『ユリゴコロ』体調の悪い時には観ないほうが・・・

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eiga.com 作品情報 『ユリゴコロ』
■解説
沼田まほかるの同名ミステリー小説を、「僕等がいた」の吉高由里子主演で実写映画化。「君に届け」「近キョリ恋愛」の熊澤尚人監督がメガホンをとり、「人間の死」を心の拠り所にして生きる悲しき殺人者の宿命と葛藤を、過去と現在を交錯させながら描く。亮介は余命わずかな父の書斎で1冊のノートを見つける。「ユリゴコロ」と書かれたそのノートには、ある殺人者の記憶が綴られていた。その内容が事実か創作か、そして自分の家族とどんな関係があるのか、亮介は様々な疑念を抱きながらも強烈にそのノートに惹きつけられていく。謎に包まれた殺人者・美紗子役を吉高、彼女と運命的な出会いをする洋介役を松山ケンイチ、ノートを発見しその秘密に迫る亮介役を松坂桃李がそれぞれ演じる。
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■スタッフ:/監督 熊澤尚人 /原作 沼田まほかる /脚本 熊澤尚人 /製作総指揮 佐藤直樹 /製作 永山雅也 村松秀信 三宅容介 木下直哉 大柳英樹 片岡尚 戸塚源久 細字慶一 大沼渉 /エグゼクティブプロデューサー 千葉善紀 柳迫成彦 大熊一成 /プロデューサー 石田雄治 /アソシエイトプロデューサー 有重陽一 /ラインプロデューサー 田中誠一 /撮影 今村圭佑 /照明 織田誠 /録音 田中博信 /音響効果 柴崎憲治 /美術 高橋泰代 /装飾 岩本智弘 /衣装 宮本まさ江 /ヘアメイク 倉田明美 /編集 熊澤尚人 /音楽 安川午朗 /音楽プロデューサー 津島玄一 /主題歌 Rihwa /キャスティング 杉野剛 /助監督 是安祐 西山太郎 /製作担当 中山泰彰
■キャスト:吉高由里子(美紗子) 松坂桃李(亮介) 松山ケンイチ(洋介) 佐津川愛美(みつ子) 清野菜名(千絵) 清原果耶(美紗子ー中学生ー) 木村多江(細谷)
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■作品データ:/製作年 2017年 /製作国 日本 /配給 東映、日活 /上映時間 128分 /映倫区分 PG12
オフィシャルサイト
※単純に、殺しのシーンとかが気分悪かった。役者陣は全体的に好きな
メンツが揃っているので観ようと思ったわけなのだが、それゆえに、
「あぁー、こんな役はやらんといて欲しかった」との思いが先に立って
しまったかな?同じ沼田まほかる原作映画の『彼女がその名を知らない
鳥たち』でのゲス男っぷりがハマっていた松坂桃李クンが、この作品で
はちょっと空回りしてたような。。。 

●予告編


★興行的にはむっちゃ苦戦してたんだネン~。
BIGLOBEニュース 吉高由里子の主演映画が「100年残る大爆死」!? 乃木坂46の小規模公開映画に完敗 2017年9月28日
『9月23日より公開した吉高由里子(29)主演映画「ユリゴコロ」の興行成績が伸び悩んでいる。全国296スクリーンの大規模公開だったにも関わらず、初登場8位という結果だ。/この週のランキングは、1位がHey! Say! JUMPの山田涼介(24)と西田敏行(69)の共演が話題を集めた東野圭吾原作の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、2位が乃木坂46メンバーの薙刀青春映画「あさひなぐ」(漫画原作)で、どちらも初登場でランクイン。以下は公開2週目以降の「ダンケルク」「三度目の殺人」「エイリアン コヴェナント」「関ヶ原」「怪盗グルーのミニオン大脱走」という順で続き、8位に「ユリゴコロ」、9位に「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」、10位に「スクランブル」となった。
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ユリゴコロ」の興収は発表されていないが、1位の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が土日の興収約2億986万円で、最終興収15億円ペースのスタート。2位の「あさひなぐ」は土日の興収約1億2,600万円で最終興収10億円を目指せるスタート。ちなみに「あさひなぐ」の公開規模は「ユリゴコロ」のほぼ半分だ。さらに「ユリゴコロ」の1つ下につける前週公開の「奥田民生になりたいボーイ〜」が、土日興収7,500万円・最終5億円目標の爆死スタートと考えると、「ユリゴコロ」は最終的に5億円にも満たない可能性が出てしまう。
ユリゴコロ」は、2012年4月公開の「僕等がいた/後編」以来、5年ぶりとなる吉高の映画主演作。松坂桃李(28)、松山ケンイチ(32)、木村多江(46)など実力派のキャスティングを揃え、熊澤尚人監督(50)は「吉高由里子の主演映画として、100年残る代表作だと思う」と自負していたが、動員に結びついていないのは何とも残念だ。「僕等がいた」は前編の最終興収が約25億2,000万円、後編が約17億2,000万円と大成功を収めていた。同作はミステリー要素が濃い作品で残虐描写もあり(PG12)、CMなどの予告映像からだけでは暗いイメージを抱いてしまうかもしれない。しかしみんなの大好きな「愛」、そして「泣ける」シーンもたっぷりである。ダウナークレイジーな女性を熱演した吉高、重厚な演技で泣かせにかかる松山、もはや20代ではピカイチの松坂など演者も光る。大ヒットしてもおかしくないはずだ。映画公開後の9月26日には、吉高と松山が「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に出演して「ユリゴコロ」を宣伝しており、巻き返しに期待したいが……。
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  ただ、単純に知名度の高い女優・俳優が、地上波バラエティ番組で宣伝をすれば動員が伸びるという時代ではない。ここ最近では、土屋太鳳(22)主演の「トリガール!」が初登場でランキングトップ10圏外になる大爆死。妻夫木聡(36)と水原希子(26)の「奥田民生になりたいボーイ〜」も大規模宣伝が奏功せず振るわないなど、注目作の大コケが続いている。金を使えば使った分だけ回収できるというものではない、戦略的な広告宣伝の難しさが伺える。(ボンゾ)』
※バラエティ番組で番宣に行っても、PRし辛そうな内容だもんナヤーーー。

