『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』夏川結衣さんはつらいよ

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上沼恵美子さんが激賞していたので、ややハードル上げて観に行く。。。

eiga.com 作品情報 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』
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■解説:橋爪功吉行和子らが演じる平田家の人びとが直面する大騒動をユーモアにたっぷりに描いた山田洋次監督による喜劇映画シリーズ第3弾。熟年離婚無縁社会に続く今回のテーマは主婦への讃歌。平田家の長男・幸之助の妻・史枝がコツコツ貯めていたへそくりが何者かに盗まれてしまった。史枝が落胆する一方で、「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と心ない言葉を口にする幸之助の姿に史枝の我慢が限界に達し、ついには家を飛び出してしまう。掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備など、これまで平田家の主婦として史枝がこなしてきた家事の数々をやるハメになった平田家の人びとは大混乱となるが……。橋爪、吉行、西村まさ彦、夏川結衣中嶋朋子林家正蔵妻夫木聡蒼井優らシリーズおなじみのメンバーが顔を揃える。
■スタッフ:/監督 山田洋次 /原作 山田洋次 /脚本 山田洋次 平松恵美子 /プロデューサー 深澤宏 /撮影 近森眞史 /照明 渡邊孝一 /録音 岸田和美 /美術 倉田智子 /編集 石井巌 /音楽 久石譲
■キャスト:橋爪功(平田周蔵) 吉行和子(平田富子) 西村まさ彦(平田幸之助) 夏川結衣(平田史枝) 中嶋朋子(金井成子) 林家正蔵(金井泰蔵) 妻夫木聡(平田庄太) 蒼井優(平田憲子) 藤山扇治郎 広岡由里子 北山雅康 大沼柚希 小林颯 小川絵莉 徳永ゆうき 小林稔侍(角田) 風吹ジュン(加代) 木場勝己 立川志らく 笹野高史 笑福亭鶴瓶
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■作品データ:/製作年 2018年 /製作国 日本 /配給 松竹 /上映時間 123分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト
eiga.com 映画ニュース “家事の値段”はいくら? 金額知らされ「家族はつらいよ」女優陣が驚き
→『山田洋次監督による人気シリーズの最新作「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」の女性限定トークイベントが5月1日に都内で開催され、吉行和子夏川結衣中嶋朋子蒼井優ら女優陣が勢ぞろい。映画にもエキストラで出演しているという東京大学柳川範之教授を聞き手に、観客から寄せられた“主婦の不満”についてトークを繰り広げた。(中略)女性客からは、「食事の支度くらい手伝え」「人の話を聞かない」「“家事ハラ”やめて」「私は家政婦じゃない」「自由があっていいですね」と夫や家族に向けた不満が続出。蒼井は、「自分は独身なので好きなときに好きなことをやればいいけど、史枝さんは家族分(家事を)やっているからすごい。メニューも毎日考えないといけないわけだし……」とねぎらいの言葉をかけた。さらに、柳川教授から「家事を年収に置き換えると、720万円(家事代行サービスに頼んだ場合の総額)」と聞かされると、女優陣からはどよめきが上がった。/柳川教授は、「主婦の方は、“深夜残業”があるため、月収は最低60万円以上もらってもおかしくない」と語り、「愛情や思いやりが強いと、低賃金や無償でも必死になって働いてしまう傾向がある。主婦が求めているのは、お金そのものよりも働きを評価してくれる気持ち、主婦に対する愛情なのではないか。家事は“やって当たり前”ではない。分担を行い、家事労働にも休日を作ることなどが大事」と円満な家庭を作る秘けつを絡めて提案。柳川教授のトークに聞き入っていた吉行は「すごいなあ。奥さんって本当に大変」と感嘆の表情を見せ、蒼井は「仕事もそうで、不眠不休でやってしまうもの」と働く女性の立場から意見を述べた。そんななか、夏川は「思いやりは基本、家事労働関係なくいただきたい」ときっぱり。主婦の気持ちを代弁した切り返しに、女性客は深くうなずいていた。』
※なるほど。最後の「映画ニュース」の記事内容で納得。上沼恵美子が共感したのも
そこか。ふと、オチャラケ旦那・上沼慎平の姿が劇中の橋爪功の姿にダブった。
いや、見た目は林家正蔵に近いけどね、エンドレスナイトPの慎平氏は・・・。

