三谷幸喜の「オリエント急行殺人事件」 第2夜が格別!

Wikipedia オリエント急行殺人事件 (2015年のテレビドラマ)
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☆『オリエント急行殺人事件』(オリエントきゅうこうさつじんじけん)は、フジテレビ開局55周年特別企画として2015年新春の1月11日と12日に2夜連続放送された日本のスペシャルテレビドラマ。放送時間は21:04 - 23:54(第1夜)、21:04 - 23:47(第2夜)。アガサ・クリスティーの『オリエント急行の殺人』を原作とし、三谷幸喜の脚本により昭和初期の日本を舞台とした作品として制作され[2]、第1夜は原作に則して描き、第2夜は犯人の視点から犯行の流れを描いたオリジナル構成となる。主演は野村萬斎で、エルキュール・ポアロにあたる名探偵・勝呂武尊を演じた。視聴率は第1夜が16.1%で、第2夜が15.9%だった。放送時のタイトルロゴには「WHODUNIT?」が併記されていた。東京ドラマアウォード2015の単発ドラマ部門でグランプリを受賞した。
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☆企画・制作・・・2010年に放送されたフジテレビ開局50周年ドラマ『わが家の歴史』で三谷と組んだ重岡由美子によるプロデュースで、6年越しの企画である。演出は三谷と長年の付き合いである河野圭太が担当した。制作にあたって、ロンドンのクリスティー社(クリスティ財団)に許諾を得ており、野村萬斎ポアロ役キャスティングについては先方に喜ばれたという。原作は三谷が小学生時代に読み、中学生時代には映画版を見た「憧れの作品」である。また三谷がテレビでミステリー作品を手がけるのは『古畑任三郎』以来9年ぶりであり、原作物を映像化するのは初めてのことである。三谷は原作本を読んだ中学生時代以来「あの事件の裏にどんなことがあったのかずっと考えてきて」、それに対する自分なりの答えをこの作品に込めたという。/本作は舞台を昭和初期の日本に置き換えた翻案作品であり、列車名も架空の豪華寝台列車「特急東洋」(とっきゅうとうよう)と設定され昭和モダンの世界が描かれる[2][3]。また、2夜連続の構成のうち、第1夜は原作に忠実に描き、第2夜は犯人側からの視点で描くオリジナルの内容となる。
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☆登場人物
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■特急東洋の乗客・乗員:勝呂武尊(野村萬斎) 馬場舞子(松嶋菜々子) 幕内平太(二宮和也) 安藤伯爵夫人(杏) 安藤伯爵(玉木宏能登巌(沢村一樹) 羽佐間才助(池松壮亮)呉田その子(八木亜希子) 昼出川澄子(青木さやか) 保土田民雄(藤本隆宏) 羽鳥夫人(富司純子) 莫(高橋克実)須田(笹野高史) 益田悦夫(小林隆) 轟侯爵夫人(草笛光子) 三木武一(西田敏行) 藤堂修 / 笠原健三(佐藤浩市) ■剛力家:剛力大佐(石丸幹二)剛力曽根子(吉瀬美智子) 剛力聖子(小林星蘭) 三木小百合(黒木華) ■その他:パインさん(山寺宏一
☆スタッフ
/原作 - アガサ・クリスティーオリエント急行の殺人』/脚本 - 三谷幸喜 /演出 - 河野圭太/音楽 - 住友紀人オリエント急行殺人事件』(オリジナル・サウンドトラック〈日本コロムビア〉)/翻訳参考 - 山本やよいオリエント急行の殺人』(ハヤカワ文庫)/選曲 - 志田博英 /VFXスーパーバイザー - 石井教雄/CGプロデューサー - 佐藤大祐 /CG - オムニバス・ジャパン、studioSOLARI、Integral Vision Graphics /時代考証 - 天野隆子/スタントコーディネート - 釼持誠 /特別協力 - JR東日本・SL銀河/ロケ協力 - JR東日本企画、宇城市出雲市明治村ワープステーション江戸 ほか/技術協力 - バスク /美術協力 - フジアール /スタジオ - 角川大映スタジオ/企画 - 大多亮、石原隆 /プロデューサー - 重岡由美子、橋本芙美、元村次宏/協力 - agatha christie production(RLJ Entertainment company)/制作協力 - 共同テレビ /制作著作 - フジテレビ