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マツケンは相変わらずいい芝居をしてたが。。。↓この裏話にワロタ。

AbemaTIMES 松山ケンイチ、“狂気的な尻”隠され不満吐露「ファンデーションまで塗ったのに」2017.09.03
『9月3日、映画『ユリゴコロ』のレッドカーペット&完成披露試写会が都内で行われ、主演の吉高由里子をはじめ、松坂桃李松山ケンイチ佐津川愛美清野菜名、清原果耶、木村多江熊澤尚人監督が出席した。シリアスな内容の作品だけに、舞台挨拶も真面目なトークが展開される中、松山の一言で会場が爆笑に包まれる一幕があった。「僕と由里子ちゃんは裸になるシーンがあるんですね」と切り出した松山。お尻を出し、どこから撮られてもいいように準備万端で撮影に臨んだそうだ。
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だが、「出来上がった作品を観たら、巧妙にお尻が隠されているんですね。ファンデーションまで塗ったのになんで」と不満を吐露。理由を尋ねると、レーティングに引っかかると回答されたとのこと。「本当に危ない狂気的なものはいっぱい出ているでしょ?ワイのお尻、それを超えちゃったの?」と納得がいかない様子だ。/これまで神妙な面持ちで映画の見どころを語っていた吉高も、これには思わず爆笑。「狂気的なお尻があったんでしょうね。見たこともない凶暴さが」と、NGになった理由を分析していた。/吉高は最後に「作品全体に凶暴さと残酷さがあるのですが、愛の物語なので、どこかに温かい香りがする映画になっています。出演者の皆さんがそれぞれ違う心情で泣いているのですが、誰の涙が一番共感できたか、誰の涙が一番自分と離れていたか、誰の涙を舐めたいかという答え合わせを、皆さんしてください」とアピールし、舞台挨拶を締めくくった。』
※レンタルDVDなどではそこそこ記録を作りそうなヨカーン。
 原作ファンが興味半分で借りていきそうやし~。
 あと、お尻フェチをゲットするために、マツケンのファンデーションてかてか
 おけつは、カットすべきじゃあなかったかもなァ。。。w

