『アイ、トーニャ』ニュータイプ・ラショウモン!
■スタッフ:/監督 クレイグ・ギレスピー /製作 ブライアン・アンケレス マーゴット・ロビー トム・アッカーリー /製作総指揮 レン・ブラバトニック アビブ・ギラディ クレイグ・ギレスピー ビンス・ホールデン トビー・ヒル ザンヌ・ディバイン ローザンヌ・コーレンバーグ /脚本 スティーブン・ロジャース /撮影 ニコラス・カラカトサニス /美術 ジェイド・ヒーリー /衣装 ジェニファー・ジョンソン /編集 タチアナ・S・リーゲル /音楽 ピーター・ナシェル /音楽監修 スーザン・ジェイコブス ジェン・モス
■キャスト:マーゴット・ロビー(トーニャ・ハーディング) セバスチャン・スタン(ジェフ・ギルーリー) アリソン・ジャネイ(ラヴォナ・ハーディング) ジュリアンヌ・ニコルソン(ダイアン・ローリンソン) ポール・ウォルター・ハウザー(ショーン) マッケンナ・グレイス(トーニャ・ハーディング 8~12歳) ボビー・カナベイル(マーティン・マドックス) ケイトリン・カーバー(ナンシー・ケリガン) ボヤナ・ノバコビッチ(ドディ・ティーチマン) アンソニー・レイノルズ(デリック・スミス)
■作品データ:/原題 I, Tonya /製作年 2017年 /製作国 アメリカ /配給 ショウゲート /上映時間 120分 /映倫区分 PG12
※一体真実はどれなのか?黒澤明監督の『羅生門』のごとく、いろいろな
解釈を織り交ぜながら、真実に迫っていく展開!
事実の再現をしているかと思ったら、急にカメラ目線になって、「これ、
本当はやってないからねっ!」などと睨むシーンなどが頻出する!!
→ 『映画は、アメリカ女子選手で初めてトリプルアクセルを成功させ、冬季オリンピック代表選手に2度選ばれながらも、ライバルの襲撃事件という一大スキャンダルで転落の一途をたどったハーディングの生き様をブラックユーモアを交えながら描く。「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クイン役で大ブレイクしたマーゴット・ロビーが、ハーディングに扮し、スケーティングだけでなく話し方や立ち居振る舞いまで再現。強烈な個性の鬼母ラヴォナ役のアリソン・ジャネイがゴールデングローブ賞や全米俳優組合賞などで助演女優賞に輝き、アカデミー賞に向けた賞レースで存在感を放っている。
一般的に「ナンシー・ケリガン襲撃事件」と呼ばれる事件は、1994年にリレハンメル冬季五輪の代表選考会を兼ねた全米選手権の会場で、練習を終えたナンシー・ケリガンが何者かに膝を殴打された事件。2週間後にハーディングの元夫らが逮捕され、ハーディング自身にも疑惑の目が向けられた。ケリガン不在の全米選手権で優勝し、五輪に出場したハーディングだが、8位入賞と結果は振るわずフィギュア界から引退。その後、プロボクサーに転向したが、リングでも思うような結果を残せず引退した。』
→ 『本作の冒頭は、全米のスポーツ専門チャンネルESPNのスポーツドキュメンタリー番組「30 for 30」が2014年1月16日に放送した「The Price of Gold(金メダルの代償)」というトーニャについてのエピソードから始まる。マーゴットがトーニャ、セバスチャン・スタンがその元夫ジェフ・ギルーリーになりきり、インタビューに答えているシチュエーションをキャストたちが完全再現。最近では『デッドプール』でも広く知られるようになった、カメラ目線で観客に向かって話しかけていく演出は本作の醍醐味といわれている。
到着した映像では、「これは大マジメな真実のインタビューに基づいている。大いに議論はあるだろうが…」という説明のあと、タバコを片手にトーニャが世間からのイメージについて語ったり、元夫・ジェフが「27歳で俺はアメリカで最も嫌われる男になった、世界中でかも」と話したり。また、肩に小鳥をのせた母親・ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)が、小鳥のことを「6番目の旦那よ、いままでで最高」と発言する姿も…。/ほかにも、トーニャのコーチ・ダイアン、トーニャの元ボディガード・ショーン、ゴシップ番組「ハードコピー」元リポーターまで、クレイジーすぎる本作の登場人物を完コピし、実際のインタビューをパロディ的に再現した映像が次から次へと流れる。そしてインタビュー映像から、スケートリンクに連れ出され、コーチのダイアンに初めて出会った3歳のトーニャから、手作りファーコートをからかう子たちに中指を立てる12歳のトーニャ(マッケナ・グレイス)の姿も映し出される。
すでに本作を観賞した人たちからは、「虐待に反撃するトーニャが好き」「おっかないオカン役のアリソン・ジャネイが強烈で、オスカー助演女優賞も納得」「めちゃくちゃ面白い! こりゃ現代版羅生門か?w」「マーゴットロビーは気合いが入ってて見てて清々しい」といった反響の声が続々。フィギュア界から追放され、プロボクサーへ転身した波乱万丈な人生を送った”トーニャ"という人物への驚き、そんなトーニャの姿を見事に再現し、スキャンダルの真っ最中だった"あの頃"を蘇らせたマーゴットの熱演にも絶賛の声が上がっている。/“氷上のプリンセス”から“犯罪者”へ…。実話なのに、どこまでが本当なのかもわからない!? そんなトーニャの半生をまずはこの映像から確認してみて↓』
※鬼母を演じたアリソン・ジャネイが凄かった!第90回アカデミー賞で助演女優賞
を受賞したのも頷ける。。。途中、ホロッとさせられたり憎らしく思わせたり・・・