●予告映像

※犯人側から見た第2部が超オモロかった!これって、元ネタのあの有名な
からくりがあってこそだよなーーー。スゲエ発想の転換ケネス・ブラナー
も、この三谷幸喜ヴァージョンを見習ってリメイクしてたら、もっと興行成
績上げられたかも知れんぞ~~ぅ。

シネマカフェネット オリエント急行殺人事件」に二宮和也、松嶋菜々子、池松壮亮ら出演 2014.9.14
三谷幸喜脚本×主演・野村萬斎アガサ・クリスティの名作をドラマ化する「オリエント急行殺人事件」の記者会見が9月14日(日)に行われ、松嶋菜々子二宮和也(嵐)、杏、玉木宏池松壮亮ら豪華共演陣も発表された。フジテレビ開局55周年特別企画として製作され、来春放送となる本作。「オリエント急行」の日本でのドラマ化はこれが初めてとなるが、原作と同じ時期の昭和初期ながらも舞台を日本に置き換え、下関を出発する「特別急行東洋」で起こる殺人事件の謎に名探偵・勝呂武尊(すぐろ たける/萬斎さん)が挑む。
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ドラマは2夜連続で放送されるが、第1夜ではできる限り原作に忠実に物語が展開し、第2夜では犯人の視点から事件が再構築されるという奇抜な構成となっている。主演の萬斎さんに加えて、この日、新たに発表された共演陣は松嶋菜々子二宮和也、杏、玉木宏沢村一樹池松壮亮八木亜希子青木さやか藤本隆宏富司純子高橋克実笹野高史小林隆草笛光子西田敏行の15名。会見は、現在撮影が行われているスタジオ――下関駅のセットで実物大の列車に挟まれる形で行われ、劇中の衣裳のままの萬斎さん、15名の共演陣、三谷さんと演出の河野圭太監督が出席した。/元々、原作小説の大ファンだったという三谷さんは「大好きな作品を、しかも第2夜はほぼオリジナルでやらせていただけるということで楽しい仕事でした」と笑顔で語り、居並ぶ豪華俳優陣を見やり「夢のようなキャストが揃いましたが、断言します。この中に犯人がいます!」と力強く語り、笑いを誘う。
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原作の名探偵ポワロは勝呂となって萬斎さんが演じるが、三谷さんは萬斎さんの起用について「名探偵で大きなヒゲを生やしていて、というキャラクターはリアリティがないので、リアリティがない役者じゃないとダメ! こんな普段からリアリティがない方はいない!」と褒めているのか、けなしているのか分からない口調で理由を説明。萬斎さんは2011年に役柄も何も分からない状態でオファーを受けたそうだが「光栄です」と語り、この豪華共演陣について「ある意味、主役はみなさん。個性豊かなみなさんに(探偵として)質問・尋問するのは厄介ですがゲームをするかのようで楽しみです」と意気込みを語る。現在、撮影は4分の1ほどまで進んでいるというが、三谷版「オリエント急行」はこの豪華キャストを乗せてどこに向かうのか? 果たして犯人は?「オリエント急行殺人事件」はフジテレビにて来春、2夜連続放送予定。』


