【スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ】すき焼きっていうより闇鍋ダタ♪
一部引用
監督:三池崇史
脚本:NAKA雅MURA、三池崇史 撮影:栗田豊通 音楽:遠藤浩二
出演:伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、安藤政信、木村佳乃、クエンティン・タランティーノ、桃井かおり、香川照之、石橋貴明、松重豊、石橋蓮司、堺雅人、塩見三省、田中要次、小栗旬
2007年日本映画/2時間1分 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
これまで無茶苦茶な展開の多かった三池作品と比べれば、メッチャメチャ解かり易い♪と思ってしまった僕の
感想は、珍しい部類に入るのだろうか・・・。
撮っているうちに、ノリで付け加えたのではないか?と推測される、瑣末なエピソードを除いて考えれ
ば、ごくごくストレートな正攻法。大御所の俳優・女優陣に、全員見せ場を作ってなおかつ芯の部分は
ブレないようにきっちり創っている。むしろ、正当派過ぎるのが物足りないくらい。
それでも、終盤の「誰が生き残るのか?」といったクライマックス部分は、かなり惹きつけられた。
英語の台詞が特にもどかしく感じたのもラスト近くだった。日本語の台詞ならもっとカッチョヨカッタやろうに
なぁ~、惜しいよなぁ~~~、っていう印象。
個人的には、タランティーノの2回目の登場シーンと、石橋貴明の最後のひねりと、木村佳乃のクネクネ
ダンスは余計だった。もういっそのこと、解かりにくくなる事は承知の上で、ドラマ部分をごっそり端
折って、アクションシーンの波状攻撃だけでまとめてみても良かったかも。
先日観た『デス・プルーフ』と2本立て(グラインドハウス形式w)だったら、メッチャいい取り合わせだった
ろうにナァ。
敬助のツーショットを久々に見られてウレシスだった(↓下写真。鴨と山南さんのショット。おいイチゴ娘、ジャマ!)
ら下は読まないほうが宜しかろう。
なんとなんと、伝説の血まみれ弁天(ブラッディ・ベンテン=BB)こと桃井かおりと、早撃ちガンマン・タランティーノとの間に生まれた息子が、小栗旬演じるアキラという設定に唖然・・・。タランティーノと桃井かおりの間に小栗旬が入ったスリーショットが、一瞬脳裏をよぎった。
「(゜3゜)プッ!しゃくれ親子じゃん!」
そういう意味じゃあ、説得力ある設定だ、と言えなくも無いかなあ~~wwwついでに言っとくと、若き日の弁天を演じていた、若作りの桃井は、コントやってるようにしか見えず。全般的にタラちゃんが絡むシーンは、すべてコント仕立て(あえてやってたんだと思うが)で、確実に緊張感を削いでいたなぁ~。
《16日AM3:00 67.3kg》