【ハンコック】ﾋｰﾛｰの能力も脚本も、なーんか雑やったなぁ～～～～
eiga.com 映画データベース 「ハンコック」
原題：Hancock 監督：ピーター・バーグ 脚本：ビンセント・ノー、ビンス・ギリガン 製作総指揮：イアン・ブライス、ジョナサン・モストウ、リチャード・サパースタイン 製作：アキバ・ゴールズマン、マイケル・マン、ウィル・スミス、ジェームズ・ラシター 撮影：トラビス・シュリッスラー 音楽：ジョン・パウエル 美術：ニール・スピサック 視覚効果：ジョン・ダイクストラ 製作国：2008年アメリカ映画 上映時間：1時間32分 配給：ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
★STORY：ウィル・スミスが嫌われ者のヒーローに扮したアクションコメディ。圧倒的なパワーで人々を救うスーパーヒーローのハンコックは、暴走しすぎて市民から大ブーイングを受けてしまう。そんなある日、ハンコックは偶然にも命を救ったPRマンのレイの提案で“皆から愛されるヒーロー”を目指すことになるが……。監督は「キングダム／見えざる敵」のピーター・バーグ。共演にシャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマンほか。
★CAST：ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン、ジェイ・ヘッド、エディ・マーサン
※スーパーヒーロー・ハンコックは、そのパワーの使い方が粗っぽくて大雑把。そこが市民の反感を買
ってしまうという設定は非常に面白かった。しかし、中盤での意外な展開から、終盤の詰めの部分に至
る脚本までもが、粗くて大雑把だったのは如何なものかと。。。
もっと単純に、嫌われてたヒーローが改心してみんなのために頑張ろうとする→しかしなぜかパワー・
ダウンしてしまい、ラスボスに苦戦するハンコック→市民が応援してくれて、必死のパッチで敵を退け
る→みんなとハンコックの心が一つになる。めでたしめでたし。・・・と、そういう単純な筋で良かっ
たような気がする。なんかワチャワチャと詰め込みすぎて、何がどうなっているのやら、特に設定の
根本的な部分がようワカランままに、怒涛のラストへ。そして最後の最後にトンデモな出来事が・・・
アッチャー、やってもうたぁ～！！！ と。そういう感想ﾃﾞｼﾀ。ﾊｲ。
（以下、ちょっとネタバレ含む。未見の方はここらへんで、失礼。）
・「アス・ホール」っていう発音が、「麻生」に聞こえて困ったw
・「ケツの穴に頭突っ込んだろか！」というフレーズは、大阪弁で言うところの、「ケツの穴から手ぇ
突っ込んで、奥歯ガタガタいわしたろうかぇ！」にあたるのかな～？関西版のハンコックだったら、ソレを実践しよるんやろか～～。ウアァ～、想像するだに、、、気っ色わっるぅう～～～～～～う。
・最後、シャリーズ・セロンの命を助けるために、自らの命を犠牲にする！みたいな展開にしても良かったんちゃうかなぁ～？と思った。笑わせて、爽快にさせて、そして最後、感動の涙まで流させる、っていう、かなりの名作にもなり得る題材だったのになぁ～。ワッチ的には、雑さがつくづく残念な映画ﾃﾞｼﾀ～。
●結論：シャリーズ・セロンが美しすぎて最高♪ｯﾁｭｳﾊﾅｼﾔﾈ。（クリックでちょびっと拡大w）