eiga.com 三谷幸喜、憧れアガサ超え感動!新春“超豪華”オリエント急行が発進
『「テレビドラマの可能性が広がったんじゃないかな」。稀代のヒットメイカ三谷幸喜が、敬愛するアガサ・クリスティーの代表作に挑み、絶対の自信を示した。フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件」(1月11日、12日ともに午後9時)の試写会が5日、都内で行われ、キャストとともに登壇。「中学の頃に原作を読んで映画を見て、あの事件の裏にどんなことがあったのかずっと考えてきて、ようやく自分なりの考えが書けた。原作・映画ファンも必ず満足していただけるはず」と熱っぽく語った。超豪華に2夜連続、計6時間に及ぶ三谷版オリエント急行がいよいよ発進する。第1夜は原作どおり、第2夜は完全オリジナルで脚本を書き下ろし。映画監督としても活躍する三谷だが「映画では成立しない。こんなに新春にふさわしい殺人事件はない!」と、自身の夢が前代未聞のスケールでかなったドラマに手応え十分。出演者一同も興奮隠せず、沢村一樹が「三谷さんが大好きだった原作を超えている」と言えば、主演の野村萬斎は「殺人事件でありながら大感動作!」と胸を張った。
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舞台を昭和初期の日本に移し、ドラマ・映画の主演級がずらり。日本版名探偵ポアロとなる主人公・勝呂武尊(すぐろ・たける)を狂言界のプリンス・萬斎が演じるのをはじめ、オリエント急行を模した特急東洋の乗客役には松嶋菜々子二宮和也、杏、玉木宏、沢村、佐藤浩市らかつてない顔ぶれ。車掌役は西田敏行。萬斎は「これだけの豪華キャストの取調べができ、本当に探偵冥利に尽きた」と満面の笑みを浮かべた。萬斎の演技は三谷の期待以上。「異国人の雰囲気を飛び越え、異星人のよう」で、事件の真相に迫る長ゼリフは圧巻。萬斎は「しゃべるしゃべるしゃべるしゃべる。どこかの半(沢直樹)…に負けねえぞ」とニヤリ。松嶋が「本当に(セリフに)つっかえない。感動させていただいた」と激賞すると、二宮も「感動しました」と尊敬の眼差し。現場は和気あいあい、杏は「列車の中で自然と結束する感じだった」と微笑めば、破格のセットに電車好きの玉木は「スタジオの中に思えない空間だった」と語った。
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原作を忠実に映像化した第1夜はもちろん、犯人視点で新たに再構築した第2夜で一層の深み。乗客がなぜ列車に乗り込んだかを描き出し、原作を上回る驚きと感動を呼ぶ。「古畑任三郎」を生んだ三谷ミステリーの真骨頂で、佐藤は「1セットに凝縮した人間ドラマ」とアピール。萬斎は「泣けます」と約束した。第2夜の放送日は「成人の日」。試写会にはフジテレビ55周年にちなみ新成人55人を招き、三谷氏やキャストがエール。元日に東出昌大と入籍した杏は、自身の結婚には触れずも「20代ってすごく盛りだくさんに大変で楽しくあっという間と聞いていて、終わりかけ(28歳)になり本当にそんな感じだった」と感慨深げに語り、特別大きな拍手。萬斎は「失敗できる猶予はある。恐れずチャレンジして」と呼びかけた。観客が「オリエント急行殺人事件!」と叫ぶと、おなじみのヒゲの形をした金色の紙吹雪が舞い散った。(映画.com×文化通信.com)』

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青木さやかがキャスティング的には浮いてしまうかと思いきや・・・。
個人的に一番違和感を抱かせ続けたのは、主役(?)の勝呂探偵(野村萬斎
だった!喋り方は終始フザけてる(古畑任三郎の台詞をドクロベエが真似し
てるの?って感じ)し、自分のことを「スグロは・・・」って言うの変過ぎ!
≪どうやら、吹き替えの熊倉一雄さんを意識していたらしいですね・・。≫
特にラストの真実解明シーンで、芸達者な脇役たちが120%の熱演を繰り
広げる中、「ほ~らおしおきだべぇえ~~!」みたいな口調の人物が混じっ
ちゃうとムード丸潰れで、実に惜しい気がしたーーー。普通にしてても普通じゃ
ないキャラの人なんだから、気をてらう必要はなかったんじゃないかと。。。                 
●爆笑NG集

