『おじいちゃんはデブゴン』貫禄の全体重アタック!

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eiga.com 作品情報 『おじいちゃんはデブゴン』
■解説:香港映画界の重鎮サモ・ハンサモ・ハン・キンポー)が20年ぶりにメガホンを取り、主演も務めたアクション映画。故郷の村でひとり暮らす66歳の退役軍人ディン。初期の認知症と診断されたディンが唯一心を許していたのが隣に住む少女チュンファだった。ギャンブルで中国マフィアから借金を重ねていたチュンファの父レイは、マフィアのボスであるチョイから借金返済を待つ代わりに、ロシアのマフィアから宝石を奪うという危険な任務を与えられるが、奪った宝石を持ち逃げ。激怒したチョイは娘のチュンファ誘拐を画策するが、その計画をディンが老人とは思えぬカンフーで阻止する。記憶は薄らいでも拳法の腕前は落ちていなかったディンは、マフィアたちを掃討するため立ち上がる。ディン役のサモ・ハンはアクション監督も務め、レイ役で出演したアンディ・ラウは製作、主題歌も担当。サモ・ハンの監督復帰を祝し、ユン・ピョウ、ツイ・ハークら香港映画界のレジェンドが多数ゲスト出演している。
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■スタッフ:/監督 サモ・ハン /製作 アンディ・ラウ ビル・コン チャイ・プイワー アイビー・ホー ラウ・イートン /脚本 チアン・チュン /撮影 アンディ・ラム /美術 ピーター・ウォン /編集 クワン・チーリョン /音楽 アラン・ウォン ジャネット・ユン /主題歌 アンディ・ラウ /アクション監督 サモ・ハン
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■キャスト:サモ・ハン(ディン) ジャクリーン・チェン(チュンファ) アンディ・ラウ(レイ・ジンガウ) フォン・ジャーイー(チョイ) リー・チンチン(ポク) チャウ・ユーチェン(ポクの息子) ジェームズ・リーガイ(セルゲイ) ユン・ピョウ ユン・ワー ユン・チウ ツイ・ハーク ディーン・セキ カール・マッカ フー・ジュン ウィリアム・フォン エディ・ポン
■作品データ:/原題 我的特工爺爺 The Bodyguard /製作年 2015年 /製作国 中国・香港合作 /配給 ツイン /上映時間 99分 /映倫区分 R15+
オフィシャルサイト
※去年、シネマート心斎橋へ行ったときに、ポスターを見て気になっていた作品。
劇場へ行く暇はなかったが、今回DVDで鑑賞できた。古めかしいストーリーだが、
サモハンの存在感さえあれば無問題!!歴史を感じさせるアクションと、意外に
エグい腕折りシーンの連続に、「あ痛タタタ・・・」と思わず眉をしかめてしまうシーン
も多かりし。

●予告編

※ね?けっこーエグいっしょ?