●「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」予告編


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※何だろう、前半けっこうタラタラしてて、お笑い担当の林家正蔵もダダ滑り
だし、大丈夫か?とかなり心配だった。しかし、多分、夏川結衣が家出してか
らターボかかって面白くなるんだろうな~~、と予想してひたすら耐えた。。。
したらば、後半もさして盛り上がることなく、淡々と進んでいき、そのまま
穏やかに終了していった。これって、、、小津安二郎の『東京物語』のオマー
ジュだったりするんだろうかー?それはそれで、味のある作品とは呼べそうだ
が、予想していた面白さという面では希薄だったー。

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※『男はつらいよ』のオマージュっぽいコネタも入っていたが、イマイチ
いい効果が出ているようには思えなかったカナ~~~。

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※空き巣役の笹野高史さんが相変わらずハマリ役だったw 確か「男はつらいよ
でもコソ泥役してた。寅さんの売るスニーカーを試着させてもらって、そのスニ
ーカーのまま走って逃げてたし・・・w

◎ここからは、夏川結衣さん総力特集~~~!!
シネマトゥディ 夏川結衣、涙止まらず…心が折れた役づくり
『女優の夏川結衣が25日、都内で行われた映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇し、山田洋次監督からのムチャぶりのようなハードなフラメンコ練習を振り返って何度も涙をぬぐった。舞台あいさつには夏川と山田監督のほか、橋爪功吉行和子、西村まさ彦、中嶋朋子林家正蔵妻夫木聡蒼井優も登場した。(作品紹介中略)
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劇中でフラメンコに挑戦した夏川だが、台本を読んだときは「踊っている女性が振り向いたら史枝になる」と書いてあったため、合成でできると思ったという。しかし、山田監督が「彼女は練習をやっているのかい?」と言っているのを知り、大急ぎで練習を開始。結果的にフラメンコをマスターするも、夏川は「(台本を)書く前に一度ご相談いただきたいな」と恨み節で、山田監督は「どうもすいませんでした」と頭を下げていた。/その後、ダンスの先生とダンサーたちがサプライズ登場してフラメンコが披露されると、夏川は思わず涙。先生はダンス経験が全くない夏川に戸惑いながらも指導を始めたそうで、途中、山田監督から状況を聞かれると、全然踊れていないにも関わらず「すごく筋がいいですよ」と嘘をついたことを告白。夏川も「心が折れてしまって、間に合わないんじゃないかと本当に思ったんです」とつらかった心情を訴え、何度も涙をぬぐうが、山田監督は「まぁ、かわいそうなことを」と人ごとのようなコメントで会場の笑いをさらっていた。
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林家も山田監督に泣かされたようで、あるシーンで「頭の中が真っ白になるくらいダメ出しされたので、(観ていて)泣けるんです。あの時、頑張ったな。監督のダメ出しに耐えたなって」とぶっちゃけ。さらにはマスクを取る場面で「100回近く取ったような気がする」と回顧。そして、山田監督の「君はどういう気持ちでマスクを取るんだ。指が物語らないとダメなんだよ」という痛烈なダメ出しにより、マスク恐怖症になったことも明かしていた。/蒼井と夫婦役の妻夫木は、劇中の自分たちの未来に夢を描くも「(子供には)平田家の遺伝子をあまり継いでほしくない」と苦笑い。蒼井は「名前はわたしたちに決めさせてほしい。絶対会議を開いて、(橋爪演じる周造が)『俺の一文字使え』って言い始めるから」と渋い顔を見せた。すると山田監督は「なるほどね~」と納得し、空を見つめて考え事をすると「最後に誰かが泣き出したりしてね。『なんでこんなめでたいことで泣かなきゃいけないんだ』って」とシリーズ第4弾にもなりそうなアイデアを語り、ファンの期待をあおっていた。(取材:錦怜那)』

夏川結衣、いつまでも仲良しな家族であってほしい!映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』単独インタビュー (3分42秒)

・映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』で平田史枝役を務めた夏川結衣シネマトゥデイが単独インタビューをした。

夏川結衣さんが、鶴瓶さん司会の「チマタの噺」にゲスト出演。
パンドラTV

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※ちなみに鶴瓶はタクシーの運転手役でカメオ出演してた。
 二人して妻夫木君を褒めまくり♪夏川さんはああいうイケメンを連れ
歩くのが趣味なのかな~?チュートリアル徳井もお気に入りだったしw