※「一夜干し」は何かの伏線だと思ってたが・・・特に何もなかったナw

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※恨まれて殺害される役の佐藤浩市。あ、そういえば、同じく三谷さん脚本の
新選組!」でも、傍若無人芹沢鴨を演じ、暗殺されていたっけーーーw

シネマカフェネット 二宮和也「プレッシャーに耐えきれず、3度ほど噛んだ」
『“三谷幸喜 × アガサ・クリスティー”という夢のコラボレーションで贈る、フジテレビの新春スペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」。先日、本作の完成披露試写会が行われ、脚本を手がけた三谷さんを始め、主演の野村萬斎、共演の松嶋菜々子二宮和也(嵐)、杏、玉木宏沢村一樹佐藤浩市ら豪華キャストが一堂に会した。(中略)
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乗客であり事件の容疑者となる面々は、そんな野村さんとの共演シーンを見どころにあげる。馬場舞子役の松嶋さんは「名探偵・勝呂の尋問のシーンですね。三谷さんからも細かく指示をいただいて少し緊張していました。間や表情など繊細な部分に気をつけて演じました」。二宮さんも「取り調べのシーンですかね。僕の場合は小林(隆)さんと一緒に、しゃべりすぎる人としゃべらなすぎる人と対になるように意識しました。小林さんと考えながら萬斎さんと戦えたというのは印象的です」と語る。また、安藤伯爵夫人役を演じた杏さんは「第一夜で列車に乗ってきた人たちがなぜ乗車してきたのか? また第二夜は、安藤伯爵(玉木宏)が乗車した理由がポイントです」といい、夫を演じた玉木さんは「僕の役どころは、妻を大切にするすごく真面目男で、それがこの役を演じる上で大事なところだと思います。二夜を見ていただければ、いかに妻のことを大事に思っているかが分かると思います」と明かした。一方、ベテラン俳優陣は三谷組ならではの“笑い”を織り交ぜたトークを展開…。沢村さんが「僕にとって一箇所大事なシーンがありまして、すごい緊張感の中で演じたんですが…このナイフをどうやって…」とおどけると、三谷からすかさず“ネタバレチェック”が! 気を取り直し「現場で一番気をつけていたことは、久しぶりに共演した松嶋さんに朝から“下ネタ”を言わないようにすることでした」と語り笑いを誘う。被害者を“好演”した佐藤さんの番になると、三谷さんが「佐藤浩市の“死に顔”はすばらしかったですね。本当に死んでしまったんじゃないかなっていうくらい見事な死に顔でした」と絶賛。佐藤さんは「12時間、ずっと“死に顔”だったんです。だから、僕が映っていないときのセリフを覚えていて、そこで息をするんです。そこまで息が出来ないんです。それを私は勝手に“ブレスポイント”と名付けていて。それがつらかったですね」と撮影秘話を披露した。
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最後に、これだけの豪華キャスト。その撮影現場はどんな雰囲気だったか? という質問が。多くの出演者が勢揃いする密室状態に近い列車のシーンでは、撮影の合間に“なぞなぞ”を出しあったりしていたそうだが、15分間にも渡る長セリフに挑戦したという野村さんは「朝早くからてっぺん(深夜12時)越えるくらいまで、1日半、(列車の中にいる)皆さんはほぼ聞いているだけ、私しゃべるだけ。僕は、しどろもどろになってしまったらせっかくの皆さんの忍耐がぶちこわしになるので、必死でした」といい、二宮さんは「そのプレッシャーに耐えきれず、(そのすぐあとのセリフを)3度ほど噛んでしまいました。長セリフもすごいですが、一回ではなく、何度も何度もやりきったことに本当に感動しました」と話し、杏さんも「セリフを言い終わると出演者みんなから拍手がおこった」というエピソードを明かして、チームワークの良さを感じさせた。』

