【SAYURI】チャン・ツィイーたん♪
『本作の舞台は豪華絢爛な芸者の世界。置屋に売られた1人の少女は、辛く厳しい日々の中で、希望を見
失いかけていた。そんな中、立派な身なりをした”会長”と呼ばれる1人の紳士との出会いが、彼女に希
望をもたらす。「もう一度あの人に会いたい…」その想いを胸に、美しく成長した彼女は、やがて花街一
の芸者”さゆり”となる。その”さゆり”の数奇な運命とピュアでドラマチックな愛を描いた物語。
”さゆり”を演じるのは、清楚な美しさで注目を集める『HERO』(02)『LOVERS』(04)のチャン・ツィイ
ー。会長役には、『ラストサムライ』(03)ではトム・クルーズとの共演も果たした渡辺謙。さゆりを導
く芸者”豆葉”に扮するのは『グリーン・デスティニー』(00)のミシェル・ヨー。この豪華キャストで、
スティーブン・スピルバーグ製作の下、『シカゴ』(02)のスタッフが再結集して壮大に映画化! 』
『すでに観終わった人たちの否定的なレビューをあらかじめ予習しておいて、ちょっとやそっとのヘンテコ日本には動じないように、気合を入れて観に行った。
今回に関していえば、ツィイーたんよりもコン・リー姉御の方が、綺麗だったでやんす。コン・リー演じるハツモモがサユリを苛め抜くのだが、素の性格はきっとツィイーの方が底意地悪いんやろーなぁ~と思わせる。その他のキャスト。日本人で特筆すべきはやはり工藤夕貴!この娘はウマイわ♪表情がホント生き生きしてる。さすがはハリウッド女優というところか?あと、桃井かおりが、英語喋ってるのに、いつも通りのネチャネチャした演技が踏襲されててワラタw結構出ずっぱりで頑張ってたな。男性陣はノーコメントにしよ。全体的にチョイ浮いてた気が・・。役所広司が台詞の間にポソポソはさむ日本語の、独り言とも嘆きとも取れる一言がツボった。あ~、役所さんに日本語で演技させてあげたかったなぁw』
何なんだろう。日本人の作った映画の中に出てくる自然とは違って、表層だけの小手先の技術という
のかなぁ、まぁ、一言で表せば“ど~~~~も心が篭っていない味気ない風景”にも見えてしまった。
古き良き邦画には、もっと素晴らしい、美しい自然を描いているものが、なんぼもあるだろうに!と思い起こさせずにはおれない、そんな心持ちにしばし浸ってしまったヨ。。。
主演女優を日本人にしなかった経緯については、古い記事だがコチラも参照あれ↓
へえ~え、宮沢りえや藤谷美和子、藤谷文子あたりも、候補だったとわ・・・。で、オカモトリカ
さんって人に決まりかけてたのに・・・どうしてチャン・ツィイーになったんだろうね?詳細を知っ
てる人、いたら教えてくだされ!!