夏川結衣、西村まさ彦からの100本のバラに感激!完成披露試写会3


☆世界一歌の上手い鰻屋役のこの人のブログをば・・・
徳永ゆうきの「勇気りんりん」
『今日は映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」の取材で松竹さんにお邪魔しました。取材の前には山田洋次監督がいらしてるとのことで、ご挨拶へ。髪染めてからは初でしたが、、、監督は黒髪の方がいいみたいです 笑 /ご挨拶を終えた後に取材を。映画の撮影時の思い出や今までのシリーズの撮影時のエピソードなどもお話させていただきました。WEB媒体なので掲載されましたら改めてお知らせしますね!取材後はポスターの前で撮影を。あれ?何かがひょっこりしてます…
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かぶき にゃんたろうというキャラクターだそう。Twitterもしてるということで、のぞいて見たら徳永よりフォロワーおった。。。笑 /んなこたより、映画「バケツと僕!」もですが、こちらの映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」も合わせて応援よろしくお願いします!/ちなみに、今回も、、、シリーズ1、2に続き、調子のいい鰻屋役です! 笑 /公開お楽しみに!ほなおおきに!とくちゃん』
鰻屋は安定のほのぼのキャラを。寅さんのDNAを継いでいるのはこの人ダロウ!




☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日5月28日(月)の、「元気が出る言葉」は~?

『私たちが抱える問題は、人間が作り出したものだ。したがって、人間が解決できる。人間の理知と精神は、解決不可能と思われることも しばしば解決してきた。これからもまたそうできると私は信じている。』
出展:アメリカン大学で行われた演説「平和への戦略」(1963年)より
発言者:ジョン・F・ケネディ (第35代アメリカ大統領 1917年5月29日~1963年11月22日)
『解説:ジョンはアメリカ大統領の中で、いまだに世界でもっとも著名で人気のある人物と言ってよいだろう。クリントンオバマも、彼の影響を大きく受けている。有名な就任演説など、ケネディはスピーチの名人でもあった。この言葉もその一つ。私たちの前には繰り返し困難がやってくる。今度こそ無理だと思うのか、いや今度も解決できると考えるのか。もちろん後者だ。ケネディの言動を知るにつけ、そう思う。』

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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・

ケネディ暗殺50年 残る謎



“我々には、かつてなかったようなことをしようとする人間が必要だ。”

“目的と方向性なしに、努力と勇気だけでは不十分だ。”

“勝ち戦には100人もの将軍が名乗り出るが、負け戦は1人で責任を負うのみだ。”

“人類は戦争を終わらせなければならない。でなければ戦争が人類を終わらせるだろう。”

アメリカ国民諸君。国家が諸君のために何をなしうるかを問うのではなく諸君が国家に何をなしうるかを考えよ。世界中の同胞諸君。アメリカが諸君のために何をなしうるかを問うのではなく、我々がともに人類の自由のために何をなしうるかを考えよ。”

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JFK 予告編


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☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

“それ自身が目的である行為ほど正直なものはない(『三四郎』より)”

【1912年5月28日の漱石文人画家としてのデビューを果たす

今から104年前の今日、すなわち明治45年(1912)5月28日、45歳の漱石は無性に「自画自賛」を作成したくなり絵筆を手にした。「自画自賛」というと、たとえば広辞苑には「(1)自分の描いた画に自分で讃をすること。自画讃。(2)転じて、自分で自分のことをほめること。手前味噌」とあって、最近は(2)の意味で使われることが多いが、ここでは元来の(1)の方の「自画自賛」である。/描く題材は謡曲「鉢木(はちのき)」。旅僧となって諸国行脚する鎌倉の前執権・北条時頼が、上州(群馬県)の佐野で大雪に遭い、老武士・佐野源左衛門尉常世の家に宿を借りた。そのとき常世は貧窮暮らしの中、粟飯でもてなし、暖をとらせるため愛蔵の梅・桜・松の鉢木(盆栽)を焚いた。そんな伝説を下敷きにしたものである。

漱石は、笠をかぶり杖を持って歩く旅僧の後ろ姿を絵に描き、傍らに、《雪の夜や佐野にて食ひし粟の飯》の一句を書き添えた。本人としては上々の出来栄えだった。このあたり、広辞苑の(2)の意味の方が、ちょっぴり顔を覗かせている気配もある。/漱石は妻の鏡子を書斎に呼ぶと、「どうだ、なかなかのもんだろう」得意になって、まだ生乾きの水彩画を見せ賛同を求めた。すると、鏡子は、「まあ、大作ですね」と感心したのも束の間、「これは何をお描きになったの。刀を差したお侍ですか?」と真顔で訊いてくる。これには漱石も、思わず拍子抜けしてしまうのだった。