エキレビ 高齢者なんだけどサモ・ハンが見せる生の暴力
『香港電影界のリビングレジェンド、サモ・ハン・キンポーが帰ってきた! おじいちゃんはデブゴン』はもうその事実だけでグッとくる。そうだよなあ……サモハンももうおじいちゃんだよなあ……。/サモ・ハン演じる主人公は元人民解放軍中央警衛局で要人警護に携わっていた憲法の達人ディン。ニクソンの訪中の時にもバリバリ仕事をしていた彼も、今やすっかりおじいちゃんになり、物忘れもだいぶ激しくなってきた。軍を退役したディンは中国北東部のロシア国境にほど近い街に住んでいる。そんなディンと唯一心を通わせているのが隣の家に住む少女チュンファ。チュンファの父ジンガウは無職のチンピラであり、親子ゲンカをするたびにチュンファはディンの家に逃げ込んでいたのだ。ジンガウは借金返済のためにチャイニーズマフィアの指示でロシアンマフィアの宝石を強奪する仕事をこなすが、つい魔が差して宝石を持ったまま逃げてしまう。奪われた宝石を巡るマフィア同士の抗争に巻き込まれるチュンファ。彼女を救い出すため、ディンの殺人拳が火を吹く!
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監督・アクション監督・主演はもちろん"デブゴン"ことサモ・ハン。製作にろくでなしの父ジンガウを演じたアンディ・ラウ(エンディングでは歌まで歌っています)、さらにゲスト出演としてユン・ピョウ、ユン・ワー、ディーン・セキ、ツイ・ハーク、エディ・ポンといったやたらと豪華な面々が出演しているという、サモ・ハンの芸歴の長さをうかがわせる陣容だ。とにかくサモ・ハンの演出はまったりしており、最近のハイスピードな中国製アクション映画を見慣れた目からするとなんだかスローモーに感じられるかも。しかしそれが妙に高齢者になったサモ・ハンの挙動とマッチしており、なんだかとても懐かしいものを見ている気分になる。そういえば昔の中国アクション映画ってこういうペースだったよなあ……。そんなまったりめのノリでベタなギャグをちりばめつつ、少女と老人の交流が細やかに描かれるくだりは非常に丁寧。少女と一緒にアイスを舐めながらスクラップ置き場をプラプラ歩き、川面に立って釣りをするサモ・ハンの姿はまさしく好々爺(でも中身はサモ・ハンなので、よく見ると目があまり笑っていない)。このあたりは人情ものとしても秀逸な出来栄えなのだけど、この映画はサモ・ハンが暴れる映画なので、それだけでは終わらないのだ……。
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物語の後半、チュンファのためにチンピラの集団をぶちのめすサモ・ハンからは微塵も好々爺じみた雰囲気はない。そして本作のサモ・ハンはとにかく動かない。素早く動くのではなく、どっしりと微動だにしないことでその体重を見事に生かしたアクションを見せてくれるのだ。敵の片手をとって背負い投げを決めるシーンでも体の軸が一切動いておらず、体重をテコにして軽々とチンピラを放り投げる。チンピラの手を掴んで捻り上げて骨を折るという動きにしても、肩から下だけがクルクルと動きつつも体自体はどっしりと軸が座っていて動かない。「ものすごく重いものに絡みつかれて気がついたら骨を折られている」という、やられる側からしたら悪夢みたいなアクションの連打なのだ。しかもサモ・ハンのあの体型でそれをやるので、見た目の説得力も半端ではない。
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特に強烈なのが予告編にもあった、敵の肩を完全に極めた上で全体重を乗せたペディグリーをかけるシーン。「えっ……そんなことしたら死ぬじゃん……」というパワーに満ちた素晴らしい技なのだが、反面マジで痛そうすぎて見ているこっちがハラハラした。そして着地したあとに自分の膝を気にするサモ・ハン。体にガタがきた老人のアクションであることをうまく表現しているのだけど、それにしては繰り出す技がえげつなさすぎる。いわゆるアクション的な軽さではなく、むき出しの「暴力」を見た感じである。というわけで、少女と認知症の老人の交流という暖かい人情喜劇パートと、死屍累々の重量級暴力パートのコントラストが強烈な「おじいちゃんはデブゴン」。かつてのサモ・ハン全盛期を知っている人はもちろん、初めてサモ・ハン映画を見る人でもギョッとするアクションがパンパンに詰まっている一作だ。(しげる)』
※晩年の馬場さん、はちょっと言いすぎだが、動かずして敵をバンバン倒していく
念動力のような技の数々に見惚れてしまうゾヨ♬