T-SITE NEWS【インタビュー】4年ぶりとなる映画「ユリゴコロ」で吉高由里子が見せた新境地とは―?
『(前略)Q:熊澤尚人監督の言葉や演出で印象に残っているのはどんなものですか。/吉高:監督の言う美紗子のイメージは、肌が透けるような、線の細い、色白の女性……撮影に入る前は、いろいろ話しましたが、クランクイン後は全然。そのカットが「OK」かどうかは分かっても、演技が良かったのか悪かったのかについての言葉はなく、こうしてとかもない、会話自体がなかったと思います。でも、監督が「OK」ならOKなんだなって。どうして何も言ってくれないのか、現場では敢えて聞かなかったですが、それが熊澤監督流の私に対する追い込み方だったのかなって。というのも、こうして取材をしていると監督の話も耳に入ってきて、照れくさくなるほど褒めていただいているようなので、今はほっとしています(笑)。
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(↑誰これ・別人にしか見えませーーーんw)
Q:凄い女優だと褒めちぎっていました。映画を観ながらきっと誰もが自分にとっての“拠りどころ”について考えると思います。吉高さんにとっての人生の拠りどころ、日々の拠りどころは何ですか。/吉高:自分にとっての拠りどころは……演じているときは考えていませんでしたが、撮影が終わってみて思うのは、私の日々の拠りどころは、仕事を終えて家に帰って、セリフを覚えて、お風呂に入って、今日はもうやることがないぞっていう瞬間、そういう時間にお酒を飲んでゆっくりすることかな。何者でもない自分でいられる瞬間は、何よりも幸せ=拠りどころです。それは昔も今も変わらない。/Q:日常のなかのちょっとした贅沢時間、いい時間ですよね。/吉高:そうなんです。しなくてはならないこと、やるべきことを先に終わらせた自分に気持ちよくなるというか(笑)。/Q:すごくよく分かります(笑)。「ユリゴコロ」の撮影中はどうでしたか。/吉高:これまでは、どんな撮影でも苦しいとか追い込まれるとか、役に引っぱられるとか、そういうことはあまりなかったと思うんです。それが今回は、役柄のせいなのか、もの凄く苦しかった。「何なんだ、この感覚は?」という経験したことのない感覚でしたが、新しい経験であることは間違いないです。
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Q:その感覚の正体はつかめましたか。/吉高:撮影を終えてもまだつかめていないことはたくさんあって……映画が久々だったからなのか、美紗子という役の影響なのか、この映画が持つ重力的なものなのか、これだっていうのは見つかっていないですが、それはそれで、どれのせいにしなくてもいいかなって思います。ただ言えるのは、守ろうとするのも隠そうとするのも、そして嘘をつくのも愛情があるからで。相手のことを愛しているからなんですよね。この映画はミステリーから始まりますが、徐々にラブストーリーになっていく。男女の愛、家族の愛、いろんな愛情が複雑に絡みあう、喜怒哀楽いろいろな感情を味わうことができました。ありがとうって言いたいですね。(取材・文:新谷里映)』
※憑依型女優の吉高さんが、撮影終了してもその感覚が解らないというのは・・・それって演技に納得がいってない(役作りに満足できてない)ってことなんじゃあ~?

吉高由里子、他のキャストに「全然親近感が湧かない」会見 (9分14秒)

※まだ編集が出来る前の会見って珍しいんじゃあ・・・。
 過去偏と現代編のバランスが悪かったのでは?撮影時期からしてズレてた
 みたいだしなぁー。

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※若き日の美紗子を演じた女の子・・・。怖すぎです!

◎おなじみ、飛石連休 藤井ペイジの映画評論ブログ(ネタバレ部分はカット)
[映画]ユリゴコロ
『とにかくもう、吉高由里子さんのお芝居に惹き付けられまくりました。普通に日常を暮らしているように見えるのに、その実、中身は空っぽな女性・美紗子。「何も考えてない」の空っぽではなく、感情の揺らぎがない。虚無なんです。その虚無さと、人の血や死を見た時に一転、ゾワゾワ感を出す禍禍しさが、鳥肌もので。
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そんな美沙子が、洋介(松山ケンイチ)と出会い、虚無な心が少しずつ埋まって行き。砂漠に咲いた草の芽が、パッと広がって草原になるように。そこの感情の移ろいを演じるって、簡単ではないですよ。きっと。美沙子の子供時代・学生時代を演じている子たちも上手かったですしね。/父の持っていたノート。ノートに凄絶な告白を綴った美紗子。その告白に惹き付けられる亮介。消えた亮介の婚約者。ばらばらに起こった過去と現在の出来事が運命のように引き寄せられて、一つの物語に。/前半は正直、気分の悪くなるような生々しい描写の連続で、どうなることかと思ったのですが。美紗子の心に灯がともるように、映画にも暖かみが出てきて。しかしそのまま、ひと筋縄で終わるはずもなく。美紗子の、亮介の物語を、気付けば固唾を飲んで見守っておりました。女優・吉高由里子の本気が出まくっている映画でした。圧巻。☆個人的見どころ・・・①吉高由里子怪演 ②繋がる物語 ③ユリゴコロ

●【動画レポ:吉高由里子・清原果耶:映画「ユリゴココロ」レッドカーペット】

※殺人的大ボケをかます吉高さん。
 お天気に向かって敬語表現 「今日はこうして晴れていただいて・・・」w

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※メンヘラみつ子を演じた佐津川愛美さんはさすがでした。。。が、
やっぱり、痛々しすぎて後味は悪いんスよねーーー。もっと違う見せ
方もできたろうになぁーーーーー。ま、ギザ萌え女優ランキングにゃあ
もちろん入りますけどもネッ♪




☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日5月31日(木)の、「元気が出る言葉」は~?