清水ミチコ、ナイツ土屋による、ものまね

※爆笑爆笑。ミッちゃんは、どうやらモノマネ指導もプロらしい♪

Yahoo映画 レビュー 三谷幸喜版の方が・・・
『「三谷幸喜版の方が・・・」 dai***** さん 2017年12月12日 総合評価 ★★★★★ よかったかも。自分の勘違いかもしれないけど、予告宣伝で、「今までにないまったく新しい結末!」みたいなことを謳っていたような?俳優陣も製作費もとても豪華な感じだからけっこう期待度が高かった。
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しかし思ったほどフツーだった。だって「オリエント急行殺人事件」ってこうゆう話、そのまんまでしょ。「まったく新しい~」という宣伝文句に釣られてしまった残念感はハンパない。それよりも、他のレビューにもあったように、数年前テレビドラマで放映されていた三谷幸喜版「オリエント急行~」の方がよっぽど面白かった!まず設定がすべて昭和初期の日本に置き換えられている。「オリエント急行」→「特急 東洋」のように。そして2夜連続で、一夜目は通常のポアロ役による推理。しかし二夜目は殺人を計画する側から描かれたストーリーに。それも三谷脚本らしくコメディタッチになっていた。それでもラスト、野村萬斎が演じたポアロ役が下した「判断」には納得のいく爽快感が感じられた。「まったく新しい」と銘打つなら、これくらいのを期待していたのに。。。今作で良かったのは、壮麗な豪華列車オリエント急行が走り抜ける風景(イスタンブールとか、山間とか、雪山とか)の描写が素晴らしかったのと「エルキュール」という名前が「ヘラクレス」のフランス語読みだと知ったことかな。』
※激しく同意。

●フジテレビで放送されたオリエント急行殺人事件について語る
 Podcastトレンドウォッチ 2015年1月18日配信分より(25分)


シネマトゥディ 「オリエント急行殺人事件」最高傑作は?
『2015年に放送された三谷幸喜版「オリエント急行殺人事件」はコメディー色が強いタイプの究極版と言えるかもしれない。同時に「情に訴える」展開のかつてないほどのベタさも、おかしみの中にホロリを誘う点に日本版らしさがある(車掌役の西田敏行のお涙頂戴節はさすが!)。野村萬斎の作り込み過ぎな名探偵・勝呂武尊(ポアロに当たる)に最初は腰が引けたが、何度か観るうちに細部まで気の利いた脚本が面白く、犯人たちが集まって「証拠が多すぎる」とモメるシーンなど思わず吹き出してしまう場面も。ラストは勝呂が説得される形を取るが、「これは勝呂武尊が解決できなかった初めての事件。しかし、これほど誇らしいことはない」と締めくくる晴れやかさ。』

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車掌役の西田敏行がホントいい!第1部ではほとんど話の筋には関わらない第三者
に徹しているが、第2部を観た後、もう一度鑑賞すると、その台詞のそこかしこに
娘への哀惜がほとばしっているではないか!!背後に黒木華の亡霊が見える熱演な
のである!素晴らしい。古畑任三郎もっかい見直したくなってきたーーー♪

☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日1月17日(水)の、「元気が出る言葉」は~?

『明日なさねばならぬことがあるのなら、今日のうちになせ。』
出展:「フランクリン自伝」
発言者:ベンジャミン・フランクリンアメリカの政治家、物理学者、気象学者。1706年1月17日~1790年4月17日)
『解説:18世紀アメリカの勤勉と合理主義を象徴する彼らしい言葉。凧を使った「雷=電気」の実験も有名だ。』