eiga.com 映画ニュース 来日中のサモ・ハン、20年ぶりの監督・主演作は「どうやって相手の腕を折ろうかこだわった」
『香港アクション映画界の重鎮サモ・ハンサモ・ハン・キンポー)が約11年ぶりに来日し、4月6日に東京・新宿武蔵野館で行われたトークイベントで、約20年ぶりの監督・主演作「おじいちゃんはデブゴン」について語った。関係者によると、イベントのチケットは即日完売だったそうで、ロビーにはチケットを入手できなかったファンがサモ・ハンの姿を一目見ようと人だかりを作るなど熱狂状態。サモ・ハンが会場に姿を現すと大歓声が上がったほか泣き出すファンも見られ、改めて根強い人気をうかがわせた。ファンの歓迎ぶりに「熱心でいてくれて非常に感謝しているよ」と笑顔満面のサモ・ハンは「香港にいても日本料理ばかり食べているんだ。日本の人たちは親切で礼儀正しい。一緒に仕事をしても、一生懸命やってくれる。日本でも映画を撮りたい」と意欲を見せる。65歳を迎えた今も創作意欲は全く衰えず、次回作においても「企画はしていて、7月か8月にクランクインできたら。面白い話、としか言えないんだけどね(笑)」と明かした。
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久々の監督作となるが「映画会社の方に渡された脚本がなかなかよくてね。そうしたら、監督をやってみないかと言われたんだ。ドラマ性の高いものはやったことがなかったから、やることにしたんだ。脚本段階ではアクションがあまりなかったから、加えたよ。(アクションシーンの撮影では)どうやって相手の腕を折ろうかとこだわった。元ボディガードという役どころだから、普通のファイターとは違う。殺すことは考えない代わりに、2度と攻撃できないように骨を折って動けなくするとか、リアルな考えがあったんだ」と役作りを絡めて語った。アクションファン垂ぜんのキャスティングにおいては「1人ひとりに電話して『1日遊びに来ない?』と聞いたんだ」と『エクスペンダブルズ』さながらのオファーを行ったという。レジェンドたちの集結にアンディ・ラウもいてもたってもいられなかったそうで「アンディ・ラウは元々製作だったんだが、『僕も出たいから役がほしい』と言ってきてね。色々と提案したんだが『もっと出たい』と言うんだよ(笑)」とほほ笑ましいエピソードを明かした。
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終盤には、サモ・ハンの吹き替え声優を長らく務める水島裕が花束を持って駆けつけ、会場の盛り上がりは最高潮に。サモ・ハンは「いつもお疲れ様です。水島さんがいるからこそ引退できない」とジョークを飛ばし、水島は「監督作も素晴らしいんですが、出演して一言でもいいからしゃべってください」と返していた。』
水島裕w この人も声優界のとっちゃん坊やw 歳取らんよナァーーーーー(驚嘆)

●メイキング映像

※レジェンドにはレジェンドの理由がある。。。

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※その闘いっぷり、「カンフー・パンダのようだ」と形容されててワロタ。
個人的には、あの体型と機敏な動きは、サムソン冬木を思い出したネェーw

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※冬木の体型に川田のファイトスタイルを混ぜたようでもある・・・。

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※椅子攻撃もお手の物♪

日刊スポーツ “デブゴン”サモ・ハン11年ぶり来日「元気だよ」(動画付き)
『 香港映画界のレジェンド俳優サモ・ハン(65)が、映画のプロモーションとしては11年ぶりに来日した。サモ・ハンは4日、ニッカンスポーツコムの取材に応じ「年は取ったけど元気だよ。健康であれば、仕事が出来る。長生きして仕事がしたい」と豪語。ともに一時代を築いたジャッキー・チェン(62)との共演にも意欲を見せた。
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  1978年(昭53)年の「燃えよデブゴン」(日本公開は81年)などで、日本でも知られるサモ・ハンは、監督兼主演の新作映画「おじいちゃんはデブゴン」(5月27日公開)を携えて日本にやってきた。劇中では、認知症気味の元退役軍人を演じる。中国マフィアとロシアマフィアの抗争に巻き込まれた隣家の父娘を救うため、長年鍛え抜いた必殺拳の封印を解き、悪を打倒する役どころだ。/監督作としては、97年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナアメリカ 天地風雲」以来20年ぶり、監督兼主演としては金城武も出演した95年の「死角都市香港」以来、22年ぶりの作品となった。2000年代後半以降、何度か健康不安説も流れたが、「おじいちゃんはデブゴン」では華麗なパンチはもちろん、巨体を生かした腕折りやボディアタックなど、往年のカンフーアクションを披露している。