吾輩は猫である』の読者として、英語教師の珍野苦沙弥とその奥さんのやりとりに馴染んでいる身には、このあと夫婦の間に交わされたであろう会話は、容易に頭に浮かぶ。/主人「ばかやろう。それは、杖を持った旅の僧だ。だからおまえは、オタンチン、パレオロガスだというんだ」/細君「なんです、そのオタンチン、パレオロガスっていうのは?」/主人「なんでもいい。意味なんかあるもんか」/細君「きっと人が英語を知らないと思って、悪口をおっしゃってるんでしょ」/主人「いいから、もう、あっちへ行ってろ」/細君「なんですか、呼びつけてみたり、追い立てたり。忙しい人ですね」(立ち去る)

しかし、これは飽くまで小説世界からの想像。実際の漱石先生は、滅多なことでは、頭ごなしに女房を叱りつけるような真似はしなかった。/小さい子供たちが書斎の内外で大声を出しながら遊んでいることがあっても、何ひとつ怒ったりしない。長男・純一が友人たちと隠れん坊をして、そのうちのひとりが執筆中の漱石の股の中にもぐり込んできても、漱石は黙って仕事を続けていたほどだった。ましてこの時は、自分の完成させた画にそれなりの手応えと満足感を覚えて上機嫌。旅の僧とお侍を取り違えた妻に向かって、画題である謡曲『鉢木』の内容から、諄々と説き聞かせたに違いない。だからこそ、漱石没後、大きくなった子供たちが、とんちんかんなことを言う母親(鏡子)を笑うような素振りを見せると、鏡子は「なんですか、おまえたちは、そうやってバカにして。お父様はもっと優しく教えてくださったよ」と怒ったのである。

さて、鏡子との会話を終えた漱石は、改めて少し冷静に自分の画を見直してみる。それでも素人の描いた作品としては、まあ、それほど悪い出来栄えとも思えない。というのも、これが漱石先生の文人画家としてのデビュー作。自製の絵葉書などは何枚も描いていたが、本格的な作品にチャレンジするのは初めてのことだった。漱石はこの画を、友人の戸川秋骨に進呈することにした。門弟のひとりに上げたりすると、他から苦情が出る恐れもある。いきなり「お宝」に祭り上げられても困惑するし、逆に、皆が集まる木曜会の席などで揶揄の材料に使われても叶わない。漱石先生の大きな懐に包まれて、門弟たちはなかなか意気盛ん、闊達なのである。/となれば、送り先としては適度な距離感のある友人、戸川秋骨あたりが無難と思えた。同封する手紙には、漱石はこうしたためた。

《今日午前に至り、ふと自画自賛試みたく相成(あいなり)、生れて始めて画をかき候。しかるところ我ながら見上げた出来栄に有之(これあり)、大いに喜びこの手紙と同便にて差出候間(さしだしそろあいだ)御受取り願候。絵は最明寺殿が後向になってあるいている所と御承知被下度(くだされたく)候。斜に出ているものは杖にて決して刀には無之(これなく)。山妻は侍が帯剣の姿と間違候間(まちがえそろあいだ)、念のため説明を加へ置候。最後に申上候。これはほんの記念として差上るもの故、決して表装の上床の間へ御掛け下さるに及ばず。装飾品としては、そのうち上達の見込あれば、うまくなった時改めて立派なものを御覧に入れる覚悟に候》/文中の「最明寺殿」はもちろん、北条時頼のこと。鏡子夫人の率直過ぎる感想を、漱石が拍子抜けしながらもそのまま手紙に記しているユーモアが、ほのぼのした夏目家の日常の空気を伝えていて心地よい。

細かすぎて伝わらない関連動画など

(「文人画家」「漱石」で動画検索してみました!!)

夏目漱石の愛した西洋名絵画の美女1 スライドショー


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●E5文人画について、インターネット絵画教室3分動画

※「よさのぶそん」という読み方がめっちゃ癇に障る~~~!
与謝蕪村は元々、絵描きだったのが、俳句も嗜むようになったのだと解釈していたが・・・

ジョニーAのつぶやき:芸能人が絵画展などで入選して文化人化するケースがあるが、あれ、なんかとても胡散臭さを感じるのはどうしてなんだろ?