なんつうか、観客の心情を手玉に取ってるよねー、この人は・・・。
→ 『今月30日から4週間にわたって米ABCで放送される「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート」。出演者をめぐって様々な憶測が飛び交っているが、フィギュアスケーターのアダム・リッポン(28)に加え、トーニャ・ハーディング(47)の名前も急浮上しているようだ。(中略)4月30日からはアスリートばかりを集めた「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート」が4週間にわたって放送される。この人気番組の“アスリート版”には「一体誰が出演するのか?」と注目が集まるなか、最有力候補として名前が挙がっていた米フィギュアスケーターのアダム・リッポン(28)と米出身美人スノーボーダーでソチ&平昌の2大会連続でメダルを獲得した女子スロープスタイルのジェイミー・アンダーソン(27)の出演がほぼ正式に決まったと報じられた。
そんな2人と「ダンスバトルを繰り広げることになるのでは?」と予想されているのが、トーニャ・ハーディング(47)だ。トーニャは、話題作「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」で描かれたフィギュアスケート史上最大のスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の渦中にいた元天才スケーター。米国での同映画の成功により再びスポットライトを浴びた“時の人”である。米ABCは今月13日に正式な出演者発表を予定しており、トーニャの出演はまだ確定していない。しかし「ナンシー・ケリガン襲撃事件」への再注目や平昌五輪によるフィギュアスケートブームなどもあり、トーニャの出演が高視聴率の獲得に大きく貢献するであろうことは想像に難くない。/セレブやアスリートたちが社交ダンスという、自身が得意とするフィールドとはまったくかけ離れたところで競い合う姿が人気を呼ぶ同番組。アダムとトーニャの社交ダンスバトルも、実現すれば一見の価値がありそうだ。』
※上記写真のトーニャ、随分とレスラー体型になっとりますなーーー。
"Weird Al" Yankovic - Headline News (Parody of "Mmm Mmm Mmm Mmm"
※幼少のころからの辛い人生を見せつけられるから、どうしたって
いつしか、ハーディに同情して観てしまうことになるんだワー。
I, Tonya - scene comparisons
※ボクシング界じゃなく、プロレス界に身を転じていたら、もっと
スーパーヒロインになれたんじゃないかしらーん?
『情熱を失くすぐらいなら 情熱に溺れたほうがいい』 |
出展:? |
発言者:ジャック・マイヨール (フランスのダイバー 1927年4月1日~2001年12月22日) |
→ 『解説:ジャック・マイヨールは人類史上初の素潜り水深100メートルを超える記録を作った男だ。かつての人間の限界は40メートルとされていたが、彼はそれを超えて見せた。このとき49歳。マイヨールの名は自伝をもとに創られた映画「グラン・ブルー」の世界的ヒットで、一躍知られるようになった。この言葉、格好いい。言葉に溺れてしまいそう。映画、自伝、ぜひ観てほしい。』
※おおおー、完全ヴァージョンってか!是非観てみたいや~!!
→ 『■内容紹介:海、それは私だ……。大きな全体の中に漂う、微小なかけらとしての、私。映画「グラン・ブルー」のモデルとなった、伝説のフリーダイバー、マイヨールの感性溢れる自伝。伝説のフリーダイバー、ジャック・マイヨール。かつて人は、水深40メートルを超えて素潜りすると、水圧によって死に至ると考えられていた。彼はその常識を易々と乗り越え、イルカへと限りなく近づいていった。海と一体になるための呼吸法など、具体的な考察も訳者により多数追記された、素潜りのバイブル。
■登録情報:/文庫 258ページ /出版社 講談社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4062760622 ISBN-13: 978-4062760621 /発売日 2008/6/13 /梱包サイズ 14.8 x 10.6 x 1 cm /おすすめ度 5つ星のうち 3.9 /■カスタマーレビュー:クリスティーナ8 5つ星のうち3.0 「映画を見たくなる」2017年11月15日・・・当然、映画のグランブルー、それからすいぶん昔の漫画ですがBBフィッシュを読んで以来ずっと読みたいと思ってました。内容としてはイルカとのコミュニケーション、ダイバーとしての考え方等、他レビュー様にある通りです。禅との触れ合い等、興味深い点もありましたが、映画やダイバーとしての成功に反して自殺という不幸な結末に終わってしまった点がある意味興味深くありました。サラリーマンの米つきバッタもいかがと思いますが、完全なフリーランスで健全なコミュニケーション力をつけるにはどうしたらいいのか、とか思いました。』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
安倍能成が一高で教壇に立つ漱石の薫陶を受けた如く、藤村操も漱石の教え子のひとりだった。授業に身の入らぬ態度を見かねて、漱石は彼を叱ったことがあった。まさかその態度の裏側に、生命を絶つほどの人生に対する深い哲学的懊悩が抱え込まれていたとは、漱石は思いもよらなかったのである。