サモ・ハンは近況について「仕事がない時は、ゆっくりしていて、映画を見たり…。『おじいちゃんはデブゴン』で演じたディンと、似たような日常を送っているよ」と、笑みをたたえながら語った。年齢を重ね、語り口こそ穏やかになったが、こと映画とアクションの話になると言葉に熱がこもった。「いつもアクションのことを考えているからね。今回のアクションも、特別、トレーニングを積んだことはないんだ」と、アクションに衰えがないことを強調し、胸を張った。
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  今作では、1983年の「プロジェクトA」(日本公開は84年)などで共演した、ユン・ピョウ(59)との共演が実現した。同作に主演し、ともに一時代を築いたジャッキー・チェンは、今年の米アカデミー賞でアカデミー名誉賞を受賞した。2人との共演の可能性について聞かれると「2人との関係は変わっていないよ。相変わらず、自分の弟分だからね。もちろん、自分もやりたいよ。チャンスがあれば、やりたいですよ」と言い、満面の笑みを浮かべた。【村上幸将】』

☆最後に、若き日のデブゴンのアクション
サモ・ハン・キンポー/洪金寶アクション集 (6分29秒)

ジャッキー・チェンも、いまだに精力的に作品を創り続けているし、
近いうち、ジャッキー&デブゴン揃い踏みの、『カンフー版エクスペン
ダブルズ』みたいなのが出来るかもしれんねーーーーー(^ー^)ノ🎵




☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日2月5日(月)の、「元気が出る言葉」は~?

『ハチは暗闇でなければ蜜をつくらぬ。脳は沈黙でなければ、思想を生ぜぬ。』
出展:「衣服哲学」(岩波書店
発言者:トーマス・カーライル(イギリスの歴史家、評論家 1795年12月4日~1881年2月5日)
『解説:「この国民にしてこの政府あり」。トーマス・カーライルといえば、この金言が有名だ。国民は自分の出来と同じ程度の政府しかもてないということだ。さてここで紹介するこの言葉は、沈思黙考といえば分り易い。今の時代、起きてから就寝するまで私たちは様々な音に取り囲まれている。いかに静かに蜜をつくる時間を確保するか、日々意識してつくる者と、つくれない者の差は大きくついてくる。』

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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・

Amazon.co.jp 衣服哲学 (岩波文庫 青 668-1) カーライル(著),‎ 石田憲次(翻訳)
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『■商品の説明:本書の原名サーター・リザータスとは「仕立直された仕立屋」という意味である.ドイツの大学教授,トイフェルスドレック氏の「衣服論」を抄訳する形式がとられている.難解であるが,一面半自叙伝であり,著者(1795‐1831)の辛苦時代を描き,精神的の煩悶と大悟を語り,他面人生宇宙を論じ,また時代精神に対する批評である. (出版社HPより引用 著作権法第32条)/■登録情報:文庫 410ページ /出版社 岩波書店 /言語 日本語 /ISBN-10: 4003366816 ISBN-13: 978-4003366813 /発売日 1946/7/5 /梱包サイズ 15 x 10.8 x 2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 2.3 /■カスタマーレビュー:大絶画 5つ星のうち5.0 「魅力的な作品」2006年9月14日・・・「英雄崇拝論」とならぶカーライルの代表作で新渡戸稲造をはじめ多くの思想家に愛好された作品です。内容は衣服の芸術・美術論ではなく衣服を通して社会構造を分析する「衣服の哲学」です。独特の文体でけっして読みやすくありません(日本教文社のカーライル選集版の方が読みやすいと思います)が不思議と心魅かれる作品です。ぜひ一度読んでこの魅力を堪能してください』

