『7号室』

イメージ 1


EIGA.COM 7号室
■解説:潰れかけた個室DVDボックス店を舞台に、ある一室にそれぞれ隠しごとのあるアルバイト店員と店長の駆け引きを描いたシチュエーションサスペンス。アイドルグループ「EXO」のメンバーで、「あの日、兄貴が灯した光」などで俳優としても活躍するD.O.(ディオ)が貧乏学生のアルバイト店員を演じ、「悪女 AKUJO」「高地戦」のシン・ハギュンが店長に扮する。ドゥシクが経営する個室DVD店は倒産寸前で、店員への給料も未払い状態が続いていた。そんな折、アルバイト店員のテジュンは、多額の報酬を支払うという麻薬密売人の話に乗り、預かったブツを店内の7号室に隠す。店を売却したいドゥシクは、アルバイトを増やして大繁盛を装うが、新人バイトが店内で不慮の事故で死亡する事態が発生。慌てたドゥシクは死体を7号室に隠し、ドアを施錠してしまう。隠した麻薬を取りに戻ったテジュンは、ドアが開かずに困惑。7号室のドアを開けたいテジュンと、開けられては困るドゥシクの間で攻防が繰り広げられる。
イメージ 2

■スタッフ:/監督イ・ヨンスン 編集スティーブ・M・チョー音楽イ・ジス
■キャスト:シン・ハギュン(ドゥシク) D.O.(テジュン)
■作品データ:/原題 Room No. 7 /製作年 2018年 /製作国 韓国 /配給 ツイン /上映時間 100分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト
※中盤当たりの、7号室をめぐる攻防は楽しかった。でも、そこが上限だった。
 後半にかけてもっと話が複雑に絡まりあって、とんでもない大団円が待って
 いるのではないかと・・・。期待しすぎたんだな、要は。もうちょっとハー
 ドルを下げておけば、もっと爽快な読後感が待っていたんだろうにーーー。

イメージ 3

※吉本のなだぎ武みたいな風貌のシン・ハギュンはコメディが合うなーー。
 でもそれゆえに、韓国の人の特徴である「自分の利益になることについて
 は異常にハイテンションになって自己主張する」様子が、理不尽ななだぎ
 武さん!みたいなイメージに繋がってしまって、若干悪印象が後に残った。

●予告編

・韓国の男性グループEXOのメンバーで、俳優としても活動しているD.O.
と『高地戦』などのシン・ハギュンが共演したサスペンス。個室DVD店を
舞台に、男たちの思惑が絡み合うバトルが描かれる。メガホンを取るの
は、イ・ヨンスン。アイドルD.O.が、タトゥー姿やタバコを吸うシーン
に挑んでいる。

韓スタ!
『Q:シン・ハギュンさんは本作「7号室」のどのようなところに惹かれて、この作品を選んだのでしょうか?/ハギュン:とてもリアルで、このジャンル独特の面白さなど様々な魅力が入っている作品だと思いました。/Q:D.O.さんは初めてシナリオを読んで、いかがでしたか?/D.O.:とても面白く読みました。僕が初めて挑戦するブラックコメディというジャンルが首にタトゥーを入れていたり、どこか尖っていてこれまでに僕が演じたことのないキャラクターだったことにも惹かれて、とても演じてみたくなりました。/Q:では、シン・ハギュンさんが演じられたドゥシクはどんなキャラクターですか?/ハギュン:僕が演じたドゥシクは経営不振の個室DVD店の社長で、一日でも早く店を誰かに売り払おうと全力を尽くしている人物です。とても熱く、すぐ怒ります。でもかわいい一面も持ち合わせていますし、頑張って生きていこうという小市民的な姿もあるキャラクターです。
イメージ 4

/Q:D.O.さん演じるテジョンはどんなキャラクターですか?/D.O.:テジョンは大学の学費返済のために個室DVD店でバイトをしている休学生です。とても勘が鋭くて勇敢でもあり、少々シニカルな面もあるキャラクターです。/Q:テジョンと実際のD.O.さんとは違っているところも多いとは思いますが、どんなところに重点を置いて演技されたんですか?/D.O.:そうですね、実際の僕とは違います。一番重点を置いたということで言うと、外見ではタトゥー、それを見せたかったです。それからテジョンは社長の悪口もたくさん言います。普段言わないような言葉遣いもしてみて、楽しく撮影しました。/Q:タトゥーは何と書かれているんですか?/D.O.:タトゥーに書かれているのは“すべての人を満足させるために努力する必要はない”という言葉です。テジョンというキャラクターについて監督とたくさん話をして、テジョンに一番似合う言葉は何かと考えた時にこの言葉がぴったりだったんです。/Q:D.O.さんご自身はタトゥーの言葉をどう思いますか?/D.O.:僕もこの言葉のようにすべての人を満足させる必要はないという考えもありますが、それでも常に頑張っています。僕は常にスクリーンやステージの上では観ている人々を満足させたいという思いで努力してます。あと、撮影をするたびにタトゥーを描いては消さなくてはいけなかったので、肌がとても痛かったです。それが辛かったです。(中略)
イメージ 6

