作は、町山氏が年間ベスト1の映画を決める「町山大賞」に選ばれ、この日は同賞の授賞式も行われた。町山氏は「不良の人を使って撮ったというところばかりが報道されていますが、実はあらゆる細かいところに映画の知識の裏付けがある。しかも、今までの映画で見たことがない音楽の使い方。しかもお母さん子ということで(笑)、日本のマーティン・スコセッシの誕生だと思いました!」と激賞。博士も「暴力の横に笑いがあるのは、たけしさんが描いた世界観だし、スコセッシのなかにある世界観」「今の邦画はぬるま湯の幼稚な恋愛ばかり見せられるじゃないですか。こういう映画をなぜ見ないのか!」と猛プッシュした。止まない称賛の声を受け、小林監督は「『全員死刑』は全カット全シーンにいろんな仕掛けを込めた。全力を出して撮った。これからもそうやって撮り続けるので日本のマーティン・スコセッシを! 小林勇貴監督を! よろしくお願いします!」と拳を振り上げ、さらなる飛躍を誓った。』
※「音楽が・・・」「映像が・・・」と蘊蓄を語られても、過去作との比較論を
語られても、そんなに映画の知識がない者にとっては、関係ない情報でしかないー。

VICE Who Are You?:小林勇貴さん(27歳)映画監督
『/小林:2016年の〈ゆうばり国際ファンタスティック映画祭〉に「孤高の遠吠」が入選しまして、出席するために夕張に行ったんです。で、飲み屋にいたんですが、そこでイライラしてたんですよ。/Q:何にイライラしてたんですか(笑)?俺は、だいたいイライラしてるんですけど、そのときは同じ年に入選した監督が女子高生だったので、「そいつの勝ちじゃん」って思っていたんです。女子高生が撮った映画をグランプリにしたらニュースになるし、映画祭のアイドルになるし、それに〈ゆうばり映画祭〉って、勝つと200万の賞金が出るんですよ。賞金が絡む映画祭の悪いところは、〈攻めない〉って部分ですね。政治が絡んで、いろいろな出資者から集めた200万じゃないですか。人の思惑が絡んだ200万なんですよ。となると、もっとも無難な映画が優勝する。政治的に金を出した人間から、不満が出ないような映画が勝つ。だったら女子高生が最強じゃないですか? そう考えると、もうイライラして。
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/Q:ちなみにその女子高生監督は可愛かったんですか?/小林:これがめっちゃ可愛いんですよ。/Q:アハハ!/小林:もともと女優なんですよ。もう勝ちじゃないですか。女優で、めっちゃ可愛くて、女子高生で、映画も撮れますって。評判もいいんですよ。更に映画観たらめちゃ面白かった。/Q:面白かった(笑)!!/小林:はい。確かに面白かったんです。ラブコメなんですけど、40歳近くなっても高校を卒業できないおじさんと女子高生が主人公で。「こいつ絶対勝ちじゃん」って(笑)。/Q:めちゃくちゃ面白そうですね(笑)。/小林:イライラしていたときは、まだ観てなかったんですけど、作品じゃない要素で「勝つだろ、こいつ」って思っていたので、めちゃくちゃムカついていたんです。「殺す」って、ずっといってて。/Q:殺す? 女子高生を(笑)?/小林:いえ、皆です。映画祭に来ている皆です。「殺す気マンマンの人間が映画祭でウロチョロしてることを忘れるな」なんて、ずっとツイートしてたんです。/Q:物騒な映画祭ですね(笑)』
※若者特有(?)の「殺す」という言葉に対する感性が、合わなかったのかなぁーー。
ゲームの影響もあるのだろうが、子供たちが平気で、「殺したろか!」「死ね!」
なんて言い合っているのを苦々しく思うことがあるが、そうゆうときの違和感。
オッサンくさいこと言ってしまっているが、正直な感想・・・。

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●映画『全員死刑』11.29町山智浩×小林勇貴監督!
  水道橋博士乱入!祝大ヒットトークショー


映画ナタリー 白石和彌と白石晃士が絶賛
『「全員死刑」のトークイベントが11月14日に東京都内で行われ、監督の小林勇貴、ゲストの白石和彌洋泉社の編集者・田野辺尚人が登壇した。(中略)監督作「彼女がその名を知らない鳥たち」が公開中で、2018年に「サニー/32」「孤狼の血」の封切りを控える白石和彌は、「全員死刑」について「今まで小林監督がやってきた自主映画とは明らかに違うステージ。自主映画からプロの世界に入ってうまくいくパターンもあれば失敗するパターンもあるので、若干危惧はしていたんですけど、やっぱりプロデューサーの西村(喜廣)さんをはじめとする皆さんがうまくやってくれたんでしょうね」とコメント。「小林監督が堂々とした振る舞いでやっていたんだなということが、映画を観ていても感じられたのでうれしかったですね。僕も原作は読んでいて、こんなどうしようもない人たちをどう映画にするんだろうと思っていたんですけど、うまくやりきって成立させていた。本当に勢いがあるな、と思いました」と絶賛する。
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イベントには、「不能犯」の公開を2018年2月に控える白石晃士もサプライズゲストとして登場。「全員死刑」の感想を尋ねられると、「(小林は)今27歳ですよね。(スティーヴン・)スピルバーグが『ジョーズ』を撮った歳。単純にうらやましいです。小林監督は人徳というかマンパワーというか、周りの人たちを巻き込んで映画を作ることができるからすごい。そして、それを映画に反映させている。あと、映画の冒頭がとにかくエロイな、と。ヒロインがとにかくかわいかったので、いきなりあんなかわいい女の子と仕事ができるなんてうらやましいなと思いました」と答えた。最後に、小林は「皆さん、本当にありがとうございます」と感謝。「何度でも映画を観に来てください。何度でもぶっ殺(さら)います!」と自信たっぷりにイベントを締めくくった。』