『十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。』
出展:「何者」(新潮社)
発言者:朝井リョウ(小説家 1989年5月31日~)
『解説:1989年1月8日から平成になった。朝井リョウは初の平成生まれの直木賞受賞者ということになる。その受賞作品が「何者」。若者たちが「何かになる」ことを描いた作品だ。大概、私たちはだめなものだときている。だめな自分をよーく見つめて、さてどうするか。それでもそんな自分から出発するしかないし、渾身の力で自分を鼓舞していくしかないのだ。』

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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・

松岡茉優朝井リョウが友達について語るw(10分49秒)

松岡茉優さんと「桐島、部活やめるってよ」の原作者の朝井リョウさんのトーク
※そ言えば、「桐島、部活やめるってよ」の文庫本、買ってるくせに
読んでないわーー、自分。反省猛省!

Amazon.co.jp 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 朝井リョウ(著)
『■内容(「BOOK」データベースより):田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。
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/■登録情報:文庫 256ページ /出版社 集英社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4087468178 ISBN-13: 978-4087468175 /発売日 2012/4/20 /梱包サイズ 15.2 x 10.6 x 1.4 cm /おすすめ度 5つ星のうち 3.2
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/■カスタマーレビュー:ペポ 5つ星のうち4.0 「軽快な文章の中に潜む現代の若者のリアル」2013年4月4日・・・黙示することがいわゆる「下」の人間かと思いきや、「上」とされている人間も言葉をいつも探している。解説の「上」と「下」の高校独特の人間関係の構図が、過去と今では変化し、現在はその圧力から逃れることは出来ない、という意見は、この著者だからこそ表現できたのかも。著者は完全に若者の層だ、強弱がシンプルだった昔の世代ではなく、強弱が非常に複雑で動きずらい世界で思春期を過ごした。時たま挿入される現代の若者だからこそ理解できる登場人物の細かい動作や言動は、この居心地の悪い世界が生み出した象徴としてこの作品の輪郭を明確にさせる。的確に現代の若者世代の世界を凝縮した縮図が、この作品には潜んでいる。』

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※自分の部屋の本棚を見られるのが恥ずかしいという朝井さん。

allnightnippon.com ニュース 直木賞作家・朝井リョウ、学生のインタビュー依頼を受け入れるようになった経緯明かす
『5月27日(日)、ニッポン放送高橋みなみ朝井リョウ ヨブンのこと」が放送され、パーソナリティの朝井リョウがそれまで断っていた学校や学生から届くインタビューの依頼を受け入れるようになった経緯について語った。
収録が行われた数日前、ある学校からの依頼を受け、修学旅行生のインタビューに応じたという朝井。ある地方の中学校が行う「学生が会いたい人に手紙を書いて、その人に直接話を聴きに行く」という修学旅行内の企画で朝井の名前が挙がったそうで、今回修学旅行で東京に来る学生たちに話を聴かせてあげてほしいという依頼が届き、朝井はこれを受け入れたのだという。/こういった場合、話を聴く場所なども受け入れる側で用意しなければならず、また、学生たちは班ごとに分かれての行動となるため先生が同伴しないケースが多く、何かあったときの責任の所在などの問題も生まれてくるため、朝井はこれまでこうした依頼はあまり受けてこなかったという。しかし、ある出来事をきっかけに、積極的に受け入れていく方向にシフトチェンジしたのだという。
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/朝井:以前ある学校から、学年だよりみたいなのに出てくれませんか?って依頼が来て/高橋:えー!/朝井:斬新じゃないですか。面白いから受けてみようって思って、私、学年だよりに出たんですよ(笑)/高橋:あはは!それ見たいなぁ(笑)/朝井:そこで面白い本を紹介するコーナーなどをやって。で、完成したものが送られてきたんですよ/高橋:うん/朝井:その学年だよりは、(出演依頼を)いろんな人に送っていたらしくて、私以外にも出ている人がいたの。でも届いたときに、そのページに目がいったんじゃなくて、冒頭に……/高橋:うんうん/朝井:先生が多分、「自分は頑張ったんだよ」ってことをアピールするためだと思うんですけど、冒頭に“今回断られた方一覧”っていう欄があったんですよ(笑)/高橋:えーー!/朝井:そこに、好感度を売りにしているタレントさんたちの名前が、ずらーって書いてあってさ……/高橋:斬新―!/“今回断られた方一覧”が載せられた経緯は定かでないが、おそらく悪意は全くなく、生徒が喜ぶだろうと思って書かれたものだろうと解釈した朝井。しかし断るとその一覧に名前が載ってしまう可能性があると危惧した朝井は、そこから学生や学校からの依頼を受け始めたのだという。』
※ラジオ慣れしてると思ったら、オールナイトなんてやってたのネン~。

☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

“女性の影響というものは実に莫大なものだ(『吾輩は猫である』より)”

【1899年5月31日の漱石夏目漱石、父になる!長女の命名にこめた切なる願いとは。

今から117年前の今日、すなわち明治32年(1899)5月31日、漱石と妻・鏡子との間に待望の第一子が誕生した。女の子だった。《安々と海鼠(なまこ)の如き子を生めり》という漱石の句からもわかるように、安産だった。/妊娠中の鏡子は悪阻(つわり)がひどく、一時は食べものや薬はおろか、水も喉を通らないような日が続いた。漱石はその傍らについて看病した。《病妻の閨(ねや)に灯ともし暮るゝ秋》とは、その頃に詠んだ句だった。

これ以前に鏡子は一度流産を体験していた。その流産のことも影響してか、激しいヒステリー症状から未明に床を抜け出して川に飛び込み自殺未遂を起こしたこともあった。それからしばらくの間、漱石は自分の手首と鏡子の手首とを紐で結びつけて寝た。そんなあれこれの苦難があった末だけに、無事に新しい命の誕生を迎えられた感慨はひとしおであった。/名前は筆子とした。戸籍名は筆だが、当時の通例として周囲も本人も大抵「子」をつけて呼んでいた。/女性の名前に「子」をつけるのは、もともとは貴族階級の習わしであった。時代的には平安時代あたりからの始まりとされる。これが一般に波及するのは明治半ば頃からで、新時代の空気にも合致するということで好んで用いられた。当初は本名と関わりなく、呼称や通称として「子」を付す例が多かった。大正も10年を過ぎる頃には、本名そのものに「子」をつけて届け出ることが一般的となり、昭和30年代あたりまでは、圧倒的多数の女子の名が「子」という止め字で終わる事態が続いたのである。
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筆子(筆)という命名には、はっきりとした由来があった。娘の母親である鏡子が悪筆(字がヘタ)だったため、娘は字が上手になるようにという願いを込めて、夫婦相談の上この名を選んだのだ。ところが、筆子は長じて母親以上の悪筆となってしまった。そのため当人は「そんなに欲張った名はつけるものではない。そんな名前をつけるからこんなに字が下手になったのだ」と苦情のような愚痴のような文句を親にぶつけていた。/漱石は赤ん坊の筆子を非常に可愛がり、よく「高い、高い」をしたり、あやしたりしていた。赤ん坊は抱く人に似るからと言って、気立てはよいが色黒のテルという名のお手伝いさんに、「色が黒くなると困るから、あまり抱いてはいかん」などと口うるさく言っていた。「色が白いは七難かくす」の諺もあるように、色白の方が美人に見えるというのは、古くから日本人の中に根づく感覚。漱石もそれを気にかけていたわけだ。昨今の美容業界のCMなどでも「美白」という文字はよく見かける。

それにしても、普段は占い好きの鏡子夫人を笑っているくせに、愛娘のこととなると非科学的な迷信をも受け入れてしまう父親・漱石の姿が、少しばかり滑稽である。それでも、鏡子の留守中、泣き出した筆子のご機嫌は漱石では直せない。すかしたり、あやしたりしても、ますます火のついたように泣く。赤ん坊の父は仕方なくテルを呼ぶ。テルに抱かれると、すぐに赤ん坊は泣き止む。テルは得意気に旦那様に言う。「いくら顔が黒くっても、私でなけりゃどうにもならんじゃありませんか」これには漱石先生、ぐうの音も出ないのであった。

細かすぎて伝わらない関連動画など

(「筆子」「名前」で動画検索してみました!!)

●【紹介】1週間で8割捨てる技術 (筆子)

※筆子さん名義の方の書籍紹介~~~。

●子 名前の漢字 意味付け 由来 by 漢字ホメールⅢ世


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※してみると、「筆子」は、童心に帰って無邪気に字を書く愛すべき存在ということですな♪

ジョニーAのつぶやき:いっときの、ドキュンネーム乱立時代からの揺り戻し?で、いま、けっこう「~子」ちゃんという名の子が多い気がするーーー。