25日~29日は「漱石祭り」⑤イヤタダノオウチャクキカク・・・

25日~29日は「漱石祭り」⑤イヤタダノオウチャクキカク・・・

☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日12月29日(土)の、「元気が出る言葉」は~?

『背中に猿を背負うな。/プレッシャーのない人生ほど退屈なものはない。』
出展:前者:僕を救った言葉 ジュニア時代にコーチに言われた言葉。/後者:テレビ東京「アスリート勝利の言葉」より
発言者:錦織圭 (プロテニス選手 1989年12月29日~)
『解説:錦織圭は格言好きのようだ。松岡修造の影響かと思いきや、すでに小学生のとき「いつでも だれでも ラッキーはくる そう思え」と書いたメモを残している。最初の言葉は、「目の前の試合に関係ない考えは試合の中に持ち込むな。邪念を持つな」という意味らしく、結果に対するプレッシャーに負けそうになった時に思い出したのだという。」それに比べ2つめの言葉はわかりやすい。錦織圭は言葉が自分を助けてくれるとも発言している。』

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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・

Amazon 錦織圭 限界を突破する瞬間 単行本 石井大裕(著), 松岡修造(その他), 坂井利彰 (その他)
『■内容(「BOOK」データベースより):同じ「修造チャレンジ」門下生として、またアナウンサーとして「錦織圭」の成長を見続けた石井大裕(TBSアナウンサー)が初めて語る“覚醒”の秘密。トップを目指す人だけが知る“自分を進化させる”思考法とは!? /■登録情報:/単行本 192ページ /出版社 KADOKAWA/角川学芸出版 /言語 日本語 /ISBN-10: 4046213396 ISBN-13: 978-4046213396 /発売日 2015/6/24 /商品パッケージの寸法 18.8 x 12.8 x 2.5 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.0
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/■カスタマーレビュー:ありす 5つ星のうち5.0 「自らがプロテニスプレイヤーとして世界で戦った石井アナだからこそ知る、錦織の強さの秘密!」2015年7月6日・・・著者のTBS石井アナウンサーは、テレビではテニスをはじめ、スポーツに関する番組で活躍されていますが、もともとはプロのテニスプレイヤーとして、世界を転戦されていたんですね!そして同じ「修造チャレンジ」の門下生として、錦織圭の成長をずっと見続けていました。この書では、そんな同じように選手として「世界」を体験した人ならではの語り口で、錦織圭の強さの秘密に迫っています。4歳も年上なのに、小学生だった錦織に負けて悔しかったというエピソードも石井アナならでは。そしてテニスについては私は全くの素人なのですが、この本を読むと、世界ランキング4位というのがいかに大変なことであるのかが具体的にわかります。そして、松岡修造さんとの対談で、著者は松岡さんから「僕が見たところ、フェデラー錦織圭しかいないんですよ、本当の天才は」という言葉を引き出しています。ウインブルドンの棄権が残念でなりませんが、この本を読むと、錦織圭はそんな苦難を乗り越え、きっと日本人初のグランドスラム制覇、さらにはランキング1位の栄冠を勝ち取ってくれるにちがいない、と思えるのです。また、やはりプロテニスプレイヤーなどを経て、スポーツ選手育成についての研究をしている慶應義塾大学体育研究所講師の坂井利彰さんとの対談ページでは、選手が「早熟型」と「晩成型」に分けられるという、データに基づいた興味深い研究成果が示されており、今後の日本テニス界の躍進も予想させる内容となっています。』

●「次元が違うテニス!!」錦織選手の感極まったスーパープレー!! (2分51秒)