Q:現場ではアドリブが多かったということですが、印象に残っているアドリブシーンがあれば教えてください。/ハギュン:アクションシーンはいろんな生活用品を使ってやったんですが、それもアドリブから生まれたものが多かったんです。たとえば、消臭剤とかを使ったアクションシーンのアドリブは記憶に残ってますね。/D.O.:僕もアクションシーンが記憶に残ってます。僕も何も決めずに横にあるDVDやペットボトルや電話機などあるものをとりあえず投げてみたんです。/Q:シン・ハギュンさんとD.O.さんは社長とバイトという間柄ですが、映画を通じてどんなケミ(化学反応)が見られるでしょうか?/ハギュン:きっと想像できないと思います。労使関係のケミを(笑)。それぞれの秘密を隠し持っているため、離れられない妙なケミがあります。/D.O.:ブロマンスというと固い友情などを想像されますよね?ですが、ドゥシクとテジョンはトムとジェリーのような押して引いての駆け引きの絶妙なケミを見ていただけると思います。/Q:本作のタイトルにもなっている「7号室」の7にはラッキーセブンの意味もありますが、これまで生きてきて一番幸運だと感じたことは何ですか?/D.O.:それは今、僕がこうしてこの仕事をしていることです。/ハギュン:僕も同じです。役者という仕事が僕の人生の一番大きな部分を占めているので、大学に入学してから初めて映画に出て演劇もやって、こうした瞬間が全て幸運の連続のように思います。/Q:最後にこれから「7号室」をご覧になる観客にメッセージをお願いします。/ハギュン:今までになかった映画、現実的でありながらも映画的な面白さがたくさん詰まった映画です。どうぞ期待してください。/D.O.:映画の中のドゥシクとテジョンを観ながら本当に共感ポイントもたくさんある映画だと思います。期待してください。そしてたくさん応援してくださいね!』
※アイドル的には、タトゥーや喫煙という悪いイメージのシーンに挑戦したのは、
 かなり勇気のいる決断だったんだろうな。

イメージ 5

※映像の雰囲気は独特で惹き込まれるものがあったヤー。

●監督が役者D.O.(EXO)の演技を絶賛!/映画『7号室』メイキング映像

※メイキングの雰囲気は最高やねんけどー。

☆一番、自分の感想と近い方のレビュー・ブログを貼りまっ!
とにかく映画が好きなんです【本館】
『★★★ [60点] 「ハラハラドキドキはするものの…」 ハラハラドキドキする映画だった。しかし、ゆるくて甘いなぁと思うところも多々あったのが残念。ビデオルームを経営する社長のドゥシク(シン・ハギュン)は、経営難のため、店舗を売り払い、人生をやり直そうと考えていた。バイトのテジュン(ド・ギョンス(EXO D.O.))は、生活苦のため、金と引き換えに麻薬を一時的に預かり、社長に内緒で店の7号室に隠していた。ところが、店で不慮の事故が起き、7号室の扉に釘が打たれ、社長は何が起きたのか語らず、テジュンは隠した麻薬を取り出せなくなり…。社長もテジュンも互いに言えない秘密を抱え、その場しのぎでついた嘘がどんどん事態を悪化させていくというドタバタコメディ。その背景にあるのは、底辺で生きている貧しい人たちの、悪いことでもしなきゃ行きていけないという生活苦。
イメージ 7
社長はキレイとは言えない古びた店を、なんとか表面的に取り繕って購入希望者をだまし、高い金をふっかけて売ろうとしてるし、テジュンは夢を持ちながらも多額の借金を抱え、しかし、バイト代が入って来ないため、金のために手っ取り早い裏稼業に手を出してしまう。そのうち、お互いに「うまくやればバレない」と思ってやったことが、裏目裏目に出てしまう。そこから、彼らは心臓が飛び出るような思いを何度も経験しながら、これからは真面目に働いて稼ごうと、それまでの考えを改めていく。そこまでは、良いとして…。その中で私が引っかかったのは「朝鮮族の新人」に対する扱いだった。彼は、中国から夢を抱いて韓国にやってきたばかりの移民。その彼に対する扱いを見ていると「彼に身寄りがなくてラッキー」と思っているように見えてしまう。しかも、彼は悪さをしていたわけではなく、本当に純粋でいい子だった。そんな彼に対する扱いが、あまりにも雑だったので、これでは「韓国人は中国からきた朝鮮族のことなど誰も気にしていない。だから良いんだ」と言っているように見えてしまう。そこはナンセンスコメディのつもりかもしれないが、私は笑えなかった。EXOが出ている映画でその国際感覚はちょっとないんじゃないかと思ったし、社長が受けるべき報いのようなものも考えて欲しかった。全体的には、ハラハラドキドキして楽しめる映画だっただけに、残念だった。もう少しがんばって欲しかった』
※まさしくそう。「もちょっと頑張ってほしかったナ。ファイティン!」




☆「プロレス今日は何の日」と「漱石と明治人のことば」をお届け~♪

(詳細は、1月1日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日3月3日(日)の、「プロレス記念日」は~?