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※100ドル紙幣に描かれた肖像画

◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・

Amazon.co.jp フランクリン自伝 (岩波文庫) フランクリン (著), 松本 慎一 (翻訳), 西川 正身 (翻訳)
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『■内容紹介:しばしば「典型的なアメリカ人」と呼ばれるフランクリン。彼の生涯と思想のなかにアメリカ人すべての性格や特徴が体現されているというのだ。意欲的な新訳が無類の面白さを伝える。 --このテキストは、新書版に関連付けられています。/■登録情報:/文庫 315ページ /出版社 岩波書店 /言語 日本語 /ISBN-10: 4003230116 ISBN-13: 978-4003230114 /発売日 1957/1/7 /梱包サイズ 14.8 x 10.6 x 1.6 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.4 /■カスタマーレビュー: Amazon Customer 5つ星のうち4.0「☆知恵の宝庫☆」2004年10月10日・・・ためになる本を読もうと思い手にとったのですが、面白くて引きずりこまれました。著者は人格者として知られていますが、生活の些細な事まで書いてあるため思考過程も理解しやすく、300年も前に生まれた人の自伝とは思えない読みやすさです。全体的に明るく「私もがんばろう」という気にさせてくれます。そしてなんと最後に「貧しいリチャードの暦」から作られた「富に至る道」まで載ってます!!!高校生・大学生にお薦めです。人生の大きな選択をする時に指針となることでしょう。』


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※なんかコイツ(↑)ムカツくキャラクターやなぁー。

ココログ 知泉的雑記 ベンジャミン・フランクリンの雑学
『☆ベンジャミン・フランクリンの元々の本業は出版業者で『教訓入り日めくりカレンダー』を制作していた。その中でフランクリンが考えたもっとも有名な言葉は『時は金なり:Time is Money』』
※っへぇえ~~~。日めくりカレンダー作っていたんですか~。ビックリですわ。

(漫画掲載予定地)
attached(,center)


☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

“どうぞ偉くなって下さい。しかし、むやみにあせってはいけません。ただ牛のように図々しく進んでいくのが大事です(『書簡』大正5年8月21日より”

【1907年1月17日の漱石】なんと1メートル半もの長大な手紙を書く。

今から109年前の今日、すなわち明治40年(1907)1月17日、漱石は読み終えた原稿から目を上げ、胸の内で大きく頷いていた。机の上には、女性の手による習作の原稿が置かれていた。『明暗』という標題の、この原稿を漱石のもとに持参したのは、門弟の野上豊一郎。書き手は豊一郎の妻の八重、23歳だった。

漱石は読んだ感想として、まず、非常に苦心の作だなと感じ入った。これからきちんと修養を積んでいけば、すぐれた女流作家になれるのではないか、と思った。ただ、いろいろと欠点も目につく。局部に苦心して無理矢理に詩的な形容をまぎれこませた結果、隙間なく象嵌(ぞうがん)を施した文机のようになってしまっている。そんなふうにも感じた。

漱石は早速、「今後、ただ漫然とでなく文学者として年を重ねるべし」という心得からはじめて、作品の細部にわたる批評まで長い長い手紙を綴(つづ)るのだった。時に漱石数え41歳。後進の才能を育てるのにも、大いに心を砕いていた。

漱石の親身な手紙を受け取った八重は、後年、こんなふうに回想している。《先生(漱石)が、その作品の批評であり、文学の根本義というものについて懇々と説かれた手紙は、ほとんど一メートル半以上にも及ぶ長いもので(中略)なんと有り難いことであったか(中略)私がこうやってなにかしら書き続けたということの出発になるわけです》(談話『夏目漱石』)

この野上夫人こそ、99歳まで第一線で活躍した、わが国を代表する女流作家、野上弥生子だった。まだまだ男尊女卑の色彩の濃い明治という時代にありながら、女性の活躍を後押ししている漱石先生だった。

細かすぎて伝わらない関連動画など

(「長い」「手紙」で動画検索してみました!!)

●長い手紙/村田和人提供曲

村田和人の『I LOVE YOU』の歌詞違い。
 殆どデュエットのような印象的なコーラス。

太田光香取慎吾への長い手紙」にファン感涙!


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※なるほど、そういうルートでファンはSMAPに声を届けようとしていたんですねぇー。

ジョニーAのつぶやき:事務所に直接送っても握りつぶされると思ったファンの、懸命な、そして賢明な行動に驚きを隠せません・・・。