【Mr&Mrsスミス フライトプラン】雨の新開地
『Mr.&Mrs.スミス』 ブラピとアンジー、仲睦まじいカップルの肖像
実際に付き合ってる二人が共演した作品(ベン・アフレックとジェニファー・ロペスの「ジグリ」しかり、トム・クルーズとペネロペ・クルスの「バニラ・スカイ」しかり、ラッセル・クロウとメグ・ライアンの「プルーフ・オブ・ライフ」しかり・・もう枚挙に暇がない!)にロクなものはない、と常々思っていた訳だが・・・さてこれはどうだろかな??
eiga.com Mr&Mrsスミス ABOUT THE MOVIE
《引用》
●2大人気スター、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが初共演する娯楽アクション。スゴ腕の暗殺者2人が相手の正体を知らずに結婚するが、数年たった今は倦怠期に突入。そんなある日、2人は同じ標的を狙うはめになったことから初めてお互いの正体に気づき、相手を抹殺しなければならなくなる。2人の戦闘は、巨大組織を巻き込んでエスカレートしていき……。監督は「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン。
原題:Mr. & Mrs. Smith 監督:ダグ・リーマン 脚本:サイモン・キンバーグ
撮影:ボジョン・バゼッリ 音楽:ジョン・パウエル
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ビンス・ボーン
『フライトプラン』 ジョディ・フォスター、娘を命がけで守る母の肖像
予告編はムチャムチャ興味をそそられる作りになっていたけど、さてどーだろな。ジョディ・フォスターを観るのは『パニックルーム』以来かな。アレ、小品ながら結構好きだったんだな~♪今回もついつい期待!!
eiga.com フライトプラン ABOUT THE MOVIE
解説抜粋↓
ジョディ・フォスター主演のサスペンス。夫を失ったばかりの女性航空機設計士カイルは、6歳の娘とともに自分が設計したジャンボ旅客機に乗って旅立つが、飛行中に機内で娘が姿を消す。客室乗務員も乗客たちもカイルの娘の姿を見た記憶がない。娘の存在はカイルの妄想なのか、それとも何者かの陰謀なのか? 監督は「タトゥー」(未)のドイツの新鋭ロベルト・シュべンケ。脚本は監督と「ニュースの天才」のビリー・レイが担当。
原題:Flightplan 監督・共同脚本:ロベルト・シュべンケ 共同脚本:ビリー・レイ
撮影:フロリアン・バルハウス 音楽:ジェームズ・ホーナー
上でリンクしたeiga.comには、「謎解きとアクションの見事な配分でダレ場なし!」とあるのだが、この批評は、半分当たっていて、半分はドン外れ!なのだった。すなわちこの映画、前半は、緊迫感、謎が謎を呼ぶ展開、娘を失い半狂乱になってゆくジョディにも感情移入でき、文字通りダレ場なし!!なのだ。だがしかーーーーーし、犯人が途中で判明し、後半に入った途端!!!この映画のフライトプランは下降に入る。まさに緊急着陸である!以下は内容にもチョット触れるので、気になる人は、ここから次の写真のところまで飛ばすべし!
さて、最初で問題提起した、今回の2作品の共通項である。どちらも、自分たちの願望・欲望を具現化したい!!という思いで作られた作品かなぁ。ブラピ&アンジーにとっては、二人の永遠の愛の痕跡をスクリーンに残しておきたい、という家族アルバム的な意味合い(あれ?一気にトーンダウンしたなw)。ジョディにとっては、我が娘(こ)を愛する母親の深い愛情というものを形に残したい、実の子は事情で作れなかったけれど、映画の中でなら疑似体験できる。「見よ!この私の中の母性愛!」という、ある種、自分自身に酔ってるんじゃないか?とも思える自己願望達成映画。コレが共通項ではないか?そういう結論に達したよ。じゃ、今夜はこれにて。グッナイ。お(ノ ̄0 ̄)ノや(o ̄・ ̄)oす(。_ _)。みzzz..