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※「音楽は天使のスピーチである」by カーライル

名言+Quotes トーマス・カーライルの名言
『◎圧力がなければ、ダイヤモンドは生まれない。/◎言葉の奴隷になるな。/◎もっとも恐ろしい疑念は、自分自身に対する疑念である。◎誠実さ、深く偉大で純粋の誠実さこそ英雄的な人の第一の特色である。◎近代文明における三つの大いなる要素は、火薬と印刷と新教徒の宗教である。◎一度でも心から全身全霊をもって笑ったことのある人間は、救いがたいほどの悪人にはなれない。 ◎天才とは、本質を見抜く人である。』

☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

“落第のいっぺんくらいは心地よきものに候。ますます奮発しておやりなさるべく候(『書簡』明治34年9月12日より)”

【1889年2月5日の漱石】便箋2枚の原稿に一度も目を落とさず英語でスピーチする

今から127年前の今日、すなわち明治22年(1889)2月5日、帝国大学(現・東京大学)の講堂で、第一高等学校(帝国大学予科)の第2回英語会が開催された。一高に籍を置く数え23歳の漱石も、これに参加した。会が始まると、一高の学生たちが代わる代わる壇上に立ち、英語でスピーチをする。漱石の親友で俳人正岡子規や国文学者の芳賀矢一、そして漱石自身も、演説を試みた。中でもっとも注目を浴びたのは、漱石のスピーチだった。タイトルは「ザ・デス・オブ・マイ・ブラザー」。漱石の長兄の大助が、肺結核のため2年前に亡くなっていた。その兄のことを題材にして、「亡兄の面影はいまも眼前に彷彿とする。『勉強するんだよ』という兄の臨終間際のひとことを、私は形見のように大事にしている」といった内容を、英語でスピーチしたのだった。

じつは、周囲を驚かせたのは、語られた内容以上に、漱石の話しぶりだった。他の学生は、用意した原稿を見ながら読み上げる形でスピーチをした。これに対し、漱石は用箋2枚の表裏にびっしりと書いた原稿を用意はしていたが、いざ檀上に上がると、その用箋に一度も目を落とすことなく、終始一貫、顔を上げたまま語りかけるような調子で演説をしたのである。さすが未来の英文学者と言うべきか。そんな漱石も、少年期はむしろ漢文志向。数え14歳の折には、好きな漢学をより深く学ぶため府立一中(日比谷高校の前身)からわざわざ漢学塾の二松学舎へ転校している。時代の要請もあり、その後、英語を学んでいくが、必ずしも優等生ではない。この3年前には、一高の2学年から3学年に進級できず落第したことがあった。でもそこから発奮して勉強をし直し、卒業まで首席で通した。先のスピーチにもあったように、早世した兄の臨終の言葉が漱石を励ましたところもあったのだろう。

ちなみに、漱石の妻・鏡子が語り残したところによれば、この長兄・大助には、まだ元気だった頃、結婚の話があった。相手は樋口夏子、のちに『たけくらべ』『にごりえ』などの名作を紡ぐ樋口一葉だった。両者の父親がともに警視庁に勤める上司と部下であり、一時、そんな話が浮上したのだという。ところが、部下である一葉の父親には借金癖があり、それを嫌った漱石の父・直克が、この話を取りやめにした。もしこの縁談が実を結んでいたら、漱石先生、5つ年上ながら樋口一葉の義弟となっていたわけだ。一葉は結局、独身のまま、貧窮暮らしの中で若くしてこの世を去る。台東区一葉記念館を訪れて、娘らしい身繕いに使ったであろう遺愛の櫛や簪(かんざし)、陶器の紅入れなどを見ていると、結ばれなかった縁や、師・半井桃水(なからい・とうすい)との悲恋も思われて、ちょっと切ない。(後略)

細かすぎて伝わらない関連動画など

(「落第」「努力」で動画検索してみました!!)

●TVアニメ『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)』第二弾PV


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●こだまたいち『落第ブルース』MV


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※♪~明日は我が身~♪

ジョニーAのつぶやき:古い曲にも「落第」というキーワードの入ったものがあった気がするが・・・。ま、いっか。