◎殺され役のパトラこと鳥居さん♪
dmenu映画 凶悪映画に鳥居みゆき?女優に作家と“不思議キャラ”に収まりきらないマルチな魅力とは
『さまざまな顔を持つ鳥居ですが、近年は個性の強い役で映画に出ることが多く、今年はすでに5本の出演作が公開されました。鳥居の実力について、『虎影』(2015年)で共演した斎藤工は「このキャラクターは鳥居さんにしか演じられなかった」と語り、『ヴィヴィアン武装ジェット』(2017年)の島田角栄監督は、「最高の女優。今まで何人も使ってきたけどみゆきちゃんが一番」と大絶賛しています。/こうした評価もあり、今後は女優業を中心にしていくことも予想されますが、本人は主演舞台公開時のインタビューで「女優とか芸人とかそういった肩書、くそくらえと思ってる」と一蹴。目指しているのは“表現者”で、「最終的な目標は1つにしたらつまんないから、やりたいときにすぐかなえなきゃいけない」「もっともっとパワフルに生きたい」と力強くコメントしています。突拍子もない発言がフィーチャーされがちな鳥居ですが、その裏には、たぎる情熱と揺るぎない信念が隠されているのです。
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全員死刑」(2017年)では、初めて殺され役を演じる鳥居。出演については「なんかぞわぞわする」と語り、新しい挑戦を前にして気持ちの高ぶりを感じたよう。枠にとらわれない活動で培ってきた経験を糧に、本作ではきっと新しい魅力を見せてくれることでしょう。『全員死刑』は11月18日(土)より全国ロードショーです。(鈴木春菜@YOSCA)』
※鳥居さんの良さもあんまり活かされてなかったような・・・

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※コミックはちょっと気になるかもデアルーーー。

●血まみれ鳥居みゆき 社交辞令でハイタッチ


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※鳥居さんが殺されるんなら、こういう絵柄が欲しかったッスよぉ~~~ぅ。

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☆「日めくり美智子さま 勇気をもらえるお言葉」&「松下幸之助 一日一話」をお届け

(詳細は、12月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日12月6日(水)の、「美智子さまのお言葉」はァ~?

『今、平和の恩恵に与(あずか)っている私たち皆が、絶えず平和を志向し、国内外を問わず、争いや苦しみの芽となるものを、摘み続ける努力を積み重ねていくことが大切ではないかと考えています』
補足:平成26年、お誕生日に際しての文書回答

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◎関連書籍、名言、面白エピソードなどなど・・・

法学館憲法研究所 「戦争をしないという宣言、本当にすごい!」2007年6月4日
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日本国憲法施行60周年の日である2007年5月3日、法学館憲法研究所は映画「戦争をしない国 日本」の上映会を開催しました。その上映会の際、イギリス人青年であるチャールズ・ワードさんに特別講演をしていただきました。
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私は折り紙の“9ちゃん” を広めたいと思っています。“9ちゃん”は、憲法9条の“9ちゃん”。平和のハトです。“9ちゃん”を使って、人を楽しませることができる。“9ちゃん”を仲立ちにして、会話がスムーズになる。日本全国を回りながら、これまでに5000羽ぐらい配ってきました。あなたの友達、周りの人にも“9ちゃん”を持っていって「憲法9条の問題、知ってる?」と聞いてみてください。多くの人に“9ちゃん”を広めてください。私に「がんばって」と声をかけてくれる人がいますが、「一緒にがんばろう」と言ってもらえたらもっと嬉しい。人に話しかけるには勇気が要ります。初めから上手くできる人はいませんが、何回もやったら上手になります。』

●「争いの芽摘む努力を」 皇后さま80歳、戦後70年に思い


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☆本日の、『松下幸之助 一日一話』
松下語録

“適正な給与”

「だれしも給与は多い方がよいと考えます。その考え方自体は決して悪いとは思いません。しかし、会社がかりに多くの給与を出したいと念願しても、会社の一存によって実現できるかというと必ずしもそうはいかないと思います。やはり、それだけの社会の公平な承認が得られて、はじめてそれが許され、恒久性を持つわけです。/給与が適切であるか否かは、会社にも従業員にも、その安定と繁栄にかかわる重大な問題であり、同時に社会の繁栄の基礎ともなるものです。お互いに十分な配慮のもとに、絶えざる創意と工夫を加えて、その適正化をはかっていかなければならないと考えます」

細かすぎて伝わらない関連動画など


●年収1000万円も?クレディセゾンがパートら正社員化(17/09/15)


●日本のアニメーター厳しい給与実態「一度滅びた方が良い」という声も

TBSラジオPodcastデイキャッチニュースランキング
   ~荒川強啓/近藤 勝重/プチ鹿島

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ジョニーAのつぶやき:声優業界は、森繁さんの死去でずいぶん刷新されたと聞いたけど・・・。アニメーター部門はまだ手つかずなのでしょうか・・・