オリコンニュース 村上信五、錦織圭にインタビュー 激動の1年の胸中&大坂なおみとの交流に迫る
『人気グループ・関ジャニ∞村上信五が、30日放送のフジテレビ系「村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード2018」(後9:00)で、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手へのインタビューが実現した。怪我から復帰した激動の1年や、後輩で全米オープンに優勝した大坂なおみ選手との交流、オフの日の過ごし方などを語り合い、村上は「非常に気さくにいろいろと話してくださいました。テニス以外の話では、年相応の青年だなぁという感じがしましたが、超一流の方というのは極端なぐらいにスポーツをやっていない時とのギャップがあるんだなぁと思いました」と振り返った。
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同日は午前5時25分より8番組およそ13時間にわたりスポーツ特番を放送。その締めくくりとなる同番組では、奇跡のスーパープレーや爆笑のハプニング映像など、この一年世界中から集めたスポーツの“奇跡の瞬間”を一挙に紹介し、出演者が審査員となって選りすぐりの映像の中から最も感動を与えてくれた2018年の「スポーツ奇跡の瞬間ベスト1」を決定する。/村上のインタビューに対応した錦織選手は、怪我から復帰後初となる2月のツアー優勝、2年ぶりにベスト4入りした9月の全米オープン、11月の「ATPファイナルズ」で4年ぶりにロジャー・フェデラーに勝利した試合などを振り返る。そして、「体感的には長い一年、苦悩と闘った一年、それを乗り越えたからこそ強くなれた一年でした」と表現し、「いまはホッとしている」と心境を明かす。大坂選手との交流では、村上から「英語で会話しているんですよね?」と質問されると、「なるべく日本語でしゃべらせるようにしている」と先輩の表情で答え、大坂選手のプレーから刺激を受けながらも、2人の仲の良い関係性がうかがわせる。オフの日の過ごし方を尋ねられると、「テニスのことを忘れようと、意識して切り離そうとしている時がある」ものの、「YouTubeを見ていても、ふいにテニスを見ていたり、歩いていたら、自覚がないうちに素振りしていて、家の中でフォアハンド振っていることがある」と打ち明ける錦織選手に対し、村上さんが「おっさんの傘のゴルフと一緒ですね!」とツッコミを入れ、笑いがあふれる楽しい雰囲気でインタビューが展開していった。
  トップアスリートにインタビューした村上は「ケガのことなどあんなに赤裸々に振り返ってくださるとは思わなかったですし、錦織選手のファンの方が聞きたい事を分かりやすく伝えてくださったと思います。テニスに関してのストイックさや、試合中の小さい感覚の違いを気にしている話からは、繊細な部分とテニスに対する細やかな配慮が真摯(しんし)だなぁと思いました」と感想を語った。 番組では、今年活躍したアスリートに自らの“奇跡の瞬間”を選んでもらうインタビューも実施。W杯ロシア大会で大活躍し、“(大迫)半端ないって”が流行語大賞にノミネートされた大迫勇也選手や、WBSSで衝撃のKO勝ちを収めたボクシング・井上尚弥選手、卓球の伊藤美誠選手、バレーボールの黒後愛選手が“奇跡の瞬間”とは。スタジオには米メジャーリーグロサンゼルス・ドジャースに所属する前田健太選手を始め、俳優の井浦新佐藤隆太、お笑いコンビのおぎやはぎなどが出演する。』

☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

“女性の影響というものは実に莫大なものだ(『吾輩は猫である』より)”

明治39年(1906)12月29日、39歳の漱石】障子の張り替えを手伝った門弟にバイト代を奮発

今から110年前の今日、すなわち明治39年(1906)12月29日、39歳の漱石は、朝から門下の鈴木三重吉小宮豊隆を自宅に迎え入れていた。ふたりの門弟は障子の張り替えを手伝いにきているのだった。昔の日本家屋は至るところに障子がある。作業はまる1日かかった。漱石はそれぞれに、手間賃として5円の小遣いを奮発した。

石川啄木の東京朝日新聞における初任給が25円、島崎藤村の小諸義塾での月給が30円、正岡子規日本新聞社での月給が40円。洋行帰りのエリート英文学者の漱石にしても、東京帝国大学講師としての年俸は800 円だから、月割りにすると65円余。このように、明治期の文人たちのサラリーマンとしての給与を並べてみると、5円というアルバイト賃がいかに割のいいものだったかがわかる。三重吉も豊隆も、当時は東京帝国大学に通う一介の学生である。

この2日前、漱石は一家して、本郷区千駄木(現・文京区千駄木)から本郷区西片町(現・文京区西片)へ引っ越しをしていた。千駄木の家の本来の持ち主で、漱石の学生時代からの友人でもある斎藤阿具が、赴任先の仙台から東京へ戻ってくるため、急ぎの転居だった。三重吉や豊隆は、他の門弟ともども、この引っ越し準備や引っ越し作業、引っ越し後の片づけ作業なども手伝っていた。漱石とすれば、それもひっくるめての「ご苦労さん」というお礼の気持ちで奮発したのだろう。

ところが、ふたりの門弟は、これに味をしめてしまった。その後、小遣いに窮すると、夏目家へやってきては、「先生、障子を張らしてください」「奥さん、障子を張り替えましょうか」と言い出す始末だった。あまり度重なってくるので、そうそう障子ばかり張っていられるか、と押し返していると、そのうち豊隆は作戦を変え、「僕に2円くださいませんか」と、真っ向からのおねだり。何に使うのかと問われ、豊隆はすまし顔で下駄を買うと答える。漱石は、「なんだ、学生の分際で。15銭の麻裏草履でたくさんだ」とやっつける。

が、どこか殿様然とした豊隆はこれを聞き流し、甘え上手を発揮。とうとう鏡子夫人から2円を引き出して下駄を買い、自慢げに履いていた。夏目家の玄関に置かれていても、おのずと目を引く「小宮の2円の下駄」は、門弟たちや漱石のもとに出入りする人々の間では、ちょっと有名な存在となった。そんな小宮豊隆の下駄を眺める漱石先生の胸の内、かつての子規庵(正岡子規の自宅)訪問時、すでに主が寝たきりとなっていたため、玄関に男ものの下駄のなかった寂しい光景が、ふとよぎる瞬間もあっただろうか。

細かすぎて伝わらない関連動画など

省略

ジョニーAのつぶやき:結局、今年読んだ漱石本は、「こころ」と「三四郎」だけだった。来年も引き続き、読書は続ける所存・・・