年度・団体【2016年・FMW】
カテゴリー【死去】
見出し:『ハヤブサ死去』
『解説:01年10.22後楽園の試合中に頸椎損傷の重傷を負いながら、「もう一度フルコスチューム姿になって開脚ジャンプでリングインしたい」と夢を諦めることなく一歩ずつ奇跡的な回復を遂げていたハヤブサ。15年にも及ぶ車イス生活の中、シンガーソングレスラーとして「お楽しみはこれからだ!」の決め台詞を叫び続けてきた。/自宅近くの大田区総合体育館ゆかりあるスーパーJカップの開催が発表されたその日、ハヤブサくも膜下出血により、誰にも別れを告げることなく旅立った。リングを離れても闘い、プロレスラーの生き方を体現した不死鳥は、生涯現役を貫いた。』

◎関連書籍、ニュース記事、試合動画、など。

HUFFPOST ハヤブサさん死去、47歳 覆面レスラー、武藤敬司さんや永田裕志さんが悼む
『プロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治)さんが3月3日、くも膜下出血のため死去した。47歳だった。所属事務所が4日に発表した。ハヤブサさんは、華麗な空中殺法を得意とする覆面レスラーだった。スポニチなどが報じた。
イメージ 8

ハヤブサさんは、車いす生活のまま講演会に出向いたり、シンガー・ソングライターとしてライブを開いていたほか、執筆、イラスト制作など幅広い活動をしていた。ハヤブサさんの訃報を受け、プロレスラーの武藤敬司さん(53)や永田裕志さん(47)はTwitterに追悼メッセージを投稿した。』

イメージ 9
  

イメージ 10

ハヤブサさん関連の動画、画像は、あまりにも切なくなるので自粛する。

☆本日の、『漱石と明治人のことば』は・・・
漱石と明治人のことば目次

【今日のことば】「旅は小学校令の発布になる以前の最も重要な教育であった」――宮本常一

【解説】
民族学者の宮本常一明治40年(1907)、山口県周防大島(屋代島)の生まれ。小学校教師などを経て、渋沢敬三主宰のアチック・ミューゼアム(のちの日本常民文化研究所)に入所。全国各地を旅して民族調査に勤しんだ。そんな宮本が自らの著書『家郷の訓(おしえ)』の中に綴ったのが、掲出のことば。「かわいい子には旅をさせろ」ということわざにも通じる、旅による教育効果を指摘するのである。

宮本は著書『忘れられた日本人』の中で、豊後(大分)で会った84歳の老女から聞いた話として、こんなことばも書き留めている。「昔にゃァ世間を知らん娘は嫁にもらいてがのうての、あれは竈(かま)の前行儀しか知らんちうて、世間をしておらんとどうしても考えが狭まうなりけにのう、わしゃ十九の年に四国をまわったことがありました」

九州・四国地方の開放的気質という土地柄もあってのことかもしれないが、旅をして少しは世間を知らないと、一人前のお嫁さんとしても認めてもらえないとして、明治期の若い娘たちもよく旅に出たというのである。この老女は家族の勧めで、19歳の頃、娘3人で四国を旅行したという。

馴れ親しんだ家や郷里を離れて旅をすることが、経験や見識を広げ、人間的な成長をもたらすのは、学校教育制度が整った現在でも同じだろう。

細かすぎて伝わらない関連動画など

(「かわいい子には旅をさせろ」で動画検索してみました!!)

●「HKT48九州7県ツアー ~可愛い子には旅をさせよ~」
  DVD&Blu-rayダイジェスト映像 / HKT48


小言社長のビジネス談義 獅子の子落とし
→『自分の子供に厳しい試練を与えて、立派な人間に育て上げることのたとえ。(創拓社『文芸作品例解 故事ことわざ活用辞典』より引用)』

イメージ 12


●うんちくアニメ】味噌(みそ)かわいい子には旅をさせよ【ボンボンTV】


イメージ 11

※我が国日本は過保護国家だ!

ジョニーAのつぶやき:過保護が日本人の生命力を低下させているっ!!